エアコンに換気機能はない?上手な換気方法や換気時間の目安、おすすめエアコンも紹介
更新日時 : 2022-07-22 17:55
最近は気温が高くなったことから、エアコンを利用する方が増えているかもしれませんね。
しかし、エアコンを利用する時に窓を締め切ってしまうことから換気ができているのか不安に感じる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、エアコンで換気ができるのか、効率的な換気方法や換気する時間などについて解説していくので、エアコンの換気機能や換気方法について気になる方は確認してみてください。
目次
エアコンに換気機能は付いている?換気が必要な理由は?
エアコン利用時は、窓を締め切ってしまうことから換気ができているのか疑問に思う方がいるかもしれませんね。
そこで、エアコンに換気機能が付いているのかについて解説していきます。
また、部屋の換気が必要な理由についても紹介していくので、合わせてチェックしてみることをおすすめしますよ。
一般的なエアコンには換気機能が付いていない!
最近販売されているエアコンには、様々な機能が付いていることから、部屋の換気機能が付いていると感じているかもしれません。
しかし、一般的なエアコンには換気機能が付いていないので注意が必要です。
エアコンを利用している時は、部屋の換気をしているように感じますが、部屋の空気を吸い込んで温度を調整しているため、室内と室外の空気を入れ替えているわけではありません。
そのため、エアコンを利用する時は自分で換気をする必要があるというわけですね。
なぜ換気が必要なの?
部屋の換気を必要と感じている方は多いかもしれませんが、換気が必要な理由についてはあまり詳しく知らない方がいるかもしれませんね。
そこで、部屋の換気が必要な3つの理由を紹介していくので、換気をするメリットについて確認してみてください。
ウイルスや細菌などの有害物質を部屋から出す
換気をすることによってウイルスや細菌、花粉などの人体に悪影響がある物質を部屋から追い出す役割があります。
人体に悪影響がある有害物質としては、ウイルスや細菌、花粉以外にも、二酸化炭素やホルムアルデヒド、一酸化炭素などが挙げられますよ。
また、こまめな換気は新型コロナウイルス感染防止にも効果的なので、定期的に換気を行なうことは重要になります。
シックハウス症候群などの体調不良を防ぐため
定期的な換気によって、シックハウス症候群を防ぐことも可能です。
シックハウス症候群は、カビやダニ、家具などに含まれる有害物質によって、全身の倦怠感やのどの痛みなどの症状が発症します。
シックハウス症候群の原因となるカビやダニ、家具などに含まれる有害物質は、温度や湿度が高くなることによって増加するため、エアコンを利用した温度調整と定期的な換気で予防する必要がありますよ。
リフレッシュ効果がある
部屋に溜まった二酸化炭素をきれいな空気を換気によって入れ替えることで、リフレッシュ効果があるのも事実です。
実際に気分をスッキリさせるために「起きたら換気を行なう」、「外出時には空気を入れ替えておく」などをルーティンとしている方がいるかもしれませんね。
このように、定期的な換気によって空気を入れ替えることで、部屋だけでなく精神面でのリフレッシュ効果もあるため、換気を行なうメリットは多いですよ。
窓を利用した換気方法はどうやるの?
エアコンを利用する時だけでなく、定期的な換気が必要なことを上記で解説しましたが、窓を利用した換気方法を詳しく確認しておきたい方がいるかもしれませんね。
そこで、窓を利用する換気方法で重要なポイントを3つ紹介するので、参考にしてみてくださいね。
2箇所の窓を開ける
換気を行なう際には2箇所の窓を開けるようにするのが、効率的に換気を行なうポイントの1つです。
2箇所の窓を開けることによって、きれいな空気を入れる入り口と悪影響がある物質を出す出口を作れることから、空気の循環を効率的に行なうことができますよ。
ただし、開ける2つの窓が近い場合は部屋全体の空気を循環できないので、できる限り対角線上の窓を開けるのが理想です。
窓を開ける時は全開にしない
換気を行なう際には、窓を全開にしている方は意外に多いかもしれませんが、実は効率的に換気を行いたい場合は、空気の入口となる窓を5cm〜15cmのみ開けておくことも重要なポイントですよ。
空気は狭いところから広いところに移動することで勢いがよくなることから、入り口を狭くしておくことでキレイな空気を取り入れやすいというわけですね。
ただし、空気の出口となる窓は全開にする必要があるため、間違えないようにしましょう。
※政府による新型コロナウイルス対策の換気方法では、30分に1回以上、数分間程度、窓を全開にしての換気が推奨されています
換気扇やサーキュレーターを活用する
実はキッチンの換気扇や扇風機、サーキュレーターも部屋の換気に役立ちます。
扇風機やサーキュレーターを利用することで、人工的に風の流れを作ることができることから、自然に風が発生しにくい場合でも空気を外に出すことが可能です。
そのため、換気を効率的に行いたい場合は、扇風機やサーキュレーターを利用してみてくださいね。
サーキュレーターの関連動画
換気する際に疑問に思う部分をまとめました!
