iPhone SEとiPhone12 miniを比較!SEの第一世代と第二世代の違いも解説!
更新日時 : 2024-08-30 20:56
コンパクトな大きさ、価格の安さを重視したiPhone SEの第二世代(iPhone SE2)が2020年4月24日に発売されました。
そして最新機種シリーズのiPhone12 miniが2020年11月13日に登場し、小型軽量サイズを好むユーザーの注目を集めています。
持ち運びやすさ、使いやすさを重視したiPhone SE2とiPhone12 miniの2機種ですが、どのような違いがあるのでしょうか。iPhone SE2とiPhone12 miniで悩んでいらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、iPhone SE2とiPhone12それぞれの機種の値段や大きさ、スペック・性能といったあらゆるポイントを比較していきます。
あわせてiPhone SE第二世代となつかしの第一世代の違いも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
記事の監修 株式会社ノジマ 家電小ネタ帳編集部 株式会社ノジマは、関東を中心に200以上の店舗を展開している、東証プライム市場上場の企業です。 メーカー販売員のいない唯一の家電専門店なので、メーカーに忖度せず、お客様ひとりひとりにあった商品をご案内しております。 家電や携帯電話、光回線のことなら、お気軽にご相談ください! |
スマホ売るなら「ノジマ スマホ買取サイト」へ!
「ノジマ スマホ買取」の4つの特徴
- キャリアの下取りプログラムよりも高価買取いたします!
- 安心の上場企業が運営しております。
- 最短翌日に集荷いたします。
- 他社を常にモニタリングしているので高価買取が可能!
目次
iPhone SE2とiPhone12 miniの発売日はいつ?値段は?
まずはじめに、iPhone SEの第二世代(iPhone SE2)と最新機種iPhone12 miniの発売日とAppleオンラインストアで販売されているSIMフリーモデルの値段を比較してみましょう。
iPhone SE2 | iPhone12 mini | ||
---|---|---|---|
発売日 | 2020年4月24日(金) | 2020年11月13日(金) | |
値段 | 64GB | 49,800円 | 69,800円 |
128GB | 55,800円 | 75,800円 | |
256GB | 販売終了 | 87,800円 |
※表に記載されている金額はすべて税込価格です。
※iPhone SE2の256GBモデルは、2021年9月に販売終了しました。
iPhone SE第二世代の発売日はSIMフリーモデルが2020年4月24日、ドコモやソフトバンク、auといった大手キャリアは2020年5月11日と少し遅れる日程となりました。
それぞれ発売されたのは64GB、128GB、256GBの3機種。値段はiPhone SE2のほうが3万円程度安くなっています。
「スペック・性能面は置いておいて、値段の安さを重視したい!」という人にはiPhone SE2がおすすめです。
iPhone SE2とiPhone12 miniの値段をキャリア別に比較
SIMフリーモデルではなく、大手キャリアでiPhone SE2やiPhone12 miniの購入を検討している人も多いはず。
ここでは、ドコモ・ソフトバンク・auのオンラインストアの最新情報をもとに、キャリア別のiPhoneの値段を比較していきます。
※スマホの方は、表が横にスライドできます。
容量 | ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|---|
iPhone SE2 | 64GB | 57,024円 (割引時38,016円) |
55,270円 (割引時28,750円) |
57,600円 (割引時28,800円) |
128GB | 62,568円 (割引時41,712円) |
61,250円 (割引時31,970円) |
64,080円 (割引時32,040円) |
|
256GB | 75,240円 (割引時50,160円) |
75,215円 (割引時39,215円) |
78,480円 (割引時39,240円) |
|
iPhone12 mini | 64GB | 82,412円 (割引時40,814円) |
71,650円 (割引時44,000円) |
71,280円 (割引時35,640円) |
128GB | 90,882円 (割引時41,600円) |
77,125円 (割引時44,000円) |
76,320円 (割引時38,160円) |
|
256GB | 110,088円 (割引時52,870円) |
100,015円 (割引時53,935円) |
