【2024年版】FX自動売買のおすすめツール7選!初心者でも少額投資からスタート可能!
更新日時 : 2024-04-08 15:32
株と違い、平日なら24時間いつでも取引が可能で、レバレッジもかけられることから人気になっているFX。
中でも、自動で資産運用ができる自動売買は「簡単に勝てる」「放置で勝てる」という話題で耳にしたこともある方もいるのではないでしょうか。
ところが、それと同時にFXの自動売買は「儲からない」「大損する」といった声も多いので、自動売買が気になっているけれど、本当に始めるかはためらってしまう方も多いことかと思います。
実際、LINEやX(旧Twitter)といったSNS上ではFXの自動売買詐欺が多いです。
FXの自動売買を始めるなら、信頼出来るものを慎重に選ぶことが大切になります。
この記事ではFXの自動売買とはどんな仕組みなのか、注意点にメリット・デメリットなどを詳しく解説していきます。
また、初心者の方でも安心して利用できるFXの自動売買のおすすめも紹介していくので、自動売買が気になっている方はぜひ参考にしてください。
先におすすめのFX自動売買ツールが見たい方はこちらから確認可能です!
目次
FXの自動売買とは?
FXの自動売買とは、あらかじめ決めたられたルールに基づき、システムが自動で取引を行っていく取引形態のことを指します。
自動売買は「システムトレード」や、略して「シストレ」とも呼ばれ、チャートに張り付くことなく24時間取引できるのが魅力です。
設定するルールはシンプルな例だと、ドル/円の買値が150円になったら買い、150.50円になったら売る。
こういった設定に基づき、レートが買値になれば自動で買い、レートが売値に達すれば自動で売り。これを繰り返してくことで、自動売買は利益を狙っていきます。
自動売買のロジックはさまざまで、過去の価格動向を参考にしたもの、テクニカル指標を基準にしたもの、最近だと話題のAIでロジックを進化させていくものなど様々です。
当然、利用する自動売買によってどの程度の利益が得られるかも異なってきます。
また、世に出回っている自動売買の中にはまったく利益がでないものもあるので、FXの自動売買で利益を出していきたいなら、本当に勝てるプログラムを選ぶ必要があります。
ちなみに、自動売買とは逆に、チャートなどを見ながら自身の任意のタイミングで売り買いを行う方法を、裁量取引(裁量トレード)と呼びます。
初心者がFXの自動売買をするならFX会社がおすすめ!
最初に簡単に結論を言っておくと、FXの経験が浅い方は金融庁に登録したFX会社が提供する自動売買を利用するのがおすすめです。
FXの自動売買には大まかに分類すると、以下のようになります。
- FX会社が提供するサービスから利用できるもの
- EA(ExpertAdvisor)を購入してMT4(MetaTrader4)などに導入して使用するもの
- 自身でプログラムを開発して自動売買をするもの
自分で自動売買プログラムを開発するというのは、FXに対する深い理解だけでなく、プログラミング能力も必要になるので、難易度は非常に高いです。
外部からEAを購入する場合も、成果を出せるEAを選ぶというのが初心者にはまず難しくなります。
また、FXの自動売買には詐欺やそれに類するような質の悪いツールが多く出回っているので、FXの知識や経験がないと、こういった質の悪いツールをつかんでしまう可能性が高くなってしまいます。EAは購入した後、導入にパソコンの知識が必要になるのもネックです。
その点、FX会社が提供するサービスなら、会員ページなどから簡単に自動売買を行えます。
MT4にEAを導入して24時間稼働させる場合は、VPS(仮想専用サーバー)サービスとの契約が必要になますが、FX会社の自動売買なら、24時間パソコンの電源を入れておかなくても、自動で取引を行ってくれます。
金融庁に登録したFX会社が提供する自動売買なら詐欺の心配もありません。
自動売買システムの有効性についても、サイトや会員ページから利益が出ているか、確認することができます。
まるで利益のでないシステムを利用するというリスクも減らせるので、FX初心者が自動売買を行うなら、FX会社が提供するサービスを選びましょう。
FXの自動売買の注意点!
FXの自動売買は「放置していても勝てる」「勉強なしで稼げる」「初心者でも稼げる」といった甘い言葉で注目を集めがちです。
ですが、実際にFXの自動売買で利益を得ようとすれば、こういった甘い言葉には強く注意すべきです。
FXの自動売買は自分で買値も売値も決める裁量取引に比べれば、簡単と言えます。
しかし、誰でも簡単に取引できるというのは言い過ぎる感があります。
自動売買であっても、FXに対するある程度の知識がないと、システムを効率的に稼働させるのは難しいです。
人気の自動売買にリピート型がありますが、このリピート型はレンジ相場で効果を発揮するものなので、トレンドが強く出ている状況は、上手く利益を得ることができません。
こういったトレンド相場の際はシステムを一時的に止めるか、投入資金を減らして様子を見るといった対応を取らないと、損失を出してしまう可能性があります。
また、自動売買は放置できる、市場に張り付かずに済むのが魅力です。しかしそうはいっても自動売買なら一切市場をチェックしなくても良いということにはなりません。
定期的にシステムの状況をチェックしなければ、そのシステムが現在の市場に適しているか、判断がつかなくなります。
現在のところ、どんな状況でも利益を上げ続けるロジックは開発されていません。
市場が変化したり、なにか大きな事象が起こって為替にインパクトを与えた場合は手動でシステムを止めるなどの対応が必要です。
初心者でもFXの自動売買を始める事は簡単です。ですが、何も知らずに自動売買を続けていては、自動売買で利益をあげていくのは難しくなります。
もし、FXに関する勉強などを1ミリもする気が無い。完全放置でしかやりたくない。そう思っているのなら、FXの自動売買には手を出さない方が賢明かもしれません。
また、なにより「放置でしていても勝てる」「勉強なしで稼げる」「初心者でも稼げる」といった甘い言葉を鵜呑みにしていると、詐欺にあってしまう可能性があります。
FXの自動売買はおすすめしない・大損するっていうのは本当?
