DAZN(ダゾーン)とは?月額料金や無料期間・解約方法などを解説
更新日時 : 2023-12-15 17:09
日本のプロ野球や、サッカーJリーグ、海外のサッカーリーグにモータースポーツのF1やボクシングなど、様々なスポーツを配信しているDAZN。
昨今はテレビでのスポーツ中継が減少しているので、DAZNは定額料金でスポーツが見放題になる、貴重なサービスです。
しかし、見れるスポーツがあまりに多いので、「本当に自分が見たいスポーツが視聴できるのか」2023年には値上げもあったので、「料金がいくらなのか、お得なのか」など、気になる点も多いかと思います。
そこで、この記事ではDAZNについて、視聴できるスポーツの種類や料金、無料期間があるか、同時視聴ができるのかなど、詳しく解説していきます。
また、DAZNが気に入った方に向けて登録方法、解約・退会方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
DAZN(ダゾーン)とは?
DAZNは、スポーツ中継を専門とする、動画配信のサブスクリプションサービスです。
プラン名 | スタンダード | グローバル |
料金(税込) | 月額プラン3,700円、年間プラン月々払い3,000円、年間プラン一活払い30,000円 | 月額プラン980円 |
視聴コンテンツ | DAZNで配信される全コンテンツ(グローバルで視聴できる全競技を含む) | 総合格闘技、ボクシング、トライアスロン、レスリング、チェスなどマイナー競技中心 |
同時視聴台数 | 2台まで | 1台のみ |
登録台数 | 5台まで | 3台まで |
サブスクリプションサービスとは定額で使い放題になるサービスで、DAZNの場合は月額、もしくは年額で、様々な競技が見放題になります。
気になるDAZNの月額料金は税込3,700円(スタンダードプランの場合)。
この料金で、国内外のサッカー、日本のプロ野球、モータースポーツ、格闘技などが好きなだけ視聴可能です。
料金だけ見るとグローバルプランがお得に見えますが、こちらのプランではプロ野球や国内外のサッカーは視聴できません。
そのため、DAZNと契約するなら、スタンダードプランが断然おすすめです。
基本的に、この記事で紹介するDAZNの情報も、スタンダードプランについて記載しています。
テレビ放送の無くなったJリーグやプロ野球、あまりテレビ中継のされないボクシングなどをとことん楽しめるので、スポーツが好きな方なら間違いなく楽しめるのが、DAZNです。
DAZNは英国発のサービスで、日本だけでなく、ドイツ・スイス・オーストリア・カナダ・イタリア・アメリカ・スペイン・ブラジルでもサービスを展開しています。
ただし、日本で登録したDAZNアカウントは、日本国内のみで利用できます。
もし海外旅行時の暇つぶしなどに動画配信サービスを探しているといった方は、日本で登録したアカウントでは海外でDAZNは視聴できないので、注意してください。
DAZNのメリット・魅力
スポーツ専門サービスのDAZNのメリット・魅力を紹介していきます。
- DAZNで視聴できるスポーツは年間10,000試合!
- DAZNではライブ視聴も見逃し配信での視聴も可能!ハイライト配信も視聴できる
- DAZNでは2台のデバイスで同時視聴が可能
- 解説は日本語で聞ける
- テレビの大画面でもDAZNが見れる
DAZNで視聴できるスポーツは年間10,000試合!
