HPノートパソコンのおすすめ6選【2023】用途別に選び方や特徴を解説
更新日時 : 2023-10-09 12:58
スタイリッシュなデザインや、高いコストパフォーマンス、東京生産(一部のみ)で人気のHPノートパソコン。
購入を検討中の方も多いかもしれませんが、いざHPのノートパソコンを選ぶとなると、シリーズの多さやスペックの違いから、どれを選べばよいのか戸惑うことがあります。
HPという名前は知っているけれど、実際どんなメーカーなのか、よく考えると知らない。さまざまな疑問も出てくるかもしれません。
この記事ではHPのノートパソコンについて特徴や評判などを紹介し、選び方についても詳しく解説していきます。
HPのおすすめノートパソコンについても紹介するので、ぜひHPのノートパソコン選びの参考にしてください。
HPノートパソコンの特徴は?
HPのノートパソコンは、高いコストパフォーマンスと優れたデザインが特徴です。
パソコン本体も価格が安い傾向で、国内大手メーカーのノートパソコンと比べると、HPのノートパソコンは同程度のスペックの製品よりかなり割安で入手できます。
そのため、不要なソフト・アプリがインストールされておらず、サポートを国外に置くなどコストダウンを意識して設計されています。
HPのノートパソコンは見た目も魅力的で、所有する喜びを提供するデザインが特徴です。
HPはコストパフォーマンスの良さやデザイン性の良さから世界的に評価を得ていて、パソコン販売のシェアは第2位となっています。
日本国内でも、HPのパソコンシェア率はLenovoグループに次ぐ第2位となっており、国内外を問わず、ユーザーから支持されているのが分かります。
HPとはどんな会社?
HPの正式名称は、Hewlett Packard(ヒューレット・パッカード)です。
アメリカに本社を置く企業で、パソコンやプリンターの販売を事業としています。
HPと略して読まれることが多く、その場合はHP(エイチピー)と呼ばれています。
日本でのパソコン販売は東京都港区に本社を置く株式会社日本HPが行っており、日本市場に適した製品を開発販売しています。
HPのノートパソコンの製造国は?
HPノートパソコンの人気の理由の一つが、東京生産という国内生産による安心感です。
実際、HPのノートパソコンは東京日野市の日野工場で生産が行われているのですが、HPのノートパソコンの全てが東京で生産されているわけではありません。
東京で生産されているHPの製品は、ビジネスデスクトップパソコン、ビジネスノートパソコン、ワークステーションです。
個人向け製品やエントリーモデルは海外生産が多く、主な生産国は中国です。
海外メーカーはコストダウンのために中国を生産拠点にしていることが多く、HPの一部ノートパソコンもこの点は同じです。
日本製に期待していると勘違いしてしまうこともあるので、ご購入の際は生産国に注意しておきましょう。
日野工場で生産された製品には、「Made in Tokyo」のシールが付けられているので、ご参考にしてください。
HPノートパソコンの評判は?
HPのノートパソコンは日本でも広く支持されているので、SNSやレビューサイトにて簡単にさまざまな評判を集めることができます。
HPの良い評判
- コストパフォーマンスが高い
- デザインが秀逸
- シンプルで扱いやすい
HPのノートパソコンは高コスパ!
HPのノートパソコンの評判で多いのは、コストパフォーマンスが高いという声です。
HPは不要な機能・アプリなどが少なく、必要な機能のみを備えたパソコンを販売しています。
そのため、販売価格は安くなり、動画編集や3Dゲームがプレイできる高性能なゲーミングパソコンであっても、9万円代から見つけることができます。
HPのノートパソコンはデザインも◎!
ノートパソコンの中ではデザイン性に優れているというのも、HPの評判です。
各シリーズは多彩なカラーバリエーションを備えており、ミドルクラスのシリーズではアルミニウム素材が使用され、見た目の美しさが際立つ仕上がりになっています。
また、同時に上質な手ざわりも実現しており、見た目も使い心地も、他メーカーより一段凝ったノートパソコンになっています。
HPのノートパソコンはシンプルで使いやすい!
