掃除機の選び方は? コードレスやロボットタイプ、サイクロン式などの種類を徹底解説!
更新日時 : 2022-11-14 11:51
自宅を掃除するときに欠かせない掃除機ですが、コードレスやサイクロン式、ロボット掃除機など、さまざまな種類が登場しています。
ダイソンやシャークなど、耳にしたことのあるメーカーも多く、どれを選ぶべきか迷ってしまいますね。
掃除機の種類やメーカーによってメリット・デメリットが異なるため、やみくもに選ぶと購入してから不便を感じてしまうことに…。
そこで今回は、掃除機の種類やメーカーごとにメリット・デメリットをまとめて、どんな人におすすめか、などを解説していきます。
掃除機を選ぶときの基準についても紹介しているので、これから掃除機を購入する方はぜひ参考にしてみてください。
掃除機の種類
時代の変遷とともに掃除機の形状や機能が大きく変化し、さまざまな種類が登場しています。
どのような掃除機を選ぶべきか迷っている方のために、まずは掃除機の種類ごとにメリット・デメリット、おすすめな人を解説していきます。
動画でもご覧いただけます!
種類1.キャニスター掃除機
キャニスター掃除機は、ゴミを吸い込むヘッド部分と、ゴミを蓄積するタンクとに分かれている掃除機です。
【メリット】
キャニスタータイプは吸引力が強めです。広い部屋を掃除するときに適しています。
タンクが操作スティックと分かれているので、掃除機をかけるときに腕にかかる負担も少なくなっています。
ゴミを蓄積できる容量が多い傾向なので、コンパクトなタイプの掃除機よりも、ゴミ捨ての頻度を減らせます。
【デメリット】
タンクを引きずりながら掃除をするので、素早く動かしづらいです。
階段を掃除するときにもタンクが邪魔になります。
タンクの容量も大きいので、収納するときに広めのスペースを使ってしまいます。
【キャニスター掃除機はこんな人におすすめ!】
- 吸込力を重視する人
- 腕に負担をかけたくない人
- 階段がない住居に住んでいる人
種類2.スティック掃除機
スティック掃除機とは、操作部分のスティックとダストカップやモーターなどが一体化している掃除機です。
【メリット】
キャニスター掃除機と違って大きなタンクが移動の妨げにならないので、操作部分のスティックを自由に動かしてスムーズに掃除できます。
階段を掃除するときにもタンク持つ必要がなくて快適です。
自立するタイプの製品も多く、コンパクトに収納できるのも便利です。
部屋が狭くて収納スペースがない場合でも導入しやすくなっています。
【デメリット】
操作部分のスティックにタンクが一体化されているので、掃除するときに手元が重くなってしまうことがあります。
キャニスター掃除機よりも操作性は高いですが、スティックが長いので机や棚などを掃除するのには不便です。
【スティック掃除機はこんな人におすすめ!】
- 手元を自由に動かして掃除したい人
- 階段を掃除するときの負担を減らしたい人
- 収納スペースが確保できない人
種類3.ハンディ掃除機
ハンディ掃除機とは、軽量かつコンパクトな掃除機です。
スティック掃除機とは違って、持ち手の部分とヘッドの距離が近いデザインになっています。
【メリット】
片手でサッと取り出して、好きな場所に持ち運んで気軽に掃除できます。
本体が軽量なので掃除をするときに手が疲れづらいです。
また、本体がスリムであることから、机や棚、階段、車内といった床以外を掃除するのに便利です。
部屋の片隅に配置しても邪魔になりにくく、収納スペースが不足する場合でも導入しやすくなっています。
【デメリット】
長さが短いので、床を掃除するときには姿勢を低くしなければなりません。
また、通常の掃除機よりも小さいため、吸引力も劣ってしまいます。
狭い部屋を掃除するのであれば気にならないかもしれませんが、広い部屋を掃除するときには不便に感じてしまうことも。
キャニスター掃除機やスティック掃除機をメインの掃除機として使用し、ハンディ掃除機を併用するのが理想的だといえるでしょう。
【ハンディ掃除機はこんな人におすすめ!】
- 掃除をするのが面倒な人
- 床以外の場所を掃除したい人
- 収納スペースに不安がある人
種類4.ロボット掃除機
ロボット掃除機とは、自動で移動してゴミを吸引してくれる掃除機です。
薄い円盤のような形状をしています。
【メリット】
自分で掃除をする必要がないので、掃除機を持って部屋を歩き回らずに済みます。
掃除を任せている時間を自由に過ごせるのが魅力です。
高さが低いデザインなので、ソファやベッド、テーブルといった家具の下まで掃除してもらえます。
