X(Twitter) の閲覧制限の対策方法!API呼び出しの回数制限を解除するには?
更新日時 : 2024-11-12 14:32
X(Twitter)にはポスト(ツイート)数の上限や、一日に送れるDMの制限、年齢制限やアカウント制限など、様々な制限があります。
また、2023年7月に大きな話題になったように、閲覧制限が導入された例もあり、この時は多くのユーザーがポスト(ツイート)を見れなくなり、困っていました。
この閲覧制限は現在ほぼ解消された状態ですが、X(Twitter)を使っていくうえで、こういった制限を理解しておかないと、困る場面が出てくるかもしれません。
この記事ではX(Twitter)の様々な制限についてまとめていきます。
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目次
X(Twitter)の制限とは?どんなものがある?
X(Twitter)の制限は以下のように、一日のポスト(ツイート)数、フォロー数やDM数の制限、年齢制限など、利用していくうえでの制限があります。
- ポスト(ツイート)数、フォロー数やDM数などのアクション制限
- 一時的なアカウント制限(3日制限)
- 年齢制限
規約を破ったり、過剰にポスト(ツイート)やフォローを行った際に制限が入るケースが多いですが、中にはただポスト(ツイート)を見ていただけで、制限を受けるケースもあります。
特にX(Twitter)ユーザーに影響の大きかった制限としては、2023年7月にあった閲覧制限があります。
まずは、この点について、解説していきます。
X(Twitter)の閲覧制限・API制限はどうなった?現在は?
2023年7月上旬、ポスト(ツイート)を見ていると、突然画面に「API呼び出しの回数制限を超えました」というエラーが表示され、ポスト(ツイート)が見れなくなる現象が発生しました。
本当にただポスト(ツイート)を見ているだけでエラーが出てしまうので、多くのX(Twitter)ユーザーがこの事態に困惑することになりました。
「API呼び出しの回数制限を超えました」と表示される原因は、X(Twitter)による閲覧制限が導入されたことにあります。
ですが、この閲覧制限導入当初はX(Twitter)社からの閲覧制限導入の告知が無く、ポスト(ツイート)を見ていると突然エラーになってしまうので、ユーザーの混乱を招いていました。
閲覧制限の導入当初は、認証済みアカウントで6,000件、無認証アカウントで600件、新規の無認証アカウントは300件と非常に厳しい上限があったので、少しX(Twitter)を見ているだけで、新規のポスト(ツイート)が読み込めなくなっていたのです。
閲覧制限は一時的な処置であり、上限も順次引き上げられていっています。
7月16日までには、閲覧制限の影響はほぼなくなり、「API呼び出しの回数制限を超えました」に困らされることはなくなっています。
2023年10月現在は、閲覧上限にかかるケースは、ほぼないでしょう。
試しに延々とポスト(ツイート)をスクロールしてみましたが、閲覧制限にはかかりませんでした。
ここからは閲覧制限やAPIについて詳しくご案内いたします。
Twitter(X)はなぜ閲覧制限を導入?
閲覧制限が導入されたのは、イーロン・マスク氏の判断によります。
イーロン・マスク氏によると「極端なレベルのデータスクレイピングとシステム操作に対処するため」閲覧制限が必要だったとのこと。
データスクレイピングとは、コンピュータプログラムやAIが、別のプログラムから生成されたデータを抽出・分析する手法のことです。
Twitter上でも多くの企業がマーケティング分析や広告効果測定を目的にデータスクレイピングを行っていて、それがサーバーや一般ユーザーのシステムに大きな負荷をかえていると、イーロン・マスク氏は判断したようです。
閲覧制限の開始前に告知を行なわなかったのは、悪質業者が逃げ出すのを防ぐためだったとのこと。
閲覧制限の理由としては一応納得できるのですが、一般ユーザーにとっては不便さが目立ち、「もうTwitterはやめる」「他のSNSにうつる」など反発の声が目立っていたように思えます。
X(Twitter)の閲覧制限の解除方法
先述したように現在は閲覧制限を受けることはほぼないのですが、もし制限を受けてしまった場合は、時間経過での解除を待つ必要があります。
閲覧制限は1日待てば解除され、翌日以降はまた上限までポスト(ツイート)閲覧が可能になります。
制限解除が時間経過で行われるは他の制限に関しても同じで、各制限に設定された時間を経過することで、制限は解除されます。
X(Twitter)で何らかの制限を受けた場合は、とりあえず時間が経過するのを待てば、また元通りに使うことができるようになります。
X(Twitter)のAPIに仕様変更があると閲覧制限になる可能性あり
2023年2月9日にも、「API呼び出しの回数制限を超えました」と表示され、ポスト(ツイート)が見れなくなる現象が確認されています。
この時は閲覧制限が行われていたわけではなく、APIが無償から有償に切り替えられるタイミングの仕様変更で発生したバグが、原因です。
APIの仕様変更時はこの挙動が出てしまうことが多いようで、2023年4月にも、iOS端末で「API呼び出しの回数制限を超えました」のエラーが発生しています。
この時は、iOSのAPIに変更が入ったのが、エラーの原因になっています。
こういったバグの影響での閲覧制限は、15分待てば、制限が解除されます。
今後も、X(Twitter)のAPIに変更が加えられたタイミングで「API呼び出しの回数制限を超えました」のエラーが発生する可能性があります。
現在は閲覧制限の上限にかかるケースは考えづらいので、もし「API呼び出しの回数制限を超えました」と表示されたらたら、15分待ってみましょう。
APIとは?
