従業員への取り組み

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健康経営の取り組み

方針

ノジマグループは、従業員の健康の維持、増進を重要課題と認識し、「ノジマ健康経営宣言」を公表しました。

ノジマ健康経営宣言
健康経営有料法人

マネジメント体制

マネジメント体制図
  • 代表執行役社長をトップとした「健康推進委員会」を設置し、健康課題についての対策を推進しています。
  • 全事業所にて安全衛生委員会、または安全衛生会議を行い、安全に配慮した職場づくりに尽力しています。労働災害の発生の恐れがある事項に対しては、重大性と頻度を考慮したリスクアセスメントを実施し、都度リスク低減措置を講じています。
  • 産業医とつなぐ相談窓口を設置しています。

健康経営の推進と実績、計画

【健康の維持・増進】

  • 定期健康診断では店舗へ巡回し、受診しやすい環境を整えています。また、婦人科検査を希望する方には会社で費用を負担し、健診内容の充実化を図っています。
  • 健康リスクのある従業員(高血圧・高血糖)に対し、再検診の勧奨や、健康保険組合と連携をとり、特定保健指導を実施します。また、健康リスクのある従業員に関して、食生活改善に向けた集合研修を行います。
  • 喫煙率を減少させるために、全社で禁煙キャンペーンを実施し、非喫煙率90%を達成した店舗へインセンティブ付与を行いました。また、2019年10月より営業時間及び敷地内での喫煙を禁止としました。
  • 産業医へつなぐ相談窓口を設置しています。

  2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
定期健康診断受診率 100% 100% 100% 100% 88.7% 98.9%
高血圧者 20.7% 21.7% 21.0% 17.9% 5.7% 1.9%
高血糖者 11.8% 11.9% 11.0% 7.7% 0.6% 0.5%
喫煙率 34.0% 30.2% 20.0% 25.7% 24.4% 24.0%

【働き方改革】

長時間労働への対策として、全従業員の残業時間等を週次で配信し、残業の少ない店舗に対しインセンティブ付与の実施や、店舗責任者及びエリア責任者、そして人事が残業マネジメントを行い、過重労働者を発生させない体制を構築しています。:月平均残業時間10時間

目標 2021年度 2022年度 2023年度
ストレスチェック回答率 100% 97% 93% 94%
仕事の量的負担の平均得点の前年比 +1.0% -2.1% +1.1%
仕事のコントロールの平均得点の前年比 +1.0% -1.3% +2.5%
上司の支援の平均得点の前年比 +1.0% ±0.0% +1.2%
同僚の支援の平均得点の前年比 +1.0% -1.2% +1.2%
総合健康リスク 93以下 91 92 90

【労働安全衛生】

  • 毎月安全衛生委員会を50人未満の事業所でも実施し、その際にヒヤリハット・リスクアセスメント・巡視チェックも併せて実施しています。
  • 店舗・本部ともに出勤前、出勤時の検温やパーテーションの設置、消毒の実施などコロナ対策を徹底し、従業員の安全対策に努めています。
2023年度
度数率 2.58

【教育・研修】

  • 全従業員を対象に、社内の学習ツールでメンタルヘルスに関する動画を使い、教育を行っています。
  • 健康保険組合と連携しての特定保健指導の実施をしています。

多様性の推進(多様な人材活躍、多様な働き方の推進)

方針

ノジマグループは、 「チャンスは平等、評価は公正」のもとに人事制度が設計されており、多様な人材活躍と多様な働き方を促進しています。また、「出る杭は伸ばす」という考えのもと、社歴や役職に関係なく、誰にでも自由に発案、企画実行するチャンスを提供しています。新入社員のアイデアが全社的に採用された事例も珍しくありません。また、「実家から通いたい」「家族との時間を大切にしたい」など、さまざまな要望を考慮し、各ノジマ店舗への配属を決定します。キャリアアップによる異動もありますが、本人の意思を充分に確認してから行われます。

