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2025年の節分は2月2日！恵方巻・豆まきの由来や方角を紹介

更新日時 : 2025-01-31 11:16

節分はいつ？恵方巻き・豆まきの由来、2025年の方角、食べ物などを紹介！

新年を迎えるとあっという間に訪れるのが節分行事。健やかな一年を過ごせるように願いを込めて行われる行事のため、積極的に参加したいところですよね。

ただ、由来を含め、節分行事はいつ行うのか、何を行うのかがわかっていないと、ご利益も減ってしまうでしょう。

そこで今回は、節分の由来を中心に豆まきや恵方巻の風習などを解説します。

節分の食べ物や豆まきで豆が余ったら検討したい料理・レシピ、お子さんに行事を理解してもらうための絵本などもぜひ参考にしてみてください。

記事の監修
株式会社ノジマ家電小ネタ帳編集部

株式会社ノジマは、関東を中心に200以上の店舗を展開している、東証プライム市場上場の企業です。
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節分とは？
節分の由来
節分は2月3日じゃない！？2025年は2月2日！その理由とは？
節分の方角（恵方）は？
節分の食べ物
節分で豆まきの豆が余ったら検討したい料理メニュー・レシピ
節分に関する絵本
節分についてもっと詳しくなれるQ＆A
節分行事で温かい料理・レシピを楽しむなら調理家電の買い替えも検討！

節分とは？

節分とは、季節の分かれ目をさす時期です。

暦では立春・立夏・立秋・立冬など、各季節の始まりの日が決められており、それぞれの前日が節分に該当します。

ただ、節分と聞くと、夏や秋、冬ではなく、春を思い浮かべる方が多いですよね。

なぜ、節分は春というイメージが強いのでしょうか。

実は、旧暦において新年は立春から始まり、春の節分に行事が行われていました。

冬から春になるときが1年の境と考えられ、節分は年越しを示したようです。

このような旧暦の名残で、節分は主に立春の前日を示すようになったといわれています。

節分の由来

節分といえば、豆まきや恵方巻が思い浮かびますよね。

ただ、なぜ豆まきを行ったり、恵方巻を用意したりするのか、深く理解していない方も多いでしょう。

各種行事を正しく実施するには由来を知っておくのが望ましいです。

引き続き、節分の由来がわかるよう、豆まきや恵方巻の風習について解説していきます！

豆まきの由来

節分の豆まきは、新年を迎えるにあたって福を招いて鬼を払う行事でした。

追儺（ついな）という朝廷の年中行事が室町時代以降に神社や民間に広まったことが由来のようです。

大晦日の夜に悪鬼を追い払い、疾病や災難を逃れるために行われていたといわれています。

豆は魔目（鬼の目）を滅ぼすことを意味しているとのことです。

風習の例としては、夕方に雨戸を全部閉めて一か所のみ少し開いてから、各部屋で豆まきを開始します。

まくときの掛け声は「福は内、鬼は外」です。

最後は戸のすき間から外に向かってさらに強めの掛け声を発して、ピシャリと戸を閉めて完了するといいます。

豆をまく人は、年男（その年と同じ干支に生まれた人）あるいは家長などとされていました。

現代では自由に鬼役を決めて家族で楽しく豆をまく行事として実施されています。

ちなみに豆はまくだけでなく食べる風習もあります。

歳の数あるいは自分の歳の数よりひとつ多く食べて幸せや健康、長寿などを祈るのが一般的です。

恵方巻の由来

恵方巻とは、切り分けられていない太巻き寿司です。

節分の日にその年の恵方を向いて食べる風習が知られています。

恵方とは、その年の年神様がいる方向です。

年神様がいる方向を向いて願い事を思い浮かべながら無言で恵方巻を丸かじりします。

正月に行われていた恵方参りが変化し、節分の風習として復活したようです。

諸説はさまざまあり、江戸時代末期から明治時代初期に、大阪の商人が商売繁盛を祈って始めたといわれています。

昭和時代には海苔の問屋組合がキャンペーンに取り組み、海苔の販促とコンビニチェーンの宣伝によって全国的に広がったようです。

具材

恵方巻に使われる具材は、七福神に由来しています。

恵比寿天（えびすてん）
毘沙門天（びしゃもんてん）
大黒天（だいこくてん）
寿老人（じゅろうじん）
福禄寿（ふくろくじゅ）
弁財天（べんざいてん）
布袋尊（ほていそん）

