eSIMとは?メリット・デメリット、対応機種をわかりやすく解説!
更新日時 : 2022-12-30 17:05
近年は、物理的なSIMカードを使わない「eSIM」が普及してきています。
比較的新しいAndroidスマホやiPhoneなどでeSIMを採用している機種が増えており、eSIMというワードを目にする機会が多くなりました。
最近では総務省がeSIMを推進しているため、今後もeSIMサービスが増えていくことが予想されます。
そこで今回は、eSIMとはどういうSIMなのか、利用する際のメリットとデメリットなどを解説していきます。
eSIMの対応キャリアや対応機種も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
eSIMとは?物理SIMとの違いは?
eSIMとは、契約者情報や電話番号などの情報が書き込まれている小型ICチップ「SIM(Subscriber identity Module)」をスマホ本体と一体型にする最新のSIM規格です。
「Embedded SIM(エンベデッド シム)」の略称で、従来の物理SIMと違い、スマホ本体にSIMが内蔵されているので、スマホを乗り換えたり機種変更をするときにSIMカードを抜き差しする手間がかかりません。
端末の出荷時点ではeSIMに契約者情報などは書き込まれていませんが、専用アプリやQRコードから「プロファイル」をダウンロードすることで、音声通話機能やデータ通信機能などが使えるようになる仕組みです。
なお、eSIMを利用するためには携帯電話会社とスマホの機種がeSIMに対応している必要があります。契約している携帯電話会社や、お手持ちのスマホの機種によってはeSIMが利用できないことがあるので注意しましょう。
日本のiPhone 14シリーズにはSIMトレーがついていますが、米国版のiPhone 14シリーズはeSIMのみとなっています!
【発売開始】iPhone 14発表!新機能やカラー、発売日など最新情報まとめ
eSIMサービスは総務省が推進
2021年8月10日には総務省から『eSIMサービスの促進に関するガイドライン』が策定・公開されました。
物理SIMからeSIMになると、SIMカードの差し替えや店舗での対面手続きが不要です。
そのため、ガイドラインではユーザーによるスマホ手続きの円滑化や、海外旅行者を含むすべてのユーザーの利便性を向上させることをeSIM推進の目的としています。
eSIMのメリット・デメリットは?
物理SIMとeSIMを比較したときのメリットとデメリット・注意点を解説します。
eSIMのメリット
eSIMを利用するメリットを解説します。
SIMカードの抜き差しが不要
eSIMはスマホ本体にSIMが内蔵されています。物理SIMの場合、機種変更や乗り換えの際に新しいSIMカードを発行し、使用する端末に差し替える必要がありますが、eSIMではそういった手間がかかりません。
また、SIMカードを紛失させたり破損させたりするリスクがありません。通常、SIMカードが使えなくなると手数料を支払って再発行してもらうことになります。
スマホ本体とSIMが一体型になっているeSIMなら安心して利用できるでしょう。
物理SIMだと、たまに接触が悪くてネットに繋がらないということもありますが、eSIMは基本的にそういったこともありません!
オンライン上で手続きを済ませられる
eSIMはオンライン上で必要な手続きを済ませられるのが魅力です。
店舗で手続きを行う場合、来店してから長時間待たされたり、営業時間が限られていてなかなか手続きできないことがあります。
eSIMなら自分の好きなタイミングで手続きできるので、待ち時間や営業時間を気にする必要がありません。
物理SIMの場合は、手続きを行ってからSIMカードが送られてくるまでに数日かかるため、実際にスマホが使えるようになるまでに時間がかかります。
eSIMならオンライン上で手続きが完了するので、手続きから利用開始までにかかる時間は数時間程度です。早ければ1時間以内にスマホが使えるようになることもあります。
1台で2回線を使い分けられる
eSIM対応機種は、eSIM+物理SIMカードの「デュアルSIM」またはeSIM+eSIMの「デュアルeSIM」に対応しています。
スマホ1台で2種類の回線を契約できるため、用途や目的にあわせてスマホを使い分けたい時に便利です。
たとえば、1回線目を小容量で基本料金が安いプランにして、2回線目を基本料金の安い格安SIMのデータ通信のみのプランにすれば毎月のスマホ代を節約できます。
1回線目はプライベート用、2回線名は仕事用といった電話番号の使い分けも可能です。
また、1回線目でドコモの回線を契約し、サブ回線としてソフトバンク回線やau回線を契約しておけば、片方の回線で通信障害が発生したときにもう片方の回線に切り替えてインターネットを使うことができます。
ただし、ドコモ・ソフトバンク・auでほかのキャリア・格安SIMのプランを契約する場合、SIMロックを解除する必要があるので注意しましょう。
デュアルSIMとは?種類やSIMやメリット・デメリットなどを紹介!
