NURO光のマンション工事費や工事内容を解説【2020年版】工事出来ない場合も紹介

更新日時 : 2024-11-11 16:52

NURO光のマンション工事費や工事内容を解説【2020年版】工事出来ない場合も紹介

高速なインターネット通信が特徴の光回線サービス「NURO光」。
NURO光のサービスを利用するためには、開通工事が必要になります。

光回線サービスにあまり詳しくない方は「開通工事ってどういうことをするの?費用はどれくらいかかるの?」といった疑問をもっているはず。

そこで今回は、NURO光マンションタイプの工事費や工事内容などについて解説していきます。
これからNURO光の導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください!

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NURO光マンションタイプの工事費は実質無料

NURO光マンションタイプの工事費は実質無料

NURO光のマンションタイプには「NURO 光 G2 V(旧名称:マンションミニ)」と「NURO光forマンション」プランの2種類があります。
それぞれ基本工事費の総額は同額ですが、分割払いの回数が違います。

  NURO光
マンションミニ
NURO光
forマンション
月額料金 5,217円 2,090円〜2,750円
基本工事費 1,466円×30回 1,222円×36回
工事費総額 44,000円 44,000円

「月額料金+基本工事費(分割した額)」が毎月の負担額です。
ただ、新規契約者を対象にした「工事費実質無料」キャンペーンが実施されているので、実際に負担する金額は0円と考えておいて問題ないでしょう。

つまり工事費として毎月分割した工事費が請求されますが、キャンペーンによって同額が差し引かれるので差し引き0円です。
実質無料という表現はそのためです。

※【NURO 光 G2 V(旧名称:マンションミニ)プランの場合】
 サービスを利用開始した翌月から30ヶ月で分割した工事費を毎月の負担額から割引します。 (開通1ヶ月目:1,486円、開通2ヶ月目〜31ヶ月目:1,466円)
※【NURO光forマンションプランの場合】
 サービスを利用開始した月から36ヶ月で分割した工事費(1,222円)を毎月の負担額からを割引します。(開通1ヶ月目:1,230円、開通2ヶ月目〜37ヶ月目:1,222円)

なお、工事費の分割払い期間中に解約してしまうと、残りの金額は一括払いとなります。

NURO光マンションタイプの工事許可について

NURO光マンションタイプの工事は確認が必要

基本的にNURO光マンションタイプのお申し込みの際は、住んでいるマンションのオーナーや管理会社に光回線工事の許可をとっておく必要があります。

許可が必要な理由は、光回線の開通工事の際にマンションの設備状況によって外壁への穴あけやビス留めなどが発生するケースがあるためです。

オーナーや管理会社のなかには「マンションが少しでも傷つくようなことをしたくない」という方もいます。
あとからトラブルにならないように、あらかじめしっかりと工事許可をとるようにしましょう。

オーナー・管理会社への工事許可が不要なケース

住んでいるマンションの設備状況によっては、オーナーや管理会社への工事許可が不要なケースもあります。
工事許可が不要なケースとは、自分の部屋にNURO光の光ファイバーケーブルがすでに配線されている場合です。

NURO光の回線がすでに引き込まれている部屋であれば工事は不要で、ルーターなどの機器を設置するだけでインターネット通信を利用することができます。

しかし、フレッツ光などの他社サービスの光回線が引き込まれていても、NURO光の工事は必要になるので注意しましょう。

分譲マンションの工事許可

分譲マンションに住んでいる方は、光回線の工事許可がいるのかどうか迷うことがあるはず。
「購入した部屋だから許可はいらないのでは?」と思うかもしれませんが、工事内容次第であとからオーナーや管理会社とトラブルに発展する可能性もあります。

NURO光の開通工事ではマンション設備によって外壁への穴あけがあったり、共用部で作業を行ったりするので、あらかじめ許可をもらっておくと安心でしょう。

「NURO 光 G2 V(旧名称:マンションミニ)」プランの工事は2回

NURO 光 G2 V(旧名称:マンションミニ)の工事は「宅内工事」と「屋外工事」の2回おこなわれ、開通期間は1ヶ月〜2ヶ月程度が目安となっています。
※北海道、東海、関西、九州エリアでは工事の状況次第で、1ヶ月〜2ヶ月程度の日数がプラスでかかることもあるようです。

なお、宅内工事と屋外工事どちらも立ち合いが必要になります。
ご自身の都合を考慮して、工事に立ち会えるようにスケジュール調整をしましょう。

NURO光「宅内工事」の内容

NURO光の宅内工事では、主に下記のような作業が発生します。

  1. 光ファイバーケーブルをMDFから部屋に引き込む
  2. 光コンセントの取り付け
  3. 光コードの配線およびONU機器の設置

それぞれどのような作業をするのか、詳しく解説していきます。

作業1:光ファイバーケーブルをMDFから部屋に引き込む
マンションの共用部にあるMDFから光ファイバーケーブルを通してお部屋まで引き込みます。
※MDF(Main Distribution Frame):電話線や通信回線などを一箇所にまとめて管理する集線装置。

作業2:光コンセントの取り付け
お部屋に引き込んだ光ファイバーケーブルを接続できるようにするため、光コンセントを取り付けます。
光コンセントは2種類あって、「光アウトレット」タイプと「光ローゼット」タイプのどちらかをお部屋の環境にあわせて取り付けることになるでしょう。

基本的に取り付けるのは光アウトレットですが、すでに光アウトレットが設置されている場合は、光ローゼットを取り付けます。

作業3:光コードの配線およびONU機器の設置
取り付けた光コンセントから「ONU(光回線終端装置)」まで光コードを使って接続します。
※ONU(Optical Netowork Unit):部屋に引き込んだ光ファイバーケーブルを接続する機器。