代表的な具材は下記の通りです。

長くて長寿を意味する「穴子」「かんぴょう」
「うなぎのぼり」にかけて「上昇・出世」を意味する「うなぎ」
目玉が飛び出していてめでたい「エビ」
陣笠に似ていて身を守ってくれそうな「しいたけ」
「九（きゅう）利（り）」の語呂合わせを持つ「きゅうり」
卵の黄色を金に見立てた「だし巻き卵」
原料が鯛でめでたい「桜でんぶ」

このように恵方巻には、縁起の良さを連想させる具材がふんだんに使われています。

福をたくさん巻き込んだ太巻きを食べることで幸運を取り組むのですね！

恵方巻は良い炊飯器でふっくら美味しく作りたいですよね。
炊飯器については、下記の記事も参考にしてみてください！

プロが選ぶ！炊飯器の人気おすすめ29選！サイズ別にランキング

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節分は2月3日じゃない！？2025年は2月2日！その理由とは？

節分はいつ？

節分といえば「2月3日」というイメージが強いですが、実は2025年の節分は「2月2日」になっています。

なぜこんなズレが起こるのでしょうか？

その理由は、「暦の調整」にあるんです。

国立天文台によると、地球が太陽の周りを1周する時間（太陽年）は約365.2422日。

つまり、カレンダー上の365日とほんの少しズレがあるんですね。

このズレを調整しないと、暦と季節が合わなくなってしまいます。

そこで、4年に1度「うるう年」を設けて2月29日を追加するほか、二十四節気（立春や立夏など）の日付を微調整し、季節と暦のズレを修正しています。

その影響で、今年の立春は2月3日になり、前日の節分も2月2日へと変わったのです。

さらに、2057年と2058年には2年連続で2月2日が節分になるなど、今世紀は調整が頻繁に行われるようです。

普段あまり意識しない「暦」ですが、こうした細かい計算と調整の積み重ねで、私たちの生活が季節とズレることなく保たれているんですね。

節分の方角（恵方）は？

節分では恵方を向きながら恵方巻を食べることをお伝えしました。

恵方巻を食べるときの方角（恵方）は年度によって異なることがあります。誤った方向を向いて食べてしまえばご利益が減ってしまいますよね。

ミスなく行事を楽しめるよう、年度ごとに正しい方向を把握しておきましょう。

年度ごとの具体的な方角は下記の通りです。

年度	方角
2025年	西南西
2026年	南南東
2027年	北北西
2028年	南南東
2029年	東北東

正しい方角に向かって恵方巻を食べるにはコンパスがあると便利です。方角を合わせるのが難しい方はアプリを利用してみてください。

恵方巻のイラストと方角が表示され、恵方巻を恵方にあわせると恵方巻が大きくなるといった工夫をしているアプリもあるようです。

方角に詳しくない方でも直感的に正しい方向がわかるでしょう。

節分の食べ物

節分では、恵方巻や豆を食べるという風習がありましたが、ほかにどのような食べ物を楽しめるのか気になった方もいますよね。

続いては、節分の日に楽しめる代表的な食べ物についてご紹介します。

そば

すでにお伝えした通り、昔は節分の日が大晦日にあたる日とされていたことから、節分に年越しそばを食べる風習があったようで、節分そばの由来となっています。

全国的な風習として知られていましたが、現代ではそばどころとして知名度の高い長野県や島根県などで浸透しているようです。

節分そばには、「そばのように細く長く人生を生きたい」「簡単にかみ切るように厄を切り捨てたい」などの願いが込められます。

イワシ

節分で鬼を退けるのは豆だけでなく、イワシも挙げられます。

鬼はイワシの臭いや焼いたときの煙を苦手としており、イワシが節分に食べられる由来となっているとのことです。

イワシは漢字で鰯とあらわされ、弱いという字が含まれていますが、鬼が嫌うというのは意外ですね！