FXの自動売買について調べていると、「自動売買はおすすめしない」「大損するからやめておけ」こういった意見も目立ちます。
実際、FXの自動売買で大損する可能性があるのは事実です。
ロジックが現在の市場に適さなくなって利益が出なくなったり、証拠金が足りずにロスカットを繰り返して結果的に大損になってしまったりというケースがありえます。
ただ、FXの自動売買でネガティブなイメージが多いのは、なによりも詐欺が多いというのが大きな原因になっています。
FXの自動売買は詐欺に注意!
X(旧Twitter)やインスタグラム、ウェブサイトの広告などでFXの自動売買を見かけるケースは多いはずです。
完全放置で楽に儲かる、月利200%、こういった刺激的な文言で人目を引こうとする広告は、目にしたことがある方も多いでしょう。
見るからに怪しく感じられますが、こういったものは大体詐欺と思った方が良いです。
初心者でもできるという点や、放置で勝てるという点からか、FXの自動売買は以前から詐欺が多く、口座に入金したお金をだまし取られたり、全く勝てないでたらめないEAを高額で買わされたりという事例が後を絶ちません。
特に最近はSNSでの被害も多く、「FXの自動売買システムのモニターに当選した。証拠金を預けてくれれば必ず儲かります」といったものや、すこし仲良くなった人から「友達だから特別に教える」といった感じで詐欺の勧誘が行われたりしています。
すこし話を聞いてみると、「絶対に儲かる」「元本は保証する」「運用成績が悪くても月利○%は保証」こういった文句で勧誘を行ってくるのも詐欺の特徴です。
FXの自動売買に限らず投資で、「絶対に儲かる」「元本保証」「月利保証」こういった文句が出てきた場合は、詐欺の証です。
投資で「絶対に」というリスクを無視した表現を用いることや、「元本保証」、「月利保証」をするというのは法令で禁じられています。
また、月に資金が何倍にもなるというよう高い収益率が出ることは、自動売買ではありえません。
もしこういった広告などを理由に自動売買に興味を持った方は、詐欺に引っかからないように気を付けてください。
FXの自動売買詐欺を避けたいなら、金融庁に登録しているFX会社が提供する自動売買を利用すれば、簡単確実に詐欺を避けられます。
詐欺を避けてもFXの自動売買で大損する可能性はある
詐欺は問題外にしても、有効と思える自動売買を使っていたとしても、大損のリスクは存在します。
FXの自動売買は過去のデータを元に、ロジックを組み立てています。未来を正確に予測できるわけではないので間違いはおきます。
また、市場が変化したりで、ロジックが優位性を失うと、取引ごとに損失が膨らんでしまうといった可能性があります。
特に注意したいのは、FXの自動売買の利用中に予期せぬ事態を起きた場合です。
ロシアによるウクライナ侵攻があったように、一般の人では思いがけないような事件・事象が起こるケースはいついかなる時も存在します。
地震などの自然災害、リーマンショックなどの恐慌がいつおこるかもわかりません。
FXの自動売買はこういった予期せぬ事態をロジックに織り込んではいないので、市場が急変してもそれに対応できず、大きな損失を出してしまう可能性があります。
FXの自動売買にもリスクがある、こういった認識をもってあらかじめ準備しておかないと、とっさの時に正しい対処が取れなくなります。
もしもの時は手動でシステムを止める。こういった認識はしっかり持ち、備えはしっかり整えておきましょう。
ツールは有料が良い?無料でも大丈夫?
FXの自動売買詐欺には、全く成果の出ないツール・EA・プログラムを高額で売りつけるというパターンもあります。
無料や数千円の安値のツールであれば、自動売買で本当に勝てるかが疑わしく感じられるかもしれません。
しかし、これが30万円や50万円といった高額になると、本物かもしれないと効果に期待したくもなります。
ですが、FXの自動売買ツールは価格の高低と有用性はまったく比例しません。
そもそも、個人や信頼性の無い会社が販売するツールが有効なのかは前提からして大いに疑問があります。
もし、自動売買で稼げるツールを開発したのなら、それを販売したりせず、自分で運用すればいくらでも儲けることができるはずです。
以前プロトレーダーの方が「ブログ読者向けに自分が作成した自動売買ツールを提供する」と言っているのを見たことがあるのですが、配布前になって「作成した自動売買ツールで想定以上に利益がでることがわかったので配布はやめる」といって配布を中止していました。
ひどい話に思えますが、実際、儲けが出る自動売買ツールを他人に教える理由などないはずです。
FXの自動売買ツールを売っている人・組織は、ただツールを販売したいだけと考えるのが当然です。
配布する理由がないというのが「あなただけ特別に」という詐欺に信憑性を与えやすくもなったりするので、この点も注意したいところです。
初心者の方が数ある有料ツールの中から本物を見出すというのは現実的ではありません。
FXに関する知識がないと、そのツールが有効なのか、どんな状況で効果的なのかを判断することは難しいです。
それに、有料のツールをわざわざ購入しなくても、FX会社が提供する自動売買なら無料で利用することができます。
FX初心者の方、仮にFXの経験がある方でも、有料ツールの購入は、おすすめできません。
FX会社の自動売買は信頼できる?