100,080円 (割引時50,040円) |
※表に記載されている金額はすべて税込価格です。
※カッコ内の金額は各キャリア実施の25ヶ月目に機種変更して割引を適用し、最も安く済ませた場合の実質負担額になります。
Appleストアが販売しているSIMフリーモデルと比べると、キャリア3社のほうが値段が高いです。
しかし、各キャリアはキャンペーンなどで端末価格の割引を行っています。
そのため、キャンペーンを適用して割引することによってユーザーが支払う負担額をおさえ、SIMフリーモデルよりも安い値段での購入が可能です。
現在、キャリアが実施している端末価格の割引キャンペーンはこちら。
- ドコモ:スマホおかえしプログラム
- ソフトバンク:トクするサポート+
- au:かえトクプログラム
キャンペーンには適用条件があり、その条件を満たしていない場合は違約金が発生することがあります。
あとから困らないように、あらかじめキャンペーンの内容をしっかりと把握しておきましょう。
関連記事はこちら
iPhone SE2とiPhone12 miniのスペック・性能を比較
iPhone SEの第二世代(iPhone SE2)とiPhone12 miniでは、iPhone SE2のほうが3万円ほど低価格ということがわかりました。
続いては2機種のスペック・性能にどのような違いがあるのか比較していきましょう。
Apple公式ページの最新情報からまとめたスペックの早見表はこちら。
※スマホの方は、表が横にスライドできます。
iPhone SE2 | iPhone12 mini | |
---|---|---|
ストレージ | 64GB/128GB/256GB | 64GB/128GB/256GB |
色の数 | 3色 | 6色 |
カラーバリエーション | ブラック、レッド、ホワイト | ココが差! ブラック、レッド、ホワイト、ブルー、グリーン、パープル(新色) |
本体サイズ (高さx幅x厚さ) |
138.4×67.3×7.3mm | 131.5×64.2×7.4mm |
重量 | 148g | 軽い! 133g |
画面サイズ | 4.7インチ | 画面が大きい! 5.4インチ |
解像度 | 1,334×750/326ppi | キレイ! 2,340×1,080/476ppi |
カメラ:レンズ | 広角 | ココが差! 広角、超広角 |
カメラ:ズーム性能 | 最大5倍のデジタルズーム | ココが差! 2倍の光学ズームアウト、最大5倍のデジタルズーム |
ホームボタン | ココが差! ○ |
– |
生体認証 | ココが差! Touch ID (指紋認証) |
ココが差! Face ID (顔認証) |
バッテリー容量 | ビデオ再生:最大13時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大8時間 オーディオ再生:最大40時間 |
ココが差! ビデオ再生:最大15時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大10時間 オーディオ再生:最大50時間 |
高速充電 | ○ | ○ |
ワイヤレス充電 | Qiワイヤレス充電 | ココが差! MagSafe、Qiワイヤレス充電 |
防塵・防水性能 | 最大水深1メートルで最大30分間 (IP67等級) |
ココが差! 水深6メートルで最大30分間の耐水性能 (IP68等級) |
プロセッサー | A13 Bionicチップ | ココが差! A14 Bionicチップ |
5G通信 | – | ココが差! ○ |
Apple Pay (モバイルSuica) |
○ | ○ |
対応SIM | デュアルSIM (nano-SIMとeSIM) |
デュアルSIM (nano-SIMとeSIM) |
付属品 | USB-C – Lightningケーブル | USB-C – Lightningケーブル |
※スマホの方は、表が横にスライドできます。
「カラーバリエーション」で比較
iPhone SE2 | iPhone12 mini | |
---|---|---|
色の数 | 3色 | 6色 |
カラーバリエーション | ブラック、レッド、ホワイト | ブラック、レッド、ホワイト、ブルー、グリーン、パープル(新色) |
端末のカラーはiPhone SE2がブラック・レッド・ホワイトの3色。
iPhone12 miniはiPhone SE2の3色にブルーとグリーンの2色を追加し新色パープルが加わって全6色と、バリエーションが豊富です。
ブルーやグリーンといった新しいカラーが好きな人はiPhone12 miniを選ぶといいでしょう。
「デザイン」で比較
iPhone SE2 | iPhone12 mini | |
---|---|---|
前面ガラス | ガラス | Ceramic Shield (セラミックシールド) |