海外旅行や出張のときに便利
物理SIMの場合、旅行や出張などで海外に行く前に現地で使えるSIMカードを契約・レンタルしたり、現地に着いてからプリペイド式のSIMカードを購入したりする必要があります。
海外用のSIMカードに差し替えあとは日本で契約していたSIMカードを保管し、紛失しないように注意しなければいけません。
一方で、eSIMの場合はオンライン上で手続きが完結するため現地での対応が不要です。
また、物理SIMと違い、取り外したSIMカードを管理する必要がなくなるので、紛失したり破損したりする心配がありません。
eSIMのデメリット・注意点
eSIMを利用する上でのデメリットや注意点を解説します。
eSIM非対応の携帯電話会社が多い
大手キャリアは2021年からeSIMに対応していますが、格安SIM(MVNO)は対応していない会社がほとんどです。
また、格安SIMの場合は、データ通信のみの料金プランだけeSIMに対応していることがあり、選択肢が限られます。
大手キャリアが提供している料金プランは物理SIMとeSIMの両方利用できるので問題ありません。
ただし、格安SIMでeSIMの利用を考えている方は、eSIMの対応状況をしっかり確認しておくようにしましょう。
eSIM非対応のスマホ機種だと使えない
eSIMサービスはeSIMに対応していないスマホだと利用できません。ここ数年でeSIM対応機種は増えてきていますが、まだまだ数が限られているのが現状です。
iPhoneシリーズあれば「iPhone XR」以降の機種はすべてeSIMに対応しています。Androidスマホは最新の機種でも、メーカー・ブランドによってeSIMの対応状況が異なるので注意しましょう。
物理SIMより初期設定が面倒
物理SIMの場合、機種変更などをするときに必要な初期設定はSIMカードを差し替えるだけで完結することがほとんどです。
eSIMはSIMカードを差し替える手間はかかりませんが、オンライン上での手続きが必要になったりプロファイルのダウンロードなどの作業が発生します。
物理SIMよりも自分で行う作業が多いので、スマホに詳しくない方やオンライン環境がない方は注意が必要です。
オンラインで契約や初期設定が苦手な方はノジマへお越しください!ノジマではお客様にあった料金プランをご案内し、初期設定のアフターフォローもしております!
QRコードを表示させるための端末が必要
eSIMは、QRコード(アクティベーションコード)を読み取ってデータを書き込むのが一般的です。
そのため、eSIM対応機種とは別に、QRコードを表示させるためのインターネット接続端末(スマホ、タブレット、ノートパソコンなど)を用意しなければいけません。
身近な人の端末を借りられる場合は問題ありませんが、一人暮らしなどでQRコードを表示させる端末が用意できない方は注意しましょう。端末がなくてQRコードを読み取りできない場合は、コードの手動入力で済ませることができます。
eSIMに対応している携帯電話会社は?