マネジメント体制

当グループは、担当する取締役兼執行役を設置し、全社グループレベルで多様性の推進や、問題が発生した場合の対策を迅速に実施できる体制を構築しています。

多様性の推進と実績、計画

【ワークライフバランス】

  • 希望する勤務地域への配属率は100%です。
  • 毎年、社員旅行を実施し、3500名程度が参加しています。家族の参加も可能です。社長の従業員に対する「1年間ありがとう」「今年も頑張ろう」の想いの詰まった恒例行事です。
  • ノジマグループの従業員を対象とした社内婚活イベント”NOJIKON”を開催しています。女性社員の発案から実施に至り、企画から運営まで全て自前で開催しています。費用は全額会社負担です。

    【開催実績】
    第1回 2017年 場所:クルージング船ロイヤルウィング
    参加者:78名(男性43名、女性35名)

    第2回 2018年 場所:横浜ロイヤルパークホテル70階
    参加者:80名(男性46名、女性34名)

    第3回 2019年 場所:アニヴェルセルみなとみらい横浜
    参加者:73名(男性47名、女性26名)

    第4回 2023年 場所:横浜ロイヤルパークホテル70階
    参加者:128名(男性70名、女性58名)

    ※2020年以降は新型コロナウイルス流行のため自粛


    2023年NOJIKON 会場の様子

    この取り組みは、第7回「結婚・婚活メディアカンファレンス」(一般社団法人 結婚・婚活応援プロジェ クト主催)において、「結婚・婚活応援アワード2021」の「企業・団体部門」で表彰されました。

取り組み/制度 2021年度の実績 2022年度の実績 2023年度の実績 備考
有給取得率 66.9% 73.8% 77%
アブセンティーイズム 97日 102日 計算方法
2023年度の傷病による休職日数÷休職者数

【多様な人材の活躍】

  • 同一労働同一賃金の考え方が広まる前から、社員・パートナー(アルバイト)の賃金差等はありません。また、優秀なパートナーの方にはストックオプションの付与や新年会への参加などの福利厚生も同等としています。


取り組み/制度 2020年度の実績 2021年度の実績 2022年度の実績 備考
障がい者雇用の人数 150名 160名 165名  
オーダーエントリー制
(社内公募制度)
12部署、22名 9部署、20名 6部署、16名 応募にあたり、年齢制限や上司への相談不要の「出る杭は伸ばす」キャリアアップ制度です。
65歳以上の従業員 44名 50人 58名

シニア人材に活躍しつづけてもらう場を提供するため、2021年「改正高年齢雇用安定法」に先がけて、臨時従業員として最長80歳まで雇用延長できる制度を制定しました。
※参考プレスリリース
https://www.nojima.co.jp/news/category/press/193068/

20代昇進 平均年数 3年4カ月 2年5カ月 2年7カ月  
他社からの出向受け入れ 200名 92名 0名 航空業界、ホテル業界等から受け入れ。
出向説明会
出向説明会

【女性の活躍推進】

取り組み/制度 2020年度の実績 2021年度の実績 2022年度の実績 備考
女性役職者の比率 17.6%(314名) 22%(312名) 22.81%(313名)
女性管理職の比率 9.7%(35名) 13%(41名) 14.21%(60名)
女性店長の数 10% 12%(33人) 15.10%(42名)

ノジマグループは、「女性の活躍推進協議会」が実施する「ポジティブアクション」に取り組んでいます。ポジティブアクションとは、固定的な男女の役割分担意識や過去の経緯から、 営業職に女性はほとんどいない、課長以上の管理職は男性が大半を占めている等の差が男女労働者の間に生じている場合、 このような差を解消しようと、個々の企業が行う自主的かつ積極的な取組をいいます。

ポジティブアクションロゴ

【子ども・子育て支援】


取り組み/制度 2021年度の実績 2022年度の実績 2023年度の実績 備考
不妊治療補助金制度 16名 10名 16名 一夫婦当たり60万円を実費にて支給します。所得や回数制限なく支援が受けられ、自治体による補助との併用も可能な業界初の制度です。
産前前休暇 取得者:37名 取得者:36名 取得者:62名 産前産後休暇制度に加え、体調の安定しない「産前に最大70日間」の休暇がとれる独自の制度です。
産前産後休暇 取得者:144名 取得者:101名 取得者:90名 産前6週間前/産後8週間に取得可能な産休制度。
育児休暇制度

