auひかりのエリアを解説！エリア検索や確認方法も紹介【2020年版】

更新日時 : 2024-11-11 16:57

auひかりを利用する場合は、エリア確認を最初に行う必要があります。なぜなら、auひかりのエリア地図は具体的な詳細エリアが表示されないからです。
エリア地図で確認して、地域的にはエリア内に入っていても結果的にauひかりのエリア外という例もございます。
auひかりのエリア検索には、戸建てと集合住宅の2種類がございます。

そこで、今回はauひかりのエリア検索についてご解説していきます。

auひかり戸建て・ホームタイプのエリア確認方法

auひかりエリア検索方法で、auひかり戸建て向けのホームタイプエリア検索があります。
auひかりホームタイプのエリア検索は、auエリア検索方法の１つです。
auひかりのホームタイプのエリア検索をする際は、建物に合ったエリア確認方法をしっかりチェックしておく必要があります。

郵便番号と住居タイプを入力してauひかりのエリアを検索する

auひかりのエリア検索は、auひかり公式エリア検索サイト(外部サイト)にアクセスしていただき、郵便番号と住居タイプを入力すれば可能です。
実際のauひかりホームタイプの検索方法は、下記の手順でエリア検索ができます。

手順1

住居タイプを選択と郵便番号を入力していただき、「エリアを確認する」をクリックします。

手順2

番地などを入力していくと、最後にお住いのエリアに対応しているauひかりホームのプランが表示されます。

対応していない、もしくは提供されていない場合は「提供しておりません」と表示されます。

auひかり対応プロバイダの公式サイトは共通のエリア確認が出来るのか

auひかりのプロバイダは、So-net、BIGLOBE、ASAHIネット、nifty、au one net、@TCOM、DTIといった7つのプロバイダに対応しています。
どのプロバイダも、auひかりホームタイプでエリア検索を行った結果は常に共通です。
なぜなら、auひかりのエリアは戸建ての場合だと、最寄りの電柱までauひかりとして使用可能な光ファイバー回線が敷設されているか確認ができるからです。

プロバイダエリア検索をした際に結果が同じになるのは、ホームタイプに限り全国共通です。

表示されるプランがauひかりホームとauひかりホーム(S)のどちらになっているか確認しよう

auひかりホームタイプのエリア検索結果を確認すると、auひかりホームとauひかりホーム(S)のどちらかがエリア内にある限り必ず表示されます。
auひかりホーム(S)のSはシェアのSです。

都心部を中心として、例外的に更に高速なauひかりV(5ギガ)とauひかりX(10ギガ)を選択可能なエリアがあります。
では、auひかりホームとauひかりホーム(S)はどのような違いがあるのでしょうか。

auひかりホームとauひかりホーム(S)は光ファイバー線敷設事業者が異なる

auひかりホームは、KDDIが地上7m付近に敷設している光ファイバー網を使っているので、工事はKDDIが手配した関電工を始めとする業者が行います。
一方、auひかりホーム(S)は地上5m付近に敷設しているNTT東西地域会社が敷設した光ファイバー網を使っており、接続工事はKDDIが手配したNTTの工事業者が行います。

そのため、auスマートバリューが提供開始される以前からKDDIの光ファイバー網が敷設されている地域があります。

auひかりホームは3階建てに対応しauひかりホーム(S)は2階建てに対応

auひかりのホームタイプは、戸建てだけでなく集合住宅もauひかりマンションタイプが未提供ならば、条件付きで申し込みが可能です。
auひかりホームに2種類の提供地域分けがされている理由は、施工工事業者の違いと光ファイバー網が敷設されている電柱の高さに違いがあるからです。

光ファイバー線は、建物への引き込みを行う際に壁面に引留金具を使って引っ掛けるようにしてから室内へ引き込みします。
光ファイバー線は上方向へ無理に引っ張る力が加わると折れやすくなるため、引き込み可能な高さ制限が発生します。