シンプルで扱いやすいというのも、HPノートパソコンの良い評判です。
HPノートパソコンは不要なアプリがインストールされておらず、余計なアプリが起動時に立ち上がったり、いつ使うかもよくわからないアプリを管理する必要もありません。
ストレージ容量も不必要に圧迫しないので、HPのノートパソコンはシンプルに扱うことが可能です。
HPノートパソコンの悪い評判
- 納期が遅い
- コスパが悪い
- サポートが良くない
HPのノートパソコンは在庫切れを購入すると納期が遅くなる
HPのノートパソコンの悪い評判で目立ったのは、納期が遅い、注文してから届くのが遅いという声でした。
HPのノートパソコンを公式ストアから注文すると、在庫ありの製品のケースで、5営業日ほど届くまでに必要になります。
在庫無しのノートパソコンをHP公式ストアから注文した場合、届くのはさらに時間がかかり、1か月以上の時間が必要になるケースもあります。
サブのノートパソコンを買う場合ならまだしも、壊れたメインPCの買い替えの時などには、この納期の遅さは困った問題です。
ノジマなどの家電専門店では、すでに組みあがった製品を販売しているため、在庫があればそのまま持って帰れます。
HPのノートパソコンがすぐに欲しい場合は、ノジマなどの家電専門店で購入すると安心です。
デザイン重視のモデルはスペックに対してのコスパが良くないケースも
高いコストパフォーマンスが人気のHPノートパソコンですが、中にはHPのノートパソコンはコスパが悪いという真逆の意見もあります。
良い悪いという意見のどちらかが間違いという訳ではなく、実際HPのノートパソコンの中には、コストパフォーマンスが良いモデルと悪いモデルが存在しています。
先述のようにHPのノートパソコンはデザインにも凝っているのですが、それが価格にも反映されることになります。
そのため、高級志向のモデルの中にはマシンスペックに対して価格が高く感じてしまうケースがあります。
デザインに料金を支払うのを納得できるユーザーなら問題ありません。
しかし、「ノートパソコンにデザインはいらない。スペックを求めている!」という方にはデザイン重視のモデルはコストパフォーマンスが悪くなります。
スペック重視の方は、エントリーモデルなどデザインより性能に注力されているモデルを選ぶようにしましょう。
HPはサポートが良くない?
HPはサポートが良くないという評判があります。
この原因は、サポートに問い合わせをした際に外国の方が対応を行うことから来ているようです。
パソコンの問題は理解しにくいうえ、特に日本語を母国語としない方とのコミュニケーションが難しいことから、ネガティブな声が目立ちます。
サポートへの不満もありますが、実際の対応にはそれぞれ個別の意見があり、外国のサポート担当者でも満足したという声もあります。
また、多くのパソコンメーカーがサポートを外国で行っており、安価な価格と引き換えに国外サポートを受け入れる必要があります。
パソコンを使うのが初めての方で、サポートが必要な場合、ノジマなどの家電専門店にご相談ください。
※ご相談内容によっては有料になる場合がございます。
HPノートパソコンの種類
HPのノートパソコンはビジネス向け、個人向け、ゲーミングの3つの用途に分かれており、それぞれグレードの分かれたシリーズが用意されています。
HP(エイチピー)
HPは、メーカー名を冠したエントリークラスのノートパソコンです。
必要以上の機能やソフトウェアを可能な限り削ぎ落とし、基本性能を凝縮したシンプルさを追求したモデル。
LANポート、USB、HDMIなど充実したインターフェースを備え、周辺機器との接続が可能。
使いやすさと求めやすい価格のベストバランスがコンセプトで、メールやネットなどのライトな作業を手軽に行えるシリーズに仕上がっています。
また、フルHDの非光沢ディスプレイ採用なので、動画視聴時の画質も十分。高コスパで手軽に購入できるシリーズです。
Pro Book(プロブック)
HPのノートパソコンは、ビジネス向けモデルも充実しています。一部を除き東京生産なので、信頼性も高いです。
Pro Bookはビジネス向けの、HPのミドルクラスノートパソコンです。
ハイエンドであるEliteシリーズで培われた先進技術を取り入れ、より広く活用できるものとしたのがProシリーズであり、幅広い用途に対応できるように設計されています。
スタイリッシュな外観と軽量を実現するアルミニウムの外装を採用し、米軍調達基準(MIL-STD-810H)に合致する耐久性も備えている丈夫なビジネスシリーズです。
Elite Book(エリートブック)
