ドローンのおすすめ5選!人気機種から規制や免許についても解説
更新日時 : 2024-11-12 15:44
いま、手軽に空撮できるアイテムとして「ドローン」が人気を集めています。
近年ではさまざまな種類のドローンが登場していて、初心者でも気軽に使えるようなモデルも増えてきました。
しかし、ドローンを買いたいと思っても「どういう基準でドローンを選べばいいのかわからない」という人は少なくないはず。
そこで今回は、ドローンの選び方とおすすめモデル5選をご紹介していきます。
また、「ドローン規制について」や「ドローンを飛ばすのに資格や免許はいるのか」など、ドローンを飛ばす上で気になるポイントも解説するので、ドローンデビューしたいけど不安という人は、ぜひ参考にしてください。
目次
ドローンとは?
ドローン(Drone)とは人が乗らない小型航空機のことで、「無人航空機」とも呼ばれます。
だれでも簡単に操作でき、内蔵された小型カメラで地上では撮影できないような景色の写真や動画を撮影できます。
最近では実用化が進んでいて、ドローンを使った農薬散布や設備の点検、報道、レースなど幅広いシーンで活用されています。
ドローンはもちろん個人でも購入でき、普段は見られない場所からの撮影やダイナミックな撮影ができることで、人気が高まっているのです。
Umma75 kitでさらに狭い所スールスル。。。ちょっと当たってるけど?#umma75 #cwtky pic.twitter.com/OLTJdBQX7v
— Kazu Laboratory (@KazuLaboratory) September 4, 2020
お初ポイントは、ビクビクッ❣の巻 pic.twitter.com/XEkI6k6rT5
— ウメヂ (@umeaponumedi) September 4, 2020
ドローンの選び方
そんなドローンですが、どういったものを選べばいいのでしょうか。
ここでは、ドローンの選び方を解説していきます。
下記5つのポイントを比較して、自分にあったドローンを選びましょう。
「種類」で選ぶ
ドローンは大きく分けて、下記の3種類があります。
- トイドローン
- 空撮ドローン
- 産業用ドローン
それぞれどのような特徴があるのか、見ていきましょう。
「トイドローン」の特徴
「トイドローン」とは、重量200g未満の小型ドローンです。
本体価格が安く、手のひらサイズのコンパクトさから初心者でも扱いやすいのが特徴のドローンです。
現時点ではトイドローンは航空法による規制が少ないため、空撮ドローンや産業用ドローンより飛行させるハードルが低く、気軽に飛ばすことが可能です。
一方で、風の影響を受けやすい、バッテリー容量が少なくて最大飛行時間が短い、といったデメリットがあります。
コンパクトですがカメラ内蔵タイプも多く販売されているので、ドローンデビューしたい初心者にぴったりなドローンタイプといえるでしょう。
「空撮ドローン」の特徴
「空撮ドローン」とは、重量200g以上でハイスペックな空撮用カメラを搭載しているドローンです。
本体価格はトイドローンより高く、10万円以上するのが一般的です。
その分基本的な性能が優れているので、最大飛行距離が長く、長時間の飛行が可能です。
トイドローンでは撮影できないような距離から高画質でキレイな映像を撮影できるでしょう。
ただ、空撮ドローンは航空法による飛行の規制対象となっているので、場所によってはあらかじめ、国土交通省に飛行申請を行って許可をもらわなければいけません。
トイドローンほどの手軽さはありませんが、よりキレイな映像を撮影したい人は空撮ドローンを検討してみるといいでしょう。
「産業用ドローン」の特徴
「産業用ドローン」とは、名前のとおりさまざまな分野で活躍が期待される、実用性の高いドローンのことです。
実用化の例としては、農業での農薬散布、発電所等の設備点検、荷物の輸送などがあげられます。
飛行制御、耐久性、カメラ、どれをとっても超ハイスペックドローンといえるでしょう。
本体価格は数十万円〜数百万円と非常に高価です。
ただ、産業用ドローンはあくまで産業用なので、一般的な使い方をするのであれば「トイドローン」または「空撮ドローン」を選ぶようにしましょう。
「本体サイズ」で選ぶ
持ち運ぶ機会の多いドローンは、本体サイズが重要です。
