【令和6年4月1日から】有機ELテレビが家電リサイクル法の対象に
更新日時 : 2024-03-21 10:55
有機ELテレビは、これまで家電リサイクル法の対象品に入っておらず、処分の際には、粗大ごみとして処分されていました。
令和6年4月1日に家電リサイクル法の改正が行われ、有機ELテレビは家電リサイクル法の対象品目に追加されることになりました。
今回は、有機ELテレビの処分方法の変更後の処分方法やリサイクル料金について詳しく解説します。
家電リサイクル法とは
家電リサイクル法は平成13年4月に施行され、日本で家庭用電化製品のリサイクルを促進する法律です。
目的は、廃棄される家電から再利用可能な資源を回収し、環境負荷を低減することにあります。
この法律の対象には、テレビや冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどが含まれます。
家電メーカーは、リサイクル率の達成や情報提供の義務を負い、消費者には適切な廃棄方法で処分する責任があります。
この取り組みにより、資源の効率的な再利用が促進され、環境への負荷が減少することが期待されます。
令和6年3月30日までの処分方法
有機ELテレビの処分方法は、地域の自治体が指定する粗大ごみの収集方法に従うことが一般的です。
令和6年4月1日以前は、有機ELテレビは家電リサイクル法の対象外であるため、自治体の粗大ごみの収集日や回収場所に出す必要があります。
市区町村のウェブサイトや自治体の広報などで収集日や方法を確認し、それに従って不要な有機ELテレビを粗大ごみとして出すようにしましょう。
また、粗大ごみを出す際には、地域のルールに従って指定の場所や日時に出すようにしましょう。
令和6年4月1日以降の処分方法
令和6年4月1日以降有機ELテレビの処分方法は変わります。
液晶テレビなどと同じく、購入した販売店に回収を依頼したり、家電リサイクル券を入手して、自ら指定引取場所に持ち込んだりしてリサイクルに出せるようになります。
今回の改定に、有機ELパネルを使ったPCモニターは含まれないので注意が必要です。
主な処分方法は以下のとおりです。
- ノジマなどの家電専門店に引き取ってもらう
- テレビの買い替え時に処分してもらう
- 指定引取所にテレビを持ち込み処分する
リサイクル料金は以下の表の通りです。
製造事業者等コード | 製造事業者等名 | リサイクル料金 | |
15インチ以下 | 16インチ以上 | ||
100 | パナソニック(株) | 1,870円 | 2,970円 |
114 | TVS REGZA(株) | ||
151 | ハイセンスジャパン(株) | ||
180 | LG Electronics Japan(株) | ||
310 | シャープ(株) | ||
340 | ソニー(株) | ||
386 | 船井電機(株) | ||
778 | LED TOKYO(株) | – | 3,700円 |
999 | 指定法人 | 3,100円 | 3,700円 |
※リサイクル料金とは別に、販売店や市区町村などの収集運搬料金が必要になります。
まとめ
有機ELテレビはこれまで家電リサイクル法の対象外で、処分の際は粗大ゴミとして処分するのが一般的でした。
しかし、令和6年4月1日からは家電リサイクル法の対象となり、メーカーが回収、リサイクルする対象品目に追加されることになりました。
有機ELテレビをお使いの方で処分を考えている方は令和6年4月1日以降に処分方法が変わりますのでご注意ください。
ノジマでは美しい映像を楽しめる有機ELテレビを数多く取り揃えております。
有機ELテレビのお買い替えの際は、ぜひノジマまでお越しください。