モバイルバッテリーの正しい捨て方を解説!回収ボックス・店舗や火災のメカニズムも

更新日時 : 2024-11-11 16:10

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ルールを守らないゴミの処分が原因で、毎年ごみ収集車で火災が発生していることをご存知でしょうか?

しかも驚くのは、モバイルバッテリースプレー缶など、身近な製品が炎上の原因です。

一体どのようなメカニズムで火災につながるのでしょうか。また、どのように処分すれば事故を防げるのでしょうか。

そこで今回は、火災が起きる原因やメカニズム、モバイルバッテリーの捨て方をはじめ、電池などの正しい捨て方について解説していきます。

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火災が起きる原因

まずはNITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)発表の資料をご覧ください。

※出典サイト:「ごみ捨て火災」、被害は100億円超え!~充電式電池は正しく捨てましょう~ | 製品安全 | 製品評価技術基盤機構

モバイルバッテリーなどのリチウムイオンバッテリー使用製品が増えるに伴い、不燃ごみやプラスチックごみとして捨てられたリチウムイオンバッテリーにより、ごみ収集車やごみ処理施設で火災が多発しています。

NITEの調べによりますと、2018年から2021年までの4年間でおよそ111億円の被害額になっています。

ごみ収集車が廃車や修理になるだけでなく、作業員の身に危険が及びます。また、通行人や近隣の住民・家屋へ被害がでる可能性もあります

仮に人的被害がなかった場合も、消火活動で道路が通行止めになり渋滞が発生するなど2次被害も起きます。

正しいルールで処分を行っている方がほとんどだと思いますが、ご存じでなかった方は、これからは気を付けていきましょう。

不適切に出したゴミから炎上するメカニズム

それでは不適切なゴミ処分でなぜごみ収集車の炎上が起きるのか、NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)が検証している動画があります。まずはご覧ください。

【カセットコンロのボンベでごみ収集車が発火する実験】

【モバイルバッテリーでごみ収集車が発火する実験】

他のゴミと一緒にガスの残ったガスボンベやモバイルバッテリーを処分した場合、

  1. まず不適切に出したゴミが収集車の圧縮により破損
  2. 残っていたガスなどが周囲の可燃物と混ざる
  3. ガスや気化したリチウムイオンに静電気などから引火し発火
  4. バッテリーなどに激しい衝撃・振動が加わると破裂する

上記のことが、発火・破裂のメカニズムになっています。

今回の映像はあくまで実験で実際の事故とは異なりますが、それでもすごいインパクトがありますね。

もしこれが私たちの周囲で起こり、誰かが傷つくかもしれない、と考えると本当に背筋が凍る思いがします。

こういった事故が一刻も早くなくなるよう、まずは皆様に状況を知っていただければ幸いです。

そして、一人ひとりが正しいごみの分別ルールを守り、安心安全でクリーンな社会していきましょう

モバイルバッテリーの正しい捨て方

ELSONICモバイルバッテリー

モバイルバッテリーは、自治体ごとに処分方法が異なりますが、ほとんどの場合は燃えないゴミとして回収はできません

理由としては、発火し火災の恐れがあるためです。

「では、モバイルバッテリーはどう処分すればよいの?」と疑問に思うかもいることでしょう。

ここでは、モバイルバッテリーの正しい捨て方をご紹介します。

自治体に相談する

自治体に相談する

お住まいの区や市町村役場に確認のうえ、お近くの小型家電リサイクルボックスなどへ投入するか指定の場所へ持ち込んでください。

安全に処分することができるだけでなく、希少資源を回収し、リサイクルにつなげる意味合いもあります。

なお、内部の液体が漏れ出すとヤケドなどけがをする恐れがありますので、絶対に壊さずにお持ち込みください。

ノジマなどの家電専門店で処分する

ノジマなどの家電専門店などには、回収用のリサイクルボックスが設置されているところもありますので、持ち込んで処分できます。

ノジマでは、モバイルバッテリーの購入時に、引き取り処分を無料で行っていますので、お買い替えの際にはぜひノジマへお越しください!

携帯ショップで引き取ってもらう

携帯ショップで引き取ってもらう

携帯ショップでも不要になったモバイルバッテリーを処分してもらえる場合があります

あくまでサービスの一環としてやっているので、必ずしも処分してもらえるわけではないですが、一度相談してみるのもよいでしょう。

電池の種類に応じた捨て方

電池の種類に応じた捨て方

電池を絶縁しないまま処分すると、ショートして火種になる可能性があります。電池も種類に応じたルールに沿って正しく処分しましょう。

また、電池といっても使い捨て電池や小型充電式電池など種類があります。

ここでは、電池の種類ごとの捨て方についてご紹介していきます。

使い捨て電池

種類  処分方法
アルカリ単三乾電池
乾電池(アルカリ・マンガンなど)

自治体の指示に従い、別のごみと混ざらないよう電池だけビニール袋に入れて処分場所へ持込。

事故防止のため、大量にある場合はプラス・マイナス端子をビニールテープで覆い絶縁する※

ノジマの店頭でも引き取りできます。ぜひお持ち込みください。

リチウム電池
リチウム電池(「CR」や「BR」から始まる)
ELSONICボタン電池
ボタン電池(「LR」や「SR」などから始まる)