Elite Bookは、最新テクノロジー、先進のセキュリティ機能や管理機能を搭載した、HPのビジネス向けノートPCのハイエンドシリーズです。
ノートパソコン本体は選び抜かれた素材を用いてビジネス向けに強靭性を実現。働く人のためのデザインが採用されています。
ビジネス用途に向けて、世界最高レベルの高いセキュリティ性能、各種コラボレーション機能による高い生産性も魅力です。
Pavilion(パビリオン)
Pavilionは、スタンダードなノートパソコンです。
ウェブでのちょっとした調べ事から、ネットショッピング、仕事のメール確認までこなせるスペック。
また、トレンドに合わせたカラーや細部にまでこだわったデザインも兼ね備えています。
上質なサウンド体験を提供するB&O Playオーディオテクノロジーも採用されており、映画の視聴や音楽をより楽しめる、プライベートでも仕事でも使えるシリーズです。
ENVY(エンヴィ)
ENVYは、ハイパフォーマンスシリーズノートパソコンです。
エンタメや仕事、学習用途はもちろん、クリエイティブワークでも活躍できるスペックを実現し、あらゆるライフスタイルにフィットします。
選び抜かれた上質な素材で、精密に加工されたアルミニウムボディになっており、美しさと機能性を両立させたデザインに仕上がっています。
また、約10秒でOSが起動するので、使い勝手も良好。
Bang & Olufsenのサウンドシステムも採用しており、使い心地も所有欲も満たしてくれる、ハイパフォーマンスシリーズです。
Spectre(スペクトル)
Spectreは、個人向けノートパソコンとしては最高クラスになるHPのシリーズです。
最新世代プロセッサーに大容量メモリ、高速SSDと、快適パフォーマンスを約束する最新テクノロジーを惜しみなく搭載。
また、洗練されたフォルムに落ち着きと輝きを備えた上質なカラーリングが施され、細部まで丹念に磨き上げられたデザインです。
ハイスペックでありながら、持ち運びに便利な薄型・軽量ボディも実現。
圧倒的な臨場感を得られる、超高精細ディスプレイも採用しており、美しい映像をリアルに体験できます。
ハイスペックでデザインに徹底的にこだわる方に、おすすめのシリーズです。
Victus(ヴィクタス)
Victusは、HPのゲーミングノートパソコンシリーズです。
高性能なCPUにAMD Radeon RX6000シリーズまたはNVIDIA® GeForce RTX™ 3000シリーズの専用グラフィックボードを搭載。
リフレッシュレートはFPSゲームの快適にプレイできる、144Hzを実現。
進化した排熱設計も採用されており、長時間プレイでもスペックを落とさず稼働を続けられます。
ディスプレイは光の映り込みがほぼ無い非光沢液晶で、ゲーム映像が見やすくなっています。
サウンドも高級オーディオメーカーのBang & Olufsenサウンドシステムに加え、2つのスピーカーであらゆる方向から楽しめる仕様。
スタイリッシュなデザインに加えて、購入することで無料のゲーマー専門サポート「Café de OMEN」が1年間ついてくるのも魅力のひとつ。
ゲーミングノートパソコンが初めての方や、ライトユーザーにおすすめのゲーミングノートパソコンです。
OMEN(オーメン)
OMENは、GeForce RTX™ 4000番台を搭載したハイエンドゲーミングノートパソコンシリーズです。
最新世代のCPUに、専用グラフィックボード搭載で、ゲーマーとクリエイター向けの最速で使いやすいノートパソコンです。
解像度はフルHPを上回る2560×1440に対応。リフレッシュレートは240Hzと快適そのものの高速を誇ります。
価格は高いですが、それに見合うスペックを持つ、コアゲーマーも納得のゲーミングノートパソコンです。
シリーズ別早見表
ブランド名 | 価格 | メール・文書作成 | ビジネス | クリエイティブ | ゲーム | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
HP | ◎ | ◎ | ○ | △ | △ | 初心者におすすめ |
Pro Book | ○ | ◎ | ◎ | △ | △ | 東京生産のビジネスモデル |
Elite Book | △ | ○ | ◎ | △ | △ | Pro Bookの上位機種 |
Pavilion | ○ | ◎ | ○ | △ | △ | 軽量・薄型で携帯性○ |
ENVY | ○ | ○ | △ | ◎ | ○ | GPU搭載モデルも有り |
Spectre | △ | ○ | ○ | ◎ | ○ | HPの最高級モデル |