バッテリー残量が少なくなると自動でホームベースに戻って充電するタイプもあります。
充電切れを心配せずに利用できるのも快適です。
スマホと連携している製品もあり、気づいたときに外出先からスマホで起動させることもできます。
【デメリット】
ロボット掃除機は、床を移動することはできても、段差を昇降できません。
つまり、階段部分はほかの手段で掃除する必要があります。
2階建て以上の住まいを掃除するときは、フロアごとにロボット掃除機を移動させる必要があります。
また、掃除が完了するまでに時間がかかります。
素早く部屋を掃除したいときには不便に感じてしまう方もいるかもしれません。
【ロボット掃除機はこんな人におすすめ!】
- 自分で掃除をする時間を減らしたい人
- 家具の下を清潔に保ちたい人
- 階段のない住まいに住んでいる人
掃除機の給電方法による種類
掃除機の種類は、コード式とコードレスで分かれており、使い心地が大きく変わります。
ここでは、コード式掃除機とコードレス掃除機のメリット・デメリット、おすすめな人を解説していきます。
種類1.コード式掃除機
コード式掃除機は、電源コードによってコンセントから給電するタイプの掃除機です。
コード式掃除機として代表的なのが、キャニスター掃除機です。
電源コードを引き出してコンセントから給電する必要があります。
電源コードには赤色のテープと黄色のテープがつけられています。
赤テープは「これ以上は引き出し禁止」という意味を示しており、黄色は「ここまで引き出す必要がある」という意味を示しています。
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【メリット】
コードレス掃除機と比べて吸引力が強い傾向があります。
バッテリーを気にせず利用できるので、強モードに設定して掃除できます。
充電切れで掃除をスタートできないということもありません。
途中でバッテリーが切れる心配がないのも安心です。
リビングや家全体をじっくりと掃除したいときに役立ちます。
【デメリット】
コンセントを起点に掃除をしなければならないので、コードが伸びる範囲までしか掃除できません。
「あと少し先の部分を掃除したいのに届かない…」ということもあります。
掃除する部屋ごとにプラグをコンセントに接続するのが面倒です。
なお、キャニスター掃除機の電源コードは、機器の内側で束ねられています。
束ねられているまま掃除機を使うと、電流が流れるときに発熱して熱がたまり、故障してしまう恐れがあります。
コンセントの近くを掃除するときでも、電源コードを黄色の印まで引き出さなければなりません。
【コード式掃除機はこんな人におすすめ!】
- 強モードをたくさん使いたい人
- 家全体をじっくりと掃除したい人
- 充電するのが面倒な人
種類2.コードレス掃除機
コードレス掃除機は、充電したバッテリーから給電できる電源コードのない掃除機です。
【メリット】
電源コードのプラグをコンセントに接続する必要がありません。
掃除を素早く始められるだけでなく、コードの制限を受けずに掃除できます。
コンセントがない場所を掃除できるのも便利です。
たとえば、ハンディタイプであれば車の中に持ち運んで汚れを素早く吸引できます。
電源コードを黄色のテープまで引き出すという面倒な作業も発生しません。
【デメリット】
強モードにすると運転時間が短くなってしまいます。
10分以内しか運転できない製品も珍しくはありません。
バッテリーが途中で切れてしまうと、掃除が中断されてしまいます。
広い部屋を掃除したい場合や、長時間掃除したい場合には不向きです。
【コードレス掃除機はこんな人におすすめ!】
- 掃除する部屋が狭い人
- 好きな場所に持ち運んでサッと掃除したい人
- 車の中で掃除機を使いたい人
- 階段がある家に住んでる人
掃除機の集じん方法による種類
掃除機は集じん方法によっても種類が分かれています。
ここでは、紙パック式掃除機とサイクロン式掃除機のメリット・デメリット、おすすめな人を解説していきます。
紙パック式
紙パック式掃除機は、空気と一緒に吸引したゴミを紙パックのフィルターで集める掃除機です。
【メリット】
メンテナンスは紙パックを捨てるだけで済みます。
ダストカップやフィルターを手入れする必要がないのは気軽でしょう。
ちなみに、一つの紙パックで1~2か月ほどゴミを蓄積できます。
ホコリが舞いあがりにくく、ゴミを手で触れることもありません。
掃除機を手入れする手間が生じない点も便利です。
【デメリット】
ゴミが蓄積されると空気の通り道がふさがれるので、吸引力が低下してしまいます。
吸引力を元に戻すには紙パックを交換する必要があります。