DAZNの一番の魅力は、どこよりも豊富なスポーツが視聴できる点です。
サッカーや野球、F1にバスケ、eスポーツまで、さまざま競技を年間通して楽しむことができます。
また、サッカーの場合ならJ1だけでなく、J2・J3の試合も配信されているディープさも、DAZNの魅力です。
J2のロアッソ熊本や、J3のガイナーレ鳥取といった地元クラブの応援も、DAZNでならできます。
サッカーのコアなファンの方も、DAZNなら満足できるでしょう。
日本のプロ野球の場合も、テレビだと巨人戦ばかりというケースが多かったのですが、DAZNでは広島カープ主催試合以外を除き、セ・パ球団の試合を視聴できます。
サッカーの海外リーグは、スペインのラ・リーガやイタリア・セリエA、フランス・リーグアンなど、各国のリーグを配信中。
FAカップやコッパ・イタリアといったカップ戦も配信しているので、好きなクラブの控え選手の活躍なども、DAZNで視聴できます。
もちろん、海外クラブで活躍する、日本人選手の活躍も、DAZNで追うことが可能です。
モータースポーツもF1だけでなくF2・F3を配信しているので、より深く、好きなスポーツを楽しむことができます。
DAZNで視聴できるスポーツの一覧を紹介します。
国内サッカー
- 明治安田生命J1リーグ
- 明治安田生命J2リーグ
- 明治安田生命J3リーグ
- 国内サッカー:AFCチャンピオンズリーグ
※全て独占配信
海外サッカー
- ラ・リーガ(スペイン)
- セリエA(イタリア)
- コッパ・イタリア(イタリア)
- スーペルコッパ・イタリアーナ(イタリア)
- リーグ・アン(フランス)
- トロフェ・デ・シャンピオン(フランス)
- DFBポカール(ドイツ)
- コミュニティ・シールド(イングランド)
- FAカップ(イングランド)
- ジュピラー・プロリーグ(ベルギー)
- ベルギーカップ(ベルギー)
- UEFA女子チャンピオンズリーグ
- 女子インターナショナルチャンピオンズカップ(WICC
日本プロ野球
- パシフィック・リーグ(パ・リーグ)
- セントラル・リーグ(セ・リーグ)
※広島カープ主催のホーム戦を除く
モータースポーツ
- Formula 1(F1)
- Formula 2(F2)
- Formula 3(F3)
- Wシリーズ
- EURO Formula Open 2021(ユーロフォーミュラ・オープン)
- ポルシェスーパーカップ
- エクストリームE
ゴルフ
- ゴルフチャンネル
- ヨーロッパツアー
- LPGA
- Web.comツアー
- Long Drive Championship
バスケットボール
- FIBAバスケットボール
※一部試合
テニス
- WTAツアー
※グランドスラム・国内大会を除く
その他
- 総合格闘技
- ボクシング
- ダーツ(PDCトーナメント)
- ビリヤード
- サッカーやF1など、各種eスポーツ大会
- ドキュメンタリー
DAZNではライブ視聴も見逃し配信での視聴も可能!ハイライト配信も視聴できる
スポーツの魅力と言えば、やはりリアルタイムでの観戦がメイン。
DAZNでは、今行われている試合をライブ中継で、視聴することができます。
今行われている試合をスタジアムの観客と同じように応援できるので、熱い試合をリアルタイムで楽しむことが可能です。
とはいえ、海外サッカーのように、日本と時差のある場所で行われる試合はライブ視聴が難しいケースもあります。
見逃し配信のあるDAZNなら、そんな時も安心。
ライブ中継が終了しても見逃し配信が始まるので、気になる試合を休日など時間があるときに、じっくり視聴することができます。
見逃し配信の期間は、1週間もしくはひと月となっています。
見逃し配信中であれば、いつでも何度でも、同じ試合を視聴可能です。
録画の必要がないのも、見逃し配信の魅力。予約操作を忘れてしまって大事な試合を見逃すという心配も、DAZNなら不要です。
DAZNではサッカーのゴールシーン、野球の得点シーンをハイライトで視聴することもできます。
時間が無いときに大事なシーンだけを見たり、爽快なゴールシーンだけを短時間で楽しむことが可能です。
DAZNでは2台のデバイスで同時視聴が可能
DAZNは2台までの同時視聴に対応しています。(スタンダードプランの場合)
一つのアカウントで異なる二つのデバイスで同時にDAZNにログインし、同時にDAZNのスポーツを視聴できるので、家族それぞれにニーズに同時に答えてくれます。
例えば、テレビで父がプロ野球の読売巨人を応援観戦しつつ、祖父がタブレットで阪神タイガースの応援をするといったことが、DAZNでは可能です。
もちろん、異なる競技を同時に視聴することも可能で、お父さんがテレビでプロ野球を観戦しつつ、息子がパソコンで海外サッカーを視聴するといった使い方も、できてしまいます。
さまざなスポーツが視聴できるDAZNは家族での利用に向いているので、同時視聴ができるというメリットは、特に大きいものがあります。
ちなみに、DAZNに登録できるデバイスは最大5台までです。
デバイスでDAZNにログインすれば自動的に登録される仕様で、登録端末が5台を超えると自動的に、古いデバイスから登録が削除されます。