Victus | ○ | ○ | △ | ○ | ◎ | お手頃なスタンダートゲーミングモデル |
OMEN | △ | ○ | △ | ◎ | ◎ | 本格的なハイエンドゲーミングモデル |
HPノートパソコンの選び方
HPのノートパソコンの選び方を紹介していきます。
スペックや構成パーツだけで無く、重量や外寸などの携帯性もチェックしたいポイントです。
- シリーズから選ぶ
- 持ち運びのしやすさ(ディスプレイサイズ・重さ)
- バッテリー駆動時間
- CPU (プロセッサー)
- メモリ
- ストレージの種類と容量
- office製品の有り無し
- タッチパネルを使いたいなら2in1タイプを
- Bang & Olufsen
- 用途別の選び方
シリーズから選ぶ
HPのノートパソコンはシリーズごとに用途が分けられています。
そのため、自分の目的にあうシリーズを選ぶのが、まずはスタート地点になります。
3Dゲームや動画編集など、高負荷な作業をしないカジュアルユース向けのモデルを探しているなら、HP、Pavilion、ENVYといったシリーズが候補です。
ビジネス用途のノートパソコンを探しているなら、HP、Pro Book、Elite Bookの3つの中から選ぶのがおすすめです。
ゲームプレイや動画編集を考えているなら、Victus、OMENの2つがおすすめです。
ライトなモデルがVictus であり、よりハイスペックになっているのがOMENになります。
持ち運びのしやすさ(ディスプレイサイズ・重さ)
携帯性を重視するなら、ディスプレイサイズは13インチ以下がおすすめです。
13インチ以下のサイズであれば、手軽にカバンやバッグに入れられるので、移動時に邪魔になりません。
13インチ前後のモデルは軽量であることも多いため、重さも許容範囲内になるでしょう。
自室などで使用することが多く、持ち運びが少ないなら、ディスプレイサイズは大きい方が良いです。
その場合は、15インチ以上のノートパソコンを選ぶと、作業もしやすく、動画視聴やゲームプレイも快適になります。
バッテリー駆動時間
外出先でノートパソコンを使う場合、バッテリー持続時間は8時間を目安に選ぶと良いでしょう。
できれば余裕をもって10時間ほど使えるとより安心です。
HPのノートパソコンは比較的バッテリー駆動時間が長く、個人向けのエントリーシリーズでも8時間以上のバッテリー駆動時間が見込めます。
ミドルクラスになると10時間越えのバッテリー駆動時間になるので、長時間バッテリーで稼働させる必要があるなら、ミドルクラス以上のシリーズを選ぶと良いです。
CPU (プロセッサー)
CPUはCentral Processing Unitの略で、プロセッサーとも呼ばれる主にパソコンの処理速度に関わる重要なパーツです。
性能が不足すると動作が重くなったり、そもそもソフト動かなかったりします。
つまり、ノートパソコンを選ぶ際は用途に対して十分な性能のあるCPUを選ぶ必要があります。
HPのCPUには、IntelのCoreシリーズやAMDのRyzenシリーズのどちらかが搭載されていることが多いです。
知名度はIntelの方が高いですが、Ryzenシリーズの普及率も上がり、同じグレードの製品なら、同程度の性能を発揮します。
CPUは性能によってランクがあり、Core i3、Core i5、Core i7というように、数字が大きい製品ほど高性能なCPUになります。
Ryzenの場合もRyzen3よりRyzen5、Ryzen5よりRyzen7が高性能になります。
CPUのグレードと目安
CPU選びの目安としては、メールやインターネットの閲覧であれば、Core i3で十分です。
動画視聴や、office製品の作業を快適に行うのも、目安はCore i3になります。
余裕を持ってアプリやoffice製品を使いたいなら、Core i5が目安。
高画質なゲームや動画の編集を行う場合は、Core i7以上を推奨します。
メモリ
メモリは複数のアプリやファイルを同時に開いて作業する時に重要になるパーツです。
メモリの単位はGBで表記され、数字が大きいほど容量が大きくなります。
大容量のメモリを持つノートパソコンは、多くのファイルを同時に実行してもスムーズに動きます。
メモリ容量の目安は、8GB以上あればインターネットやメール、動画視聴には十分です。
オフィス作業の際も、8GBのメモリがあれば、複数のファイルを同時に扱ってもスムーズに作業が進みます。
高負荷なゲームや、動画の編集をするなら、メモリは16GB以上必要になります。
HPのノートパソコンはメモリ増設ができる?