本体サイズが比較的コンパクトなトイドローンであれば、手のひらサイズで持ち運びやすいモデルがほとんどです。
気軽に持ち運んで空撮するならトイドローン一択といえるでしょう。
一方、なるべくキレイな映像を楽しみたい人は空撮ドローンがおすすめです。
ただ、本体サイズが大きく、重量も重くなるので取り扱いには十分注意しましょう。
「最大飛行時間・距離」で選ぶ
ドローンを選ぶときに欠かせないポイントが、最大飛行時間です。
トイドローンなどコンパクトサイズのものは10分程度、空撮ドローンであれば20分〜30分程度が一般的です。
ドローン操縦は集中力が必要なので、10分程度連続で飛行できれば十分楽しめるでしょう。
長時間連続でドローンを飛ばしたい、もっと遠くから空撮したい人は、最大飛行時間が30分程度のものがおすすめです。
トイドローンの飛行時間が短いと感じる場合、予備バッテリーを用意するという方法もあります。
「カメラ性能」で選ぶ
※左がフルHD(1920×1080p)、右がDVD(720p×480p)。You Tubeの画質を1080pにして、全画面で見ると、はっきり違いが分かります。
ドローンを空撮目的で購入するのであれば、必ずカメラ性能をチェックしておきましょう。
カメラ性能で見るべきポイントは「解像度」です。
解像度とは画質の細かさを表すもので、この数値が大きければ大きいほど、高精細な画質になります。
空撮した映像の画質を重視するなら、解像度が「フルHD:1920×1080p」以上のカメラを搭載したドローンを選びましょう。
予算に余裕がある場合は、解像度「4K:3840p×2160p」のドローンを選ぶと、よりキレイな映像を楽しめます。
ただ、4Kの映像を映し出せるテレビやモニターがないと、せっかく4Kで撮影したキレイな映像が表現できません。
おすすめのテレビやモニターをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
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「便利機能」で選ぶ
ドローン操縦をするうえで便利な機能を、いくつかご紹介していきます。
GPS機能
GPS機能が搭載されていると、ドローン飛行の安定性が向上します。
飛行中の機体の位置をGPS機能で自動検知し、風の影響で機体がブレても同じ位置をキープしてくれます。
ドローンを飛ばすのに慣れていない人でも快適に操縦できるので、初心者におすすめな機能といえるでしょう。
後述のホバリング機能や自動帰還機能なども、GPSが搭載されているからこそできる機能です。
ホバリング機能
飛行中のドローンを同じ位置で止めることを、「ホバリング」と呼びます。
本来、ホバリングは操縦者がレバーを軽く倒して微調整する必要がありますが、自動ホバリング機能があれば、その微調整を自動で行ってくれます。
特定のポイントでドローンを止めて写真や動画を撮影するときなど、ホバリング操作をせずに写真だけに集中したいときに便利な機能です。
初心者にとってホバリングは簡単ではないので、それを自動でしてくれるホバリング機能は重宝するでしょう。
自動帰還機能
初心者は自動帰還機能(ワンキーリターン機能)があると便利です。
自動帰還機能を使うとボタン一つ押すだけで、ドローンが帰還ポイントに戻ってきます。
万が一、ドローンを見失ったり操縦が難しくなったときも、この機能があれば安心です。
機種によっては電波状況が悪くなると、自動で帰還する機能を搭載したものもあります。
※帰還ポイントは「ドローンを離陸させた場所」or「あらかじめ設定しておいた場所」
空撮楽しい!あとMavic2 Proの自動帰還モードの精度の高さが素晴らしい #mavic2p #ドローン pic.twitter.com/Fj4e2LRCdY
— ヨウ。 (@yo_401) January 4, 2019
ジャイロ機能
ジャイロ機能とは、飛行中にドローンが傾いたときに、自動で傾きを調節してくれる機能のことです。
風の影響や慣れない操縦でドローンが傾いても、ジャイロセンサーがそれを検知し、水平を保つようにコントロールしてくれます。
操縦が不安な初心者は、ジャイロ機能を搭載したドローンを選ぶといいでしょう。
FPV機能