FXの取引会社の場合、取引に関する手数料が企業の収入になります。
FXトレーダーが自社の自動売買システムで取引をしてくれるのは利益になるので、ツールの開発・改良に投資する価値が十分にあるのです。
自動売買は取引を頻繁に繰り返すシステムが多いので、FX会社にとっては力を入れて提供する価値があります。
無駄に取引を繰り返すようなシステムになっていないかなどのチェックは必要ですが、資金の持ち逃げ、明らかに優位性のないツールは排除できるので、自動売買は信頼できるFX取引会社のツールを利用しましょう。
FXの自動売買のメリット・デメリット
FXの自動売買を始めるなら、どのようなメリットあるのか、デメリットがあるのかを、事前に確認しておきましょう。
FXの自動売買のメリット
FXの自動売買のメリットは下の3つです。
- 時間を有効活用できる
- 感情に振り回されずに取引ができる
- 裁量取引より始めやすい
FXの自動売買は24時間取引可能!チャートに張り付く必要も無い
FXの自動売買の一番のメリットは、時間を有効に活用できるという点です。
FX市場は平日なら24時間開いています。株式などと違い、夜中でも取引できるので、利益を得るチャンスは多くなります。
とはいっても、人間が24時間市場をチェックするのは不可能ですし、仕事を抱えている方、家事をする必要がある場合などは、取引できる時間がどうしても限られてしまいます。
それなら休日の土日に取引しようと思っても、FX市場は土日が休場です。
FXをしたいけれど、どうしても時間が取れない。そんな方でも、あらかじめ決まられたルールで、自動で取引する自動売買なら、仕事中でも、睡眠中でも、自動で取引を行っていくことができます。
裁量取引と違い、取引中にチャートと向き合う必要もないので、自動売買なら貴重な自由時間をFXだけに取られるということもありません。
FXを始めたいけれど、時間的に取引するのが難しい。こういった方でも、自動売買ならチャンスを得られます。
自動売買ならルール通りに取引を継続できる
FXで大きく負ける原因、うまくいかない原因になってしまうものの一つが、感情です。
上手くいっている時、もっと利益を得ようとルールにない状況で取引を始めてしまったり、負けが続いている時、損失を取り返そうとムキになってルールに無い取引をしてしまったり。
こういった状況に陥るFXトレーダーは珍しくありません。
また、損切りができずにマイナスのポジションを無意味に抱えたままにしてしまうなど、感情のコントロールに失敗すると、ルールに反した行動をしているという自覚があっても正しく行動できないケースが出てきてしまいます。
FXでは一つの取引ごとに大切な資金が増減していくので、裁量取引では冷静に取引するというのが非常に難しいのが現実です。
すでにFXの経験がある方の場合、感情が原因で裁量取引が上手くいかず、自動売買について調べているという方もいらっしゃるかもしれません。
自動売買なら決められたルールで、取引を自動で行います。
一つ一つの取引に感情が入り込む余地が無く、ルールを淡々と実行できるというのも、自動売買の大きなメリットです。
売買のタイミングで迷う必要もないので、この点も初心者の方が取引をスタートしやすい理由になります。
自動売買なら裁量取引よりも始めやすい
FXを始めようと思っても、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析など、学ぶべきことは多いです。
取引をしたいけれど、分からないことが多すぎてなかなかスタートできない、こういったケースはどうしても多くなります。
基本的なテクニカル指標のMA(移動平均線)だけでも5MAや20MAなどがあるので、しっかり理解しようと思えばいくら時間があっても足りなく感じられてしまいます。
ですが、自動売買なら、買いと売りの価格、資金量、リスク設定といったシンプルな設定を行うだけで、取引を始めることができます。
また、FX会社によってはすでに結果を出しているトレーダーの真似して自動で取引できるサービスも提供しています。
自動売買なら裁量取引に比べ、取引を速く始めることができます。
知識もないのに行動するのは危険ですが、学習ばかりで実践に移れないのはモチベーションの維持が難しくなります。
自動売買では他の人が考えた根拠のあるルールで早めに実践に移れるというのも、メリットです。
FXの自動売買のデメリット
FXの自動売買には以下のデメリットがあります。
- 絶対に儲かるわけではない
- 完全放置はできない
- 裁量取引に比べると手数料がかかるケースが多い
FXの自動売買は絶対に儲かるわけではない
FXの自動売買ですが、必ず儲かるわけではないという点に注意が必要です。
ロジックに優位性の無いシステムを使っていては、利益を出すことができません。
仮にロジックに問題が無く順調に利益を伸ばせていても、市場が変化してしまえば、ある時から損失を出し続けるようになってしまうという可能性があります。
自動売買も投資なので、当然リスクがあります。
一つ一つのトレードの中に負けがあるのはもちろん、負けが続いて資金が目に見えて減っていってしまうという状況もありえます。
また、利益を出している人を模倣して自動売買をしているはずなのに、最初から負けが続いて損失だけが増えてしまう可能性もありえます。
FXの自動売買は過去のデータからロジック・ルールを作成するので、未来に置いて通用するかはあくまで未知数です。
途中で損失が出ること、自動売買での投資結果がマイナスになってしまうリスクがあることはしっかり認識しておきましょう。
完全放置はできない
FXの自動売買は放置で勝てる、勝手に稼げるという点がクローズアップされがちです。
何もしなくてもシステムが利益を出してくれる、こうなってくれれば楽ですが、実際は完全に自動売買を放置というのは危険です。
すべてのシステムがそうという訳ではありませんが、自動売買はレンジ相場に最適化されているケースが多く、大きく高値・安値を更新していくようなトレンド相場には弱い傾向にあります。
特にリピート型の自動売買はトレンド相場にはあっておらず、トレンド相場になると損失を出してしまう可能性が高くなります。
こういったロジックが市場に適さない状況になっているなら、システムを停止させたり、別のシステムに乗り換えたりといった対処を取らないと、損失が膨らんでいきます。
戦争や大規模な災害など予期しない事態が起きた場合も、自動売買をそのままにしておくと損失を出す取引を繰り返してしまう可能性があります。