メモリは比較的簡単に増設できるケースが多く、拡張性ではデスクトップに劣るノートパソコンであってもメモリの増設が可能なケースは多いです。
シリーズにもよりますが、HPのノートパソコンもメモリ増設が可能で、バッテリーを取り外し、裏蓋を取り外すだけで、メモリを交換・増設することができます。
そのため、使用していてメモリ不足を感じる場面になったら後から増設するということも可能です。
ストレージの種類と容量
ストレージはパソコン内にofficeのファイルや画像・動画などのデータを保存する機器です。
ストレージのサイズはGBで示され、数字が大きくなるほど、パソコンに多量のデータを格納することが可能です。
HPのノートパソコンで使用されるストレージはほとんどがSSDのため、HDDかSSDかを選ぶ必要はありません。
SSDの方がデータの読み書きの早さ、耐久性、静音性など多くの面で優れています。
最初からSSDが搭載されているHPのノートパソコンに関しては、ストレージの種類選びについて頭を悩ませる必要はありません。
ストレージ容量の目安としては、アプリケーションや動画ファイルなどを保存せず、文書などのファイルを保存する程度。
このような利用シーンには、ストレージ容量256GBで充分でしょう。
ゲームや動画編集用途なら容量に余裕を
動画の保存や、重いアプリをたくさんインストールしておきたい。こういったケースなら512GBを選択すると良いです。
ゲームは、タイトルによっては多くの容量が必要な場合があるため、最低でも512GBは欲しいです。
動画編集をする場合も、ストックを複数持っておくには最低でも512GBは容量が必要になります。
複数のゲームタイトルを同時に遊ぶ場合や、プレイ動画を保存しておく場合などは、512GBでも容量が足りなくなります。
こういったケースが考えられるなら、1TBやより容量の大きいストレージを選択するようにしましょう。
HPのノートパソコンは後からストレージを増設・交換できる?
HPのノートパソコンはストレージの交換は可能ですが、増設はできません。
ストレージを交換ではなく増設したいなら、USBタイプなどの外付けストレージを使うのが簡単な解決法になります。
また、クラウドストレージにデータを保存するという方法もあるので、ストレージ容量を増やすことは比較的簡単にできます。
office製品の有り無し
学業や、ビジネスでノートパソコンを使用する場合、ワードやエクセルのoffice製品は必須と言って良いです。
HP公式サイトでノートパソコンを購入する場合、Officeをプリインストール(あらかじめインストールされている)するかは、購入時に選択することができます。
ノジマなどの家電専門店などで購入する場合、Officeがプリインストールされているかはモデルによって異なるため、確認が必要です。
Officeにはサブスクリプションの利用や、新たに購入することも可能です。
しかし、コスト的にはパソコンにofficeがプリインストールされているモデルの方がお得です。
Office製品が必要なら、プリインストールされているノートパソコンを購入するようにしましょう。
Office製品を選ぶ場合、Home&businessがPowerPoint有り、PersonalがPowerPoint無しになります。
PowerPointが必要ならHome&business搭載モデルを選びましょう。
タッチパネルを使いたいなら2in1タイプを
HPのノートパソコンにはタブレットとしても使える、2in1タイプのモデルもあります。
2in1モデルならば、スマートフォンやタブレット同様にタッチスクリーンでの操作ができるため、操作性が向上します。
さらに、キーボードを格納して使用することができるため、2in1モデルは省スペース性にも優れています。
2in1モデルは少々価格が上がる傾向にありますが、それに見合う利点があり、携帯性を重視する方、タッチパネル操作をしたい方におすすめです。
Bang & Olufsen(バングアンドオルフセン)
PavilionやENVYといったミドルクラス以上のHPのノートパソコンには、プレミアムスピーカーが搭載されています。
デンマークの高級オーディオブランド「Bang & Olufsen(バングアンドオルフセン)」とHPが共同開発した上質でハイレベルなスピーカーです。
オーディオメーカーが関わっているだけにワンランク上の音質を楽しめるので、音質にこだわる方は、Bang & Olufsenとのコラボスピーカー搭載モデルがおすすめです。
用途別の選び方
個人向け、ビジネス向け、ゲーミングシリーズの中から候補を一つに絞る場合は、どの程度スペック・デザインを重視するかでグレードを選択しましょう。
エントリークラスはおおむねロースペックでコストパフォーマンスが高く、ミドル・ハイとなるごとに性能・デザイン共に向上していきます。
グレードが上昇すると、スペックはもちろん、デザインの影響で価格が上昇していく傾向にあります。
HPノートパソコンは同じHPシリーズであっても型番によってどのCPUやメモリが搭載されているかは異なり、ハイスペックと呼べるくらい性能があるケースもあります。