解説は日本語で聞ける
英国発のサービスではありますが、DAZNはしっかり日本語に対応しているので、日本語実況・解説でスポーツ観戦ができます。
ただし、全ての競技・試合で日本語実況・解説がつくわけではありません。
海外サッカーなどのコンテンツは注目度の高い試合でないと、日本語の実況・解説がつかないケースがあります。
雰囲気を味わうために解説は英語の方が良いというケースもありますが、Jリーグの試合など、日本語実況しかないケースもあります。
語学学習に動画配信サービスを検討している方は、注意してください。
テレビの大画面でもDAZNが見れる
DAZNはインターネット回線に接続して利用するサービスですが、スマホやタブレット、パソコンだけでなく、テレビの大画面でも視聴てきます。
インターネットに接続できるスマートテレビでは、DAZNがプリインストールされているモデルも多くあります。
仮にDAZNがインストールされていなくても、アプリでダウンロードすれば、DAZNを視聴できます。(一部DAZN未対応のテレビもあり)
また、スマートテレビでなくとも、HDMI端子のあるテレビなら、外部デバイスを接続することで、DAZNを視聴できます。
おすすめは、AmazonのFire TV Stickを使う方法。
別途Fire TV Stickを準備する必要はありますが、HDMIケーブルでテレビと接続すれば、簡単にDAZNをテレビの大画面で視聴できるようになります。
ゲーム機を所持している方なら、それを使ってDAZNを視聴することも可能です。
【DAZN対応ゲーム機】
- PlayStation®4
- PlayStation®4 Pro
- PlayStation® 5
- Xbox One
- Xbox One S
- Xbox One X
- Xbox Series X (L)
- Xbox Series S (R)
また、グーグルのクロームキャスト、ひかりTV対応チューナーなどでも、テレビと接続し、DAZNを視聴できます。
DAZNのデメリット・注意点
スポーツ視聴に魅力的な点の多いDAZNですが、登録前に注意しておきたいポイントもいくつか存在します。
DAZNの画質は自動で調整される
DAZNの画質は一時期評判が悪かったのですが、現在は最高でフルHDに対応しているので、大きく改善されています。
さすがに4K対応とはいきませんが、現在主流のモニターはフルHD対応のモデルが多いので、フルHDあるDAZNの画質は、十分満足できるレベルのはずです。
ただし、YouTubeや他の動画配信サービスのように画質を自分で選択できないのは、DAZNのデメリットです。
DAZNは、ユーザーの使用デバイスやインターネット環境に合わせ、最適な映像が自動選択される仕様になっています。
そのため、回線環境が悪い人やデバイスが古すぎたり、アップデートを怠ったりしているようだと、再生画質が低画質になってしまいます。
最悪の場合、全くDAZNが見れないというケースもありえます。
低画質でスポーツ観戦するとせっかくの視聴体験が残念なものになってしまうので、DAZNに登録するなら、下記の推奨スペックをしっかり確認し、自身の使用環境がそれを満たしているか、事前に調べておく必要があります。
回線速度、推奨スペックに関しては、下記を参照してください。
DAZNの推奨環境
DAZNはインターネット回線を利用するサービスなので、回線速度や使用デバイスのスペックを確認しておく必要があります。
回線速度が遅い環境だとライブ配信が頻繁に止まってしまったり、古すぎるデバイスだとDAZNを利用できなかったりするので、注意が必要です。
DAZNの回線速度の目安は、下記のようになっています。
- 8.0Mbps: DAZNが提供する最高のビデオ品質で動画を楽しめる速度
- 6.0Mbps: HD画質と高フレームレートでの動画を楽しめる速度(TV視聴の場合に6.0Mbps以上の回線速度が目安)
- 3.5Mbps: HD画質で動画を楽しめる速度(モバイルデバイスで視聴の場合に最適な速度)
- 2.0Mbps: 標準画質で動画を楽しめる速度(外出先での視聴に快適な速度)
基本的に、普段YouTubeや他の動画配信サービスが快適に視聴できているのなら、DAZNの視聴も快適に行える可能性が高いです。
ただし、DAZNではリアルタイムで競技観戦を行うため、他の動画配信サービスと比べると、回線速度に求められるスペックがやや高くなります。
ユーザーの口コミなどを見ても、YouTubeは大丈夫なのに、DAZNでは画面が止まるという声が見かけられます。
もし回線速度に不安を感じるのなら、ウェブサイトから無料で計測が可能なので、DAZNの推奨スペックを満たしているか測定しておきましょう。
Googleなどで、“インターネットスピードテスト”と入力して検索すれば、測定サイトがヒットします。
もし通信速度がDAZNの推奨スペックに足りないようであれば、まずは光回線への乗り換えなどで、インターネット環境の改善を行いましょう。
DAZNの推奨デバイススペック
デバイスの推奨スペックとしては、下記のようになっています。