紙パックを購入するのに費用が発生します。
紙パックの値段は1枚あたり10円~100円ほどが目安です。
なお、紙パックがないと掃除できません。
【紙パック式の掃除機はこんな人におすすめ!】
- 掃除機のメンテナンスが面倒に感じる人
- ゴミを捨てるときに周囲や手を汚したくない人
サイクロン式
サイクロン式掃除機は、吸引したゴミと空気を遠心力で分離して、ゴミをダストカップに集める掃除機です。
【メリット】
フィルターが目詰まりしにくく、吸引力が低下しづらいです。
いつでもパワフルな性能で掃除できます。空気がゴミを通過しないため、きれいな空気が排出される点も快適です。
紙パックを購入する必要がないので、本体代以外にコストが発生しません。
【デメリット】
吸引力が低下してしまった場合は、ダストカップやフィルターをメンテナンスする必要があります。
たとえば、ダストカップを大きめのゴミ袋に入れてから、ダストカップのふたを開けてゴミを捨てます。
ゴミを捨てるときにホコリが舞うこともあるので注意が必要です。
フィルターを掃除するときは、表面に付着したゴミを専用のブラシで取り除きます。
吸引力が元に戻らない場合は、ダストカップやフィルターの水洗いが必要な場合もあります。
【サイクロン式はこんな人におすすめ!】
- 吸引力の低下が気になる人
- 掃除によって部屋の空気を汚したくない人
- 紙パックの購入費を節約したい人
掃除機の人気メーカー
掃除機はメーカーによって特徴が大きく異なります。
掃除機の人気メーカーについてメリット・デメリット、おすすめな人をご紹介していきます。
メーカー1.ダイソン(dyson)
ダイソンは、世界初のサイクロン掃除機を開発した掃除機メーカーです。
製材工場にあった木くずと空気を分離するサイクロン装置がアイデアの起源として知られています。
【メリット】
吸引力がパワフルであり、大きなゴミから床の溝の微細なゴミまで吸引できます。
ゴミを満タンまで吸い込んでも吸引力が変化しません。
パワフルな吸引力のほかには、ヘッドに髪の毛が絡みにくい技術や、部屋の空気よりもきれいな空気を排出する技術など、さまざまなテクノロジーも実現しています。
【デメリット】
ダイソンのスティック型掃除機には、全長が長くて重い製品があります。
小柄な日本人には不便に感じるという声が見受けられました。女性や高齢者の方が購入するときは、負担が大きくならないか慎重に判断したほうがよいでしょう。
そのほか、ゴミ捨て部分が勢いよく開いてしまい、ゴミが散らばってしまうこともあるようです。
【ダイソンの掃除機はこんな人におすすめ!】
- 吸引力を重視する方
- サイクロン掃除機を検討している方
- 掃除のときに部屋の空気を汚したくない方
メーカー2.マキタ(makita)
マキタは、掃除機や電動工具、園芸用機器、アウトドア製品などさまざまな充電製品を提供しているメーカーです。
業界をリードするバッテリー充放電技術やモーター技術を活かして、あらゆる製品においてリチウムイオンバッテリーによる充電化を目指しています。
【メリット】
本体とバッテリーが一体化しているわけではなく、バッテリーを本体に装着して利用します。
バッテリーが劣化しても買い替えできるので、本体の性能を維持しやすいです。
強モードでも約20分利用できるコードレス掃除機があります。
バッテリーの自己放電が少ない掃除機もあり、長期保存しても満充電に近い働きをしてくれます。
バッテリー切れを赤色LEDで表示する機能もあり、容量が減ると「点滅」、バッテリーが切れると「点灯」するのも便利です。
【デメリット】
バッテリーが最大容量のスティック型掃除機だと、やや重いと感じるようです。
強モードにすると音がうるさく感じてしまうこともあるので、静音性にこだわる方も注意してください。
充電器についてはサイズが大きいほか、充電中に音が聞こえてしまうことがあります。
また、充電するときに掃除機からバッテリーが取り外しにくいという意見もあります。
そのほか、掃除機が自立しないので、スタンドを自分で作る方も見受けられました。
【マキタの掃除機はこんな人におすすめ!】
- 長時間掃除できるコードレス掃除機を探している人
- 自己放電を気にせず掃除機を使いたい人
- バッテリー切れの状態を見落としたくない人
メーカー3.シャーク(Shark)
シャークは、アメリカでシェアNo.1の掃除機メーカーです。
「世界中のすべての家庭においてそこに暮らす人々の日々の生活を積極的に支えるために世界基準の製品を開発する」というミッションを創立時から掲げています。
2018年に日本に上陸しました。