また、光コードの長さは2m、3m、5m、10mが用意されているので、希望する場所にONUを設置してくれるでしょう。

MDFがない住宅の「宅内工事」

住んでいるマンションにMDFがない場合は、代わりに光ファイバーケーブルを収容するための「光キャビネット」をマンション外壁に取り付けます。
光キャビネット取り付けの際は、穴あけ、ビス留め作業が必要です。

その他の作業についてはMDFがある場合と同じような流れになります。

  1. 光ファイバーケーブルを光キャビネットから部屋に引き込む
  2. 光コンセントの取り付け
  3. 光コードの配線およびONU機器の設置

出展:NURO 光 開通までの流れ

出典:NURO 光 開通までの流れ

NURO光「屋外工事」の内容

NURO光の屋外工事では、主に下記のような作業が発生します。

  1. 近隣の電柱から光ファイバーケーブルを引き込む
  2. 引き込んだ光ファイバーケーブルをMDF内で接続

それぞれどのような作業をするのか、詳しく解説していきます。

作業1:近隣の電柱から光ファイバーケーブルを引き込む
近くにある電柱から住んでいるマンションまで光ファイバーケーブルを引き込みます。

引き込んだ光ファイバーケーブルを固定するため、外壁に引留金具を取り付ける可能性があります。
すでに引留金具が設置されている場合は、流用することもあります。

作業2:引き込んだ光ファイバーケーブルをMDF内で接続
電柱から引き込んだ光ファイバーケーブルはマンション共用部にあるMDFに収容されます。

宅内工事で配線した光ファイバーケーブルと屋外工事で引き込んだ光ファイバーケーブルをMDF内で接続したら工事完了です。

なお、光ファイバーケーブルの接続作業にはMDF内に200mm×200mmの空きスペースが必要になります。
スペースが空いていない場合は、MDF付近に新しくボックス設置が必要になるので作業時間が長くなるでしょう。

MDFがない住宅の「屋外工事」

住んでいるマンションにMDFがない場合は、電柱から光キャビネット(宅内作業で取り付けたもの)に光ファイバーケーブルを引き込みます。

あとは引き込んだ光ファイバーケーブルと宅内工事で配線した光ファイバーケーブルを光キャビネット内で接続して工事完了です。

「NURO光forマンション」プランは宅内工事のみ

「NURO光forマンション」プランについては、宅内工事のみが必要になります。
宅内工事のみということで開通期間は1週間〜2週間程度が目安です。

開通を待っている間はWi-Fiレンタルがおすすめ

NURO光の開通には1ヶ月〜2ヶ月程度かかるため、「1ヶ月以上もインターネットが使えないのは困る!」という方は多いはず。

開通を待っている間もインターネットを使いたい方は、NURO光のWi-Fiレンタルを利用しましょう。
Wi-Fiレンタルは初月980円から利用可能です。
※2ヶ月目からは1日あたら32円でレンタル。

レンタルする端末は最短で翌日発送できるので急ぎの方でも安心です。
また、1日単位でのレンタルもできるので「数日だけインターネットを使いたい!」という方も重宝するでしょう。

「NURO 光 G2 V(旧名称:マンションミニ)」プランのエリア検索方法

NURO光をご利用したい物件が「NURO 光 G2 V(旧名称:マンションミニ)」と「NURO光forマンション」どちらが導入できるかは実際に検索する事ですぐ分かります。

NURO光の下記ページにアクセスします
https://nuro.jp/hikari/service/10g/new/?service_class=10gs#area

①に通便番号を入力した後に②の住所を検索するを選択。③に住所が表示されるのでその部分を選択

郵便番号を入力し「住所を検索する」を選択、表示された住所をさらに選択

「アパート・マンション」か戸建住宅のどちらかを選択

住戸タイプを選択してください内のアパート・マンションか戸建住宅を選択

「アパート・マンション」を選択した場合、該当の住所にある物件名が表示されるので利用したいアパート・マンションを選択

マンションタイプの場合、表示された物件名から希望する部物件を選択

利用したい「アパート・マンション」を選択したら提供エリアを確認するを選択

選択後、「提供エリアを確認する」を選択

利用可能か結果が出ます。

利用可能だった場合、同じページの下部からそのまま受付する事も可能です。

NURO光が導入できるか分かります

NURO光の詳細はお近くのノジマ店頭でご確認いただけます。ぜひご検討ください!

「NURO 光 G2 V(旧名称:マンションミニ)」プランの工事できないケース

NURO 光 G2 V(旧名称:マンションミニ)は、工事当日にマンションの設備状況によって工事ができなくなるケースがあります。
ここでは、どのような状況で工事ができなくなるのかをご紹介します。

MDFに空きスペースがないケース

マンション共用部にあるMDFに空きスペース(200mm×200mm)がないケースでは、工事できない可能性があります。

MDFに空きスペースがないと光ファイバーケーブルの接続作業ができません。
スペースを確保するためには新しくMDF付近にボックスの設置が必要になるのです。

このボックス設置をマンションのオーナー・管理会社が許可しない場合、工事はできなくなるでしょう。

光キャビネットの取り付けが必要なケース

マンションにMDFがない場合、光キャビネットの取り付けが必要になります。

光キャビネットはマンション外壁に取り付けることになるので、外観を気にするオーナー・管理会社から工事許可をもらうのは難しいでしょう。

また、光キャビネットの取り付けは穴あけやビス留め作業が発生するため、外壁に穴があくことを考えると、許可がもらえず工事ができなくなる可能性があります。

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