2022年12月時点で、eSIMに対応しているキャリアと格安SIM(MVNO)をそれぞれ紹介します。
eSIM対応キャリア
eSIMに対応しているキャリアは以下の通りです。
大手キャリアはすべてeSIMに対応しています。eSIM対応機種を用意すれば、どのキャリアでもeSIMを利用可能です。
ドコモのeSIM対応プラン
ドコモは2021年9月8日からeSIMに対応開始しました。
ドコモが提供しているeSIM対応の5Gプランはこちらです。
5Gギガホ プレミア | 5Gギガライト | |
---|---|---|
月間データ容量 | 無制限 | 1GB~7GB |
基本料金 (税込) |
無制限:7,315円 3GBまで:5,665円 |
7GB:6,765円 5GBまで:5,665円 3GBまで:4,565円 1GBまで:3,465円 |
4G LTEプランはこちらです。
ギガホ プレミア | ギガライト | |
---|---|---|
月間データ容量 | 60GB | 1GB~7GB |
基本料金 (税込) |
60GB:7,205円 3GBまで:5,555円 |
7GB:6,765円 5GBまで:5,665円 3GBまで:4,565円 1GBまで:3,465円 |
スマホデビューをする方を対象にしたプランがこちらです。
はじめてスマホプラン | U15はじめてスマホプラン | |
---|---|---|
月間データ容量 | 1GB | 5GB |
基本料金 (税込) |
1,980円 | 1,980円 |
ソフトバンクのeSIM対応プラン
ソフトバンクは2021年7月14日からeSIMに対応開始しました。
ソフトバンクが提供しているeSIM対応の料金プランはこちらです。
メリハリ無制限 | ミニフィットプラン+ | スマホデビュープラン+ | |
---|---|---|---|
月間データ容量 | 無制限 | 1GB~3GB | 4GB/20GB |
基本料金 (税込) |
無制限:7,238円 3GBまで:5,588円 |
3GBまで:5,478円 2GBまで:4,378円 1GBまで:3,278円 |
4GB:1,078円(翌月から1年間) 20GB:2,728円(翌月から1年間) |
いずれの料金プランも5Gと4G LTE両方に対応しています。
ソフトバンクの料金プランを比較!おすすめプランや新旧プランを解説
auのeSIM対応プラン
auは2021年8月26日からeSIMに対応開始しました。
auが提供しているeSIM対応の料金プランはこちらです。
使い放題MAX 5G/4G | ピタットプラン 5G/4G | |
---|---|---|
月間データ容量 | 無制限 | 1GB~7GB |
基本料金 (税込) |
無制限:7,238円 3GBまで:5,588円 |
7GBまで:6,765円 4GBまで:5,115円 1GBまで:3,465円 |
また、無制限プランと動画配信サービスがセットになった以下のプランでもeSIMを利用できます。
- 使い放題MAX 5G with Amazonプライム
- 使い放題MAX 5G/4G DAZNパック
- 使い放題MAX 5G/4G Netflixパック(P)
- 使い放題MAX 5G/4G テレビパック
- 使い放題MAX 5G ALL STAR パック
楽天モバイルのeSIM対応プラン
楽天モバイルは2020年4月9日からeSIMに対応開始しました。
楽天モバイルが提供しているeSIM対応の料金プランはこちらです。
Rakuten UN-LIMIT VII | |
---|---|
月間データ容量 | 無制限 |
基本料金 (税込) |
無制限:3,278円 20GBまで:2,178円 3GBまで:1,078円 |
eSIM対応格安SIM
eSIMに対応している主な格安SIMは以下の通りです。
格安SIMの数は100社を超えていますが、そのほとんどがeSIM非対応なので、格安SIMでeSIMを使いたい方は注意して選びましょう。
なお、「mineo」はau回線のAプランのみeSIMに対応しており、「IIJmio」に関してはデータ通信のみeSIMに対応しています。
ahamoのeSIM対応プラン
ドコモが展開するオンライン専用格安スマホブランド、「ahamo」が提供しているeSIM対応の料金プランはこちらです。
ahamo | ahamo大盛り | |
---|---|---|
月間データ容量 | 20GB | 100GB |
基本料金 (税込) |
2,970円 | 4,950円 |
オンライン専用の料金プランですが、ノジマでは申し込みや設定のお手伝いができますので、ご不安な方はぜひノジマへお越しください!
