【2019年12月版】20万円還元も!キャッシュレス決済とは?徹底解説!
更新日時 : 2022-03-31 18:04
キャッシュレスもうすでに始めましたか?今やクレジットカードも、スマホ決済もキャッシュレス決済は百花繚乱(ひゃっかりょうらん)!群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)!
経済産業省の発表では、登録申請数は約92万店(10月31日時点)、登録加盟店数は、約64万店(11月1日時点)です。登録加盟店数は、11月11日には約73万店になる見込みだそうです。
日本政府は、6年後の2025年までにキャッシュレス決済の比率を現在の約2倍の40%に高めたい考えです。
いざ、キャッシュレスにしよう!そうは言ってもどんな種類があってどれを選べかいいのかわからない、疑問をわかりやすく紐解いていきます。
<目次>
キャッシュレスとは?
- キャッシュ = 現金
- レス = ~のない
キャッシュレス = 現金のない・現金決済以外を指します
私はあくまで現金派!という人には、これ以上は必要のない文章かもしれません。
キャッシュレスの意義
キャッシュレスの推進は、消費者に利便性をもたらし、事業者の生産性向上につながる取組です。消費者には、消費履歴の情報のデータ化により、家計管理が簡易になる、大量に現金を持ち歩かずに買い物ができるなとのメリットがあります。
事業者には、レジ締めや現金取り扱いの時間の短縮、キャッシュレス決済に慣れた外国人観光客の需要の取り込み、データ化された購買情報を活用した高度なマーケティングの実現などのメリットがあります。
と経済産業省は謳っています。
(出典:経済産業省 2019.11.1)
うーんこれだけ読んでもわかりづらく理解しにくいですよね。あとでここも詳しく解説しますね。
まずは最大20万円還元の仕組みをみていきましょう。
ポイント還元制度
2019年10月1日に消費税10%への増税に伴い、消費者還元事業によるキャッシュレス決済で5% or 2%をポイントで還元する施策が開始!
「CASHLESS」のマークがあるお店なら最大5%還元の期間は、2019年10月~2020年6月までの予定。今やここまで国が総力をあげて推進しています。
「CASHLESS」のマーク
決済手段表記用ポスター(5%の場合)
※ポスターに掲載される対象キャッシュレス決済手段(ロゴ等)は店舗によって異なります。上記はサンプルです。
ステッカー(5%の場合)
(出典:経済産業省 2018.8.28)
キャッシュレス・ポイント還元事業 CM
「バナナマン日村さん 釣り具屋」篇
(出典:経済産業省 2019.9.30)
「四千頭身さん ホルモン焼き屋」篇
(出典:経済産業省 2019.9.30)
「西野七瀬さん パン屋」篇
(出典:経済産業省 2019.9.30)
中小の企業でも続々とキャッシュレス決済の導入されはじめているんですね。
消費者還元事業のポイント還元5%と2%の違いは?
5%還元
中小企業・小規模事業者が運営する店舗でのキャッシュレス決済
2%還元
コンビニなどのフランチャイズチェーン店舗でのキャッシュレス決済
20万円還元するためには?
11月は
2019年11月30日23:59までに消費者還元事業の5%還元で付与上限25,000円相当/月+期間限定のPayPay(ペイペイ)のまちかどペイペイ第1弾5%還元で付与上限25,000円相当/月で対象店舗でなら最大5万円還元!(条件あり)
12月は
消費者還元事業の5%還元で付与上限25,000円相当/月+2019年12月1日から2020年1月31日23:59までのPayPay(ペイペイ)のまちかどペイペイ第2弾で付与上限5,000円相当/月で対象店舗でなら最大3万円還元!(条件あり)
8ヶ月間で
2020年1月以降も6月までは、消費者還元事業の5%還元のポイント還元制度が対象店舗であれば続きますから対象店舗での購入で付与上限25,000円相当/月✕6ヶ月=15万円相当になりますので、
運が良ければ最大23万円も!あくまで抽選です。はずれもありますのでお気をつけください。
※ノジマは消費者還元事業ポイント還元対象外店舗ですが、まちかどペイペイは対象店舗です。お得なキャンペーンは随時行っております
さきほどの「キャッシュレスの意義」ってわかりずらかったですよね。
では、消費者にとってのキャッシュレスのメリットをわかりやすく3つに絞って解説していきましょう。
【消費者】のキャッシュレスの3大メリットは?
メリット1:利便性が上がる!
ジャラジャラと小銭や身の危険を感じるほどの大金など現金を持たなくていい。決済もスムーズなのでレジでの待ち時間の時短になる。
メリット2:支出の見える化!