ボディ | ガラス | ガラス |
フレーム | 航空宇宙産業レベルのアルミニウム | 航空宇宙産業レベルのアルミニウム |
iPhone SE2はiPhone8のデザインを踏襲したモデルとなっています。
一方のiPhone12 miniは新デザインを採用しており、iPhone4やiPhone5のようなフレーム部が角ばった形が特徴的なモデルです。
また、iPhone12 miniの前面ガラスにはCeramic Shieldを採用。
Ceramic Shieldは従来のシリーズで採用されていたガラス素材に、ほとんどの金属より硬いといわれるナノセラミッククリスタルを組み込んだものです。
そうすることによってすり傷や引っかき傷に強い、スマートフォンのなかでトップクラスの頑丈さを実現しました。
フレーム部分については2機種とも航空宇宙産業レベルの高品質なアルミニウムが使われています。
「本体の大きさ・重さ」で比較
iPhone SE2 | iPhone12 mini | |
---|---|---|
本体サイズ (高さx幅x厚さ) |
138.4×67.3×7.3mm | 131.5×64.2×7.4mm |
重量 | 148g | 133g |
2機種の本体サイズを比較するとiPhone12 miniのほうが高さと幅が小さく、厚さはほぼ同じということが分かります。重量も15g軽い133gです。
どちらも十分に軽く、使いやすいサイズ感になっていますが、持ち運びやすさを追求するのであればiPhone12 miniに軍配が上がるでしょう。
「ディスプレイ」で比較
iPhone SE2 | iPhone12 mini | |
---|---|---|
画面サイズ | 4.7インチ | 5.4インチ |
解像度 | 1,334×750/326ppi | 2,340×1,080/476ppi |
ディスプレイ | Retina HDディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ |
コントラスト比 | 1,400:1コントラスト比(標準) | 2,000,000:1コントラスト比(標準) |
最大輝度 | 最大輝度625ニト(標準) | 最大輝度625ニト(標準) 最大輝度1,200ニト(HDR) |
画面サイズはiPhone12 miniの5.4インチに対し、iPhone SE2は4.7インチとコンパクトです。
本体サイズに関してはiPhone SE2よりiPhone12 miniのほうが小さいですが、超狭額デザインにより5.4インチサイズを実現しています。
ディスプレイにはiPhone SE2がRetina HDの液晶ディスプレイ、iPhone12 miniがSuper Retina XDRの有機ELディスプレイを採用。
有機ELディスプレイはコントラスト比の高さと画面の明るさが魅力で、明るいシーンはより明るく、暗いシーンはより暗い映像表現が可能です。
液晶ディスプレイに比べると解像度も高く、きめ細かい高精細な映像になります。
片手操作のしやすさを重視するなら画面サイズが小さいiPhone SE2、大きめの画面で高画質な映像を楽しむならiPhone12 miniがおすすめです。
「カメラ性能」で比較
iPhone SE2 | iPhone12 mini | |
---|---|---|
広角レンズ | ƒ/1.8絞り値 | ƒ/1.6絞り値 |
超広角レンズ | – | ƒ/2.4絞り値 |
ズーム性能 | 最大5倍のデジタルズーム | 2倍の光学ズームアウト、最大5倍のデジタルズーム |
手ぶれ補正機能 | 光学式手ぶれ補正 | 光学式手ぶれ補正 |
ナイトモード | – | ○ |
オーディオズーム | – | ○ |
インカメラ | 700万画素 | 1,200万画素 |
iPhone SE2は広角レンズのみのシングルカメラですが、iPhone12 miniは広角レンズと超広角レンズのデュアルカメラを搭載していて、より広い画角で写真撮影できます。
ズーム性能でもiPhone12 miniが優れており、遠い被写体を高画質に撮影可能です。
また、iPhone12 miniには暗いシーンを美しく撮影するナイトモードや、動画撮影時にズーム倍率にあわせて音声を調整するオーディオズームといった機能も搭載。
よりクオリティの高い写真や動画の撮影ができるでしょう。
インカメラの画素数はiPhone SE2の700万画素に対し、iPhone12 miniは1,200万画素となっており、インカメラでも通常カメラに負けない高精細な写真を撮影することができます。
カメラ性能だけを見るならiPhone12 miniがおすすめです。
ƒ(エフ)値の違い
広角レンズのƒ値を見ると、iPhone SE2がƒ/1.8絞り値、iPhone12 miniはƒ/1.6絞り値だから、数値が大きい方が優れているんじゃないか?って思った方はいませんか?