FX市場は年末年始などの取引が激減する状況ではスプレッドが大きく広がりやすく、取引が不利になる場面が出てきます。
こういった状況でシステムを稼働させるのか、一時的に停止するのかといった判断も、自動売買を運用していく上では必要です。
FXの自動売買で利益を得たいなら、定期的にFX市場をチェックし、状況が使用しているロジックに適しているか、確認が必要です。
突発的な事態への対処、定期的な確認は必要になるので、自動売買でも完全放置にはならない点に、注意しておきましょう。
裁量取引に比べると手数料がかかるケースが多い
FXは手数料無料をアピールポイントにしている取引会社が多いですが、自動売買に関しては片道20円というように手数料がかかってしまうケースがあります。
取引手数料は無料であっても、スプレッドが通常の取引に比べると広かったり、別の名目で手数料がかかったりというケースもあります。
いずれにしろ、裁量取引に比べると自動売買の手数料は高くなってしまうことがほとんどなので、裁量取引から自動売買に移りたいと考えているなら、手数料の違いを加味してロジックを考え直す必要があります。
ほとんどの自動売買は取引回数が多くなるため、わずかな手数料の増加であったとしても、トータル的な負担は馬鹿になりません。
自動売買のツール・システムを選ぶ場合は、手数料が安いかもしっかり確認しておきましょう。
FXの自動売買に向く人向かない人
メリット・デメリットから、FXの自動売買に向く人と向かない人が分かります。
FXの自動売買に向く人
FXの自動売買に向いているのは、以下のような人です。
- FX取引をしたいけれど時間が取れない人
- FXの取引でルールを守れずに困っている人
- 長期的な視野で投資ができる人
FXの自動売買は時間にとらわれず、24時間稼働させられるのが魅力です。
FXに興味があるけれど、時間を取れない。そんな方は自動売買がおすすめです。
FXのルールを守れずに困っている。または、普段から自分で決めたルールにルーズな人。そんな方にも自動売買がおすすめです。
自動売買ならシステムが淡々とルールを実行してくれるので、感情に振り回されてミスをするのを防げます。
FXの自動売買は取引を何度も繰り返しながら、小さな利益を積み重ねていくシステムがほとんどです。
そのため、短期間に大きな利益が出ることはなく、時にはジリジリと損失が続くのを我慢するような場面も出てきます。
こういったうまくいかない状況に耐えられず、安易に運用を止めたりすると、ただ損失を出しただけになるという可能性があります。
基本的に、自動売買は長期間使う方が、利益が出る可能性が高くなります。
損失が出ている状況で自動売買を続ける場合、ロジックを理解して市場が適しているかしっかり判断しないと、後の利益を逃す可能性があります。
想定外の事態が起こった時などは別ですが、システムが通用する環境が続いていると判断できる間はもくもくと運用を続けられる、こういった方に自動売買が向いています。
FXの自動売買に向かない人
FXの自動売買に向いていないのは以下のような人です。
- 短期間で大きく稼ぎたい人
- FXにスリルを求めている人
- 資金を十分に準備できない人
「レバレッジを掛けて、短期間で大きく儲けるのを期待している」「数カ月で今の資金を何倍にも何十倍にもしたい」
こういった人には自動売買は向いていません。自動売買は小さな利益を積み重ねるような設計になっています。
もとから大きく稼ぐというようなシステムではないので、短期間に資金を2倍、3倍にするというような投資法になっていません。
短期間で大きく稼ぎたい。こういった方は自動売買では求めるものが得られないでしょう。
FXにパチンコ・パチスロのようなギャンブル性、スリルを求めている方には自動売買は向いていません。
自動売買はシステムが繰り返し取引を行うので、裁量取引のように、お金が減った、増えたというような興奮やスリルは得にくいです。
FXに刺激を求めているのなら、自動売買は向いていないでしょう。
FXの自動売買では資金量も大切になります。自動売買は複数の取引を同時に行うケースがあるので、資金量が少ないとすぐに証拠金不足になり、強制ロスカットにあってしまいます。
不必要なロスカットが続くと無駄に資金が減り、さらに証拠金不足になる可能性が高くなってしまうので、自動売買を始める場合は最初に十分な額の資金を投入する必要があります。
余裕資金が少ないと自動売買で不利になってしまうので、資金が十分に用意できるまで待つか、取引単位を1,000通貨などに小さくして証拠金維持率に余裕を持たせるようにするなどの判断が必要です。
FXの自動売買の種類・初心者におすすめなのは?
FXの自動売買にはいくつか種類があります。それぞれ違いがあり、使用難易度・選ぶ難易度から初心者におすすめかどうかも変わってきます。
FXの自動売買の種類について、確認していきましょう。
リピート型
リピート型の自動売買は、ある一定のルールにしたがって取引を繰り返していく仕組みです。
一度決めたルールを反復して繰り返していくので、リピート型と呼ばれています。
レートが一定の範囲内で推移するレンジ相場に強いのも、リピート型の特徴です。
具体的には、リピート型の元祖「トラリピ」を提供しているマネースクエアのリピート型の場合、通貨ペアを選択し、注文レンジの上限下限を設定、数量の設定、注文する値幅、決済する値幅、ロスカットする前に自動売買を停止するレートを入力すれば、注文を実行できます。
基本的に買値や売値を決めるだけで自動売買ができるので、初心者の方でも実行しやすいタイプが、リピート型になっています。
また市場の70%はレンジ相場と言われているので、比較的利益を狙える期間が多くなるのも、リピート型の特徴です。
選択型
選択型の自動売買は、FX会社などが用意した設定から選び、自動売買を行う仕組みです。
あらかじめ用意された複数の選択肢から自動売買を選べるので、自分にあった方法や、今の市場の有っていると判断できるルールを選択できます。
具体的には、インヴァスト証券のトライオートFXの場合だと、ストラテジスト、人気ブロガー、トライオートユーザーなど、上級者が考案したルールを選んで自動売買を行うことができます。
FX会社が用意しているプログラム・ツールであれば専門家・すでに結果を出している人が開発したロジックになるので信頼性が高く、素人が考えたものより良い結果に期待ができます。
一からロジックを組み立てる必要がないので、選択型は初心者の方でも始めやすい自動売買です。
トレーダー型
トレーダー型の自動売買は、実際にFX取引をしている個人の売買を元に、自動売買をおこなう仕組みです。