FPV(First Person View)機能とは、ドローンに内蔵されたカメラの映像をスマートフォンなどのデバイスに送信し、その映像を見ながら操作できる機能のことです。
専用のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着すれば、まるで自分が空を飛んでいるような一人称視点で、リアルタイムな映像を楽しめます。
ドローンでしか味わえないリアルな体験は、ぜひ体感していただきたいところ。
ちなみに、FPV機能はドローンレースといわれるドローンによるスポーツ競技で、必須となっています。
自動追尾機能
指定した被写体を一定の距離を保ち、自動で追いかけて飛行するのが自動追尾機能(アクティブトラック)です。
ランニング中の人はロードバイクで走行している人など、動いている被写体をダイナミックに撮影できるのが魅力。
いつもと違った視点の映像を楽しめるので、おすすめです。
アクティブトラック(自動追尾)試してきた〜?#ドローン #mavicair #マビックエアー pic.twitter.com/kiS0zDDOsI
— seisei (@seisei_) January 27, 2019
障害物検知機能
ドローンはもちろん、周囲が安全か常に確認しながら操縦する必要があります。
しかし、ただでさえ集中力が必要なドローン操縦では、ついつい周囲のことを忘れがちに。
ドローンを障害物にぶつけて壊れる可能性や、最悪の場合、人にけがをさせてしまう可能性もあります。
障害物検知機能が付いたドローンでは、障害物を検知すると動作を止めたり、自動で回避してくれます。
障害物検知機能があると、安心して操縦できるでしょう。
障害物検知センサーの場所は前方だけ、前方と後方、上下などもカバーできる全方向と種類があるため、確認しておくといいでしょう。
ドローンのおすすめメーカー2社
ドローンを販売している、おすすめメーカー2社をご紹介します。
DJI
DJI(ディー・ジェイ・アイ)は、中国に本拠地を置くドローン業界の最大手メーカーです。
現在、ドローンで世界No.1のシェア率(約70%)を誇っています。
とにかくラインナップ数が豊富で、安くて初心者向きのモデルからプロが使うようなハイスペックモデルまで、幅広く取り揃えているのが特徴です。
ドローンを選ぶ際、まず最初にチェックすべきメーカーといえるでしょう。
RYZETECH
RYZETECH(ライズ・テック)は、コンパクトなトイドローン「Tello(テロ―)」が有名なメーカーです。
Telloは「ビギナーパイロットでも飛ばせる、かんたん操作」をキャッチコピーにしているだけあって、初心者でも簡単にドローン操縦を楽しめます。
本体価格も1万円台と比較的安めなので、低予算で手軽にドローンデビューしたい人におすすめなメーカーです。
ドローン飛行する上で知っておきたいこと
日本国内でドローンを飛行させる場合、航空法や電波法といったさまざまな法律を守らなければいけません。
あとから法律違反等でトラブルにならないように、初めてドローンを利用するような初心者はドローンを飛ばすときのルール・規制をしっかりと把握しておきましょう。
ここでは、ドローンを利用する際に注意すべき点を解説していきます。
ドローンを飛ばすために資格・免許は必要ない
”ドローン資格”や”ドローン免許”といったワードを耳にしたことがある人は、「ドローンを飛ばすためには資格や免許が必要なのか」と思うのではないでしょうか。
しかし安心してください、現時点では一部例外を除きドローンを飛ばす上で義務付けられている資格や免許はありません。
ただ、DJIやDPAなどの民間団体が発行している認定資格は存在します。
これらの民間資格は国が管理しているものではなく、基本的に取得しなくてもドローンを飛ばせます。
ドローンの民間資格を取得するメリット
民間資格を持っておくと下記のようなメリットが得られるので、自分にとってプラスになるのであれば、資格取得を検討してみるのもいいでしょう。
メリット1:ドローンの飛行申請で許可を得やすくなる
ドローンは飛行方法や内容、エリアによっては飛行申請が必要です。
民間資格を持っていれば、ドローン飛行に必要な基礎知識や飛行技術を身に付けている証明になるため、申請の許可が得られやすくなります。
メリット2:ドローン飛行技術の証明になる
民間資格を取得していれば、「〇〇の資格を持っていて、ドローンの知識、飛行技術があります」とアピールできます。