- WEB OS:Windows8.1、Windows10、MacOSX以上のデバイス
- WEBブラウザ:最新バージョンのGoogle Chrome、Safari、Firefox、Microsoft Edge
- MOBILE (アプリ):iOS 13.0以上のデバイス、Android 5.0以上のデバイス(Android端末では一部視聴できない端末があり)
- Amazon Kindle Fire :2014年に発売された第4世代以降
テレビでDAZNを見る場合は、インターネットに接続できるスマートテレビか、HDMI端子が必要になるので、こちらも確認してください。
DAZNアプリでのダウンロードはできない
動画配信サービスの中にはアプリを使ってコンテンツをダウンロードし、オフラインで視聴できるのをメリットとして宣伝しているサービスもあります。
ダウンロードができれば移動中などインターネットに接続できない状況で動画が見れるので、便利です。
しかし、現在のところ、DAZNは動画のダウンロードに対応していません。
パソコンでのダウンロードはもちろん、DAZNアプリを使っても、動画のダウンロードはできなくなっています。(録画も不可)
動画のダウンロード・録画ができないというのは、現在のところ、DAZNの残念な点になってしまっています。
とはいっても、DAZNでは見逃し配信があるので、通信環境さえあれば、ライブ配信を見逃しても後から試合を視聴することができます。
また、DAZNでは、「見逃し配信の期間延長やダウンロード視聴への対応も検討している」とのことなので、ダウンロードに関しては今後の展開に期待しましょう。
年度ごとに見れるコンテンツが変化する!2023年度はプレミアリーグが見れなくなった
DAZNのデメリットの一つに、年度ごとに見れるコンテンツが変化するという点があります。
例えば、2023年度では、昨季まで配信のあったイングランド・プレミアリーグの配信権をDAZNが失ってしまい、視聴できなくなってしまいました。(2022-23のプレミアリーグ放送権はSPOTV NOWとABEMAが取得)
前年度までは視聴できたのに、今年度は視聴できない。
こういったケースが出てきてしまうので、目当てのスポーツがあるなら、DAZNの番組表で自身が見たい競技が配信されているか確認してから登録するとよいです。
もし、DAZNでラ・リーガやセリエA、それにプレミアも見たかったので、今から加入するかは迷っているというのであれば、DAZNとABEMAを併用するのがおすすめです。
ABEMAは無料・会員登録不要でプレミアのビッグクラブや日本人所属クラブの試合を配信しているので、DAZNでラ・リーガやセリエAの試合を楽しみ、無料のABEMAでブライトン三苫選手の活躍を楽しむことができます。
DAZNの料金
DAZNの料金は 2プランに分かれており、2023年からはじまった新プランのグローバルが月額980円(税込)。
従来通りのプランであるスタンダードが、月額3,700円(税込)となっています。
2つのプランの内、スタンダードは年間契約にも対応しており、年間契約一括払いなら、30,000円。
年間契約月払いなら、月額3,000円となっています。(いずれも税込価格)
DAZNのプランはスタンダードがおすすめ!
グローバルとスタンダードでは、視聴できるコンテンツに違いがあります。
グローバルで視聴できるのは、下記のコンテンツです。
総合格闘技
- PFL (プロフェッショナル・ファイターズ・リーグ)
- MMA Bushido
- KOK
- Muay Thai For Life
ボクシング
- Matchroom Boxing
※一部対象試合
トライアスロン
- Super League Triathlon
- PTO Tour Canda
eスポーツ
- Blast Premier
スケートボード、BMX、サーフィンやスノーボード等
- Red Bull TV
レスリング
- インパクトレスリング
チェス
- チャンピオンズチェスツアー
24/7チャンネル
- Unbeaten
グローバルプランで配信される競技はどちらかというマイナー競技が中心となっています。
料金が安い分視聴できるコンテンツが限られてしまい、グローバルでは日本のプロ野球や国内外のサッカーは視聴できません。
そのため、DAZNを利用してみたいというほとんどの方にとって、グローバルでは目的に合わないことになります。
安くマイナー競技を見たい。見たいコンテンツがグローバルに入っているというのなら別ですが、基本的に、DAZNに登録するなら、スタンダードプランを選択すべきです。
スタンダードプランではグローバルで配信される競技を含め、DAZNで配信されるすべての試合を視聴することができます。
グローバルでは同時視聴デバイスが1台のみであり、登録台数も3台までと、細かい点も、スタンダードよりサービス内容が劣ってしまいます。
料金が安いからとよく確認せずにグローバルに登録すると、「見たい競技が全然見れない」ということになってしまうので、注意してください。
スタンダードプランの月額プランと年間プランお得なのはどちら?