※設定によっては有料になる場合もございますので、予めご了承ください。
LINEMOのeSIM対応プラン
ソフトバンクが展開するオンライン専用格安スマホブランド、「LINEMO」が提供しているeSIM対応の料金プランはこちらです。
ミニプラン | スマホプラン | |
---|---|---|
月間データ容量 | 3GB | 20GB |
基本料金 (税込) |
990円 | 2,728円 |
LINEMO(ラインモ)の評判は?メリットとデメリットや機種変更の登録方法を解説
ワイモバイルのeSIM対応プラン
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
---|---|---|---|
月間データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
基本料金 (税込) |
2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
povoのeSIM対応プラン
auが展開するオンライン専用格安スマホブランド、「povo」が提供しているeSIM対応の料金プランはこちらです。
povo2.0 | |
---|---|
月間データ容量 | 1GB~150GB |
基本料金 (税込) |
0円 |
トッピング料金 (税込) |
1GB:390円/7日間 3GB:990円/30日間 20GB:2,700円/30日間 60GB:6,490円/90日間 150GB:12,980円/180日間 |
povo2.0は基本料金が0円で、必要なデータ容量だけトッピングしていくプランになっています。
UQモバイルのeSIM対応プラン
auのサブブランド「UQモバイル」が提供しているeSIM対応の料金プランはこちらです。
くりこしプランS+5G | くりこしプランM+5G | くりこしプランL+5G | |
---|---|---|---|
月間データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
基本料金 (税込) |
1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
mineoのeSIM対応プラン
関西電力系列のオプテージが展開する格安SIM、「mineo」が提供しているeSIM対応の料金プランはこちらです。
マイピタ デュアルタイプ |
マイピタ シングルタイプ |
マイそく デュアルタイプ |
マイそく シングルタイプ |
|
---|---|---|---|---|
月間データ容量 | 1GB~20GB | 1GB~20GB | 無制限 | 無制限 |
基本料金 (税込) |
1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
1GB:880円 5GB:1,265円 10GB:1,705円 20GB:1,925円 |
最大速度1.5Mbps:990円 最大速度3Mbps:2,200円 最大速度300kbps:660円 |
最大速度1.5Mbps:990円 最大速度3Mbps:2,200円 最大速度300kbps:660円 |
※デュアルタイプ:音声通話+データ通信、シングルタイプ:データ通信のみ。
eSIMはau回線を使用している「Aプラン」のみ対応しています。
IIJmioのeSIM対応プラン
株式会社インターネットイニシアティブが展開する格安スマホ、「IIJmio」が提供しているeSIM対応の料金プランはこちらです。
データプラン ゼロ | |
---|---|
月間データ容量 | 2GB~20GB |
基本料金 (税込) |
2GB:440円 4GB:660円 8GB:1,100円 15GB:1,430円 20GB:1,650円 |
IIJmioのeSIM対応プランでは、音声通話とSMS機能は利用できません。また、使用する回線はドコモ回線のみです。
携帯電話のご相談は全キャリア比較できるノジマへ!
ノジマでは、キャリアからの派遣スタッフがいないので、全てのキャリアの料金プランを公平にご案内することができます。
なので、ドコモ、au、SoftBank、Rakuten Mobileといった大手キャリアだけではなく、格安スマホの料金プランも全て比較できます。
ahamoだけではなく、povoやLINEMOの契約のお手伝いもできますので、料金プランや設定などでお悩みの方はぜひノジマへお越しください!
※設定によっては有料になる場合もございますので、予めご了承ください。
eSIM対応機種は?
ここではeSIMに対応している日本国内のAndroidスマホ・iPhone・iPadを紹介します。
AndroidスマホのeSIM対応機種
スマホメーカー・ブランド別にeSIM対応機種をまとめていきます。
AQUOSのeSIM対応機種
AQUOSのeSIM対応機種はこちらです。
- AQUOS sense7
- AQUOS sense7 plus
- AQUOS R7
- AQUOS wish
- AQUOS wish2
- AQUOS zero6
- AQUOS sense6
- AQUOS sense6s
- AQUOS sense4 lite
- シンプルスマホ6
「AQUOS wish2」と「AQUOS sense6」のドコモ版は、eSIM非対応なので注意しましょう。
XperiaのeSIM対応機種
XperiaのeSIM対応機種はこちらです。
- Xperia 1 IV
- Xperia 5 IV
- Xperia 10 Ⅳ
- Xperia Ace III
- Xperia 10 III Lite