鬼は葉に棘のある柊も嫌いとしているようで、柊の枝に焼いたイワシの頭を刺した柊鰯を門口に装飾することで、鬼の侵入を防げるともいわれています。

けんちん汁

けんちん汁は、だいこんやにんじんといった根菜、こんにゃく、くずした豆腐などを油で炒めてから煮込む料理です。しょうゆベースで味付けされます。

「えびす講」や「初午（はつうま）」といった季節行事で、体を温めることを目的に振る舞われておりました。

鎌倉の建長寺では700年前から食されており、寺で作られていた建長汁から呼び名が変わったという説が知られています。

温かい食べ物なので、寒い時期にピッタリです。関東の一部地域では、節分行事にあわせて食べられることもあります。

毎年建長寺で行われる節分会でも、豆まきの参加者にけんちん汁が提供されているようです。

普段作りなれている方が多いレシピなので、節分の日に気軽に楽しんでみてはいかがでしょう。

しもつかれ

しもつかれとは、栃木県を代表する郷土料理です。節分に煎った福豆の残りの大豆や、正月に食べた塩引き鮭の頭などを使って作られます。

魔除けや厄除けなどの観点で縁起が良いとされ節分に食べられるようになりました。

栃木県だけでなく埼玉県や千葉県、福島県などにも伝わっており、食材は地域によってさまざまです。

だいこんやにんじん、油揚げなども使われます。江戸時代中期のころからは、造り酒屋の出現によって酒粕も用いられるようになったようです。

節分で豆まきの豆が余ったら検討したい料理メニュー・レシピ

節分で豆まきの豆が余ったら検討したい料理メニュー、レシピ

節分で豆まきをすると、豆が余ることが多いですよね。

豆まきで余った豆を捨てるのはもったいありません。

ただ、豆をそのまま食べるのは味気なく、食べきれないという方もいるかもしれません。

そんなときは、豆を使った料理メニュー、レシピなどでおいしく食べるのがおすすめです。

節分で豆まきの豆が余ったら検討したい料理メニュー、レシピとしては炒め物が手軽です。

フライパンにバターをひいて豆を炒め、塩、こしょう、青のりなどで味付けするだけでも楽しめます。

そのほか、豆入り炊き込みご飯や、豆入りサラダ、豆入りトマト煮込みなど、多種多様なアレンジ料理にも挑戦してみませんか。

節分を機にたくさんの豆料理を試せば、豆のおいしさに気付けるかもしれませんね。

豆入り炊き込みご飯

米はといでおく。
にんじんは細切りにする。油揚げも熱湯をかけて水気をきり、細切りにする。
炊飯器に米と和風だしを入れて、水を加えて混ぜ、豆・にんじん・油揚げを入れて炊く。
炊きあがったら、全体をざっくり混ぜる。

豆入りサラダ

トマト・きゅうり・パプリカ・紫玉ねぎをそれぞれ1cm角に切る。
ボウルに茹でた豆、1の野菜を入れて混ぜる。
マヨネーズやお好みのドレッシングで和える。

豆入りトマト煮込み

玉ねぎ・にんにくはみじん切りにする。
鍋にオリーブオイル・にんにくを入れて、さらに玉ねぎを加えて透き通るまで炒める。
茹でた豆・カットトマト缶・水・ローリエを加えて煮る。
全体を時々混ぜながらさらに煮て水分を飛ばし、最後に塩コショウ・パセリを散らす。

節分に関する絵本

節分を子どもと一緒に楽しみたいけれど、行事をうまく説明できない親御さんもいるかもしれません。

そんなときは絵本で節分について理解してもらうのはいかがでしょうか。

具体的な絵本の例は下記の通りです。

絵本	内容
まめまき！まめまき！	鬼に豆をまいて鬼が逃げていく様子が描かれている絵本。窓から来た子どもの鬼は泣いていて…。
せつぶんのひのおにいっか	人間にきづかれずに人間の家でくらす鬼の一家を描いた絵本。果たして、節分の日に鬼の一家はどうなってしまうのでしょうか？
せつぶんセブン	愉快なヒーローと節分を学べる絵本。節分アイテムの由来や節分に詳しくなれるクイズを掲載。鬼のお面を入手できるQRコードも魅力的。