デザインを重視せずにハイスペックを求めるなら、エントリークラスのシリーズを選ぶことでコストを抑えて高性能なHPノートパソコンを選択できるでしょう。
ここでは、用途別の目安を紹介します。
メール・ネットサーフィン等
CPU | Intel Core i3、AMD Ryzen 3 以上 |
---|---|
メモリ | 8GB以上 |
グラフィックボード | 不要 |
ストレージ | 128GB以上 |
おすすめシリーズ | HP |
メールやネットサーフィン目的の場合、HPの最廉価機種でも十分な性能があります。
メモリ4GBの製品もありますが、基本的には8GB以上を推奨します。
ストレージは128GBでも十分ですが、メールの添付データやネットからコンテンツを保存することが多い場合は余裕を持たせると良いです。
おすすめシリーズはHPシリーズです。
HPシリーズは高いコストパフォーマンスと扱いやすさを兼ね備え、学生や初めてノートパソコンを購入する方におすすめです。
タブレットと比べて、Windowsのソフトや機能が使えることが利点となります。 Windowsは仕事や学業で使われることが多いのでサポートが豊富なHP製品は初心者にもおすすめです。
ビジネス・学習等
CPU | Intel Core i3、AMD Ryzen 3 以上 |
---|---|
メモリ | 8GB以上 |
グラフィックボード | 不要 |
ストレージ | 256GB以上 |
おすすめシリーズ | Pavilion、Pro Book、Elite Book |
ビジネス用途での大規模な表計算やプログラミング学習用途では、よりハイパワーな機種がおすすめとなります。
CPUはCore i3/Ryzen 3シリーズでも近年のモデルなら十分な性能を発揮します。
より快適な環境を求めるならCPUはCore i5/Ryzen 5、メモリは16GBあれば快適に動作します。
おすすめシリーズはPavilion、Pro Book、Elite Book。
Pavilionは十分なスペックと携帯性を持ち、出先での利用に優れています。
Pro Book、Elite Bookは高いセキュリティと堅牢さを兼ね備えており、どんなビジネスシーンでも活躍できる機種です。
Pro Book、Elite Bookは法人向けモデルですが個人でも購入できます。 様々な企業や官公庁で導入されている信頼性の高いモデルです。
クリエイティブ
CPU | Intel Core i5、AMD Ryzen 5 以上 |
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メモリ | 16GB以上 |
グラフィックボード | イラスト、モデリング用途なら必須 |
ストレージ | 512GB以上 |
おすすめシリーズ | ENVY、Spectre |
クリエイティブ用途の場合、使うソフトやジャンルによって必要なスペックが大きく変わります。
基本的にはCPUとメモリの性能は重要になるため、これらの性能は余裕を持たせると良いでしょう。
イラストやモデリングを行う際は、グラフィックボード(GPU)が必須となります。
複雑なイラストやモデリングを行うなら、グラフィックボードの搭載の有無を確認すると良いでしょう。
ENVYはクリエイティブ向けに開発されたシリーズで、創作のための性能と機能を備えています。
Spectreは最高レベルのスペックとデザインを備える機種で、多くの用途で高いパフォーマンスを発揮するシリーズです。
基本的にノートパソコンのグラフィックボードの交換・増設は困難です。 場合によってはゲーミングモデルから選ぶと良いでしょう。
ゲーム
CPU | Intel Core i7、AMD Ryzen 7 以上 |
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メモリ | 16GB以上 |
グラフィックボード | 必須 |
ストレージ | 512GB以上、1TB以上を推奨 |
おすすめシリーズ | Victus、OMEN |
ゲーム用途の場合でも、プレイするゲームタイトルによって必要なスペックが変わります。
特に重要な要素としてグラフィックボードが挙げられます。
グラフィックボードの性能が不足すると、ゲームの動作が重くなったり、起動しなかったりします。
ゲームに必要なスペックはゲーム配信サイトや公式サイトに記載されているので確認すると良いでしょう。
VictusはHPのゲーミングモデルで、高いゲーミング性能を持つ定番モデルです。
OMENはハイエンドゲーミングモデルで、パーツ構成はもちろん、高いフレームレートを誇り、FPSやアクションゲームも快適にプレイできるモデルです。
ゲームソフトやアプリを通信速度の遅いHDDや外付けドライブにインストールすると起動や動作が遅くなります。 HPのノートパソコンはSSDが搭載されているため、ストレージ容量は余裕を持たせると良いでしょう。
おすすめのHPノートパソコン
HPのおすすめノートパソコンを紹介していきます。
タッチパネル対応!軽量13インチHPおすすめノートパソコンENVY x360 54J98PAAAAQ