選択型にも取り入れられているケースがあり、トライオートFXやみんなのシストレでは、トレーダー型の自動売買を行うことができます。
すでに結果を出しているトレーダーの模倣ができるので、初心者でも熟練者と同じ取引ができるのがトレーダー型自動売買のメリットです。
ただし、トレーダー型は悪く言うとただ他人の成功に乗っかっているだけなので、模倣しているトレーダーが不調に陥ったり、勝てなくなったりすると、自分の運用成績も悪化することになります。
こういった際にFXに関する知識が全くないとそのトレーダーが一時的な不調になっているのか、ロジックに問題があるのか判断がつかず、そのまま自動売買を続けていいのか分からなくなってしまうという点に、トレーダー型の難しさがあります。
設定型
設定型の自動売買は、EA(ExpertAdvisor)を購入して自身の環境に導入するか、自分でプログラムを開発し、MT4(MetaTrader4)などに導入して自動売買を行う仕組みです。
当然ですが、自動売買プログラムを自分で開発するには相場への深い理解が必要です。
また、プログラミングの知識も必要になるので、FX初心者には開発というのは敷居が高くなります。
外付けのEAを購入する場合は比較的簡単に導入できそうですが、取引ツールに合わせてEAを選ぶ必要があったり、EAを実際に取引ツールに導入するのがかなり難しかったりします。
ソフトを買ってパソコンで起動というような簡単な方法ではないので、EAを購入する場合は実際に導入が可能なのかも注意が必要です。
また、EAを選ぶ場合はロジックに問題がないか検証する必要もあるので、初心者の方には設定型の自動売買はあまりおすすめできません。
FX初心者の方にはリピート型か選択型がおすすめ
FX初心者が自動売買をするなら、仕組みが比較的シンプルなリピート型か、あらかじめ用意された選択肢の中から選べる選択型の自動売買がおすすめです。
設定型は導入だけでもPC関連の知識が必要で、初心者の方には難易度が高くなります。
また、そもそも外部から有効なEAを見つけてくるというのが難しいです。
FX会社が用意している自動売買なら詐欺や極端に質の悪いプログラムをつかむ心配はありません。
使用料金も無料なので、初心者の方が始めるならFX会社が提供するリピート型や選択型の自動売買がおすすめです。
FXの自動売買で儲けるコツ
FXの自動売買で儲けるには、しっかり押さえておくべポイントがあります。
運用成果を確認する・テスト運用で有効性を確認する
FXの自動売買システム、ツールは世間にあふれています。
しかし、実際に利益を出せる自動売買となると、その数はかなり限られたものなります。
システム・ツールを選ぶ際は、すでに運用されているなら運用成果をしっかり確認するようにしましょう。
FX会社が提供する自動売買ならランキングなどの形で運用成績を確認することができます。
FX初心者が自動売買システム・ツールの良し悪しを判断するというのは難しいです。
すでに運用されており、結果が出ているシステムを選ぶべきです。
もし、どうしてもまだ運用されていないシステム・ツールを利用したいというなら、バックテスト・フォワードテストをしっかり行い、有用性を確認してから実際の取引を始めましょう。
バックテストで驚異的な成績を出したのを宣伝しているEAの場合は注意が必要です。
過去のチャートを部分的に切り取り、その間で利益を出すロジックを作り出すというのは良くある詐欺の手法です。
バックテストだけを鵜呑みにせず、実際の相場で使えるかフォワードテストも行い、ロジックが有効か確認するようにしましょう。
こういった検証が難しいと感じるなら、FX会社が提供するすでに利益を出しているロジックを選択するのが無難です。
ロジックを理解して効果的な状況を理解する
自動売買システム・ツールがロジックを公開しているかは、個別のケースによります。
もし使ってみたい自動売買プログラム・ツールがロジックを公開していないなら、利用しない方が賢明です。
ロジックがよく分からない自動売買を使っていては、どのような状況になったらシステムを停止すべきなのか、判断することができなくなります。
永続的に利益を上げ続けるロジックは発見されていないので、いつかはロジックが使えなくなると考えておくべきです。
また、詳しい仕組みは分からなくても、レンジ相場で強いのか、トレンド相場で力を発揮するのか、こういた大まかな点についてだけでも理解できるようになっておきましょう。
どのような状況でも利益を出し続ける自動売買というのは夢物語です。
ロジックが市場に合わなくなったら運用を停止する、その市場にあった自動売買に乗り換える、こういった判断ができるようになる程度には学習が必要です。
定期的にパフォーマンスを確認する
繰り返し書いていますが、FXの自動売買は完全放置での運用はリスクが高いです。
1週間やひと月など、自分に合うペースで定期的に運用状況をチェックするようにしましょう。
成果が出ているか、もしうまくいっていないならその原因が市場の変化による優位性の低下などに無いかなどを、定期的に確認していく必要があります。
完全放置では成功はできないと思っておくべきです。
また、市場に影響を与えるような大きな変化があった場合は、必要な対処がとれるようにも準備しておきましょう。
自動売買は未来を完全に予測するものではないので、戦争や災害、疫病といった不測の事態は不利に働く可能性が高いです。
FXのおすすめ自動売買ツール7選
FXのおすすめ自動売買を紹介していきます。
前提として、金融庁に認可された信頼性のあるFX会社が提供しているサービスにしぼっての紹介です。
詐欺やまるっきりでたらめなツールは紹介しないので、安心してください。
初心者にもおすすめのリピート型!トラリピFX
出典:トラリピFX
トラリピFXはマネースクエアが提供する自動売買です。
株式会社マネースクエアは、FXやCFDを扱う金融先物取引業者で、本社は東京都港区にある日本の企業です。
トラリピは「トラップ・リピート・イフダン」の略で、名称通りのレンジ相場に強いリピート型自動売買です。
トラリピでは自身が設定した価格で、24時間常時、システムが利益を狙ってくれます。
価格を決めるだけで簡単に運用を開始できるので、設定も楽。初心者の方でも安心です。
また、取引画面ではリスクも分かりやすく表示されるので、気づかない間に過大なリスクを取ってしまうのも防げます。
「1分でざっくり体験」という自動売買のシミュレーターもあるので、自動売買のイメージがつかめない方は、まずこちらを試してみるのがおすすめです。
