Google翻訳アプリが凄すぎる!文字や音声、写真からも翻訳できる!
更新日時 : 2021-09-04 12:23
テキストだけでなく、手書き文字やカメラ、音声などから外国語を高精度に翻訳できるGoogle翻訳アプリ。
無料にも関わらず非常に機能が充実しており、海外旅行や日常生活で重宝されています。
このページでは、Google翻訳アプリの始め方から設定、使い方まで徹底解説!
真似するだけで使えるように画像付きで紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
Google翻訳アプリとは?
Google翻訳は大きく分けて、WEB版とアプリ版があります。
ダウンロードなしで利用できるWEB版は、外国語や海外サイトのページ毎翻訳に使用した経験があるのではないでしょうか?
一方アプリ版を利用には、スマートフォンへのダウンロードが必須です。
手間がかかる分、WEB版を凌駕するほど機能が充実しています。
例えば外国でレストランに行った時、Google翻訳アプリのカメラでメニューを読み込めば、瞬時に日本語変換してくれます。
また自分と外国人との多言語会話を音声で聞き取り、リアルタイムで翻訳する会話モードもあります。
「日本語以外話せないのに海外旅行でも不自由しなかった」と評する声も多いです。
ちなみにGoogle翻訳アプリは2018年10月にバージョンアップされ、翻訳精度が大きく向上しました。
もちろん全ての機能を完全無料で利用できます。
海外旅行や日常生活など幅広いシーンで役立つので、ぜひ使用してみてください。
Google翻訳アプリの始め方
Google翻訳アプリのダウンロード方法や、基本設定を画像付きで紹介します。
Google翻訳アプリをダウンロード
Google翻訳アプリをiPhoneにダウンロードする方法を紹介します。
Appstoreを開いて、検索をタップ。
検索欄に「Google翻訳アプリ」と入力。
検索すると「Google翻訳」というアプリが表示されます。
なお、偽物の悪質なアプリも多いので、「Google LLC」から提供されているか必ずチェックしましょう。
提供者が正しく表示されていれば、「入手」をタップしてダウンロードします。
以上でダウンロードは完了です!
Google翻訳アプリの基本設定
ダウンロード完了後に設定すべき項目は、「オフライン翻訳のダウンロード」「翻訳言語の設定」の2つです。
各設定方法を紹介します。
オフライン翻訳のダウンロード
ネット環境が整っている場所では、基本的にオンライン翻訳を利用します。
ただし海外旅行では端末がオフラインになったり、Wi-Fiが繋げないことも。
そんな時にオフライン翻訳を利用すれば、ネットが繋がらない環境でも翻訳可能です。
オフライン翻訳を利用する場合、翻訳ファイルを事前にダウンロードする必要があります。
ダウンロード方法は下記の通りです。
Google翻訳アプリを開いて、「設定」をタップ。
設定画面の「オフライン翻訳」をタップ。
オフライン翻訳画面の右上「+」ボタンをタップ。
ダウンロードしたい言語を選択します。
なおオフラインの翻訳言語は、59ヶ国語の中から選択可能です。(2021年4月時点)
今回は韓国語をダウンロードするので、「韓国語」をタップ。
「ダウンロード」ボタンをタップすると、ダウンロードがスタートします。
そして「ダウンロードした言語」に、韓国語(選択した言語)が追加されていれば完了です!
なおオフライン翻訳の場合、全ての機能を利用できる訳ではありません。利用できる機能は、下記の4つです。
- テキスト入力で翻訳
- リアルタイム・カメラ翻訳
- スキャンで翻訳
- 写真を読み込んで翻訳
機能には制限がありますが、必要最低限の翻訳機能は利用できます。
海外旅行中はネットが繋がらない状況も多いので、必ず出発前に必要な言語をダウンロードしておきましょう。
翻訳言語の設定
翻訳元の言語(読み取りたい言語)と、翻訳先の言語(理解できる言語)を設定しましょう。
104ヶ国語の中から選択可能です。(2021年4月時点)
ちなみに相手の言語が分からない場合、「言語を検出する」を利用すれば、自動で判断してくれる優れた機能も。
翻訳言語は自由に変更できるので、シーンに合わせて使い分けてください。
翻訳言語の設定は下記の通りです。今回は「英語」を「日本語」に翻訳する設定を行います。
まずは翻訳元の言語を変更します。Google翻訳アプリの上部にある左側の言語をタップ。
言語欄の中から「英語」を選択します。
次に翻訳先の言語を変更したいので、右側の言語をタップ。
言語欄の中から「日本語」を選択すれば、設定完了です!