DAZNのスタンダードプランの支払い方法は、月額プランと年間プラン一活払い、年間プラン月々払いのいずれかを選択できます。(DAZN公式から登録を行う場合)
料金的にお得になるのは年間プランで、一活で支払うのなら月当たりの負担は2,500円です。
月額プランよりも1,200円もお得。年間プランの月々払い3,000円と比べても、ひと月当たり700円お得になります。
DAZNを1年以上利用する予定の人で、一括払いが可能であるなら、料金は年間プランの一括払いにするのがおすすめです。
DAZNを長期利用したいけれど、一度に2万円を超える支出はしたくない。こういったケースであれば、年間プランの月々払いにすると、料金が3,000円と月額プランに比べ、700円お得になります。
ただし、年間プランは途中で退会しても料金の返還はないので、DAZNを1年以上使わないのであれば、月額プランを選択したほうが良いです。
DAZNの料金は高い?値上げされた?
DAZNは、過去2年の間に2度の値上げが入っており、2022年2月に月額プランが1,925円から3,000円に。
2023年2月に月額3,000円が3,700円にと、2度の価格改定がされています。
2021年までDAZNはサービス展開のために低価格で提供されていましたが、現在は投資を回収し、適正な価格でサービスを展開するフェーズに入ったとしており、この値上げにつながっています。
今後さらにサービスを拡充するためにも、値上げは必要だったとのこと。
値上げはうれしいことではありませんがスポーツの放映権料は莫大な金額が発生します。
サッカーJリーグの放映権料が2023年から2033年までの11年間で約2,395億円という報道もありました。
値上げに関しては、やむを得ないものなのかもしれません。値上げした分の予算で、プレミアリーグやチャンピオンズリーグの放映権獲得などに期待したいところです。
他サービスとDAZNの料金を比較
DAZNが他サービスと比べてお得なのか気になる方もいるかと思うので、プロ野球やサッカーが視聴できる他サービスと、DAZNの料金を比較してみましょう。
サービス名 | DAZN | wowow | スカパー |
プラン | スタンダード | 通常 | プロ野球セット |
月額料金(税込) | 3,700円 | 2,530円 | 4,054円 |
視聴できるコンテンツ | ラ・リーガ、セリエA、リーグアン、J1、J2、J3など、セ・パ12球団公式戦 全試合(広島カープ主催試合は除く) | UEFAチャンピオンズリーグ、ラ・リーガ(毎節最大5試合) | セ・パ12球団公式戦 全試合 |
料金的には、月額2,530円のwowowが一番お得で、これと比べると、月額3,700円のDAZNは高く感じてしまいます。
しかし、wowowで視聴できるサッカーは、UEFAチャンピオンズリーグと、DAZNでも視聴できるラ・リーガのみ。コンテンツの量を考えると、DAZNに軍配が上がります。
また、DAZNではスカパーのプロ野球セットよりお得な価格で、セ・パ両リーグの試合が視聴できます。
DAZNはこれに加えて他のサッカーリーグや格闘技、アメフトなども視聴できるので、料金とサービス内容は十分以上に見合ったものになっています。
DAZNの支払い方法
DAZNの支払いは、下記の方法で行えます。
- 国内発行のクレジットカードまたはデビットカード(Visa, MasterCard, American Express, JCB, Diners Club)
- PayPal
- iTunesアカウントを使用したApple ID経由(アプリ内課金)
- Google Playアプリ内課金
- Amazon IAP(アプリ内課金)
- モバイルキャリア決済(SoftBank・Y!Mobile・au・UQ mobile・NTTドコモ)
- スマホ決済(LINE Pay、Pay Pay)
※一部のデビットカードは利用不可
また、DAZNの公式サイトから申し込む以外にも、ギフトコードを使う方法や、他サービスを通して、支払い・登録を行う方法もあります。
- DAZN年間視聴パス
- DAZNプリペイドカード
- DAZNチケット
- DAZN for docomo
- au・UQ mobile & DAZN
- ケーブルテレビ
- コミュファ光DAZNオプション
- povoのDAZN使い放題パック(7日間)
ギフトコードを使う場合やDAZN公式サイト以外から申し込みを行う場合、料金などが一部異なるケースがあるので、個別に解説していきます。
DAZNはギフトコードでも登録可能
DAZNには、年間視聴パス、DAZNプリペイドカード、DAZNチケットという、ギフトコードを購入して登録する方法もあります。
いずれも、カード裏面などに記載されたコードをDAZN公式サイトで入力することで、登録・支払いを行います。
コードには入力期限があるので、ギフトコードを使って登録する場合は、期限切れに注意が必要です。
また、現在DAZNを利用している方がギフトコードを利用する場合、下記の支払い方法にしている方は、ギフトコードを利用できないので、注意してください。
- DAZN for docomoで契約している
- Apple App Store(iTunes)にて支払いをしている
- Amazon IAP(アプリ内課金) で支払いをしている
- Google Play Billing で支払いをしている
- ソフトバンクからの特別割引プランで登録をしている
- モバイルキャリア決済/スマホ決済で支払いをしている
- ケーブルテレビ局経由で支払いをしている