ƒ値とはレンズを通る光の量を数値化したものです。ƒ値が小さければ小さいほどレンズを通る光の量は多くなり、写真は明るくなる特徴があります。
さらに、ƒ値が小さいほどシャッタースピードは短く手ぶれしにくくなるのも特徴です。iPhoneのƒ値は固定ですので、変更ができません。固定なので様々なシーンに対応するために、レンズが複数あるほうが有利です。
iPhone12 miniはデュアルカメラのため、レンズを使い分けるという意味でもおすすめです。
「バッテリー容量」で比較
iPhone SE2 | iPhone12 mini | |
---|---|---|
ビデオ再生 | 最大13時間 | 最大15時間 |
ビデオ再生(ストリーミング) | 最大8時間 | 最大10時間 |
オーディオ再生 | 最大40時間 | 最大50時間 |
高速充電 | ○ (30分で最大50%充電) |
○ (30分で最大50%充電) |
ワイヤレス充電 | Qiワイヤレス充電 | MagSafe、Qiワイヤレス充電 |
バッテリー容量の大きさは、ビデオ再生・ビデオ再生(ストリーミング)・オーディオ再生の駆動時間を参考にしましょう。
それぞれの駆動時間を比較すると、iPhone SE2のほうがバッテリー容量が小さいことがわかります。
一度の充電でできるだけ長い時間iPhoneを使いたければiPhone12 miniを選びましょう。
バッテリー容量とあわせてチェックしておきたいのが便利な充電機能です。
2機種とも高速充電に対応しており、別売りの20W以上のアダプタを使うと30分で最大50%を充電することができます。
専用充電器を使えばQiワイヤレス充電も可能です。
また、iPhone12 miniは新しいワイヤレス充電規格MagSafeにも対応しています。
端末の背面にMagSafeコネクタをペタッと付けるだけで手軽に充電可能です。
MagSafe充電用の端末ケースなども販売されていて、iPhoneのアクセサリーの幅が広がりました。
歴代iPhoneのバッテリー
歴代iPhoneのバッテリー比較表
ビデオ再生 | CPU | |
---|---|---|
iPhone6s | 最大11時間 | A9チップ |
iPhone6s Plus | 最大14時間 | A9チップ |
iPhone7 | 最大13時間 | A10 Fusionチップ |
iPhone7 Plus | 最大14時間 | A10 Fusionチップ |
iPhone8 | 最大13時間 | A11 Bionicチップ |
iPhone8 Plus | 最大14時間 | A11 Bionicチップ |
iPhoneX | 最大13時間 | A11 Bionicチップ |
iPhoneXR | 最大16時間 | A12 Bionicチップ |
iPhoneXS | 最大14時間 | A12 Bionicチップ |
iPhoneXS MAX | 最大15時間 | A12 Bionicチップ |
iPhoneSE(第2世代) | 最大13時間 | A13 Bionicチップ |
iPhone11 | 最大17時間 | A13 Bionicチップ |
iPhone11 Pro | 最大18時間 | A13 Bionicチップ |
iPhone11 ProMAX | 最大20時間 | A13 Bionicチップ |
iPhone12 mini | 最大15時間 | A14 Bionicチップ |
iPhone12 | 最大17時間 | A14 Bionicチップ |
iPhone12 Pro | 最大17時間 | A14 Bionicチップ |
iPhone12 ProMAX | 最大20時間 | A14 Bionicチップ |
表を開いて見ていただくと歴代のiPhoneは、CPUの処理速度が早くなりつつもバッテリーの持ちも良くなっています。
iPhoneSE2もiPhone12シリーズと比較すると、少しバッテリーの持ちが心配ですが、ゲームや動画などヘビーユーザーでなければ充分と思われます。
iPhone12シリーズの中だけで比較すると若干バッテリーの持ちがよくないと言われているのがiPhone12 miniです。
ただし、MagSafeに対応しているので、無接点充電が可能なモバイルバッテリーなど活用すると良いかも知れません。
これからiPhone12 miniにしようか、iPhone SE2にしようか迷っている方には、お持ちのiPhoneと比較してみるのも良いかも知れません。
「ホームボタン・生体認証」で比較
iPhone SE2 | iPhone12 mini | |
---|---|---|
ホームボタン | ○ | – |
生体認証 | Touch ID (指紋認証) |
Face ID (顔認証) |
ホーム画面を開くときや決済するときなどに生体認証が便利です。
iPhone SE2はホームボタンを搭載していて、生体認証にはiPhone Xシリーズ以降で使われていなかったTouch IDによる指紋認証を採用。
iPhone12 miniはホームボタンを廃止しており、Face IDでの顔認証となっています。
また、ホームボタンは操作性に影響し、ホームボタンがあればワンプッシュするだけでホーム画面に戻ることが可能です。
ホームボタンがないiPhone12 miniは画面を下から上にスライドするとホーム画面に戻れます。