ちなみに旅先の地域によっては「訛り」があるので、「同じ言語なのに聞き取れない…」といったトラブルも。
しかしGoogle翻訳アプリには訛りも設定できるので、高精度な翻訳が期待できます。
2019年12月時点では、11言語の訛りに対応できます。
Google翻訳の訛りを設定するには、設定画面の「言語」をタップします。
訛りを設定したい言語を選択。今回は「英語」を選びます。
あとは地域別の英語の訛りを選択すれば完了です。
旅先でも変更可能なので、上手く翻訳されない時も焦らず柔軟に対応しましょう。
Google翻訳アプリの7つの機能
Google翻訳アプリでは、下記7つの翻訳機能を利用できます。
- テキスト入力で翻訳
- 手書き入力で翻訳
- 音声入力で翻訳
- 会話モード機能
- リアルタイム・カメラ翻訳
- スキャンで翻訳
- 写真を読み込んで翻訳
7つの翻訳機能の使い方を画像付きで紹介します。
1.テキスト入力で翻訳
最もシンプルな機能であるテキスト入力での翻訳は、自分で文章を入力して翻訳する方法です。
コピー&ペーストもできるので、長文の翻訳も手軽です。
「テキストを入力」の箇所をタップ。
翻訳したい文章を入力すると、瞬時に自動翻訳してくれます。非常に精度が高いですね。
シンプルで簡単な機能なので、誰でも利用できます。
テキスト入力での翻訳は、Google翻訳アプリの基本機能なので覚えておきましょう。
2.手書き入力で翻訳
フランス語や韓国語など、知識が全く無ければ「そもそも読み方すら分からない…」といった言語もありますよね。
そんな時は手書き入力での翻訳がおすすめです。
言語を見ながら手書きで入力するだけで、Google翻訳アプリが認識して自動翻訳してくれます。
手書き入力での翻訳方法は、まずトップページの「手書き入力」をタップ。
画面下部の「お書きください」という箇所に、読み取りたい文字を入力していきます。
今回は「미리알아보고예약해요」という韓国語を入力します。
1文字ずつ入力すると、手書きスペースに書いた文字が、上部の翻訳スペースに反映されます。
誤反応している場合は右下の「×」ボタンや、変換予測の文字をタップして修正してください。
全て入力すると翻訳文が完成します。
正式な意味は「事前に調べて予約します。」なので、ほぼ同じですね。
読み方が分からない言語を翻訳したい時は、手書き入力がおすすめです。
3.音声入力で翻訳
スマートフォンのマイクに話しかければ、音声を認識して瞬時に指定言語へ翻訳してくれます。
しかも翻訳した文章を自動音声で読み上げてくれます。
音声入力での翻訳は、現地のスタッフに話しかけたい時に利用されることが多いです。
音声翻訳を利用する場合、まずマイクに話しかける言語と読み取り言語を一致させましょう。
例えば日本語で話しかける場合、左側を「日本語」に、右側を翻訳したい言語設定します。
設定できたら、ホーム画面にある「声」ボタンをタップ。
画面が切り替わったら、マイクに話しかけましょう。
読み取り性能を高めるために、ハキハキと大きな声で話すのがポイントです。
正しく文章が表示されたら、自動翻訳されるのを待ちましょう。
画面が切り替わったら、翻訳文が表示されます。
あとは「マイクボタン」をタップすれば、自動で音声を読み上げてくれます。
読み取りから音声の読み上げまで、全て自動で行ってくれるので非常に便利です。
キーボード入力も不要で手軽に利用できるので、使い方を覚えておきましょう。
4.会話モード機能
音声入力での翻訳機能を、さらに進化させた「会話モード機能」もおすすめです。
言語の異なる相手との会話も、Google翻訳アプリだけでスムーズに成立させられます。
会話モード機能の使い方は簡単で、まずはお互いの言語を設定します。
日本人とアメリカ人が会話をする場合、「日本語」「英語」と設定して、ホーム画面の「会話」ボタンをタップ。
日本語で話す際は、「日本語」が赤になっていることを確認してから話しかけましょう。
