iOS 17が提供開始！新機能やサポート対象外の機種を解説

更新日時 : 2023-09-19 17:49

2023年6月6日午前2時（日本時間）に開催された、WWDC23にて「iOS 17」が発表され、2023年9月19日（火）より提供開始されました。

電話アプリの大幅なアップデートや共有が今よりも簡単にできるNameDropなど、様々な新機能が追加されています。

ただ、iPhone 8やiPhone Xなど一部端末は、iOS 17のアップデート対象外となりました。

今回は、iOS 17の新機能やアップデート対応/対象外iPhoneの一覧を解説していきます。

iOS 17はいつ配信される？

iOS 17は、2023年9月19日（火）より提供開始されました。

週末の22日（金）には、iPhone 15シリーズも発売されますので、興味のある方はぜひ検討してみてくださいね。

iOS 17の主な新機能

iOS 17では、電話アプリの大幅なアップデートやNameDropという新機能などが追加されています。

今回は、iOS 17の特徴的な新機能について解説していきます。

電話アプリが大幅にアップデート

画像引用：CV-P60 | iOS 17でiPhoneがよりパーソナルで直感的に – Apple (日本)

電話アプリはiPhoneの中心的な機能であり、大幅なアップデートにより、カスタマイズができるようになりました。

具体的には、連絡先ポスターという機能が導入され、ユーザーは自分の外見をカスタマイズして着信画面を個性的に変えたり、写真やミー文字を美しく表示したり、目を引くデザインや色を選んだりできます。

また、この連絡先ポスターは他社の通話アプリでも利用でき、電話の利用体験が一層充実しました。

共有がより簡単になる「NameDrop」

画像引用：CV-P60 | iOS 17でiPhoneがよりパーソナルで直感的に – Apple (日本)

iOS 17ではAirDropに新たな共有方法である「NameDrop」が加わり、共有がより簡単にできるようになりました。

iPhone同士やiPhoneとApple Watchを近づけると、連絡先情報などを簡単に共有することが可能です。

また、同じジェスチャーを利用することでコンテンツを共有したり、SharePlayで音楽や映画鑑賞、ゲームなどを楽しむことができます。

時計や写真などを表示する「スタンバイ」

画像引用：CV-P60 | iOS 17でiPhoneがよりパーソナルで直感的に – Apple (日本)

iOS 17では、新たにスタンバイという機能が導入されました。

スタンバイ機能は、フルスクリーンの表示で情報を一目で確認できるようになっています。

具体的には、さまざまな時計のスタイルやお気に入りの写真、適切なタイミングで表示されるスマートスタックと呼ばれる便利なウィジェットを表示することができます。

また、スタンバイはライブアクティビティやSiri、着信、大きくなった通知にも対応しており、iPhoneがより便利になります。

MagSafeで充電する場合には、スタンバイはユーザーの好みの表示を記憶します。

スタンバイは画面をタップするだけで簡単に表示でき、常時表示ディスプレイを搭載したiPhone 14 Proでは常に利用ができます。

メッセージ機能も大きくアップデート

画像引用：CV-P60 | iOS 17でiPhoneがよりパーソナルで直感的に – Apple (日本)

メッセージにも新たな新機能が加わり、コミュニケーション方法が広がるようになります。

画面を1回タップするだけで、展開可能なメニューからiMessageアプリにアクセスできます。

そして、テキストの吹き出しをスワイプすると簡単にメッセージの返信ができます。

また、オーディオメッセージを送信した際は、自動的に書き起こされるようになっているため、その場で読むことはもちろん、あとで聞くことも可能です。

さらに安否確認という機能も追加され、ユーザーが目的地に到着すると、友人や家族などに通知される新機能がメッセージに導入されます。

オリジナルステッカーの作成

好きな写真でステッカーを作成できる機能がiOS17で追加されました。

所持している写真でステッカーを作成できるため、子供やペットなど思い出の写真からステッカーを作ることが可能です。

また、ステッカーは絵文字が使用できる場所なら自由に貼ることができます。

写真・書類・スクリーンショットなどにもステッカーを貼れるため、汎用性は非常に高いでしょう。

ワンタップでアクションを実行できる「インタラクティブウィジェット」

We finally have interactive widgets in iOS 17! #WWDC23 pic.twitter.com/oIrlh3JWC7