- DAZNのご用を一時停止中
- 年間プラン(月々払い)を契約中
- au・UQ mobileスマートフォンと合わせたDAZNで契約をしている
- povo経由で支払いをしている
- コミュファ光経由でお払いをしている
- DMM × DAZNホーダイで契約している
DAZNの年間視聴パス(2023年4月時点では販売無し)
DAZNの年間視聴パスは、Jリーグの各クラブがDAZNと提携し、販売しているパスになります。
年間視聴パスの購入は各クラブからになり、オフィシャルサイトやファンクラブサイトで、購入できます。
支払い方法やコードの入手方法も、各クラブで異なります。
2023年度の年間視聴パスは27,000円(税込)での販売で、購入代金の一部が各クラブに分配される点が魅力でした。
料金的にお得に、サポーターならクラブに貢献しつつ、DAZNの支払いができる方法です。
ただし、2023年の年間視聴パスは2023年1月16日~2023年3月31日までに数量限定で販売されたもので、現在はすでに販売終了しています。
現状は入手できないので、年間視聴パスに興味がある方は、例年通りなら2024年一月ごろから販売されるはずなので、その時期を待ちましょう。
以前はプロ野球やF1の年間視聴パスもあったのですが、現在は残念ながら、販売されていません。
年間視聴パスは勘違いしやすいですが、Jリーグだけでなく、DAZNで配信される試合は、全て視聴することができます。
また、クラブのサポーターでなくても、年間視聴パスは購入可能です。
DAZNプリペイドカード
DAZNプリペイドカードは、一部の家電量販店や一部コンビニエンスストアにて販売されている、プリペイド式のDAZN視聴ギフトコードです。
店舗での決済になるので、クレジットカード・デビットカードを持っていない人でも、DAZNプリペイドカードならDAZNの料金を支払うことができます。
DAZNプリペイドカード取扱店
- ファミリーマート
- ローソン
- 楽天市場
- エディオングループ(エディオン、100満ボルト)
- ケーズデンキ
- 上新電機
- TSUTAYA
- ビックカメラグループ(ビックカメラ・ソフマップ・コジマ)
- PCデポ
- ヤマダ電機
- ヨドバシカメラ
- New Days
- ドン・キホーテ
※一部取扱いの無い店舗も
販売されているカードの種類は、下記の4種類です。
- 1ヶ月分:3,700円(税込)
- 3ヶ月分:10,000円(税込)
- 6ヶ月分:18,000円(税込)
- 12ヶ月分:30,000円(税込)
長期間のプリペイドカードほど、料金がお得になります。
3カ月分で、1,100円、6カ月分で、4,200円、12カ月分で、14,400円の得になるので、DAZNの長期利用を検討している方は、期間の長いプリペイドカードを購入するのがおすすめです。
ただし、DAZNの視聴を途中でやめようと思っても、プリペイドカードでの支払いは途中退会や一時停止はできないので、注意してください。
DAZNチケット
DAZNチケットは、全国のコンビニ、セブン‐イレブン、ローソン、ミニストップ、ファミリーマートで購入できるチケットです。
プリペイドカードと同様、クレジットカード・デビットカードを持っていなくても、DAZNの登録が可能になります。
チケットの種類は下記の3種類です。
- 1ヶ月分 :3,700円(税込)
- 6ヶ月分 :18,000円(税込)
- 12ヶ月分:30,000円(税込)
その他の支払い方法について
DAZNは公式サイトからの登録、ギフトカードでの登録以外にも、他サービスを経由して、登録する方法があります。
数が多すぎて全ては紹介できないのですが、お得になる登録方法をいくつか簡単に紹介していきます。
DAZN for docomo
DAZN for docomoは、NTTdocomoからDAZNに登録します。
一応DAZNとDAZN for docomoは別サービス扱いですが、視聴できるスポーツの種類、試合の数などは全て同じです。
DAZN for docomoの料金は、月額料金3,700円(税込)となっています。
年間プランには対応していません。以前はドコモからDAZNに登録すると料金がお得になっていたのですが、現在はこの優遇措置は廃止されています。
DAZN for docomoのメリットは、docomoの他サービスとセットで登録すると、料金がお得になる点。
Leminoプレミアムとのセットで、月額料金が4,470円(税込)に、ひかりTVとのセット、専門チャンネルプランで、月額料金が6,230円(税込)。
専門チャンネル・ビデオプランで月額料金が7,330円(税込)になります。
また、特定の条件を満たすと、月額料金の20%相当のdポイントが付与されるのも、DAZN for docomoのメリットです。
スポーツ以外にも、海外ドラマやアニメが見たい。
dポイントの還元を受けたい。そういった方に、DAZN for docomoがおすすめです。
DAZN au
DAZNはau・ UQ mobileから加入することも可能で、この場合、一カ月間料金が無料になる特典がつきます。
2カ月目からの料金は月額3,700円(税込)と通常と同じですが、料金から110円(税込)が毎月割引されます。(年間プランは無し)
ただし、上記の割引を受けるには、au・ UQ mobileで指定の契約プランを結んでいるのが条件がなります。
その他
DAZNは、ケーブルテレビ経由やコミュファ光DAZNオプションなどからも、加入できます。
DAZNを料金的にお得にするには?