ただし、あくまでシミュレーターなので、想定通りの結果が出るわけではない点は、注意してください。
トラリピはユーザーサポートも充実していて、支援チームによる無料セミナーで、実際の取引のイメージをつかむこともできます。
「リピレポ」にて他ユーザーの取引データも確認できるので、先人の運用成績を参考にすることも可能です。
トラリピは売買にかかる手数料は無料ですが、スプレッドは変動制でやや広めとなっています。
運営元 | 株式株式マネースクエア |
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取引通貨ペア | 16種類 |
取引単位 | 1,000通貨から |
手数料 | 無料 |
トラリピFXの申込方法を解説
実際にトラリピFXに申し込んだ際の手順を紹介します。
非常に簡単に申し込むことが可能なので、迷ったらまずは申し込みだけやっておくのがおすすめです。
トラリピFXのトップ画面から「口座開設」をタップ。
画面の下の方「FX個人口座開設」をタップします。
申し込み情報入力画面になるので、名前や住所、口座番号など必要項目を入力。
必要項目を入力したら確認して「入力内容確認のページへ」をタップ。
入力内容の確認画面になるので、確認して「申し込む」をタップ。
本人確認書類の提出画面になるので、入力したメールアドレスに紐づいたメールをチェック。
入力したメールアドレス宛にメールが届くので、メール内の「ご提出はこちらから」をタップ。
ログイン画面になるので、パスワードを入力。
※メールに記載ある通り「生年月日8桁」
本人確認書類を撮影して提出。こちらで申し込みが完了です。
外為オンラインの人気リピート型!iサイクル2取引
出典:iサイクル2
iサイクル2は外為オンラインが提供するリピート型の自動売買です。
外為オンラインはFX専門の金融先物取引業者で、東京都千代田区に本社を置く日本の企業です。
iサイクル2は、同じ注文を繰り返すリピート型の自動売買、特徴はレンジを外れて上昇・下落しても、相場に追従しながら自動で取引を繰り返す点です。
はじめ方は三通りあり、ランキング方式なら外為オンラインのシミュレーションで高い利益を獲得している注文内容をランキング形式から選択できます。
マトリクス方式なら、シミュレーションの結果をもとに、さまざまな投資戦略をサポートしています。
ボラティリティ方式では売り・買いの選択、過去の変動幅、対象資産を設定するだけの3ステップで自動売買をスタートできます。
外為オンラインでは無料デモ口座で自動売買を試せるのもメリット。
いきなりお金をかけるのをためらう方は、外為オンラインのデモ口座で自動売買を試してみると良いでしょう。
iサイクル2は取引ペアが26種類と豊富。1,000通貨から取引できるので少額からのスタートも可能です。手数料は片道20円となっています。
運営元 | 外為オンライン |
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取引通貨ペア | 26種類 |
取引単位 | 1,000通貨 |
手数料 | 片道20円 |
設定が簡単なリピート型!トラッキングトレード
出典:トラッキングトレード
トラッキングトレードはFXブロードネットが提供するリピート型の自動売買です。
FXブロードネットはFX専門の金融先物取引業者で、東京都千代田区に本社を置く日本の企業です。
トラッキングトレードはシンプルなルールで自動売買ができるリピート型。
設定を自分で任意に設定することも、様々な設定のトラッキングトレードの実際の売買結果を実現損益順に並べた損益ランキングから注文することも可能です。
初心者の方は値幅の設定なども難しく感じられますが、すでに利益を題しているランキングから選ぶだけなら、簡単です。
トラッキングトレードの通貨ペアは24種類、1,000通貨から取引が始められます。手数料は1,000通貨辺り片道20円が発生します。
運営元 | 株式会社FXブロードネット |
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取引通貨ペア | 24種類 |
取引単位 | 1,000通貨 |
手数料 | 片道20円 |
少額100円からできる自動売買!松井証券
出典:松井証券
松井証券の自動売買は、たった100円から始められるリピート型です。
松井証券株式会社は東京都千代田区に本社を置く日本の証券会社です。
注文する値幅、注文を仕掛けるレンジなどを設定し、設定したルール通りの注文を繰り返すリピート型の自動売買。
松井証券の自動売買の最大の特徴は、たった100円からスタートできる点です。
他の自動売買は1,000通貨からが多いのですが、松井証券は1通貨からスタートできます。
レンジ相場に強いリピート型なので、利益を狙える機会は多く、24時間自動で取引もできます。
松井証券で取り引できる通貨ペアは20種類、取引単位は1通貨から、手数料は無料でスプレッドも業界最小水準になっています。
運営元 | 松井証券株式会社 |
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取引通貨ペア | 20種類 |
取引単位 | 1通貨 |
手数料 | 無料 |
専用アプリから取引可能!選択型の自動売買みんなのシストレ
出典:みんなのシストレ
みんなのシストレは、みんなのFXが提供している選択型の自動売買です。
みんなのFXを運営しているのはトレイダーズ証券株式会社で、FXをメインに扱う日本の証券会社です。
みんなのシストレでは、合計損益や収益率、取引回数など様々な項目で順位付けされたランキングから、優秀な成績を残すトレーダーを選んで取引を開始できます。
ランキングに載っているのは、みんなのFXで実際に取引をしているトレーダーなので、リアルなデータから参考にすべきかが判断できます。
また、ランキングにはみんなのシストレで実際に売買しているユーザーの利益ランキングが見れる、セレクターランキングもあり、トレーダー選びの上手なユーザーをチェックすることもできます。
そのユーザーが選んでいるトレーダーもチェックすることができるので、すでにシストレで成果を出している人の方法を、簡単に真似することができます。
みんなのシストレは選択型自動売買サービスの中で唯一専用スマホアプリ提供しているのも魅力。
アプリから自動売買をしたい方ならみんなのシストレはより魅力的な選択です。
みんなのシストレは豊富な34種類の通貨ペアでと引き可能。取引単位は1,000通貨からで、手数料は無料です。