指紋認証やホームボタンを使った操作に魅力を感じる人はiPhone SE2を選ぶといいでしょう。
顔認証を利用したい人にはiPhone12 miniがおすすめです。
「5G通信」で比較
iPhone SE2 | iPhone12 mini | |
---|---|---|
5G通信 | – | ○ |
4G-LTE通信 | ○ | ○ |
最新機種のiPhone12 miniはiPhone史上初の超高速5G(ファイブジー)通信に対応しています。
5G通信とは「超高速」「超低遅延」「多数同時接続」が魅力の次世代通信規格のことで、ドコモ、ソフトバンク、auの提供エリア内に限り利用可能です。
一方のiPhone SE2は5G通信には対応しておらず、4G-LTE通信のみとなっています。
4G-LTE通信でも問題なくインターネットを利用できますが、5G通信なら高画質動画の視聴やオンラインゲームなどをより快適に楽しめるでしょう。
5G通信はバッテリーの消耗が激しいですが、iPhone12 miniは5G通信を利用しないときに4G-LTE通信に切り替える省エネ機能にも対応。
しかし、現状は5G通信の提供エリアは都市部が中心となっており、非常に限られています。
5G通信を利用したい人はあらかじめ各キャリアの公式ページから提供エリアを確認しておきましょう。
「防塵・防水性能」で比較
iPhone SE2 | iPhone12 mini | |
---|---|---|
防塵・防水性能 | 最大水深1メートルで最大30分間 (IP67等級) |
水深6メートルで最大30分間の耐水性能 (IP68等級) |
防塵・防水性能は「IP68」のような形式で表記され、前の数字(例だと6)が防塵性能、後ろの数字(例だと8)が防水性能を表しています。
それぞれの性能は数字が大きいほど優れていて、防塵性能は0〜6の7段階、防水性能は0〜8の9段階に分けられます。
今回の場合だと防塵性能は2機種とも最高レベルの6です。砂ぼこりなどの粉塵の内部への侵入を完全に防いでくれます。
防水性能についてはiPhone SE2が7(最大水深1メートルで最大30分間)、iPhone12 miniが最高レベルの8(水深6メートルで最大30分間の耐水性能)です。
どちらも非常に高い防水性能を誇っているので、一般的な用途であれば水没による故障は心配する必要はありません。
iPhone SEの第一世代と第二世代の違い
iPhone SEの第二世代は、2016年3月31日に発売されたiPhone SE第一世代の後継機として登場しました。
※以降はiPhone SE第二世代を「iPhone SE2」、第一世代を旧iPhone SEと表現します。
最新のiPhone SE2は旧iPhone SEからどのような変化があったのか、スペック・性能などを比較して違いをみていきましょう。
なお、旧iPhone SEは2018年9月にApple公式の販売は終了しており、新品での購入ができません。
どうしても使いたい人は中古のSIMフリー(SIMロック解除)端末を購入するといいでしょう。
iPhone SE (第二世代) |
iPhone SE (第一世代) |
|
---|---|---|
発売年 | 2020年 | 2016年 |
ストレージ | 64GB/128GB/256GB | 32GB/128GB |
色の数 | 3色 | 4色 |
カラーバリエーション | ブラック、レッド、ホワイト | スペースグレイ、シルバー、ゴールド、ローズゴールド |
本体サイズ (高さx幅x厚さ) |
138.4×67.3×7.3mm | 123.8×58.6×7.6mm |
重量 | 148g | 113g |
画面サイズ | 4.7インチ | 4インチ |
解像度 | 1,334×750/326ppi | 1,136×640/326ppi |
カメラ:レンズ | 広角 | 広角 |
カメラ:ズーム性能 | 最大3倍のデジタルズーム | 最大3倍のデジタルズーム |
ホームボタン | ○ | ○ |
生体認証 | Touch ID (指紋認証) |
Touch ID (指紋認証) |
バッテリー容量 | ビデオ再生:最大13時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大8時間 オーディオ再生:最大40時間 |
ビデオ再生:最大13時間 オーディオ再生:最大50時間 |
高速充電 | ○ | – |
ワイヤレス充電 | Qiワイヤレス充電 | – |
防塵・防水性能 | 最大水深1メートルで最大30分間 (IP67等級) |
– |
プロセッサー | A13 Bionicチップ | A9チップ |
5G通信 | – | – |
Apple Pay (モバイルSuica) |
○ | – |
対応SIM | デュアルSIM (nano-SIMとeSIM) |
nano-SIM |
付属品 | USB-C – Lightningケーブル | USB-A – Lightningケーブル、Apple EarPods with Remote and Mic (iPhone用イヤホン) |
「ストレージ容量」の違い
iPhone SE2 | 旧iPhone SE | |
---|---|---|
容量の種類 | 3種類 | 2種類 |
ストレージ | 64GB/128GB/256GB | 32GB/128GB |