話しかけると、それぞれ日本語・英語で表示されます。
また翻訳文を自動音声で読み上げてくれます。
続いて英語で話す場合、「英語」が赤になっていることを確認して話しかけましょう。
上記の手順でGoogle翻訳アプリに交互に話しかければ、会話が成立します。
現地の人とじっくり会話する際におすすめです。
5.リアルタイムカメラで翻訳
読み取りたい文章に、Google翻訳アプリの「リアルタイムカメラ」をかざせば、瞬時に指定言語へ翻訳できます。
文字を翻訳したい時、いちいちテキストや音声を入力しなくて良いので、非常に便利です。
Google翻訳アプリのホーム画面の「カメラ入力」をタップ。
左側に翻訳元の言語、右側に翻訳先の言語を設定します。
例えば英語を日本語に翻訳したい場合、下記の画像のように設定しましょう。
あとは読み取りたい文章に、「テキストに合わせてください」を合わせてばOKです。
翻訳精度も比較的高いですね。
読み込む際に手ブレしたり、読み取り箇所にしっかり合わせないと、おかしな日本語が表示されてしまうので注意しましょう。
6.スキャンで翻訳
「リアルタイムカメラを利用したけど、どうしてもおかしな日本語訳になってしまう…」時は、リアルタイムカメラのスキャン機能を利用しましょう。
1単語ずつ読み込んで翻訳できるので、大体の意味を把握できます。
Google翻訳アプリのリアルタイムカメラを表示後、真ん中の「スキャン」をタップ。
スキャン画面に切り替わったら、読み取りたい文章に画面を合わせて撮影ボタンをタップ。
すると各単語が白い枠で囲まれます。
翻訳したい単語をタップすると、青い枠に切り替わって、上部に日本語訳が表示されます。
また一文を翻訳したい場合、指定の文章を指でなぞると複数単語が選択されます。
指定した複数単語は一文として認識されるため、より綺麗な日本語訳が表示されます。
「×」ボタンをタップすれば、選択解除できます。
一語ずつ認識されるので、リアルタイムカメラよりも翻訳精度が高いです。
7.写真を読み込んで翻訳
撮影した写真から言語を読み込んで、翻訳することもできます。
Google翻訳アプリのリアルタイムカメラを表示後、右の「インポート」をタップ。
写真フォルダに移行するので、読み込みたい写真を選択します。
あとはスキャンのように単語が白い枠で囲まれるので、翻訳したい単語を選択すればOKです。
まとめ
カメラでの翻訳や音声入力、会話モードなど、7つの翻訳機能が搭載されたoogle翻訳アプリ。
便利な翻訳機能を全て無料で利用できる非常に優秀なアプリです。
日本語しか話せなくてもGoogle翻訳アプリさえあれば、海外旅行で言語の壁に悩む心配はありません。
ダウンロードから使い方まで今回の記事を真似するだけでOKなので、ぜひ参考にしてみてください!
デジタル専門店ノジマ店頭では、SNS・アプリの設定をお手伝いいたしております。
料金など詳細はぜひノジマ店頭でご相談ください!
店舗案内
関連記事はこちら
【話題】21世紀のほんやくコンニャク!POCKETALK®(ポケトーク)S!新機能は?
2019年秋、Google Chromeに追加機能が!新機能まとめ
メディア(家電小ネタ帳®)に関するお問い合わせ
お問い合わせ人気記事ランキング
-
1位
【発売開始】iPhone 16シリーズまとめ!価格や発売日、特徴などを解説
-
2位
【2024年版】PS5の人気おすすめゲームソフト68選!ジャンル別やPS4との互換性を解説
-
3位
【2024年版】ニンテンドースイッチソフトの人気おすすめ100選|最新ゲームや大人・子供向けなど紹介
-
4位
加湿器の効果とは?冬に加湿が必要なワケとおすすめの置き場所を解説
-
5位
iOS 18の提供開始はいつ?新機能や対応機種を解説
関連記事
-
2024.10.6
Apple Watch Series 10発表!発売...