階層
タイプ	auひかりホーム	auひかりホーム(S)
使用している回線	KDDI回線	NTT回線
回線速度	1Gbps	1Gbps
光ファイバー線が 引き込み可能な高さ	地上7m(マンション３階建て)	地上5m(マンション2階建て)

auひかりホームタイプがエリア外な府県が存在する理由とは

auひかりホームタイプは、auスマートバリューの展開に伴い全国展開をしていますが、実際には自社競合を避けるための未提供府県が存在します。
auひかりはKDDIが回線部分を運営していますが、かつてはKDDI直営のひかりONEと東京電力によるTEPCOひかりという独立した別々の光ファイバー接続サービスでした。

全国の光ファイバー網はNTT東西地域会社・KDDI・地域ごとの電力会社という3系統で敷設が進められていましたが、ひかりONEが旧TEPCOひかりに吸収された経緯があります。
また、eo光とは業務提携を行い、コミュファ光はKDDI傘下に入ることによりauひかりを全国展開すると自社競合の結果を招きます。

しかし、戸建て向けのホームタイプに限り次のようなauひかり未提供府県が発生しています。

auひかり　ホームタイプ未対応エリア
京都府・大阪府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県・福井県・愛知県・岐阜県・三重県・静岡県

auひかりホームタイプ未対応エリアの地域でも、ご利用できる光回線サービスがございますので紹介します。

コミュファ光

コミュファ光は東海エリア（愛知県、岐阜県、三重県、静岡県）限定の光回線サービスです。
NTTフレッツ光の回線網を利用せず独自回線の為、混雑が発生しづらくなっています。

auスマホをご利用されている方であればauスマホとのセット割「auスマートバリュー」を利用することができます。
auスマートバリューはauスマホの料金プランに応じて最大1,000円（税込1,100円）の割引を受けることができるセット割です。

auひかり集合住宅のエリア確認方法

auひかりエリア検索方法で、auひかりマンションタイプのエリア確認があります。
auひかりマンションタイプのエリア検索も、auひかりホームタイプのエリア検索と同様にauエリア検索方法の１つです。
auひかりのマンションタイプのエリア検索をする際も、建物に合ったエリア確認方法をしっかりチェックしておく必要があります。

auひかりマンションタイプのエリア確認

auひかりマンションタイプのエリア確認は、auひかり公式エリア検索サイト（外部サイト）にアクセスし新規申し込み・エリア確認を選択します。
auひかりマンションタイプのエリア確認はauひかりホームタイプのエリア確認とは異なり、近畿エリアや東海エリアで対応マンションとなっている可能性もあるので最初に調べます。

実際のauひかりマンションタイプエリア検索は、下記の手順でエリア検索ができます。

手順１

住居タイプを選択と郵便番号を入力していただき、「エリアを確認する」をクリックします。

手順2

番地などを入力していくと、最後にお住いのエリアに対応しているauひかりホームのプランが表示されます。

対応していない地域の場合

対応していない、もしくは提供されていない場合は「提供可能なマンションがありません」と表示されます。

マンションの住所とマンション名の両方をじっくり確認する

auひかりマンションタイプのエリア検索では、エリア外判定が多発することを防ぐためにマンション名だけでなく住所も表記しています。

オーナー変更に伴いマンション名が変わることがあるので、賃貸マンションほどauひかりマンションタイプ対応可否を見極めるためには住所も番地まで確認しなければなりません。
auひかりマンションタイプは、専用設備設置時のマンション名で登録がされていて、最新の申し込み者からの申し出が無い限りはマンション名が変更されません。

エリア外ならauひかりホームタイプのエリア確認を実施

auひかり公式エリア検索サイト（外部サイト）でエリア検索行なった結果、エリア外という表示が出た時点で諦めてしまうのは勿体ないです。
なぜなら、auひかりマンションタイプのエリア検索は、集合住宅にauひかりマンション専用設備が用意されているかされていないかの判定しかできないからです。

auひかりホームタイプのエリア検索を行うことで、auひかりホームタイプならば引き込み可能となる例が少なくありません。

＼お近くのノジマでも詳細を確認できます／

集合住宅にauひかりホームタイプを引き込み可能な条件とは

集合住宅であっても低層マンションならば、auひかりホームエリア内に限り引き込み可能です。しかし、全ての集合住宅が対象ではなく、下記のような条件があります。

• auひかりマンション設備が未導入であること
• auひかりホームタイプエリア検索にて提供エリアに入っているかであること
• auひかりホームエリアならば建物が3階建て以下であること
• auひかりホーム(S)エリアならば建物が2階建て以下であること
• 集合住宅の壁面へ引留金具の取り付け及びビス留めが可能であること