ストレージとは、スマホのデータを長期間保管しておくための補助記憶装置のことをいいいます。容量の単位は「GB(ギガバイト)」で表し、1GBで約1,000枚撮影ができます。
iPhone SE2は64GB/128GB/256GBの3種類、旧iPhone SEは32GB/128GBの2種類あります。
ラインナップはiPhone SE2が多く、最大ストレージ容量が256GBと大容量です。
旧iPhone SEの最大ストレージ容量128GBの2倍になるので、写真や動画、ゲームなどのデータをよりたくさん保存できるようになりました。
128GBのストレージでは物足りない人にっては嬉しいポイントの一つです。
「カラーバリエーション」の違い
iPhone SE2 | 旧iPhone SE | |
---|---|---|
色の数 | 3色 | 4色 |
カラーバリエーション | ブラック、レッド、ホワイト | スペースグレイ、シルバー、ゴールド、ローズゴールド |
カラーバリエーションはiPhone SE2がブラック・レッド・ホワイトの3色、旧iPhone SEがスペースグレイ・シルバー・ゴールド・ローズゴールドの4色となっています。
iPhone SE2と旧iPhone SEでは1色も同じカラーがありません。
見た目にこだわりたい場合は、それぞれのカラーバリエーションを把握したうえで選ぶようにしましょう。
「本体の大きさ・重さ」の違い
iPhone SE2 | 旧iPhone SE | |
---|---|---|
本体サイズ (高さx幅x厚さ) |
138.4×67.3×7.3mm | 123.8×58.6×7.6mm |
重量 | 148g | 113g |
本体サイズの高さと幅は旧iPhone SEが小さく、厚さはiPhone SE2が薄いデザイン形になっています。
重量は旧iPhone SEが113gとiPhone SE2より35g軽いです。
持ち運びやすさだけを重視するのであれば旧iPhone SEのほうが快適に利用できるでしょう。
ただ、厚さが薄い分iPhone SE2のほうがスッキリとした見た目になります。
旧iPhone SEを使っていて、あの手のひらサイズが良かったからずっと持っているという方もいらっしゃるかも知れません。
そういった方なら、iPhone12 miniがおすすめです。持った感じや手に収まるサイズ感は、小型のiPhoneをお求めの方にはちょうど良いサイズになると思います。
もし、サイズなど確認されたい場合は、ノジマへご来店ください。実機をお試しでき、持った感触なども味わうことができますので。
「ディスプレイ」の違い
iPhone SE2 | 旧iPhone SE | |
---|---|---|
画面サイズ | 4.7インチ | 4インチ |
解像度 | 1,334×750/326ppi | 1,136×640/326ppi |
ディスプレイ | Retina HDディスプレイ | Retinaディスプレイ |
コントラスト比 | 1,400:1コントラスト比(標準) | 800:1コントラスト比(標準) |
最大輝度 | 最大輝度625ニト(標準) | 最大輝度500ニト(標準) |
画面サイズはiPhone SE2の4.7インチに対して旧iPhone SEは4インチと、最近のスマートフォンのなかでは非常に小さいです。
インターネットやアプリなどを快適に利用するためにはある程度の画面サイズが必要なので、特にこだわりがなければ4.7インチのiPhone SE2を選びましょう。
また、Retina HDディスプレイを採用したiPhone SE2は解像度が高いため、旧iPhone SEより高画質な映像を楽しむことができます。
コントラスト比や最大輝度にも優れており、明るい部分と暗い部分にメリハリのある映像を表現可能です。
「充電機能」の違い
iPhone SE2 | 旧iPhone SE | |
---|---|---|
ビデオ再生 | 最大13時間 | 最大13時間 |
ビデオ再生(ストリーミング) | 最大8時間 | – |
オーディオ再生 | 最大40時間 | 最大50時間 |
高速充電 | ○ (30分で最大50%充電) |
– |
ワイヤレス充電 | Qiワイヤレス充電 | – |
iPhone SE2には30分の充電でバッテリーの最大50%をチャージできる高速充電機能や、ケーブルを接続せずに手軽に充電できるQiワイヤレス充電機能が搭載されています。
※高速充電には別途20W以上に対応した充電器、Qiワイヤレス充電に専用の充電器が必要です。
しかし、旧iPhone SEはiPhone SE2に搭載されているような充電機能が一切搭載されていません。
高速充電やQiワイヤレス充電が使いたい人は注意しておきましょう。
なお、バッテリー容量に関しては、どちらも同じくらいの駆動時間となっていて大きな違いはありません。
「防塵・防水性能」の違い
iPhone SE2 | 旧iPhone SE | |
---|---|---|
防塵・防水性能 | 最大水深1メートルで最大30分間 (IP67等級) |
– |
iPhone SE2の防塵・防水性能はIP67等級の高い水準となっています。防塵については砂ぼこりなどの粉塵を内部に侵入させません。
防水は最大水深1メートルで最大30分間耐えることができるので、水没が心配なシーンでも安心して使用できるでしょう。