-
2024.10.3
【発売開始】iPhone 16シリーズまとめ!価格や...
-
2024.9.2
iPhone 16シリーズの予想まとめ!価格や発売日...
-
2024.8.22
【発売開始】Googleの「Pixel 9」シリーズ...
-
2024.9.16
iOS 18の提供開始はいつ?新機能や対応機種を解説
-
2024.11.12
【2024年】iPhone15の買取価格の相場は?高...
-
2024.8.3
白ロムとは?SIMフリーや赤ロムとの違い、中古スマホ...
-
2024.7.5
ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOでAI検索エ...
-
2024.10.6
【2024年】スマホ買取業者に売るならどこがいい?お...
-
2024.6.13
LINEMOに新料金プラン「LINEMOベストプラン...
-
2024.5.30
iPhoneにマイナンバーカードの機能が来春後半に搭...
-
2024.11.12
【2024年】iPhone12の買取価格相場5社を比...
-
2024.11.12
【2024年】iPhone 8の買取業者おすすめ5選...
-
2024.10.3
【2024年】iPhone買取のおすすめ10社を徹底...
-
2024.6.9
【発売開始!】Xperia 1 VIを実機レビュー!...
-
2024.8.3
赤ロムとは?白ロム・黒ロムとの違いや中古スマホ購入時...
-
2024.5.16
Apple「iPhoneのタッチ決済」を提供開始!対...
-
2024.8.9
Google Pixel 8aを実機レビュー!価格や...
-
2024.5.17
Xiaomi「Redmi Note 13 Pro+ ...
-
2024.9.2
iOS 17.4のアップデート情報まとめ!充放電回数...
-
2024.4.25
消しゴムマジックがiPhoneやPixel以外のAn...
-
2024.4.18
4月18日よりソフトバンクが「新トクするサポート(プ...
-
2024.4.15
【2024年】スマートウォッチおすすめランキング18...
-
2024.4.11
SIMロック解除とは? メリット・デメリット、ドコモ...
-
2024.8.9
Galaxy S24/S24 Ultraを実機レビュ...
-
2024.9.1
【図解付き】Androidスマホの初期化方法と注意点...
-
2024.3.24
古いAndroidスマホ及びケータイの「おサイフケー...
-
2024.8.12
ドコモがドコモポイ活プラン「eximo ポイ活」と「...
-
2024.3.10
ドコモが「キッズケータイ コンパクト SK-41D」...
-
2024.3.5
「UQ mobile→au移行プログラム」が提供開始...
ピックアップ
メディア(家電小ネタ帳®)に関するお問い合わせ
お問い合わせ最新家電REVIEW
-
【Dyson】Supersonic r 「HD17VLP」日本先行発売製品を実機レビュー!
-
【パナソニック】ストレートアイロン ナノケア「EH-HN50」の実機レビュー!
-
土鍋ご泡火炊き「JRX-G100」を実食レビュー!価格や実際に食べた口コミをご紹介
-
【Lenovo】IdeaPad Slim 5i Gen 9を実機レビュー!性能やAI機能を体験
-
CES2024現地レポート!最新家電など見どころをご紹介
-
エプソンの「EW-M754T」を実機レビュー!エコタンク搭載モデル最新プリンターと徹底比較
-
【2023年9月発売】東芝掃除機「VC-CLX72」機能や吸引力などを実際に使って詳しくレビュー!
-
SONYのイヤホン「WF-1000XM5」を実機レビュー!スペックや特徴を解説
-
【Shark Beauty】日本初上陸!Sharkのドライヤー「FlexStyle」と速乾の「SpeedStyle」を実機レビュー!
-
レグザの55X9900Mを実機レビュー!新機能の解説や4K液晶テレビと比較
-
【象印】圧力IH炊飯ジャー炎舞炊き「NW-FB10」を実機レビュー!ごはんを炊いて性能などを解説