ENVY x360は、ハイパフォーマンスの2in1ノートパソコンです。
HPらしい見た目も触り心地も洗練されたデザインで、常に持ち歩きたくなるような存在感。
アルミニウムボディなので見た目の美しさだけでなく、傷つきにくい仕様にもなっています。
通勤・通学のカバンにもスッキリ入る13.3インチで、持ち運びにも便利。重量も1.24㎏と軽量です。
覗き見防止のプライバシーモード搭載なので、外で使っても安心です。タッチパネル対応なので、使い心地も良好。
プロセッサーもCore i5-1135G7の、性能も持ち運びやすさにも優れるモデルです。
OS | Windows 11 Home |
---|---|
画面サイズ | 13.3インチ |
解像度 | 1920×1080 |
本体重量 | 約1.24kg |
バッテリー駆動時間 | 最大 11.5 時間 |
CPU | Core i5-1135G7 |
メモリ | 8GB |
ストレージの種類 | SSD |
ストレージ容量 | 512GB |
GPU | インテル Iris Xe グラフィックス |
office | Microsoft Office Home & Business 2021 |
外部インターフェース | SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×2 、Thunderbolt 4 with USB4 Type-C40Gbps ×1 (Power Delivery、DisplayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応) 、 ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 |
タッチパネル | 〇 |
2in1!13.3インチHPおすすめノートパソコンHP ProBook x360 60H59PAABJ
ProBook x360は、コンバーチブルタイプの2in1ノートパソコン。
ビジネスモデルなので、堅牢性・セキュリティにも優れたモデル。
Ryzen5-5600U搭載で、スペックもミドル以上です。また、インターフェースにはHDMI端子を備え、モニター出力も可能。
汎用性の高いコンバーチブルデザインで、ノートパソコンとしても、タブレットとしても利用できます。
20,000時間に及ぶ厳しい品質テストをクリアしているので、信頼性も高いモデルです。
ビジネス利用に最適な、2in1タイプのノートパソコンです。
OS | windows10-Pro (11DG) |
---|---|
画面サイズ | 13.3インチ |
解像度 | 1920×1080 |
本体重量 | 約1.45㎏ |
バッテリー駆動時間 | 約11.6時間 |
CPU | Ryzen5-5600U |
メモリ | 8GB |
ストレージの種類 | SSD |
ストレージ容量 | 256GB |
GPU | CPU内蔵 |
office | – |
外部インターフェース | HDMI×1 Type-A(3.1Gen1)×2、Type-C(3.1Gen1)×1、イヤホンジャック |
タッチパネル | – |
安い!14インチHPおすすめノートパソコン EliteBook 845 G8 52K43PPABJ
EliteBook 845 G8は、圧倒的なコストパフォーマンスのビジネス向けノートパソコンです。
コスパの良いAMD製Ryzen3-5450Uを搭載し、ディスプレイは14インチと持ち運びには少し大きいですが、その分画面が広く、操作性は快適です。
OSはビジネスに最適なWindows 10 Pro を搭載。
バッテリー稼働時間は約20時間のロング稼働で、電源の無い場所でも安心して使えます。
コスパの良いビジネスパソコンをお探しの方におすすめのモデルです。
OS | windows10-Pro |
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画面サイズ | 14インチ |
解像度 | 1920×1080 |
本体重量 | 約1.48㎏ |
バッテリー駆動時間 | 約20.0時間 |
CPU | Ryzen3-5450U |
メモリ | 8GB |
ストレージの種類 | SSD |
ストレージ容量 | 256GB |
GPU | CPU内蔵 |
office | – |
外部インターフェース | HDMI×1 、Type-A×2、Type-C×2 、イヤホンジャック |
タッチパネル | – |
耐久性抜群!HPおすすめノートパソコン ProBook 450 G8/CT 1A898AVAHDP
ProBook 450 G8/CTは、米軍調達基準 (810H)をクリアした、高い耐久性が特徴のノートパソコンです。
第11世代インテル製Core搭載で、負荷の高い作業もラクラクこなすスペックを持っています。
スライドカバー付きのWebカメラ、HDMI端子を含めた豊富なポート類、見やすい非光沢ディスプレイと、ビジネスに必要な機能をしっかり搭載。