上記では、換気を行なう際のポイントを紹介しましたが、実際に換気を行なう際に分かりにくいポイントがあるのも事実です。
そこで、換気を行なう際に疑問に感じやすいポイントをまとめて紹介していきます。
ここまで解説してきた中で分かりにくいと感じたポイントがある方は、確認してみると問題が解決できるかもしれませんよ。
換気時間はどのくらいが最適?
換気する際に重要なポイントだけでなく、換気を行なう時間についても気になる方が多いかもしれませんね。
換気時間については1回あたり5分〜10分ほどを行なうと効果的ですよ。
換気する回数については可能であれば、30分に1回の換気を行なうことが理想ですが、難しい場合は最低でも2時間に1回は、部屋の換気を行なうように心掛けるといいですね。
窓が2つない時はどうすればいい?
窓を2箇所開けることで空気の通り道を作ることが重要であることを解説しましたが、部屋に窓が1つしかない時、部屋に窓がない時はどうすればいいのか分からない方もいると思います。
そこで、部屋に窓が1つしかない時、部屋に窓がない時の換気方法について紹介するので、窓が2箇所ない部屋で換気を行なう場合は確認してみてください。
部屋に窓が1つしかない時
部屋に窓が1つしかない時は、部屋のドアと窓を空けて、空気の通り道を作るのがおすすめです。
合わせて扇風機やサーキュレーターを利用すると、空気の循環を効率的に行なう事が可能になりますよ。
部屋に窓がない時
部屋に窓がない時は、キッチンの換気扇とドアを利用して空気の通り道を作るようにしましょう。
その際には、扇風機やサーキュレーターを利用すると換気扇やドアまでの通り道を簡単に作ることが可能ですよ。
また、キッチンの換気扇だけでなく、浴室やトイレなどの換気扇を併用するのも方法の1つですね。
ダイキンのエアコンには換気機能が付いている!
ここまで、一般的なエアコンには換気機能が付いていないことから、自分で換気を行なう必要があることを解説していきました。
しかし、ダイキンのエアコンには換気機能が付いていることから、部屋の温度調整と同時に換気を行なうことができますよ。
三菱、シャープなど人気メーカーもエアコンを発売していますが、換気機能を搭載しているのは2022年7月現在ダイキンとパナソニックなので注意してください。
また、エアコンをオフにしている間にも換気を行える機能なども搭載されているので、エアコンを購入する際には検討してみてくださいね。
おすすめの換気機能付きエアコン【ダイキン】AN22ZRS
AN22ZRSは外気を取り込む従来の「給気換気」に加えて、室内の空気を外に出しながら冷暖房を行う「排気換気」機能つきの高性能エアコンです。
換気機能以外にも除湿機能、また、加湿機能である給水いらずの「うるる加湿」も搭載していることから、夏だけでなく乾燥する冬にも大活躍するエアコンといえるでしょう。
また「水内部クリーン」や「フィルター自動お掃除」機能によって、エアコン内部やフィルターを清潔に保ってくれる点もうれしいポイントですよ。
肝心の換気機能についても「連続換気」モードをオンにすることで、エアコンが停止中でも換気機能が発揮できるという便利な機能も搭載されています。
対応畳数(冷房) | 6畳~9畳 |
---|---|
対応畳数(暖房) | 6畳~7畳 |
能力(冷房) | 2.2kW |
能力(暖房) | 2.5kW |
省エネ基準達成率 | 115% |
便利機能 |
|
電源 | 100V |
換気機能つきエアコンはヘルパーが居ないノジマへ!
換気機能つきエアコンはダイキンとパナソニックのみですが、実はお店によっては、いろいろなメーカーを比較できない場合があることをご存知でしょうか。
多くの家電量販店には、メーカーからの派遣ヘルパーのスタッフがいます。メーカーからの派遣ヘルパーのスタッフは知識もあり、店舗側としても人件費を抑えられることから重宝されています。
ただ、重要なポイントとして、メーカーヘルパーのスタッフは、自社の製品しかおすすめできません。
いくら深い知識や接客対応がよくても、換気機能つきエアコンはダイキンとパナソニックのみ、といったようにメーカーごとの比較ができないので、本当にお客様にとってのベストな選択ができない場合もあるのです。
そこでノジマはメーカー派遣のスタッフを廃止しノジマスタッフのみの運営にしました。
お客さまひとりひとりのライフスタイルから、どういったメーカーのどんな商品がよいのか、一緒に考え、比較し、おすすめさせていただきます。
これがノジマが目指している「感動接客」 につながると信じています。
ぜひ私たちノジマスタッフに相談しに、お近く「ノジマ」へお越しくださいね。
まとめ:エアコン利用時はこまめな換気を心掛けよう!
エアコンを利用する時は、窓を締め切ってしまうことから、ウイルスや細菌などが部屋に溜まってしまい、体調不良を起こしてしまう可能性があります。
そのため、エアコンを利用する時はこまめな換気を心掛けることが重要ですね。
また、ダイキンとパナソニックには部屋の温度調整と同時に換気をおこなえる機能が付いているエアコンが販売されているので、換気を手軽に行いたい方はぜひノジマに相談してみてくださいね。
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