支払った金額の履歴がデータ化されるので家計簿管理が楽になる。
メリット3:ポイント還元!
現金よりもポイントが付与されるのでお得に買物ができる。
ひろがるキャッシュレス(消費者向け)
(出典:経済産業省 2019.11.1)
お客様にとってもメリットがあるのがわかりましたね。 実はキャッシュレス化するのはお店側にもメリットがあるんですよ?ご存知でした? お店側のメリットも見ていきます。
【お店側】のキャッシュレスの3大メリットは?
メリット1:生産性向上!
現金のやり取りがなくなるので、レジ締めや釣り銭ミスの時間ロスが減る。
メリット2:インバウンド(訪日外国人旅行)消費を促す!
外国人が日本に来ても決済がお互い楽になり、お店に来てもらえる。
メリット3:ビッグデータの活用!
購買情報がリアルタイムでデータ化され、高度なマーケティングが可能になる。
つながるキャッシュレス(事業者向け)
(出典:経済産業省 2019.11.1)
お店側にとってもメリットがあるのがわかりましたね。 では国が総力をあげてキャッシュレス化を促すのはなぜでしょう?
そうです。もうおわかりですね。日本政府側にもメリットがあるんです。これから解説していきます。
【日本政府】のキャッシュレスの3大メリットは?
メリット1:インバウンド(訪日外国人旅行)需要
お店側の理由にも書きましたが、日本がキャッシュレス化をすることにより、外国人が日本に来てくれれば、お金を落としてくれるので外資獲得に繋がります。
メリット2:脱税やマネーロンダリング(資金洗浄)などの犯罪抑止
現金は地下経済での使用が可能で追跡が困難になる。そんな時にキャッシュレス化だと電子記録が残るので取引を監視できます。税金の徴収対策の強化とも言われています。
メリット3:貨幣の鋳造・紙幣の印刷などの製造コストの削減
1円玉を作るのにいくら必要だと思いますか?実は時期にもよりますが、2~3円なのです。やはり紙幣を作成するにも費用は必ずかかります。
2018年でも約700億円が製造コストとしてかかっています。現金輸送費や各所のATMへの補充でも年間2兆円と言われています。キャッシュレス化によりこういった費用負担が少なくなります。
消費者側・お店側・日本政府側と3者にそれぞれのメリットがあるんですね。
メリットだけじゃない!当然デメリットもある!
キャッシュレス化において、全てがいいことばかりではありません。使い方を間違えると損をしてしまうことも。どんなリスクがあるのかを確認しておきましょう。
災害時・非常時の問題
災害時・非常時はスマホ決済は機能しない可能性があります。そういった時は割り切って現金を使用しましょう。
金銭感覚が薄くなる・お金が貯まらない
現金のやり取りがないので、ついつい散財してしまうこともありますよね。普段家計簿をつけてなかったりすると、さらに見ることが少なくなり貯金が貯まらないことも。
消費者の3大メリットにも記載していますが、支出の見える化が重要なポイントとなります。見える化でしっかり管理できれば、貯金もたまり散財も減ります。要は使い方次第ですね。
現金化・払い戻しができない
スマホ決済はポイントや残高を現金化することはできません。しかし、普段付かないポイントなどが付与されたり、残高は使い切ることが可能ですので、損をすることはありません。
セキュリティの問題
スマホ決済においてセブンペイのようにデータになると盗まれてしまうのではないか?スマホを盗まれたらどうしよう?などセキュリティ面で気になるところはあるとは思います。確かにリスクがあるのは事実です。ですが、各社高いセキュリティ対策を施しており、NFC決済やQRコード決済などのスマホ決済はクレジットカードなどよりもセキュリティが高いと言われています。
あなたがスマホを落としてしまっても、まず指紋認証や顔認証など高いセキュリティでスマホが守られていませんか?スマホを落とした時と現金を落とした時、どちらが使われてしまうか容易に想像できますね。
スマホバッテリー切れ
充電が不足しているとバッテリー切れを起こしてしまうと、その時点で決済アプリを起動することはできません。充電が慢性的に不足してしまうのであれば、最新機種なら大容量の機種も多く、バッテリー布を心配する必要もありません。ぜひ、最新機種のご相談ならノジマへお越しください。
端末故障時の問題
故障時にすぐに使用できなくなってしまいます。近年のスマホや携帯電話は高額のものが多く、壊れてしまうと買い直すのが非常に困難です。スマホを安心して使用したいなど、詳細はノジマにてご案内させて頂いております。ぜひ、ノジマへお越しください。
キャッシュレスの支払いのタイミングは?決済の種類は?どんな決済方法があるの?