プランや料金、支払い方法はやや複雑な面があるので、どうすればお得にDAZNが視聴できるのか、簡単にまとめておきます。
まず、DAZNで選ぶべきプランは、スタンダードプランです。
グローバルプランは料金こそ安いですが、視聴できるコンテンツがかなり限られてしまいます。
多くの方にとって目的になるであろうサッカーや野球といったメジャーなスポーツが視聴できるのは、スタンダードプランになります。
スタンダードプランの料金をお得にするには、 DAZN公式サイトから登録し、料金を年間プランで支払います。
特に年間プラン一活払いなら料金は30,000円。
月当たり2,500円でDAZNを利用できるので、月当たりの負担は、スタンダード月額プランに比べて、約30%も軽くなります。
DAZNをお得に利用したい方は、年間プラン一活払いがおすすめです。
ただし、年間プランは途中で退会しても料金の返金がないので、短期間でDAZNの利用をやめると損になる点に、注意してください。
よりお得にDAZNを利用したいなら、2023年4月時点だと、コンビニで購入できる DAZNチケットがおすすめです。
DAZNチケットはまだ値上げが料金に反映されていないので、1カ月分が3,000円(税込)、12カ月分が27,000円と、他の支払い方法よりお得に、コードを購入できます。
他の支払い方法と価格が違うのは不公平感を生むので、この状況は長続きしないでしょうが、少しでも安くDAZNに登録したいなら、お早めにDAZNチケットを購入し、コードを登録しておきましょう。
チケットは途中退会ができないので、返金が無いのには注意です。
また、チケットには有効期限があるので、この点にも注意してください。
DAZNの解約・退会は簡単にできる?料金は返金される?
DAZNで料金の支払いを止めるには、退会処理を行う必要があります。
退会で注意したいのは、料金は日割りでの返金がされないという点です。
特に注意が必要なのは、年間プランです。
年間プランを契約後、退会はいつでも可能ですが、料金は1年分全額を支払う必要あります。
例えば、年間プラン一活払いで契約し、2月に退会したとしても、料金の返還はありません。
年間プラン月々払いの場合も、途中で退会は可能ですが、契約終了になるのは一年後です。
2023年7月1日にDAZNに登録し、12月15日にDAZNを退会したとしても、プランが終了する2024年7月1日までは月3,000円の引き落としが続きます。
その代わり、契約期間である2024年7月1日までは、DAZNを引き続き視聴することが可能です。
この点を覚えておかないと、「DAZNを退会したのになぜか月3,000円の引き落としが続く」と困惑することになるので、注意してください。
年間プランは料金的にお得ですが、途中で退会しても返金がないので、この点は重々確認しておいてください。
DAZNは一時停止機能もあり
DAZNを月額プランで契約し、特定の支払い方法を選択しているのなら、一時停止機能を使うことができます。
例えば、プロ野球目的にDAZNに登録したけれど、オフシーズン中は見るものがない。
こういうケースでは一時停止機能を使い、月額料金の支払いをストップしつつ、アカウント情報はそのままの状態にしておけます。
利用再開日は自分で設定可能で、その日付になったら、自動的にDAZNの利用が再開されます。
もし、DAZNを利用したいけれど、通年は利用しない。
シーズン中だけ利用したいという方は、この一時停止機能を活用するのがおすすめです。
一時停止機能を使えるのは月額プランの場合なので、年間プランを契約している人は、一時停止機能を使えません。
ギフトコードで支払いをしている場合も、一時停止機能は利用不可です。
DAZNへの登録方法
DAZNにスマホから公式サイトで登録する方法を解説していきます。
WebでDAZNを検索し、公式サイトを開きます。
DAZN公式サイトトップページの「今すぐDAZNメンバーになる」をタップ。(もしくは、左上のメニューから、「今すぐDAZNメンバーになる」をタップ)
プランの選択画面になるので、スタンダードにチェックを入れて、「次へ」をタップ。(プロ野球や国内外のサッカーが見れるのは、スタンダードプラン)
年間プラン(月々払い・一活払い)、月間プランのどれか一つにチェックを入れ、「次へ」をタップ。