APIは「Application Programming Interface」の頭文字です。日本語読みはアプリケーション・プログラミング・インターフェースになります。
ソフトウェアやアプリケーションなどの一部を外部に向けて公開することで、第三者が開発したソフトウェアと機能を共有できるようにしてくれるのが、APIです。
X(Twitter)のAPIは、外部のアプリケーションがX(Twitter)上の機能やデータを利用できるようにします。
X(Twitter)のAPI を使えば、X(Twitter)のサイトやアプリからではなく、外部のアプリケーションからポスト(ツイート)を投稿したり、タイムラインを取得したりということが可能です。
X(Twitter)のアクション制限
X(Twitter)にはポスト(ツイート)やフォローなど、アクションをする際の上限回数、リミットも設定されています。
こういったリミットに達した場合、一時的に操作が制限されます。
ポスト(ツイート)の上限にかかればポスト(ツイート)ができなくなり、フォローの上限にかかれば、新しくフォローすることができなくなります。
- ポスト(ツイート):1日あたり2,400件まで
(1日あたりのポスト(ツイート)数のリミットは、さらに30分単位のリミットに分割、リポストもツイートとしてカウント) - フォロー:1日あたりのフォロー数のリミット400件
- ダイレクトメッセージ:1日に送信できるメッセージ500件
- アカウントの登録メールアドレスの変更:1時間に4回まで
- フォロー(MAX数):1つのアカウントでフォローしているアカウント数が5,000件になると、そのアカウントに応じた特定の比率でフォローが制限
上記のアクションは、スマホ・タブレット、パソコン、APIなど、すべての端末での操作が考慮されます。
スマホからパソコンというようにデバイスを変えても、リミットまでの数字は合算して計算されます。
利用が集中する時間帯は上記リミットを一時的に引き下げるケースがあるので、まだリミットまで余裕があったはずなのにポスト(ツイート)などが制限されてしまう、という可能性があります。
ここからは解除方法などをご案内いたします。
リミットに達するとどうなる?
各アクションのリミットに到達すると、エラーメッセージが表示されます。
例えば、上画像のようにフォローの上限に達成すると、それ以降のフォローができなくなります。
フォロー解除から再度フォローといった操作は可能ですが、これをやるとアカウントの一時制限などのペナルティを受ける可能性があるので、リミットに到達したら、それ以降にリミット到達に関連した操作をするのはやめましょう。
アクション制限の解除方法
フォロー数の制限にかかった場合は、1日待って、新しくフォローをするようにしましょう。1日たてばリミットがリセットされます。
ポスト(ツイート)のリミットに関しては、30分単位で分けられています。
この30分リミットにかかったのなら、1~2時間たってから、ポスト(ツイート)を試しましょう。
ポスト(ツイート)のリミットはリポストも含まれます。
もしポスト(ツイート)のリミットにかかった場合は、リポストもしないように、注意しましょう。
X(Twitter)のDMに関する制限
一時期スパム対策を理由に1日20件に制限されていたDM(ダイレクトメール)ですが、現在、未承認アカウントの場合は1日500件に拡張されています。
1つのアカウントが1日に送れるDMが500件なので、スマホで300件送ったら、パソコンで送れるDMは200件までになります。
リミットの500件DMを送ったら、日付が変わるまでは、新しいダイレクトメッセージを送れません。
リミットまで余裕があっても、複数のアカウント宛てに同じ内容のDMを送ると、スパム認定されてDMが送れなくなります。
この場合は30分以上待ってから、DMを送りなおしましょう。
スパムを疑われるとX(Twitter)を3日間制限される
ご利用のアカウントは一時的に機能が制限されています」と表示されるのは、X(Twitter)の制限措置の一つで、スパムを疑われている状態です。
一時制限状態のアカウントでも、「Twitterを続ける」をタップすれば、ポスト(ツイート)の閲覧はできるようになります。
しかし、フォロー、いいね、リポストは制限されているので、こういった操作には手を触れないようにしましょう。
フォロー、いいね、リポストなどができないわけではないのですが、やってしまうと制限解除までの時間が伸びてしまう可能性があります。
3日制限になる原因は過剰なフォロー、いいね、ポスト(ツイート)・リポストです。
過剰なアクションはスパム行為と認識されてしまうので、ペナルティを受けることになります。
ルール違反の内容を含むポスト(ツイート)が3日制限の理由になる可能性もあります。
X(Twitter)のルール違反や過剰なアクションは、3日制限だけでなくシャドウバンや凍結の可能性もあるので、注意しましょう。
X(Twitter)の3日制限を解除する方法
X(Twitter)の3日制限は、その名の通り、3日待てば解除されます。
時間経過を待つしかないので、「ご利用のアカウントは一時的に機能が制限されています」と表示されたら、それから3日間、フォロー、いいね、ポスト(ツイート)・リポストを行わないようにしましょう。
先述したように、3日間の制限中にフォロー、いいね、ポスト(ツイート)・リポストを行うと、制限期間が延びてしまう可能性があります。
「ご利用のアカウントは一時的に機能が制限されています」と表示されたら、3日が過ぎるまで、X(Twitter)でのフォロー、いいね、ポスト(ツイート)・リポストを控えましょう。
なお、残念ですが、X(Twitter)の3日制限中に、残り時間を確認する方法はありません。
正確な時間を知りたいなら、制限開始時の画面をスクショで保存し、いつから制限が始まったか確認できるようにしておきましょう。
X(Twitter)の年齢制限とセンシティブな投稿とは?