プロフィールにも記載できる資格なので、ドローンを使う職業に就職するときに役立つでしょう。
ドローンで無線免許が必要なケース
ここまでドローンを飛ばすために必要な資格や免許は必要ないと解説しましたが、一部例外があります。
産業用のドローンやFPV(First Person View)対応のレース用ドローンを飛ばす際は、電波法の関係で無線免許を取得しなければいけません。
現在、ドローンで使われている電波の周波数帯は「2.4GHz帯(2,400~2,483.5MHz)」「5.7GHz帯」「5.8GHz帯」の3種類に大別されます。
このなかで、資格不要で一般家庭でも使えるのは「2.4GHz帯」のドローンです。
「5.7GHz帯」に該当する産業用ドローンと「5.8GHz帯」のFPV対応ドローンを飛ばす際は、下記の無線免許取得と無線局の開局手続きが必要です。
- 5.7GHz帯:第三級陸上特殊無線技士
- 5.8GHz帯:第四級アマチュア無線技士
※どちらも国家資格ですが、合格率は70%〜80%程度です。
無線局の開局手続きについては、総務省の『無線局開局の手続き・検査』からご確認ください。
5.7GHz帯または5.8GHz帯のドローンを飛ばすときに、無線免許の取得と無線局の開局手続きを行わなかった場合、電波法違反になってしまうので注意しましょう。
ドローンは「技適マーク」のある機体を使う
日本国内で飛ばすドローンは、電波法で定められている基準を満たしていなければいけません。
その基準を満たしているドローンなのかどうかは、「技適マーク」の有無で判断できます。
技適マーク(技術基準適合証明マーク)とは、電波法の基準を満たしていることを証明するマークです。
海外からの輸入品などは、技適マークがついていないケースがほとんどです。
そのようなドローンを日本国内で飛ばした場合、電波法違反になる可能性があるので、購入する前に技適マークの有無を必ず確認しましょう。
ドローンの飛行禁止区域|航空法など法律別の規制
ドローンを飛ばす上で必ず知っておかなければいけないのが、飛行禁止区域です。
主に下記4つの法律で、ドローンを飛ばせる場所は規制されています。
- 航空法
- 小型無人機等飛行禁止法
- 道路交通法
- 民法
飛行禁止区域でドローンを飛ばすときは、事前に飛行申請・許可手続きが必要です。
手続きを無視してドローンを飛ばしてしまうと法令違反になるので、十分に注意しましょう。
航空法(200g未満ドローンは規制対象外)
航空法では3つの場所をドローン飛行禁止区域と定めていて、飛行させる場合は事前に国土交通省を許可を得る必要があります。
- 空港等の周辺の上空の空域
- 150m以上の高さの空域
- 人口密集地域の上空
ただ航空法の規制対象は200g以上のものなので、総重量が200g以上の空撮ドローンは該当しますが、総重量が200g未満のトイドローンは対象外です。
「人口密集地域の上空」がどのエリアにあたるかは国土地理院の『地理院地図』からご確認ください。
また、航空法はドローンを飛行させる際に遵守すべきルールを、10個あげています。
[1] アルコール又は薬物等の影響下で飛行させないこと
[2] 飛行前確認を行うこと
[3] 航空機又は他の無人航空機との衝突を予防するよう飛行させること
[4] 他人に迷惑を及ぼすような方法で飛行させないこと
[5] 日中(日出から日没まで)に飛行させること
[6] 目視(直接肉眼による)範囲内で無人航空機とその周囲を常時監視して飛行させること
[7] 人(第三者)又は物件(第三者の建物、自動車など)との間に30m以上の距離を保って飛行させること
[8] 祭礼、縁日など多数の人が集まる催しの上空で飛行させないこと
[9] 爆発物など危険物を輸送しないこと
[10] 無人航空機から物を投下しないこと上記[5]~[10]のルールによらずに無人航空機を飛行させようとする場合には、あらかじめ、地方航空局長の承認を受ける必要があります。
引用元:無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール(国土交通省)
小型無人機等飛行禁止法
小型無人機等飛行禁止法では、重要施設及びその周囲おおむね300mの周辺地域の上空における小型無人機等の飛行を、原則禁止としています。