・新規取得者:151名
・復職者数:139名

・新規取得者:133名
(女性:94名/男性:39名)
・女性平均取得日数:440日
・男性平均取得日数:84日
・復職者数:111名

・新規取得者:144名
(女性:95名/男性:49名)
・女性平均取得日数:481日
・男性平均取得日数:120日
・復職者数:152名

最長2年間の取得が可能です。男性の取得例も増えています。復帰後にキャリアが制限されることもありません。
時短勤務制度 取得者:108名 取得者:188名 取得者:120名 法定の期間(小学校就学前)をノジマ独自に延長し、小学校5年生の始期に達するまで取得可能な制度です。
ひとり親家庭支援

257名

271名

175名

ひとり親家庭への福利厚生を2020年7月1日より拡大しました。
※参考プレスリリースhttps://www.nojima.co.jp/news/category/info/57525/

学業支援制度   使用者人数:21名   使用者人数:39名  使用者人数:23名 子どもが高校・専門短大・大学に入学する際の学業費用を支援する制度です(大学入学時最大100万円ほか規定により支援)。

【ノジマ社内報「I am nojima」~多様な人材の紹介~】

2022年3月1日より、ノジマ社内報「I am nojima」をノジマ店頭で公開しています。 ノジマで働く”人”にスポットをあてた社内報で、多様な人材を紹介していきます。 メーカーからの派遣スタッフがいないノジマでは、すべて自社の従業員が接客を担当してます。 そんな従業員一人ひとりの想いや、考え方、それに付随する会社の制度などを掲載しています。 ぜひ店頭やホームページでご覧いただけますと幸いです。 (店頭に設置している冊子は、ご希望の方はお持ち帰り頂けます。)

2022年 春号

1号:80歳までの雇用

2022年 秋号

2号:若手女性の活躍

2023年 春号

3号:ノジマの貢献序列主義

2023年 秋号

4号:ひとり親家庭手当・学業支援金制度

2024年 春号

5号:学生アルバイトの活躍

2024年 秋号

6号:年功手当・持株会

社内報アワードとは

ウィズワークス株式会社が主催の2002年より開催されている全国規模の社内報コンクールです。そこで決定した優秀企画の表彰およびナレッジ共有を行う年に1度の祭典です。
2023年からコンクールに参加し、3号「ノジマの貢献序列主義」(2023年)と、4号「ひとり親家庭手当・学業支援金制度」(2024年)がブロンズ賞を受賞いたしました。

人材育成・キャリア開発支援

方針

販売はあらゆる職種の基本となるため、ノジマではまず販売を経験します。 現場に立ち、お客様を知り、お客様の暮らしやニーズを本当に体感できないと、本質を突いた経営企画も、商品開発も、マネジメントもできません。 決して古い考え方の押し付けではありません。現場を知ることは、むしろ最先端のやり方です。シリコンバレーでも、経営コンサルタントの方々も、現場から新しいビジネスのヒントを得て、創造しています。 データだけでは正解は導けない、現場にこそ答えがあると考えます。

企画販売アドバイザーと各部

人材育成・能力強化の取り組みと実績、計画

【キャリア開発支援の全体像】

キャリア開発支援の全体図

企画販売アドバイザーからのキャリアステップとして「マネジメントコース」「販売プロフェッショナルコース」「本部スタッフコース」があります。 目標に向かって果敢に挑戦できる人には、さまざまな経験の可能性がある環境です。

  • 若手社員に関するフォロー研修や役職に上がる際に研修を実施しています。
  • 毎日、全員が日報を記載し、上司が部下の日報にコメントするなどのコミュニケーションをとっています。出勤日が重ならなかった部下にも日報を通じて育成をしています。(部下も上司の日報閲覧が可能です。)
  • 性別・年齢・社歴に関係なく評価を行う「360度評価」を実施しています。

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