運営元 | トレイダーズ証券株式会社 |
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取引通貨ペア | 34種類 |
取引単位 | 1,000通貨 |
手数料 | 無料 |
スペシャリストのルールを選択可能!トライオートFX
出典:トライオートFX
トライオートFXは、インヴァスト証券が提供する選択型の自動売買です。
インヴァスト証券は東京都中央区に本社を置く日本の証券会社です。
トライオートFXはルールを選べる選択型の自動売買で、知識が身についてくれば、自分でルールを作成することも可能です。
選択型の「セレクト」で選べるルールを作っているのは、投資の専門家の著名ストラテジスト、 トレード経験が豊富な人気ブロガーなど、すでに経験を積んだ人達です。
また、収益率、ドローダウンなど厳しい条件をクリアしたものを掲載しているので、信頼性も高くなります。
セレクトではレンジ設定、利確幅の設定、注文繰り返しの設定など、ルールの作成に必要な設定は完了しているので、ルールを選んですぐにトライオートの運用を始めることができます。
「ビルダーズシェア」ではトライオートで実際に取引している他ユーザーのルールも掲載。
実際に利益を上げている人がどのようなルールを使っているのか、参考にできます。
トライオートFXの取引通貨ペアは20種類、取引単位は1,000通貨からです。
手数料は1万通貨未満は片道20円、1万通過以上10万通貨未満片道10円、10万通過以上50万通貨未満片道5円、50万通貨以上で無料となっています。
運営元 | インヴァスト証券 |
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取引通貨ペア | 20種類 |
取引単位 | 1,000通貨 |
手数料 | 片道20円(1万通貨未満) |
話題のAIで自動売買!マイメイト
出典:マイメイト
マイメイトは、インヴァスト証券のAI型自動売買です。
インヴァスト証券は選択型のトライオートFXも提供している日本の証券会社です。
マイメイトではエージェントと呼ばれる自分のAIを作成し、AIに売買を任せていくAI型の自動売買になります。
エージェントは自動で学習を続けていくのが他の自動売買には無い特徴です。
FX市場は常に変化しますが、マイメイトのAIもそれに対応するため、学習を続けていきます。
エージェントは月に1回強化学習を行い、最適なポジション管理を目指していきます。
エージェントは通貨ペア、テクニカル指標やニュース情報から学習させたい内容を選択すると誕生。
他のエージェントのクローンを作ることもできます。
マイメイトの取引通貨ペアは16種類、取引単位は5,000通貨からとなっています。
マイメイトでは売買手数料は無料ですが、投資助言報酬として1千通貨あたり1円(税込)がスプレッドに含まれています。
「マークアップゼロモード」の場合は、投資助言手数料は無料です。
運営元 | インヴァスト証券 |
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取引通貨ペア | 16種類 |
取引単位 | 5,000通貨 |
手数料 | 無料 |
FXの自動売買に関するよくある質問に対する解答・用語説明
FXの自動売買に関するよくある質問と、初心者の方には分かりにくい用語などについて解説していきます。
スプレッドとは?
スプレッドとは、為替の買値と売値についている差額の事です。
FXでドル/円をトレードしようとすると、買値(Ask)150.152円、売値(Bid)151.150円というように、レートが表示されます。
これは、円で1ドルを購入する際は151.152円、1ドルを売る場合は151.150円で取引されるという意味になります。この場合、差額の0.002円がスプレッドです。
通常のFXでの取引は、このスプレッドが実質上の手数料になり、FX会社はここから利益を得ています。
為替通貨の取引ペアとは?
FXは各国通貨を買ったり売ったりすることで、利益を目指していきます。(金利=スワップで利益を狙う方法もあり)
ドルで円を買う。ユーロでドルを売る。このように2つの通貨での取引になるので、FXで取引する場合はまずどの通貨ペア、組み合わせで取引するかを選択することになります。
FX会社によりますが、米ドルやユーロ、円といった通貨がメジャー通貨になり、流動性が高く、安定した取引ができる傾向にあります(スプレッドの幅が狭くなりやすい)。
トルコリラやメキシコペソなどはマイナー通貨とされ、流動性が低くなります。(スプレッドが広がりやすい=手数料が高くなりやすい)
ロット(Lot)とは?
FXでは通貨の量を表すのにロットという単位を使います。
1ロットがいくらになるかはFX会社により異なるので注意が必要ですが、おおむね1ロット=10,000通貨として扱うケースが多いです。
そのため、1ロットの場合は10,000通貨の取引、0.1ロットの場合は1,000通貨での取引という意味になります。
ただし、先ほども述べたように1ロットがいくらかはFX会社により異なる可能性があるので、実際に取引を行う時は1ロットの量をしっかり確認するようにしましょう。
証拠金・必要証拠金とは?
証拠金とは、FX取引をするための資金の事を言います。
FXではレバレッジを掛けて実際に預けている額より大きな額の取引を行うことができます。
最大25倍の倍率(レバレッジ)を掛けられるので、資金(証拠金)を20万円預けていれば、最大500万円分の取引がFXで行えます。
必要証拠金とはレバレッジをかけるのに必要となる分の資金の事で、上記の場合だとレバレッジ25倍で500万円の取引を行うのに必要になる資金、20万円が必要証拠金ということになります。
ロスカットとは?
ロスカットとは、FXの取引で損失が一定以上の水準に達した際に、その損失を最小限に抑えるためにポジションを自動的に清算することをいいます。
どの水準でロスカットされるかは各FX会社の規定によりますが、証拠金維持率が100%を下回るとロスカットになるケースなどがあります。
ロスカットというとネガティブな印象を受けがちですが、資産を突発的な動きや想定外の損失から守るために重要な制度です。
FXの自動売買ではシステムが取引を平行して行うケースが多く、その結果証拠金が多く必要とされることが多いです。
そのため自動売買では、証拠金は余裕を持って準備しておかないと、ロスカットにかかりやすくなってしまいます。
ファンダメンタルズ分析とは?