— Apple Hub (@theapplehub) June 5, 2023

インタラクティブウィジェットは、ウィジェットからワンタップでさまざまな操作ができる機能です。

これまではロック画面やホーム画面にウィジェットを配置できましたが、表示するだけの機能でした。

しかし、iOS17から搭載されるインタラクティブウィジェットでは、ロック画面・ホーム画面上に配置したウィジェットを自由に操作できます。

ロック画面やホーム画面から照明のオン・オフ、音楽の再生などを行えるため、これまで以上に使い勝手が良くなるでしょう。

手軽に日記を付けられる標準アプリ「ジャーナル」

iOS17の新機能として手軽に日記を付けられる標準アプリ「ジャーナル」の配信が決定しました。

ジャーナルはiPhone本体がユーザーの行動を分析して、テーマを提案してくれます。

そして、提案されたテーマを許可するだけで、自動で日記を追加できる機能がジャーナルです。

従来のように1から日記をつける必要がないため、日記を付ける習慣がなくても簡単に日々の思い出を綴ることができることは魅力的でしょう。

キーボードがより正確に

キーボードがより正確になったこともiOS17の変更点です。タイプ入力中の文字での自動修正が向上したので、より正確な文字を入力できるでしょう。

また、自動修正された文字は下線が引かれ、ワンタップで元に戻せるため、キーボード入力でストレスを感じることもありません。

さらに、スペースバーを押すと、入力中の文字・単語が自動で入力される機能もiOS17で追加されました。そのため、長い文章を入力する手間も省くことが可能です。

パスワードとパスキーの共有

iOS17ではパスワードとパスキーを共有することも可能になりました。

パスワードとパスキーを共有はグループを作り、パスワード・パスキーを共有したいメンバーを追加するだけです。

そのため、ビジネス用のSNSアカウントなど同じパスワードを利用しているなら、活用したい機能と言えるでしょう。

また、パスワードは最新のものに変更しても共有することが可能であり、追加したメンバーは自由に削除することもできます。

iOS 17の対応機種は？

「今使っているiPhoneはiOS 17に対応しているのかな？」と思われる方もいることでしょう。

そこで、iOS 17の対応機種をまとめましたので、自分が使っているiPhoneがアップデート対象なのか確認してくださいね。

アップデート対象のiPhone
iPhone 14シリーズ	iPhone 13シリーズ	iPhone 12シリーズ
iPhone 11シリーズ	iPhone XSシリーズ	iPhone XR
iPhone SE(第3世代)	iPhone SE(第2世代)

iPhone 8/Xより前の端末はアップデート対象外に…

iPhone 8やiPhone Xなどの端末が、iOS 17のアップデート対象外となりました。

今回アップデート対象外になったiPhoneは以下の通りです。

アップデート対象外になったiPhone一覧
iPhone 8	iPhone 8 Plus	iPhone X

前回のiOS 16では、iPhone SE（第1世代）・iPhone 6s、iPhone 7などがアップデート対象外になりました。

来年にiOS 18が発表されるとしたら、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Maxがアップデート対象外になることが予想されます。

まとめ：iOSのアップデートのご相談はノジマへ！

今回は、iOS 17の新機能やアップデート対象/対象外のiPhoneを解説しました。

しかし、iPhone 8/8 PlusやiPhone XはiOS 17のアップデート対象外となりますので、ご利用されている方はお早めにお買い換えすることをおすすめします。

今ご利用中のOSのバージョンがわからない方や自分にあった料金プランなどわからない方は、ぜひノジマへご相談ください。

ノジマでは、メーカー販売員がいないので、スマートフォンに関するお悩み事・全キャリアの料金プランなど、お客様ひとりひとりにあったご案内をすることができます。

まだノジマをご利用されたことがない方も、ぜひこの機会にお近くのノジマ店舗へご相談ください！

※この記事は、2023年9月の情報をもとに記載しています。