キャッシュレス決済方法は、【タイミング】と【種類】と【決済方法】と分けて見ていきましょう。
【支払いのタイミング】
前払い
商品を購入する前にプリペイドカードにチャージ(入金)して使用します。金額を事前に決められるので無駄遣いをしないメリットの反面、不足する度にチャージが必要となるデメリットもあります。
プリペイドカード決済
事前にサーバーを経由してプリペイド口座に一度入金し、そこから残高分の購入が可能。残高は専用の機械か、スマホのアプリで確認できるものもある。
- WAON(ワオン)
- nanaco(ナナコ)
- au WALLET(エーユーウォレット)
など
即時払い
その場で即時引き落とされる。主に銀行で発行されていることが多いデビットカードなどが代表的。現金と扱いが同じ場合が多く、使用するとその場で即時口座から引き落とされます。
デビットカード決済
使ったその場で利用者の口座からお引き落としされるカード(Visa・JCBなど)。そもそも銀行口座を開設しているので審査がないのが特徴。
銀行によってはポイントやキャッシュバックなどの特典が付与されます。主にVisaやJCBなので海外で使用することも可能です。
クレジットカードのように限度額がありません。というのも銀行の預金残高が利用限度額となるので、高額商品も購入しやすくなります。
ただし、クレジットカードと異なる点として一括払いのみなので、分割払いや、リボ払いはできません。一時的でも借金をしたくない人にはオススメの決済方法です。
後払い
後日まとめて指定の口座などから引き落とされる。主にクレジットカードなどが代表的です。デメリットはリアルタイムでお金が引き落とされないのでついつい使いすぎてしまうことがあります。
クレジットカード決済
クレジットカード会社が代わりに支払ってくれ、利用者は後払いで買物の支払いができるカード(Visa・MasterCardなど)。
支払い方法が一括払いか、分割払いか、あらかじめ設定した一定の金額を月々支払うリボ払い(リボルビング払い)を選べます。
後日利用料金をカード会社に対して支払う義務があります。そのため発行の際には審査は必須です。クレジットカード独自のポイントが貯まることや、紛失保険や盗難保険などの特典が受けられるものもあります。加盟店も非常に多く海外旅行でも使用できることが特徴です。
キャッシュレスのツール別の特徴
前払い (プリペイド) |
即時払い (リアルタイムペイメント) |
後払い (ポストペイ) |
||
主なサービス例 | 電子マネー (交通系・流通系 など) |
デビットカード | モバイルウォレット (スマホ・携帯電話 など ※プリペイド・ポストペイ可能) |
クレジットカード (国際ブランド・銀行系・信販系 など) |
QRコード or バーコード |
||||
イメージ |
||||
特徴 | 利用金額を事前にチャージ | リアルタイム取引 | リアルタイム取引 | 後払い・与信機能 |
加盟店への支払いのサイクル | 月2回など | 月2回など | 即日・翌日・月2回など様々 | 月2回など |
主な支払い方法 | タッチ式(非接触) | スライド(磁気) 読み込み式(IC) タッチ式 |
カメラ読込(QRコード) タッチ式 |
スライド式(IC化を促進) 読み込み式 タッチ式 |
【参考】 消費に占める比率 (日本国内) |
17% | 0.3% | – | 18% |
(出典:経済産業省 2018.9)
【カードの種類】
主に3種類に分けられます。
接触型ICカード
扱える情報量の多い集積回路(IC)を組み込んでいるカード。改ざんや複製などの偽造がされにくい。専用の機器に差し込んで使用することが多い。
- クレジットカード
- デビットカード
- ICチップのあるキャッシュカード
など
非接触型ICカード
技術的には非接触型ICカード(NFC、Felica(フェリカ)、RFID(アールエフアイディ)など)を利用した決済。コンタクトレス決済とも呼ばれる。
カード内部にNFC(エヌエフシー)などの無線でデータがやり取りできる装置が組み込まれており、読み取り端末にかざすと決済ができる。
(1)交通系ICカード決済
非接触型ICカード方式を採用している電子マネー機能付き乗車カード。主にバスや電車など、公共交通機関で使用するが、交通系以外にもコンビニや加盟店で使える。
交通系ICカード全国相互利用サービス一覧
- Kitaca(キタカ):北海道旅客鉄道(JR北海)
- Suica(スイカ):東日本旅客鉄道(JR東日本)
- TOICA(トイカ):東海旅客鉄道(JR東海)
- ICOCA(イコカ):西日本旅客鉄道(JR西日本)
- SUGOCA(スゴカ):九州旅客鉄道(JR九州)
- PASMO(パスモ):株式会社パスモ
- manaca(マナカ):株式会社名古屋交通開発機構及び株式会社エムアイシー