一方の旧iPhone SEは防塵・防水性能が一切ありません。水回りでiPhoneを使う機会が多い人は、使用時に注意が必要です。
「Apple Pay」の違い
iPhone SE2 | 旧iPhone SE | |
---|---|---|
モバイルSuica | ○ | – |
旧iPhone SEはFeliCa(おサイフケータイ)に対応していないため、Apple PayでモバイルSuicaやPASMOの電子マネー決済が利用できません。
そのため、電車やバスなどの交通機関、コンビニや飲食店などの店頭でiPhoneをタッチして買い物するといったことができないので注意しましょう。
iPhone SE2はApple Payでの電子マネー決済に対応しているので、ワンタッチで手軽に買い物することができます。
「対応SIM」の違い
iPhone SE2 | 旧iPhone SE | |
---|---|---|
対応SIM | デュアルSIM (nano-SIMとeSIM) |
nano-SIM |
旧iPhone SEはnano-SIMにのみ対応ですが、iPhone SE2はnano-SIMとeSIMのデュアルSIMに対応したモデルとなっています。
デュアルSIMモデルでは2種類のモバイル回線を1台に登録して使用でき、契約するデータプランや2つの電話番号を使い分けることが可能です。
電話とデータ通信をそれぞれ安いプランに加入して毎月の料金を節約したり、仕事用とプライベート用を使い分ける際に便利なのがiPhone SE2になります。
iPhone SE3の特徴は?
2022年3月現在、iPhoneSE3発売にともない、iPhone SE2の取り扱いがなくなりました。
iPhone SE 第三世代のスペック情報
iPhone SE 第三世代のスペックについては、以下のようになっています。
- 第二世代のデザインを踏襲
- 4.7インチの液晶ディスプレイ
- 5G通信に対応
- ホームボタン搭載
- 生体認証はTouch ID
- プロセッサはA15 Bionic
外観に大きな変化はないですが、5G通信への対応が注目されています。機種名は「iPhone SE(第三世代)」です。
関連記事はこちら
iPhone SE2とiPhone12 miniの比較まとめ
今回は、iPhone SEの第二世代(iPhone SE2)と最新機種iPhone12 miniの比較に加え、iPhone SE第一世代との違いについても解説しました。
機種ごとにメリットとデメリットがあるのでスペックや特徴の違いを理解し、自分にあった機種を選ぶことが大切です。
どの機種を選べばいいのかなかなか決められない人は下記のポイントを参考にしてみてください。
【iPhone SEの第二世代がおすすめな人】
- 低予算で小型iPhoneを探している人
- 画面サイズが小さめで片手操作しやすいiPhoneを使いたい人
- ホームボタン(指紋認証)のあるiPhoneがいい人
【iPhone12 miniがおすすめな人】
- なるべく小型軽量で携行性の高いiPhoneを使いたい人
- 大画面で高画質な映像を楽しみたい人
- iPhoneのカメラでよく写真や動画を撮影する人
- 顔認証でホーム画面や決済時のロックを解除したい人
- 新しいワイヤレス充電MagSafeを利用したい人
なお、本文中で紹介したiPhone SEの第一世代については、Apple公式での販売は終了しているため、新品での購入はできません。
iPhone SEの第二世代より第一世代が欲しい場合は、中古のSIMフリー(SIMロック解除)端末を購入するといいでしょう。
iPhone12シリーズをご検討のお客様には、ノジマなら無料でお客様の現在ご契約されている携帯電話のプランを確認し、お客様に最適なプランを比較検討し、ご提案させていただきます。
「iPhone12 miniを考えているんだけど、今使っている機種とどれくらいバッテリーの持ちが変わるの?」や、「月の料金がいくらぐらい変わるの?」、「格安プランに乗り換えようかな」とお考えの方はお気軽にご相談ください。メリットやデメリットを含めて詳しくご案内します。
メーカー委託販売員(ヘルパー)がいないなど、他社にも負けない強みと提案がノジマにはありますので、ぜひお気軽にご相談ください。
ノジマでは、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大防止のため、アルコール除菌、検温の義務化、清潔ユニフォーム確認を徹底し、お客様に安心してお買い物いただけるよう努めております。
ぜひ、お近くのノジマへご来店いただき、お気軽にご相談ください。
※ ご相談内容によっては有料の場合もございます。予めご了承ください。
メディア(家電小ネタ帳®)に関するお問い合わせ
お問い合わせ人気記事ランキング
-
1位
【発売開始】iPhone 16シリーズまとめ!価格や発売日、特徴などを解説
-
2位
【2024年版】PS5の人気おすすめゲームソフト68選!ジャンル別やPS4との互換性を解説
-
3位
【2024年版】ニンテンドースイッチソフトの人気おすすめ100選|最新ゲームや大人・子供向けなど紹介
-
4位
加湿器の効果とは?冬に加湿が必要なワケとおすすめの置き場所を解説
-
5位
iOS 18の提供開始はいつ?新機能や対応機種を解説
関連記事
-
2024.10.6
Apple Watch Series 10発表!発売...
