【Lenovo】IdeaPad Slim 5i Gen 9を実機レビュー!性能やAI機能を体験

更新日時 : 2025-03-28 18:00

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Lenovoの「IdeaPad Slim 5i Gen 9」は、2024年3月15日(金)に発売したノートパソコンです。

主な特徴として、16インチの有機ELディスプレイやCPUには「Core Ultra」、キーボードには近年話題のAIをワンタッチで呼び出せる「copilotキー」の搭載などが挙げられます。

今回は、Lenovoの「IdeaPad Slim 5i Gen 9」の特長や実際に実機レビューを行い、検証していきます。

IdeaPad Slim 5i Gen 9の特徴

  • 話題のAIがワンタッチで呼び出せる「copilotキー」搭載
  • マルチタスクも素早くできる「インテル Core Ultra プロセッサー」搭載
  • 16インチの大画面で「有機ELディスプレイ」搭載

記事の監修
株式会社ノジマ 家電小ネタ帳編集部

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IdeaPad Slim 5i Gen 9の基本スペック

IdeaPad Pro 5i Gen 9の基本スペック

まずは、IdeaPad Slim 5i Gen 9のスペックを表にまとめました。

型番 83DC0033JP
83DC001QJP
発売日 2024年3月15日(金)
基本OS Windows 11 Home 64bit(日本語版)
ディスプレイサイズ 16.0型 2K OLED
(有機ELディスプレイ、2048×1280ドット、最大10.74億色)
リフレッシュレート 最大120Hz
CPU CPU インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155H
動作周波数 1.40GHz(ターボ・ブースト利用時:最大4.80GHz)
コア/スレッド数 16コア/22スレッド
GPU インテル® Arc™ グラフィックス(CPU内蔵)
メモリ 16GB
ストレージ 約512GB SSD(PCIe NVMe/M.2)
通信機能 無線LAN Wi-Fi 6E対応(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠)
Bluetooth Bluetooth 5.2
外部端子 左側面:Type-C×2、HDMI出力端子×1、イヤホンジャック
右側面:Type-A×2、microSDカードリーダー
バッテリー駆動時間 約15.2時間
バッテリー充電時間 約2時間(急速充電)
Officeソフト Office Home & Business 2021
本体サイズ(幅×奥行×高さ) 約35.6×25.1×1.69cm
重量 約1.89kg

IdeaPad Slim 5i Gen 9の主な特徴

話題のAIがワンタッチで呼び出せる「copilotキー」搭載

話題のAIがワンタッチで呼び出せる「copilotキー」搭載

IdeaPad Slim 5i Gen 9には、Windowsキーとは別に「copilotキー」が搭載されています。

Copilotキーの導入は、Windowsキーが導入されてからおよそ30年ぶりの大きな変更となりました。

キーを押すと、画面右側にcopilotが起動し、音声や文字を入力すると文章や画像を生成してくれます。

マルチタスクも素早くできる「インテル Core Ultra プロセッサー」搭載

マルチタスクも素早くできる「インテル Core Ultra プロセッサー」搭載

インテルのCore Ultra プロセッサーとは、2023年12月14日に発表されたIntelの最新世代のプロセッサーです。

AI処理専用の「Neural network Processing Unit(NPU)」というハードウェア「インテルAIブースト」が搭載。

内蔵グラフィックは、「インテル Iris Xe グラフィックス」から「インテルArcグラフィックス」に変更されています。

また、高性能コア(Performance-Cores、Pコア)、高効率コア(Efficient-Cores、Eコア)に加えて、低消費電力高効率コア(Low-Power Efficient-Cores、LPEコア)が搭載されています。

「Core i」シリーズよりも電力効率が最大40%低下し、グラフィックス性能が最大2倍向上しました。

16インチの大画面で「有機ELディスプレイ」搭載

16インチの大画面で「有機ELディスプレイ」搭載

IdeaPad Slim 5i Gen 9は、有機ELディスプレイと16:10の画面比率が特長です。

有機ELディスプレイにより、色鮮やかでコントラストの高い映像を楽しむことができ、特に黒の再現度が非常に高いため、映画や写真が一段と美しく見えます。

また、16:10の画面比率は、縦方向の表示領域が広く、ニュースや記事を見たり、文書作成、プログラミングなどの作業効率が上がります。

複数のアプリ起動や大容量データの編集も楽々できる「16GBメモリ」搭載

複数のアプリ起動や大容量データの編集も楽々できる「16GBメモリ」搭載

IdeaPad Slim 5i Gen 9は、16GBのメモリを搭載したノートパソコンなので、日常の作業がより快適に行うことができます。

例えば、複数のタブを開いた状態でインターネットを見たり、動画を見ながら文章作成をしても、動作が重くなりにくいです。

写真編集や簡単な動画編集も行えますし、オンライン会議中に他のアプリを立ち上げてもカクつきも少なく操作できます。

軽いゲームも問題なく楽しめるので、仕事にも娯楽にも万能な一台です。

IdeaPad Slim 5i Gen 9を実機レビュー!