- PiTaPa(ピタカ):株式会社 スルッとKANSAI
- はやかけん:福岡市交通局
- nimoca(ニモカ):株式会社ニモカ
(2)流通系ICカード決済
最近はICチップ搭載型が増えたデパートやコンビニ、ショッピングの際に使う電子マネー。
流通系ICカードサービス一覧
- 楽天Edy(らくてんエディ):楽天株式会社
- nanaco(ナナコ):株式会社セブン・カードサービス
- WAON(ワオン):イオンリテール株式会社
- au WALLET(auウォレット):KDDI株式会社
- iD(アイディ):株式会社NTTドコモ
- QuicPay(クイックペイ):株式会社ジェーシービー
磁気カード
磁気ストライプカードとも呼ばれ、裏面に黒い帯があるカード。読み取る端末が安価であったりコストが安く、以前から世界各国で利用されている。
水で濡らしたり、磁気が弱まると使用できなくなる(読み込めなくなる)デメリットもある。スキミング(カード情報の複製・盗難)の被害に遭いやすいことから、日本ではより安全性が高いICカードが標準になりつつあります。
カードからアプリへ移行
nanacoやWAONなどカード決済から専用のアプリに切り替えるなどカードレス化が進んでいます。現代人はお財布を忘れてもスマホを忘れないことから、カードからアプリへ移行するカードレス化も進んでいるようです。
カードレス化した方がポイントが付きやすくなったりしますね。お財布のカードを減らしてみてはいかがでしょうか?
ノジマでも既にカードレス化して、ノジマアプリのみとなっております。
関連記事はこちら
ノジマアプリについて教えてください
【スマホの決済方法】
主にスマートフォンのアプリで操作をするタイプです。
ストアスキャン方式 (CPM:Consumer Presented Mode)
アプリを使い利用者が自分のスマホ画面にQRコード or バーコードを表示させ、それを店側が専用のスキャナーで読み込む
- PayPay(ペイペイ)
- 楽天ペイ
- LINE Pay(ラインペイ)
- メルペイ
- Origami Pay(オリガミペイ)
- d払い(ディーばらい)
- au PAY(エーユーペイ)
など
(1)QRコード型
カードは必要なく、スマホが必須。アプリを使い利用者が自分のスマホ画面に二次元バーコードを表示させ、それを店側がスキャナーで読み込む「ストアスキャン方式」と、店側が掲示しているコードを利用者が自分のスマホなどで読み込む「ユーザースキャン方式」がある(PayPayなど)
(2)バーコード型
どなたでもご存知の縞模様状の線の太さによって数値や文字を表す一次元バーコードです。日本ではバーコードをPOSレジで読み込むことが多いので普及しています。
ユーザースキャン方式 (MPM:Merchant Presented Mode)
店側が掲示しているQRコードを利用者が自分のスマホなどで読み込む。日本ではPayPay(ペイペイ)やOrigami Pay(オリガミペイ)が代表的ですが、中国、インドや東南アジアで普及している方式で、海外ではこちらが主流のところも多いです。
デメリットとして中国では店舗のQRコードが差し替えられる事件が発生しました。QRコードを印字した紙がすり替えるという手口です。店舗と相互で確認し、徹底したリスク管理が必要です。
スマートウォッチ
ウェアラブルデバイス(身につける端末)ともいい、スマートフォンと連携する腕時計型端末。スマホと連携しスマートウォッチ単体で決済が可能。ApplePay対応のApple WatchはSeries 3から。
関連記事はこちら
【2019年9月版】Apple Watch 最新機種まで徹底比較まとめ!
【スマホ決済の支払い先】
支払い先は各カード会社により異なります。主に以下のような支払い先があります。
- (指定の)銀行
- クレジットカード
- デビットカード
- コンビニ払い
- あと(ツケ)払い(メルペイあと払いのみ)
ノジマもPayPay(ペイペイ)対応しました!
ノジマも2019年10月からPayPay(ペイペイ)に対応しています。その他にもd払い(ディーばらい)au Pay(エーユーペイ)にも対応しております。少額利用時のキャッシュレス決済も大歓迎です!
※消費者還元事業ポイント還元対象外店舗ですが、ノジマはまちかどペイペイは対象店舗です。お得なキャンペーンは随時行っております
関連記事はこちら
PayPay、楽天ペイ、LINE Payなどのスマホ決済は利用できますか?
まとめ
いかがでしたか?一説によると増税前よりも増税後の方がキャッシュレス化の影響で出費が抑えられたという人いらっしゃいます。ノジマでもキャッシュレス決済対応しておりますので、ぜひお越しください。ご来店心よりお待ちしております。
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