-
2024.10.3
【発売開始】iPhone 16シリーズまとめ!価格や...
-
2024.9.2
iPhone 16シリーズの予想まとめ!価格や発売日...
-
2024.8.22
【発売開始】Googleの「Pixel 9」シリーズ...
-
2024.9.16
iOS 18の提供開始はいつ?新機能や対応機種を解説
-
2024.11.12
【2024年】iPhone15の買取価格の相場は?高...
-
2024.8.3
白ロムとは?SIMフリーや赤ロムとの違い、中古スマホ...
-
2024.7.5
ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOでAI検索エ...
-
2024.10.6
【2024年】スマホ買取業者に売るならどこがいい?お...
-
2024.6.13
LINEMOに新料金プラン「LINEMOベストプラン...
-
2024.5.30
iPhoneにマイナンバーカードの機能が来春後半に搭...
-
2024.11.12
【2024年】iPhone12の買取価格相場5社を比...
-
2024.11.12
【2024年】iPhone 8の買取業者おすすめ5選...
-
2024.10.3
【2024年】iPhone買取のおすすめ10社を徹底...
-
2024.6.9
【発売開始!】Xperia 1 VIを実機レビュー!...
-
2024.8.3
赤ロムとは?白ロム・黒ロムとの違いや中古スマホ購入時...
-
2024.5.16
Apple「iPhoneのタッチ決済」を提供開始!対...
-
2024.8.9
Google Pixel 8aを実機レビュー!価格や...
-
2024.5.17
Xiaomi「Redmi Note 13 Pro+ ...
-
2024.9.2
iOS 17.4のアップデート情報まとめ!充放電回数...
-
2024.4.25
消しゴムマジックがiPhoneやPixel以外のAn...
-
2024.4.18
4月18日よりソフトバンクが「新トクするサポート(プ...
-
2024.4.15
【2024年】スマートウォッチおすすめランキング18...
-
2024.4.11
SIMロック解除とは? メリット・デメリット、ドコモ...
-
2024.8.9
Galaxy S24/S24 Ultraを実機レビュ...
-
2024.9.1
【図解付き】Androidスマホの初期化方法と注意点...
-
2024.3.24
古いAndroidスマホ及びケータイの「おサイフケー...
-
2024.8.12
ドコモがドコモポイ活プラン「eximo ポイ活」と「...
-
2024.3.10
ドコモが「キッズケータイ コンパクト SK-41D」...
-
2024.3.5
「UQ mobile→au移行プログラム」が提供開始...
ピックアップ
メディア(家電小ネタ帳®)に関するお問い合わせ
お問い合わせ最新家電REVIEW
-
【Dyson】Supersonic r 「HD17VLP」日本先行発売製品を実機レビュー!
-
【パナソニック】ストレートアイロン ナノケア「EH-HN50」の実機レビュー!
-
土鍋ご泡火炊き「JRX-G100」を実食レビュー!価格や実際に食べた口コミをご紹介
-
【Lenovo】IdeaPad Slim 5i Gen 9を実機レビュー!性能やAI機能を体験
-
CES2024現地レポート!最新家電など見どころをご紹介
-
エプソンの「EW-M754T」を実機レビュー!エコタンク搭載モデル最新プリンターと徹底比較
-
【2023年9月発売】東芝掃除機「VC-CLX72」機能や吸引力などを実際に使って詳しくレビュー!
-
SONYのイヤホン「WF-1000XM5」を実機レビュー!スペックや特徴を解説
-
【Shark Beauty】日本初上陸!Sharkのドライヤー「FlexStyle」と速乾の「SpeedStyle」を実機レビュー!
-
レグザの55X9900Mを実機レビュー!新機能の解説や4K液晶テレビと比較
-
【象印】圧力IH炊飯ジャー炎舞炊き「NW-FB10」を実機レビュー!ごはんを炊いて性能などを解説