「Xperia 10 Ⅳ」と「Xperia Ace III」のドコモ版は、eSIM非対応なので注意しましょう。
GalaxyのeSIM対応機種
GalaxyのeSIM対応機種はこちらです。
- Galaxy A23 5G
- Galaxy Z Flip4
- Galaxy Z Fold4
OPPOのeSIM対応機種
OPPOのeSIM対応機種はこちらです。
- OPPO Reno7 A
- OPPO Reno5 A
- OPPO A55s 5G
- OPPO Find X3 Pro
- OPPO A73
Google PixelのeSIM対応機種
Google PixelのeSIM対応機種はこちらです。
- Google Pixel 7
- Google Pixel 7 Pro
- Google Pixel 6a
- Google Pixel 6
- Google Pixel 6 Pro
- Google Pixel 5a(5G)
- Google Pixel 5
- Google Pixel 4a(5G)
- Google Pixel 4a
- Google Pixel 4
- Google Pixel 4 XL
XiaomiのeSIM対応機種
XiaomiのeSIM対応機種はこちらです。
- Redmi Note 11 Pro 5G
- Redmi Note 10T
HUAWEIのeSIM対応機種
HUAWEIのeSIM対応機種はこちらです。
- HUAWEI P40
- HUAWEI P40 Pro 5G
- HUAWEI Mate 40 Pro
楽天モバイルのeSIM対応機種
楽天モバイルのオリジナル端末でeSIMに対応している機種はこちらです。
- Rakuten Hand 5G
- Rakuten BIG s
- Rakuten Hand
- Rakuten Mini
iPhoneのeSIM対応機種
iPhoneは、「iPhone XR」以降の以下の機種にeSIMが対応しています。
- iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Max
- iPhone 13/13 mini/13 Pro/13 Pro Max
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 12/12 mini/12 Pro/12 Pro Max
- iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone XS/XS Max
- iPhone XR
上記の機種はいずれも、nano-SIMとeSIMのデュアルSIMに対応しているため、2種類の回線を使い分けられます。
「iPhone X」以前の機種はeSIM非対応なので、eSIMのiPhoneを使いたい方は注意しましょう。
iPadのeSIM対応機種
eSIMに対応しているiPadは以下の通りです。
- 12.9インチiPad Pro 第3/4/5/6世代
- 11インチiPad Pro 第1/2/3/4世代
- iPad Air 第3/4/5世代
- iPad 第7/8/9/10世代
- iPad mini 第5/6世代
最新の機種はすべてeSIMに対応しているので問題ありませんが、中古品などで古い機種を購入する場合は注意が必要です。
iPad/iPad Pro/iPad Air/iPad miniの違いは?発売日や価格、サイズなどを比較
eSIMの設定手順・使い方
eSIMを利用する際の基本的な設定手順・使い方は以下の通りです。
- eSIM対応のスマホを用意する
- 携帯電話会社公式のWebサイトからeSIM対応プランの契約を申し込む
- 申し込み手続き完了後、eSIM設定用のQRコードが発行される
- 使用するスマホとは別の端末(スマホ、タブレット、ノートパソコンなど)でQRコードを表示する
- 表示させたQRコードを使用するスマホで読み取る
- eSIMのプロファイルをダウンロード~インストールする
- 案内に従ってeSIMの設定を行う
以上がeSIMの利用開始までの基本的な流れになります。
細かい設定方法などは契約する携帯電話会社や機種によって異なるので、公式のサポートページなどで確認しておきましょう!
まとめ
今回は、eSIMとはどういうものなのか解説しました。現在最も普及している物理SIMは、機種変更や乗り換えの際にSIMカードの抜き差しが必要で、紛失させたり破損させたりするリスクがあります。
一方、最新のSIM規格であるeSIMはスマホ本体にSIMが内蔵されているため、SIMカードの抜き差しが不要です。
また、eSIMの手続きはオンライン上で完結するので、契約がスムーズに行えるメリットがあります。
ただし、eSIMを利用するためには、契約する携帯電話会社とお手持ちのスマホの機種がeSIMに対応していなければいけません。
最後にまとめると、以下の大手キャリアであればいずれもeSIMに対応しています。
キャリア名 | eSIM対応時期 |
---|---|
ドコモ |
2021年9月8日からeSIM対応開始 |
ソフトバンク |
2021年7月14日からeSIM対応開始 |
au |
2021年8月26日からeSIM対応開始 |
楽天モバイル |
2020年4月9日からeSIM対応開始 |
eSIM対応機種については徐々に増えてきており、iPhoneシリーズは「iPhone XR」以降の機種でeSIMを利用可能です。
今お使いの機種が古く、機種変更する際はeSIMに対応している機種も検討してみてくださいね。
スマホの相談はノジマ店舗でも受け付けているので、気になっている方はぜひご来店ください!
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