ここでいう”重要施設”とは、下記のような施設が該当します。
- 国の重要な施設等(国会議事堂等、内閣総理大臣官邸等、危機管理行政機関、最高裁判所庁舎、皇居・御所、政党事務所)
- 外国公館等
- 防衛関係施設(自衛隊施設、在日米軍施設)
- 空港
- 原子力事業所
上記の施設と周囲300mのエリアでドローンを飛ばすことは禁止されているので、注意しましょう。
もし違反した場合は、「1年以下の懲役または50万円以下の罰金」という罰則を受けることになります。
道路交通法
道路交通法の第七十七条で「道路において工事若しくは作業をしようとする者又は当該工事若しくは作業の請負人」は、所轄警察署長の許可を受けなけれならないと定められています。
つまり、近所の道路や歩道でドローンを飛行させる場合は第七十七条に該当するおそれがあるので、あとからトラブルにならないように、あらかじめ所轄の警察署に許可申請を行いましょう。
民法
民法の第二百七条(土地所有権の範囲)では「土地の所有権は、法令の制限内において、その土地の上下に及ぶ」と記されています。
土地の所有権は上下に及ぶため、自分の私有地でない場所でドローンを飛行させる際は、トラブルに発展しないように事前に土地所有者を確認して許可をもらっておくようにしましょう。
【2021年】ドローンのおすすめモデル5選
ドローンのおすすめモデル5選を「トイドローン」、「空撮ドローン」別に、ご紹介していきます。
ドローン初心者向きの安くてコンパクトなトイドローン2選
【RYZETECH】ドローン Tello TELLO
本体価格1万円台と比較的リーズナブルなトイドローン「Tello」モデルです。
Telloは「ビギナーパイロットでも飛ばせる、かんたん操作」とうたっているとおり、ドローン初心者でも簡単に操作できることで人気を集めています。
ドローンとスマートフォンを連携させることで、スマートフォンで直感的な操作もできます。
自動離陸/自動着陸機能やホバリングをアシストするビジョンポジショニング・システム機能など、初心者にうれしい機能が豊富です。
Telloはこれからドローンデビューする人に、ぴったりなモデルといえるでしょう。
また、予備バッテリーが多く同梱された「Tello Boost コンボ」もあります。
通常は13分の飛行を終えると、バッテリー充電で1時間以上待たないといけないため、長く楽しみたい人はこちらのほうがおすすめです。
種類 | トイドローン |
---|---|
最大飛行時間 | 13分 |
最大飛行距離 | 100m |
動画解像度 | HD:1280×720 |
便利機能 | FPV機能、自動離陸/自動着陸機能、ホバリング機能、フェールセーフ保護機能、ローバッテリー保護機能 |
本体サイズ | 98mm×92.5mm×41mm |
重量 | 約80g(プロペラとバッテリー含む) |
技適マーク | ○ |
動作周波数 | 2.4GHz帯 |
【DJI】マイクロドローン Mavic Mini (JP) MAMINI
こちらは手軽にドローン撮影を楽しめる、DJI製のドローンです。
アプリからの操作が可能で、スマートフォンから数回のタップで映画のような、さまざまな演出が手軽にできます。
また、撮影した動画はさまざまなテンプレートを使い、手軽にSNS映えする映像に早変わり。
初心者にはうれしい、飛行禁止区域を回避するための「ジオフェンス」で、安全性もばっちりです。
手軽に本格的な映像を撮りたい、でもいきなり10万円以上する空撮ドローンは手が出せない、という人にピッタリのドローンと言えます。
種類 | トイドローン |
---|---|
最大飛行時間 | 18分 |
最大飛行距離 | 2km(伝送距離) |
動画解像度 | クアッドHD:2720×1530 |
便利機能 | FPV機能、自動帰還機能、ホバリング機能、ジオフェンス |
本体サイズ | 150mm × 190mm × 60mm(展開) |
重量 | 199g(プロペラとバッテリー含む) |
技適マーク | ○ |
動作周波数 | 2.4GHz帯 |
カメラ性能重視の人向きの空撮ドローン3選
【DJI】ドローン Mavic Air Fly More コンボ アークティックホワイト MAVICAIRFMCAW