自治体ごとに設置されているボタン電池回収ボックスなどへ投入する。

事故防止のため、大量にある場合は一つずつビニールテープで包み絶縁する※

ノジマの店頭でも引き取りできます。ぜひお持ち込みください。

※電池のプラス・マイナス端子に金属が触れるとショートし発火の原因となります。ビニールテープやセロハンテープ等で端子を覆いショートしないようにしましょう。

モバイルバッテリー以外の電池も内部の液体が漏れ出すとけがをする恐れがあります。また環境に悪影響を及ぼす可能性もあり、液漏れしている場合は特に注意が必要です。

万が一液体(乾燥した粉)が皮膚に付着した場合すぐに洗い流し医師に相談しましょう。

液漏れした電池の処分も各自治体ごとに扱いが異なります。不明点なことがあればすぐにお住まいの区や市町村へ相談してください。

小型充電式電池

種類 処分方法
ニッケル水素電池
ニッケル水素電池(単3などの形状をした充電池が多い)

自治体ごとに設置されている小型充電式電池回収ボックスなどへ投入。

事故防止のため、絶縁した上で回収ボックスへ投入してください。

ノジマの店頭でも引き取りできます。ぜひお持ち込みください。


リチウムイオン電池(デジカメ・携帯・ゲーム機などの充電池)
ニカド電池
ニカド電池(電話機子機用バッテリーなど)

「小型充電式電池回収ボックス」や「ボタン電池回収ボックス」は、一般的にスーパーマーケットノジマなどの家電専門店に設置されていることが多いです。

また、設置されていない場合でも、店頭で相談すると無料で引き取ってもらえる場合もあります。

電池の処分でよくわからない場合、ノジマ店頭でも引き取りできますので、ぜひご相談ください!

小型家電

意外と見落としがちですが、ワイヤレスマウスタブレット・スマホモバイル扇風機やなどバッテリー内蔵製品をそのままゴミに出してしまい事故につながることもあります。

地域の小型家電リサイクルボックスへ投入するなど、必ず自治体が定めたルールに沿って処分しましょう。

【バッテリー内蔵小型家電の一例】

  • 携帯電話・スマートホン・タブレット
  • 携帯音楽プレーヤー・ポータブルラジオ・ICレコーダー
  • ワイヤレスヘッドホン、ワイヤレスイヤホン
  • 携帯ゲーム機
  • ワイヤレスマウス
  • ポータブルDVD(BD)プレーヤー
  • ポータブル扇風機
  • 充電式懐中電灯・充電式ランタン
  • 電子式/加熱式たばこ
  • 腕時計・ウェアラブル端末
  • デジタルカメラ・ビデオカメラ
  • 体温計

ノジマでは、買い替え時に処分も行っております。ぜひ店頭にてご相談ください。

その他製品ごとの捨て方

ここまでは、モバイルバッテリーや電池の捨て方をご紹介しました。

今回は、事故原因として紹介しているスプレー缶やガスボンベ、使い捨てライターの処分方法に分けてご紹介します。

スプレー缶・ガスボンベの捨て方

ELSONICエアダスター

スプレー缶やガスボンベは必ず使いきり、中身が残っている場合は注意書きに沿って必ず火気のない場所(屋外)でガス抜きをします。

ガス抜きは、大まかに以下の方法があります。

  • ガスが最後まで出尽くすまでスプレーをする(カセットコンロのボンベなら火が消えるまで使い切る)
  • 専用のガス抜きキャップが付属している場合は缶に記載されている説明に沿ってガス抜きを行う
  • 市販のスプレー用キリなどを使ってボンベに穴をあける(自治体によっては推奨されていない場合もある)

風通しの良い屋外での実施を推奨、引火のおそれがあるため換気扇使用は厳禁です。また、キリなど工具を使用する際はケガにも注意してください。

自治体ごとに缶ごみ金属ごみなど、処分方法が異なりますので、しっかりと確認してから処分しましょう。

使い捨てライターの捨て方

使い捨てライターの正しい捨て方

実は、使い捨てライターも火災の要因になっています。

ライターもスプレー缶・ガスボンベと同様に、ガスを使い切ってから自治体ごとのルールに沿って処分しましょう。

濡れティッシュに包んで燃えるゴミで回収、危険物として別回収など自治体ごとに様々なルールがあります。

処分する際は、お住まいの自治体に確認しましょう。

まとめ:モバイルバッテリーのご購入や処分はノジマへ!

まとめ:

今回は、火災が起きる原因やメカニズム、モバイルバッテリーの捨て方をはじめ、電池などの正しい捨て方について解説しました。

各自治体の指示や正しい処分を心がけ、事故を減らしましょう。

リチウムなどの希少鉱物をリサイクルに回すことで、環境保全に繋がるので、一人ひとりの心がけでより良い社会を目指していきましょう。

ノジマでは、モバイルバッテリーの処分をお買い替え時に、引き取り処分を無料で行っています。

また、使い捨て電池や小型充電電池、ダイソンのバッテリーなど、幅広く無料回収していますので、電池の回収のご相談はお近くのノジマ店舗へお越しください!

モバイルバッテリーのお買い替えはノジマがお得!

ノジマ店舗では、7月15日(土)~8月31日(木)までの期間、古いモバイルバッテリーを回収で、新しいモバイルバッテリー購入時に使える500ポイントをプレゼント!

モバイルバッテリーを買い換えようか迷われている方は、ぜひこの機会にノジマへお越しください!

  • 対象期間:2023年7月15日(土)~8月31日(木)
  • 対象店舗:ノジマモバイル館を除くノジマ全店舗

※モバイル会員様となります。

ノジマ店舗情報

※処分する種類によっては、お引取りできない場合もございます。

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