TX(Twitter)サービスを利用できるのは13歳以上と決まっています。
そのため、アカウント作成時に誤った生年月日を入力し、現時点の年齢が13歳未満になると、アカウントがロックされてしまいます。
ロックされた未成年アカウントを再度有効にするには、保護者の同意が必要である旨を記した通知を送り、Twitterに審査してもらう必要があります。
審査は時間がかなり、手続きも面倒なので、13歳以上なのに生年月日を間違えてロックされたという場合は、最初からアカウントを作り直した方が楽です。
ここからはセンシティブな投稿の設定などについてご案内します。
X(Twitter)で年齢制限されたセンシティブな投稿を見るには?
X(Twitter)には、「センシティブな内容を含むツイートです。」と表示される、画像が隠されてしまうポスト(ツイート)があります。
このポスト(ツイート)はセンシティブな内容を含む可能性があるため、18歳未満のユーザーの目に触れないように、こういった措置が取られています。
Twitterの定めるセンシティブな内容
- 刺激の強いコンテンツ
- 成人の裸体および性的行動
- 他人を傷つける行為
- 動物や亡くなった人を傷つける行為
- 恐ろしいものや不快なコンテンツ
とはいえ、センシティブな内容を含むといっても実際開いてみたら普通の画像だったというケースも多いです。
センシティブな内容かどうかはAIが判定を行うので、誤った判定が出てしまうケースもあります。
こういったセンシティブな内容を含むポスト(ツイート)を見る、もしくは表示しないようにするには、設定を変更する必要があります。
18歳未満のユーザーにはセンシティブな内容は見れない
18歳未満のユーザーは、センシティブな内容の閲覧はできません。
実際は18歳以上なのに、生年月日を間違えて登録して18歳未満になってしまっている。
こういったケースの場合でセンシティブな内容を見たいなら、X(Twitter)アカウントを新しく作る必要があります。
X(Twitter)に登録した成年月日を変更すれば良さそうですが、18歳未満で登録されているユーザーの場合、成年月日の変更ができないようになっています。
年齢を偽ってセンシティブの制限を解除させる可能性があるため、このような対策が取られています。
18歳未満で登録されているユーザーはセンシティブな内容を閲覧できないので、現在18歳以上なのに成年月日を間違えてしまったという場合は、アカウントを新しく作るようにしましょう。
センシティブな内容を見れる・見れないように変更する方法
X(Twitter)アプリで、設定とサポートを開き、「設定とプライバシー」をタップします。
「プライバシーと安全」をタップします。
「表示するコンテンツ」をタップします。
「センシティブな内容を含む可能性のある画像/動画を表示する」のチェックを入れれば、センシティブな内容を含むポスト(ツイート)が表示されるようになります。
「センシティブな内容を含む可能性のある画像/動画を表示する」のチェックを外せば、センシティブな内容を含むポスト(ツイート)が表示しないようにできます。
まとめ
X(Twitter)の閲覧制限・API制限は、現状は大幅に緩和されており、ポスト(ツイート)が見れないという状況は、ほぼ解消されています。
閲覧制限されていたころは1日待たないとポスト(ツイート)が見れず不便でしたが、現状は元通り、X(Twitter)を楽しめます。
しかし、X(Twitter)には他にも一日ごとのポスト(ツイート)・リポスト数の上限やフォロー数の上限があり、このリミットに到達すると、以後のアクションが制限されます。
また、過剰なポスト(ツイート)・いいね・フォローをしていると3日間の一時制限を受ける可能性があります。
制限をよく確認して、X(Twitter)ライフを楽しんでください。
X(Twitter)などのアプリの操作など、お客様のお困り事をぜひ、ノジマ店頭にてご相談ください。
また、ノジマにはメーカー販売員がおりませんので、スマホの機種変更や料金プランの変更など、全てのメーカーから公平にご案内いたしますので、お気軽にお声がけくださいませ!
※ご相談内容によっては有料でのご対応になる場合があります。あらかじめご了承お願いいたします。
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