アカウントを作成するために、登録情報を入力していきます。
支払い方法を選択します。
クレジットカード・デビットカードの場合は、カード番号・有効期限・セキュリティコードを入力し、「視聴を開始する」をタップ。
これで、下記の画面が出れば、DAZNへの登録が完了です。
DAZNアプリの入手はこちらの画面下部から行えます。
DAZNの解約・退会方法
DAZNの退会方法を解説していきます。
これから解説するのは、DAZN公式から、DAZNに登録しているケースの退会方法です。
アプリ決済やDAZN for docomoなど、DAZN以外から登録している場合は、その登録先から退会処理を行う必要があるので、注意してください。
まずは、ウェブから、DAZN公式サイトを開きます。
まだログインをしていない方は、ログインをしてください。
左上の「メニュー」アイコンをタップし、「マイ・アカウント」をタップ。
「ご契約内容」をタップ。
現在のプランが表示されるので、画面を下までスクロールし、「契約の管理」をタップしてメニュー開き、「退会する」をタップ。
ご契約内容の画面になるので、下にスクロールし、「退会手続きに進む」をタップ。
退会理由の選択画面でもう一度、「退会手続きに進む」をタップ。
最終確認画面を下にスクロールし、「退会する」をタップ。(オファーのポップアップ画面が開いた場合は右上の「×」をタップして閉じます)
パスワードを入力し、「退会する」をタップ。
これで、退会手続きが始まります。退会処理の完了には24時間程かかります。
パスワードを入力し、「退会する」までタップしないと大会にならないので、最後まで手続きを行うように、注意が必要です。
まとめ
DAZNはスポーツを、年間10,000試合以上視聴できる、スポーツ専門の動画配信サービスです。
日本のプロ野球に、Jリーグ、海外サッカーのラ・リーガやセリエA、F1など、さまざまな競技をライブ配信・見逃し配信・ハイライトで視聴することができます。
スタンダードプランの料金は月額プランで3,700円(税込)です。
年間プランなら、一活払いで、30,000円、月々払いで3,000円になります。(いずれも税込)
また、ドコモやauなどでもDAZNを提供しているので、料金プランのご相談はぜひノジマへいらしてください。
最適なプランを、ご案内いたします。
※ご相談の内容によっては、有料になる場合がございます。
メディア(家電小ネタ帳®)に関するお問い合わせ
お問い合わせ人気記事ランキング
-
1位
【発売開始】iPhone 16シリーズまとめ!価格や発売日、特徴などを解説
-
2位
【2024年版】PS5の人気おすすめゲームソフト68選!ジャンル別やPS4との互換性を解説
-
3位
【2024年版】ニンテンドースイッチソフトの人気おすすめ96選|最新ゲームや大人・子供向けなど紹介
-
4位
加湿器の効果とは?冬に加湿が必要なワケとおすすめの置き場所を解説
-
5位
iOS 18の提供開始はいつ?新機能や対応機種を解説
関連記事
ピックアップ
メディア(家電小ネタ帳®)に関するお問い合わせ
お問い合わせ最新家電REVIEW
-
【Dyson】Supersonic r 「HD17VLP」日本先行発売製品を実機レビュー!
-
【パナソニック】ストレートアイロン ナノケア「EH-HN50」の実機レビュー!
-
土鍋ご泡火炊き「JRX-G100」を実食レビュー!価格や実際に食べた口コミをご紹介
-
【Lenovo】IdeaPad Slim 5i Gen 9を実機レビュー!性能やAI機能を体験
-
CES2024現地レポート!最新家電など見どころをご紹介
-
エプソンの「EW-M754T」を実機レビュー!エコタンク搭載モデル最新プリンターと徹底比較
-
【2023年9月発売】東芝掃除機「VC-CLX72」機能や吸引力などを実際に使って詳しくレビュー!
-
SONYのイヤホン「WF-1000XM5」を実機レビュー!スペックや特徴を解説
-
【Shark Beauty】日本初上陸!Sharkのドライヤー「FlexStyle」と速乾の「SpeedStyle」を実機レビュー!
-
レグザの55X9900Mを実機レビュー!新機能の解説や4K液晶テレビと比較
-
【象印】圧力IH炊飯ジャー炎舞炊き「NW-FB10」を実機レビュー!ごはんを炊いて性能などを解説