上記の条件のうち、特に重要なポイントは、建物の高さです。
auひかりホームならば地上高7mの位置にある光ファイバー線を3階建て以下の建物へ引き込めます。

電柱から集合住宅へ引き込む際には、必ずしも1階部分へ最初の引留金具が設置されるとは限りません。
建物最上階からの引き込みを想定するために、auひかりホームを引き込みする部屋ではなく集合住宅全体の高さが基準です。

auひかりホーム(S)エリアでは、実際の引き込み工事を行う工事業者がKDDIが手配したNTT東西地域会社の扱いになるため、建物の高さが2階建て以下に制限されます。

なぜ集合住宅ではエリア外が発生しやすいのか

集合住宅へauひかりを導入したいと考えても、エリア検索結果としてエリア外が発生します。
発生しやすい理由は、auひかりマンションタイプ提供数が少ないことが原因です。

auひかりマンションタイプは、首都圏を中心とした大規模マンション及びUR都市再生機構への導入実績が多くなっています。
auスマートバリュー提供開始に伴いエリア拡大した地域では、そもそもNTT東西地域会社が提供する光ファイバー設備導入済み物件が多いです。

また、auひかりマンションエリア検索のみ行って、auひかりホームタイプのエリア検索を行わずにエリア外として諦めてしまう人もいます。
auひかりは、なるべく安く快適なインターネット回線を提供するためにエリア限定にて提供されているものです。

条件次第ではauひかりホームタイプを集合住宅へ導入可能という条件を知っていれば、エリア検索漏れの発生を防げます。

auひかりがエリア外だった場合

エリア検索をした際に、お住いの地域によってはauひかりが“エリア外”と判定をされてしまう場合がございまいすので、エリア外だった場合にもご利用できるプロバイダーを紹介させていただきます。

速度を重視してNURO光を選択

auひかりがエリア外という判定だった場合には、代替手段としてNURO光という選択肢が挙げられます。
なぜなら、下り最大2Gbps・上り最大1Gbpsという通信規格の割に料金が安いというだけではなく、提供エリアの補完条件がauひかりとの関係で優れているからです。

NURO光の提供エリアは関東・東海・近畿エリア

NURO光は主に関東地域から順次提供拡大され、東海エリアと和歌山県を除く近畿エリアへと拡大しています。
東海エリアではコミュファ光、近畿エリアではeo光と重なる部分が多いです。

このため、auひかりがエリア外だった時の代替案としてNURO光は有力な選択肢です。

関東地域であってもauひかりエリア外ならNURO光が選択肢に入る理由

関東地域ならばauひかりの提供エリアはNURO光よりも広いので、auひかりがエリア外でNURO光がエリア内となる可能性が低いです。
しかし、auひかりがエリア外の場合でも、NURO光ならば3階建て以上の集合住宅へ引き込み可能です。

auひかりがエリア外となる理由として関東地域で多いパターンは、auひかりホームエリアであっても建物の高さ制限によりエリア外と判定されるケースがあります。
NURO光ならば、MDF室内（建物に入っている電話回線を分配してくれる部屋）までの屋内配線工事を先に行うことにより、外からの接続工事がNGになることがありません。

8階建て集合住宅であってもNURO光ならば対応可能な点が、auひかりエリア外の場合に代替手段として候補に挙がります。
しかし、NURO光を選択した場合には、残念ながらauスマートバリューには対応しないという点に注意しなければなりません。

あくまでも通信速度を重視して快適な光インターネット回線が欲しいと考えている人にNURO光がおすすめです。

＼お近くのノジマでも詳細を確認できます／

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（画像引用元：@nifty光）