こちらはDJI社製の空撮ドローンのなかでもトップクラスの携行性を誇る、コンパクトなモデルです。
本体に格納されたメカニカル3軸ジンバルが特徴的なモデルで、ジンバルの衝撃吸収部が三方に配置されていることで、カメラの角度ぶれ範囲を0.005°まで抑制。
これにより、安定性のある空撮が可能になりました。
また、高性能なカメラにより100Mbpsの4K動画撮影を実現。
なめらかで超高精細な映像を楽しめるでしょう。
HDR(ハイダイナミックレンジ)写真機能も魅力的で、自然な明るさと暗さを引き出した写真を撮影できます。
種類 | 空撮ドローン |
---|---|
最大飛行時間 | 21分 |
最大飛行距離 | 10km |
動画解像度 | 4K:3840×2160 |
便利機能 | FPV機能、自動追尾機能、3軸ジンバルカメラ、HDR写真、100Mbpsの4K動画撮影、スローモーション動画 |
本体サイズ | 168mm×184mm×64mm(展開) |
重量 | 430g |
技適マーク | ○ |
動作周波数 | 2.4GHz帯 |
【DJI】ドローン Mavic Air 2 (JP) MAVAR2
Mavic Air2は、先ほどご紹介したMavic Airの最新モデルです。
1/2インチCMOSカメラセンサーを搭載し、今まで以上に細部まで鮮明な写真を空撮することができるようになりました。また新機能スマートフォトは、撮影環境に最適な撮影モードを自動で選択します。
動画機能も大きくアップグレード。4K動画を60フレーム/秒で撮影できるようになったため、よりクリアな映像を楽しめます。
このように多くの最先端機能を搭載していますが、飛行時間は最大34分と前モデルより大幅に伸びました。
種類 | 空撮ドローン |
---|---|
最大飛行時間 | 34分 |
最大飛行距離 | 18.5km |
動画解像度 | 4K:3840×2160 |
便利機能 | 4K/60fps動画、SmartPhoto、FocusTrack、48MP静止画像など |
本体サイズ | 183×253×77 mm(展開) |
重量 | 570g |
技適マーク | ○ |
動作周波数 | 2.4GHz帯 |
【DJI】ドローン DJI AIR 2S Fly More Combo (ドローン DJI Care Refresh) (AP) MASCP3
DJI AIR 2Sは、現在DJIの一般向けドローンの中で最も新しいモデルで、Mavic Air2よりも性能が向上したオールインワン型ドローンです。
1インチのCMOSセンサーを搭載したことで、特に夜間の撮影能力が非常に向上しました。またマスターショット機能は、アプリ上でモードを選択するだけで、ドローンが自動で空撮し編集まで行います。
そしてMavic Air2ではセンサーが前方・後方・下方にあったのに対し、DJI AIR 2Sは上方・下方・前方・後方にセンサーを搭載しています。障害物検知性能が向上したことで、より撮影に集中できるようになるでしょう。
種類 | 空撮ドローン |
---|---|
最大飛行時間 | 31分 |
最大飛行距離 | 18.5km |
動画解像度 | 5.4K:5472×3078 |
便利機能 | 1インチCMOSセンサー、マスターショット、5.4K動画、12kmFHD伝送、4方向障害物検知、ADS-Bなど |
本体サイズ | 183×253×77 mm(展開) |
重量 | 595g |
技適マーク | ○ |
動作周波数 | 2.4GHz帯 |
ドローン初心者がおさえておきたい飛ばし方のコツ・練習
最後に、ドローン初心者がマスターしておきたい飛ばし方のコツと練習について、ご紹介していきます。
離陸は素早く、着陸は慎重に
まず最初は、基本中の基本といえるドローンの離着陸です。
ドローンを離陸させるときは目線の高さまで一気に機体をあげましょう。
ゆっくりと離陸させた場合、機体がうまくあがらないことがあるので注意が必要です。
対して、ドローンの着陸はゆっくりと慎重に行いましょう。
一気に高度を下げてしまうと、機体が地面にぶつかり壊れてしまうおそれがあります。
離陸は素早く、着陸は慎重にすることが大切です。
着陸っっ!!!
噂にはよく聞きますが実物が飛んでいるところを見たことがある人は意外と少ないドローン。
生で見ると迫力があります??