2021年には、家電量販店における充電式ハンディ掃除機の市場で販売シェアNo.1を獲得しています。
【メリット】
スティックタイプのコンパクトなハンディ掃除機を提供しています。
充電ドックからサッと取り出して掃除を始められるだけでなく、狭い場所を掃除するのにピッタリです。
場所を取らないだけでなく、インテリアにもなじむデザインであり、見栄えを気にせず室内に配置しやすいです。
バッテリーを着脱式にすることで、バッテリーが切れたときに交換できるのも便利です。
【デメリット】
ハンディ掃除機はサイドに排気部分があり、狭い場所を掃除するときに、たまっていたホコリが吹き飛んでしまうという意見が見受けられました。
また、フィルターにホコリが付着しやすく、本体の掃除が面倒に感じることがあるようです。
【シャークの掃除機はこんな人におすすめ!】
- 掃除機をかけるのが面倒な人
- 掃除機の収納場所に困っている人
- バッテリー切れにストレスを感じる人
掃除機を選ぶときの基準
使いやすい掃除機を見つけるためには、選ぶときの基準を押さえておくことが重要です。
掃除機を選ぶときの基準について解説していきます。
基準1.吸込力
掃除機の吸込力が少ないと、ゴミを吸い取るのに時間がかかり、掃除の負担が大きくなります。
快適に掃除をしたいのであれば、吸込力の高さに注目しましょう。
吸込力をあらわす指標として知っておくべきなのが吸込仕事率です。
吸込仕事率は、JIS規格に定められている吸込力の目安であり、数値が大きいほど吸込力が大きくなります。単位はW(ワット)です。
吸込仕事率の計算式は下記の通りです。
吸込仕事率=真空度(Pa)×風量(m³/min)×0.01666
ここでいう真空度はゴミを浮き上がらせる力であり、風量は浮き上がらせたゴミを運ぶ力です。
0.01666という数字は、JISで規定された換算係数となっています。
「強力な吸引力」「パワフルな性能」などのキャッチフレーズを見かけたとしても、本当に吸込力が高いのか判断しづらいです。
掃除機の吸込力を正確に比較したいときは、吸込仕事率の表記を探してみてください。
基準2.音
掃除機は大きな音が発生するケースの多い家電です。ペットを驚かせてしまったり、夜に掃除をするとき気を遣ったりする方も多いのではないでしょうか。
なるべく音の小さい掃除機を選びたいのであれば、デシベル(dB)という単位に注目しましょう。
デシベルとは、騒音の大きさを示す単位です。
静かな掃除機を選ぶときの参考に、デシベルの数値が示す音のイメージを挙げてみます。
デシベルの値 | 音のイメージ |
20dB | 木の葉が触れ合う音 |
30dB | ささやき声 |
40dB | 図書館 |
50dB | 静かな事務所 |
60dB | 一般的な会話 |
基本的に掃除機の仕様でデシベルの値が公開されている場合がほとんどです。
可能な限りデシベルの値が低い掃除機を探してみてください。
なお、掃除機の音は吸引力に比例して大きくなりがちな点も把握しておきましょう。
基準3.重心
スティック掃除機は、重心の位置によって使い心地が変わってきます。
たとえば、重心が上(ヘッドの反対)にあるタイプだと、方向転換や回転などの操作が楽で小回りが利きやすく、階段やソファ、ベッド下などを掃除しやすいです。
ただし、自立しないので壁に立てかけなければなりません。
そのほか、ヘッドからダストボックスまでの距離が遠くて、吸引力が下がってしまうこともあります。
重心が下(ヘッドの近く)にあるタイプだと、ヘッドからダストボックスまでの距離が近くて、吸引力が高い傾向です。
手元が軽いため、長時間の掃除でも疲れづらくなっています。
スタンドなしで自立する点も便利です。ただし、重心が上にあるタイプと比較して、小回りが利きにくくなっています。
見落としてしまいやすい観点ですが、スティック掃除機を選ぶときは、重心の位置を確認して選びましょう。
基準4.機能
ロボット掃除機は通常の掃除機と比べて多機能です。
購入してから機能不足に気づくと後悔してしまいますよね…。
便利なロボット掃除機を選ぶためには、一つでも多くの機能を知っておくことが重要です。
ロボット掃除機の代表的な機能をまとめてみます。
- 障害物回避機能
- 落下防止機能
- 自動充電機能(状況に応じてホームベースに戻って充電する)
- ジェットスプレー機能(床の汚れやべたつきを浮き上がらせる)
- マッピング機能(間取りを学習して最適な清掃パターンで掃除)
- 進入禁止機能(アプリで進入禁止エリアを設定)
- 音声操作機能(話しかけるだけで清掃を始める)
- 静音機能