ファンダメンタルズ分析とは、国の経済状況や政治など、為替市場に影響を与えるさまざまな要素を分析して相場の方向性を予測する分析手法です。
重視される要素としては、経済的な指標ならGDP(国内総生産)、雇用統計、生産指数など。
金利なら、中央銀行の金利政策、地政学的なリスクなども、ファンダメンタルズ分析に含まれます。
非常に広範な内容を含むので、完全な分析は不可能に近く、正しく相場を予測するにはかなりの勉強が必要になります。
FXの自動売買の場合、こういったファンダメンタルズ分析に頼る度合いが低いというのも、メリットです。
テクニカル分析とは?
テクニカル分析とは、為替市場での価格動向を過去の価格データや取引量などの統計学的な手法を用いて分析する方法です。
テクニカル分析には主にチャートを使用し、過去の価格パターンやトレンドをもとに、未来の相場動向を予測しようと試みます。
テクニカル分析に用いる指標は数多くあり、代表的なものには移動平均線、相対力指数(RSI)、ボリンジャーバンド、MACDなどがあります。
日本製の指標だと、一目均衡表などが有名です。
楽天で自動売買はできる?
楽天でも自動売買は可能です。
ただし、楽天の自動売買はMT4にEAを導入して行うので、初心者の方にはかなり敷居が高くなります。
EAは利益が出せるものを自身で見つけてくる必要があり、導入にも手間がかかります。
また、システムを24時間稼働させるならVPS(仮想専用サーバー)サービスとの契約なども必要です。
楽天の自動売買は楽天MT4というサービスで、裁量取引が行える楽天FXとは別サービスになる点も、注意が必要です。
DMM FX・LINE FX・SBI FXで自動売買はできる?
DMM FX・LINE FX・SBI FXは自動売買サービスを提供していません。
自動売買をしたいなら、他のFX会社を利用しましょう。
AIを使った自動売買はどうなの?
ChatGPTなどのAIサービスが話題になることも多いので、AIを使った自動売買に可能性を感じる方も多いでしょう。
AIを使った自動売買は多数登場していますが、現状だと個人利用ではそこまで成果を上げたシステムというのは登場していません。
どちらかというとAIは詐欺で利用されがちなので、AI利用をうたった自動売買サービスを検討している方は注意が必要です。
インヴァスト証券がマイメイトというAI自動売買を提供しているので、AIが気になっている方は、マイメイトをチェックしてみてください。
初心者でも自動売買で勝てる?
初心者の方でも、自動売買で勝てる可能性はあります。
自動売買なら専門家がつくったルールや、利益を出しているトレーダーのルールで自動売買が行えるので、素人が闇雲にトレードするより、明確な根拠をもって取引することができます。
実際に利益を上げているFX初心者の方もいるので、利益を得られる可能性はあります。
ただし、自動売買も投資なので、損失を出してしまう可能性もあります。
まずは、デモトレードや1,000通貨などの少額から自動売買を試し、実際に利益を出すことができそうか、試してみましょう。
友だちから絶対に勝てる自動売買を勧められているんだけど…
絶対に勝てる自動売買というのは信用しないのが賢明です。
特に、自動売買をすすめるのがSNSで知り合った友人・知人という場合はほぼ詐欺と断定してよいです。
こういった絶対に勝てる、元本を保証する、月利何%を保証するというのは間違いなく詐欺なので、お金を預けたりしないように注意しましょう。
自動売買ではPCを稼働させていなくても24時間取引できる?
24時間自動売買するためにPCを稼働させておく必要があるかは、ケースバイケースです。
リピート型や選択型のFX会社の自動売買を利用する場合は、PCを稼働させていなくても、24時間自動で取引が行えます。
EAをMT4に導入して自動売買をする場合、VPS(仮想専用サーバー)サービスなどを使わないと、PCを常時稼働させておく必要が出てきます。
EAとは?
EA(ExpertAdvisor)は、外国為替(FX)市場で自動取引を行うためのソフトウェアプログラムです。
個人や企業などさまざまな人・組織がEAを開発していて、ネット上で無料で提供されていたり、有償で配布されたりしています。
EAはソフトウェアプログラムなので、それ単体では動作しません。MT4などのプラットフォームに導入し、使用する必要があります。
MT4とは?
MT4(MetaTrader4)とは、MetaQuotes Software(メタクオーツ・ソフトウェア)社が開発した、無料で利用できるFXの取引ツールです。
50種類を超えるテクニカル指標をデフォルトで使用可能で、高いカスタマイズ性を持つことから、世界中に愛用者がおり、数百万人以上が利用していると言われています。
MT4は自動売買のプラットフォームとしても使えるので、EAの導入を考えている人などは利用を検討することになるでしょう。
まとめ:迷ったらトラリピFXがおすすめ
FXの自動売買は、時間にとらわれずに24時間取引ができるのが魅力です。
裁量取引のように市場に張り付く必要がないので、時間が取れない方でもFXで資産運用を行っていくことができます。
ただし、FXの自動売買は詐欺が多いのには注意が必要です。
信用できないところにお金を預けたり、高額で販売されているツールを買わないように注意しましょう。
FX会社の提供している自動売買なら、無料で簡単に24時間自動売買を行えます。
リピート型や選択型の自動売買なら初心者の方でも使いやすいです。
デモトレードや1,000通貨から、中には100円程度で始められる自動売買もあるので、気になる方はFX会社の自動売買をチェックしましょう。
どのFX会社を選べば良いかお悩みの方には、トラリピFXがおすすめです!
はじめやすい、つづけやすい。時間がないという方にピッタリです。ぜひトラリピFXのご利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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