外観

天板はシンプルで、無骨な感じでスタイリッシュな仕上がりです。

左側面は、左からType-C・HDMI・Type-C・イヤホンジャックを接続することができます。

右側面は、左からmicroSDカードリーダー・Type-A×2を接続することができます。

キーボードは、バックスペースやエンター、シフトが左のキーと繋がっているのが特徴的です。

ディスプレイ

画面を開くと、自動で電源が入る仕様になっています。

パネルは有機ELディスプレイなので、画像や映像を見るときは非常に色味がキレイです。

特に、黒の表現力が素晴らしく、視野角も広いので、複数人で一緒に映画を見るときも快適に視聴可能です。

また、16:10のアスペクト比なので、通常のノートパソコンよりも縦に長いのも特徴的。

エクセルなどのオフィスやニュースなどの表示領域が広くなります。

実際に家電小ネタ帳の記事を見ても、下の画像の表示領域が広いことがわかります。

スピーカーの音質

スピーカーの音質

スピーカーはDolby Audioに対応しているので、実際に他のノートパソコンと聴き比べてみました。

聴き比べてしたノートパソコンは全体的に音がこもっていましたが、IdeaPad Slim 5i Gen 9は高音は音が伸びて、低音もしっかりと出ており、全体的にクリアな音声でした。

音質も良く、ディスプレイは有機ELなので、映画などの動画視聴にはピッタリのノートパソコンだと感じました。

copilot機能

IdeaPad Slim 5i Gen 9には、従来のWindowsキーとは別に、「copilotキー」が搭載されています。

copilotキーの場所は、スペースキーの2つ右にあります。

普段使いするなら、パソコンの使い方やメールの文章作成、旅行計画などに役立ちます。

例えば、デスクトップ画面の背景を変更したい場合に、「デスクトップの背景を変えたい」とcopilotに話しかけると、

上の画像のように、設定アプリが自動で開き、デスクトップの背景を変更できる場所を教えてくれます。

内容によってアプリが開くかどうか異なりますが、パソコン操作に慣れてない方に嬉しい機能です。

普段使いだと、旅行の予定などを聞くこともできます。

例えば、「みなとみらいに旅行に行くから一日のスケジュールを考えて。」と入力すると、

時刻や行き先の詳細なども記載してくれます。今風な感じに“映え”スポットも教えてくれるのもいいですね。

オンライン会議

実際にGoogle Meetを使って、動作検証を行いました。

Google Meetを使用する前のパフォーマンスは以下の通り。

Google Meetに参加すると、CPUやGPU、NPUが上昇。

NPUが搭載されていることによって、CPU、GPUの負荷を分散し、エフェクトをかけても快適に動作してくれました。


※顔のイラストは、エフェクトではありません。

メモリが8GBのPCでエフェクトを適用すると、5秒ほどカクつきがありましたが、こちらのPCはエフェクトを適用しても快適に動作しました。

ベンチマーク

今回は、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」のベンチマークソフトを使って検証しました。
※ノートパソコンの設定は「パフォーマンスを優先」に設定しています。

まずは「高品質(ノートPC)」で検証。

スコアは7388で「やや快適」という結果でした。

レポートの詳細を見てみると、平均フレームレートは52で最低フレームレートは33でした。多少カクつきはあるものの普通に遊べる性能です。

次に画質を落とし、「標準品質(ノートPC)」で検証。

スコアは8410で「快適」という結果でした。

レポートの詳細を見てみると、平均フレームレートは57で最低フレームレートは40でした。フレームレートも60に近いので、快適に遊べることがわかります。

ゲームをプレイすることを目的とするなら、もちろんグラフィックボード搭載のノートパソコンのが良いですが、カジュアルに遊ぶ程度であれば問題なくプレイすることができます。

ベンチマークは複数回試しましたが、ファンの音もなく、パソコン本体も熱くなりませんでした。

最初は内蔵グラフィックスでゲームができるか心配でしたが、しっかりとグラフィックス性能が向上していることが体感できました。

IdeaPad Slim 5i Gen 9は、リフレッシュレートも120Hzまで対応しているので、軽いゲームであれば外部モニターいらずで快適にゲームをプレイすることも可能です。

まとめ:IdeaPad Slim 5i Gen 9は先を見据えて長く使えるノートパソコン

まとめ

今回は、Lenovoの「IdeaPad Slim 5i Gen 9」の実機レビューしました。

AI機能は発展途上ではありますが、短期間で急激に成長している分野になります。

今回ご紹介したIdeaPad Slim 5i Gen 9はスペックも高く、AI機能以外にも非常に優れたノートパソコンなので、長く使えるパソコンが欲しいという方は検討してみてくださいね。

最後に、IdeaPad Slim 5i Gen 9がおすすめな方をまとめると以下の通りです。

IdeaPad Slim 5i Gen 9がおすすめな方

  • 長く使えるパソコンが欲しい方
  • 快適に動作するパソコンが欲しい方
  • AI技術の発展を見据えて対応できるパソコンが欲しい方

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