どんな時でもどんな場所でも使える、タフさが売りのノートパソコンです。
OS | Windows11-Pro |
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画面サイズ | 15.6インチ |
解像度 | 1366×768 |
本体重量 | 約1.74㎏ |
バッテリー駆動時間 | 約10時間 |
CPU | Core i3-1115G4 |
メモリ | 8GB |
ストレージの種類 | SSD |
ストレージ容量 | 256GB |
GPU | CPU内蔵 |
office | – |
外部インターフェース | HDMI×1 、Type-A×3、Type-C×1 、LAN(RJ45)、イヤホンジャック |
タッチパネル | – |
大画面!15インチHPおすすめノートパソコン ProBook 450 G9/CT 4D3X9AVAICS
ProBook 450 G9/CTは、15.6インチの大画面ノートパソコンです。
OSはダウングレードモデルのWindows10-Pro (11DG)を搭載。
ビジネス利用に最適なバージョンでありながら、必要になれば無償でWindows11へのアップグレードが可能です。
CPUは第12世代 のCore i5を搭載。Zoomの通話、office利用など、ビジネスシーンに必要な機能を余裕をもって処理できます。
20,000時間の様々な品質テストをクリアしており、信頼性も高いモデル。
堅牢性も高くビジネスシーンでも、プライベートでも、どんな場所でも活躍します。
OS | Windows10-Pro (11DG) |
---|---|
画面サイズ | 15.6インチ |
解像度 | 1366×768 |
本体重量 | 約1.79㎏ |
バッテリー駆動時間 | 約9.8時間 |
CPU | Corei5-1235U |
メモリ | 8GB |
ストレージの種類 | SSD |
ストレージ容量 | 128GB |
GPU | CPU内蔵 |
office | – |
外部インターフェース | HDMI×1 、Type-A×3、Type-C×1 、イヤホンジャック |
タッチパネル | – |
HPおすすめゲーミングノートパソコン Victus 16 67G77PAAAAN
Victus 16は、GeForce RTX 3050Ti(4GB)搭載のHPゲーミングノートパソコンです。
第12世代 インテル Core i7 を搭載した高負荷のゲームにも対応できるモデル。
メモリは大容量の16GB、ストレージもゲームの保存に不安の無い512GBの容量を持ちます。
GPUはGeForce RTX 3050Ti(4GB)搭載で、リフレッシュレートは144Hzを実現。フルHDの高画質で、ゲームプレイを楽しめます。
豊富なインターフェースも揃え、ゲームパッドにヘッドセットなど、必要な機器を全て同時に使用可能です。
コストパフォーマンスに優れたゲーミングノートパソコンをお探しの方に、おすすめのモデルです。
OS | Windows 11 Home |
---|---|
画面サイズ | 16.1インチ |
解像度 | 1920×1080 |
本体重量 | 2.47kg |
バッテリー駆動時間 | 最大 5.5 時間 |
CPU | Core i7 12700H |
メモリ | 16GB |
ストレージの種類 | SSD |
ストレージ容量 | 512GB |
GPU | GeForce RTX 3050Ti(4GB) |
office | – |
外部インターフェース | SuperSpeed USB Type-C 5Gbps ×1 (Power Delivery、DisplayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応)、 SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×3 (うち1ポートは電源オフUSBチャージ機能対応)-HDMI 2.1 出力端子 × 1、ネットワークポート(RJ45)×1、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 |
タッチパネル | – |
まとめ
HPのノートパソコンは、高いコストパフォーマンスと優れたデザインが魅力です。
ビジネス・法人向け、個人向け、ゲーミングと用途に対応したシリーズが揃っているので、あらゆるシーンに対応できるノートパソコンがHPで選べます。
HPのノートパソコンは、すでに組みあがったパソコンを販売するノジマなどの家電専門店から購入すれば、すぐに持ち帰れるためおすすめです。
この記事を参考に、自分にピッタリのHPノートパソコンを見つけていただけると幸いです。
ノジマでは、パソコン選びのお手伝いをさせていただきますので、お困り事があればご相談くださいね。
ノートパソコンのご購入は、お近くのノジマまでお気軽にお越しください。お待ちしております!
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