- パワー調整機能(ゴミが多い場所で自動でパワーを上げる)
- リモート操作機能(アプリで外出先から操作できる)
- ゴミ自動排出機能
このようにロボット掃除機にはさまざまな機能があります。
必要な機能を搭載したロボット掃除機を探してみましょう。
基準5.アタッチメント(付属品)
アタッチメントの種類が豊富な掃除機だと、さまざまな場所を柔軟に掃除できるようになります。
家の中で掃除する場所を想定しながら、必要なアタッチメントのある掃除機を選びましょう。
どのようなアタッチメントがあるのか、種類と特徴、掃除場所の例をまとめてみます。
アタッチメントの種類 | 特徴 | 掃除場所の例 |
ミニモーターヘッド | 通常より小型 | ベッド、ソファ、車のシートなど |
ソフトブラシノズル | 先端に柔らかいブラシがついている | パソコンのディスプレイ、キーボード、洋服など |
ハードブラシ | 先端に硬いブラシがついている | 玄関のマット、車のマットなど |
すき間ノズル | 細長い | 家具の隙間、窓のサッシ、ドアの溝など |
布団用ノズル | 回転ブラシを搭載していない | 布団、マットレス、ベッド、ソファ、クッションなど |
アップトップアダプター | ヘッドの角度を変えられる | たんすや棚、照明、エアコンなど |
延長ホース | 伸縮する蛇腹のホース | 車の座席下、シンク下の収納部分 |
このように、環境に応じたアタッチメントがあれば、掃除しやすい部分があると分かります。
必要なアタッチメントを把握したうえで掃除機を選びましょう。
掃除機の種類を区別して自分に合った製品を選択!
今回は、掃除機の種類ごとにメリット・デメリットを解説しました。
掃除機にはさまざまな種類があることをあらためて実感した方も多かったのではないでしょうか。
最後に本記事で解説した掃除機の種類について、メリット・デメリットを表にまとめます。
掃除機の種類 | メリット | デメリット |
キャニスター掃除機 | ・吸引力が強めで広い部屋の掃除にピッタリ ・腕にかかる負担が少ない ・ゴミ捨ての頻度を減らしやすい |
・素早く動かしづらい ・階段を掃除しづらい ・広い収納スペースが必要 |
スティック掃除機 | ・タンクを引きずらなくて済む ・階段を掃除するときにタンクが邪魔にならない ・自立するタイプだと好きな場所に配置できる |
・手元が重くなってしまうことがある ・スティックが長いので机や棚などを掃除するのには不便 |
ハンディ掃除機 | ・軽量なので気軽に持ち運んで好きな場所を掃除できる ・階段や車内などを掃除しやすい ・スリムなデザインなので狭い場所にも収納できる |
・長さが短いので床を掃除するときに姿勢を低くしなければならない ・吸引力が弱めで広い部屋を掃除するのは不向き |
ロボット掃除機 | ・掃除を任せているとき自由に過ごせる ・高さが低いので家具の下まで掃除してもらえる ・自動充電や遠隔操作などの機能もある |
・段差を昇降できないので掃除エリアが限定される ・掃除が完了するまでに時間がかかる |
コード式掃除機 | ・吸引力が強めで広い部屋に適している ・充電切れを気にせず利用できる ・強モードを思う存分に使える |
・コードによって掃除範囲が制限される ・掃除する部屋ごとにプラグをコンセントに接続しなければならない ・キャニスターの場合は黄色の印までコードを引き出さなければならない |
コードレス掃除機 | ・プラグをコンセントに接続しないで済むので掃除を素早く開始できる ・コードの制限を受けずに掃除できる ・車などコンセントがない場所でも気軽に掃除できる |
・充電が切れると途中で掃除が中断される ・強モードを使いづらい |
紙パック式掃除機 | ・メンテナンスは紙パックを捨てるだけで済む ・ゴミを捨てるときにホコリが舞いあがりにくく、手も汚れにくい |
・吸引力が低下してしまう ・紙パックに購入費がかかる |
サイクロン式掃除機 | ・吸引力が低下しにくい ・きれいな空気が排出される ・紙パックの購入費が発生しない |
・ダストカップやフィルターのメンテナンスが必要 ・ゴミを捨てるときにホコリが舞うことがある |
掃除機の種類ごとにメリット・デメリットを把握して、自分に適した掃除機を選びましょう。
もし掃除機について少しでも不明な点があれば、ノジマの店頭スタッフにもぜひ相談してみてください。
ノジマにはメーカーの販売員がいないため、すべてのメーカーの中から、お客様に最適な掃除機をおすすめします!
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