チャームストックでは、ご希望がございましたらドローンでの撮影も行なっております✈️#ドローン #前撮り #フォト婚 #結婚式 #ドローンいきまーす pic.twitter.com/HqCM4gtaDL
— charmstockphotostore (@charmstockphoto) September 7, 2018
ドローン操縦はゆっくりが基本
ドローンを操縦するときは、リモコンのレバーを軽く倒してゆっくりと操縦しましょう。
レバーを思いっきり倒してスピードを出しすぎてしまうと、ドローンをうまくコントロールできなくなります。
また、空撮しているときにカメラがブレてしまい、写真や動画がキレイに撮れない可能性もあります。
ドローンは空中に浮いている分、一瞬でスピードが上がるので、緊急時以外はレバーの倒し過ぎには十分に注意しましょう。
同じ位置をキープするホバリング
ドローンを離陸させたら、機体を同じ位置でキープするホバリングを練習しましょう。
ホバリングは、目線と同じくらいの高さで数分程度できればOKです。
屋内でホバリングを練習してできたい人は、屋外でもチャンレンジしてみましょう。
屋外では風が吹いていて機体が流されるので、屋内より難易度が高いです。
自動でホバリングしてくれる機能を搭載したモデルもありますが、基本的な技術なのでマスターしておいたほうがいいでしょう。
ドローンスクール実技1日目
F450を使ってホバリング練習??
難しい機体だけど
確実に身になる機体です??#ドローンスクール pic.twitter.com/cKTYRaVTAd— ⌘そのてつ|ドローンマニア⌘活動家 (@ts_fascino) May 19, 2019
いろんな角度で前後左右の移動
続いては、ドローンを「前→後ろ」「右→左」といったように、前後左右に動かしてみましょう。
問題なく操縦できたら、機体を180度回転させてドローンの正面に自分がくるようにして、前後左右に動かします。
機体を180度回転させると操作が反転するので、レバーを前に倒したときドローンが自分に向かってくるようになり、難しくなります。
それができたら機体を90度だけ回転させて、前後左右の移動を練習しましょう。
正面、180度回転、90度回転すべてで操縦ができるようになれば、ドローンの方向感覚が養われて応用操作にも役立ちます。
ドローンはじめておよそ半月!
再びしろまいさん(@namaikicastle )のアドバイスを受け真っ直ぐ何かを潜る練習です
続けて機首の方向は変えずに上下旋回と8の字してみましたが…
次はもっと軌道を小さく安定させる
もっと小さなスペースを潜ることに挑戦します?#ドローン練習#ドローン初心者 pic.twitter.com/6dRHQl45WE— やしこ (@yashiko_yy) June 2, 2020
空撮映像でよく見るノーズインサークルをマスター
「ノーズインサークル」とは、1つの被写体の周りをドローンの正面を向けた状態で、円を描くように旋回させる技術です。
ドローンを使った空撮映像でよく見る技術なので、活用シーンは多いでしょう。
ただ、きれいに円を描きながら旋回するのは難しいので、たくさんの練習が必要です。
鳥をドラマチックにしてみた✨#ノーズインサークル #鳥 #シネマチック #トリミング pic.twitter.com/Nq1Iuv1bHE
— optical shot (@optical_shot_tw) June 7, 2020
まとめ
手軽に手軽に空撮できるドローンは、個人でもダイナミックな映像が撮影でき、記念日や旅行の思い出をよりドラマチックに残せるでしょう。
今回は、そんなドローンの選び方とおすすめモデル5選をご紹介しました。
ドローン選びでは下記5つのポイントが重要です。
機種ごとに見比べて、自分にあったドローンを選びましょう。
また、ドローンを飛ばすために知っておくべきルールもありました。
飛行禁止区域や許可申請が必要なケースをしっかりと把握し、違反にならないように注意してください。
正しく使えばカメラとしてもおもちゃとしても楽しめるドローン、SNSでもその映像が多く投稿されています。
この記事をきっかけに、ドローンデビューしてみてはいかがでしょうか。
ノジマでは、家電製品のご相談をうけたまわっております。ご購入の相談や、お困りの際はぜひ、店舗スタッフにお気軽にご相談ください。
※この記事の内容は、2020年9月8日時点のものです。
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2024.11.11
一眼レフカメラとミラーレスカメラの違いは何ですか?
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