Googleピクセルウォッチでできることは?価格やスペックの紹介やApple Watchとの違いを解説
更新日時 : 2023-02-08 12:44
出典:Google Pixel Watch – Google ストア
検索エンジンでおなじみのGoogle社が展開する大人気ブランド「ピクセル(Pixel)」から、待望のスマートウォッチモデル「Googleピクセルウォッチ(Google Pixel Watch)」が発売されました。
そこで今回は、Googleピクセルウォッチを使ってできることやできないことを解説していきます。また、iPhoneで知られるApple社の大人気スマートウォッチシリーズ「Apple Watch」との比較も行っていくので、違いが気になる方は参考にしてみてください。
目次
Googleピクセルウォッチの発売日と価格は?
Googleピクセルウォッチは2022年10月6日に発表され、1週間後の2022年10月13日に発売されました。
Wi-FiとBluetooth機能が使えるWi-Fiモデルと、Wi-Fiモデルに4G LTE機能を搭載した4G LTEモデルがあり、それぞれ以下4種類のバリエーションが用意されています。
Champagne Gold ケース/ Hazel アクティブ バンド
Matte Black ケース / Obsidian アクティブ バンド
Polished Silver ケース / Charcoal アクティブ バンド
Polished Silver ケース / Chalk アクティブ バンド
Wi-Fiモデルと4G LTEモデルの本体価格は以下の通りです。
Wi-Fiモデル |
4G LTEモデル |
|
---|---|---|
発売日 |
2022年10月13日 | 2022年10月13日 |
予約開始日 |
2022年10月7日 | 2022年10月7日 |
一括払い |
39,800円 | 47,800円 |
分割払い |
3,317円/月×12回 | 3,983円/月×12回 |
※表に記載されている値段はすべて税込です。
LTE機能が搭載されていないWi-Fiモデルのほうが8,000円安くなっています。
スマホキャリアの4G LTEモデル(セルラーモデル)の価格まとめ
スマホキャリアでは、ソフトバンクとauからGoogleピクセルウォッチの4G LTEモデルが発売されました。ドコモと楽天モバイルはGoogleピクセルウォッチを取り扱っていません。
ソフトバンクとauの本体価格と基本料金をまとめた表がこちらです。
ソフトバンク |
au |
|
---|---|---|
一括払い |
55,680円 | 47,800円 |
分割払い |
1,160円/月×48回 | 2,007円+ 1,991円/月×23回 |
基本料金 |
385円/円 (ウェアラブルデバイスモバイル通信サービス) |
385円/円 (ナンバーシェア) |
※表に記載されている値段はすべて税込です。
基本料金はどちらのキャリアも月額385円です。ただ、ソフトバンクの「ウェアラブルデバイスモバイル通信サービス」は最初の4年間の基本料金が無料になるキャンペーンを実施しています。
auの「ナンバーシェア」でも4年間無料キャンペーンを実施していましたが、2022年12月31日までの期間限定で終了しています。
Googleピクセルウォッチの基本スペックは?
Googleピクセルウォッチの基本スペックは以下の通りです。
搭載OS |
WearOS 3.5 |
---|---|
対応スマホOS |
Android 8.0以降 |
ケースカラー |
マットブラック ポリッシュドシルバー シャンパンゴールド |
ケース素材 |
ステンレススチール |
ケースサイズ |
41mm |
重さ |
36g |
決済機能 |
Google Pay FeliCa NFC |
GPS機能 |
GPS GLONASS BeiDou Galileo |
搭載センサー |
血中酸素センサー 多目的電気センサー 光学式心拍数センサー |
操作 |
サイドボタン リューズ |
バッテリー駆動時間 |
最大24時間 |
耐水性能 |
最大水深50メートルまで |
Googleピクセルウォッチにはどのような特徴があるのか見ていきましょう。
ドーム形状のデザイン
Googleピクセルウォッチは、ドーム形状にデザインされたディスプレイの保護ガラスが特徴的です。カーブのあるディスプレイが美しく、近未来感のある見た目を演出しています。
ケースカラーは「マットブラック」「ポリッシュドシルバー」「シャンパンゴールド」の3種類から選択可能です。ケースの素材には光沢のあるステンレススチールを採用しており、高級感のある仕上がりになっています。また、ステンレススチール素材は耐久性にも優れているため、傷が付きにくいです。
バンドのラインナップが豊富
Googleピクセルウォッチのバンドは以下の5種類販売されており、利用シーンにあわせて自由に交換可能です。
- アクティブバンド(レモングラス、チャコール、オブシディアン、チョーク、ヘーゼル)
- ストレッチバンド(リネン、ローズ、オブシディアン)
- ウーブンバンド(レモングラス、コーラル、アイビー)
- クラフトレザーバンド(オブシディアン、アイビー)
- ツートーンレザーバンド(リネン、チャコール、チョーク)
アクティブバンド
「アクティブバンド」は耐久性と防水性能に優れたバンドで、スポーツやトレーニングの際に安心して利用できます。
ストレッチバンド
「ストレッチバンド」は伸縮自在の素材を採用することで、丸一日身に着けていても快適な着け心地を実現するGoogle ストア限定のバンドです。
ウーブンバンド
「ウーブンバンド」はハイテク繊維素材を採用しており、遊び心のある個性的な見た目を演出します。
クラフトレザーバンド
「クラフトレザーバンド」はイタリアンレザーで作られたバンドです。
高級感のあるデザインになっているため、プライベートはもちろん、ビジネスシーンなどのフォーマルなシチュエーションでも使いやすいでしょう。
ツートーンレザーバンド
「ツートーンレザーバンド」はイタリアンレザーを使った、モダンなデザインのバンドです。クラフトレザーバンドと同様、シチュエーションを気にせず利用できるでしょう。
また、来春にはメタルバンドの発売が予定されています。
シンプルで使いやすい操作性
Googleピクセルウォッチはディスプレイのタッチ操作に加え、本体側面に配置されたサイドボタンとリューズによる物理ボタンの操作が可能です。リューズを前後に回転させる操作のほかに、横から押し込み操作ができるようになっています。
スマートウォッチのなかにはリューズが搭載されていない機種も少なくありませんが、Googleピクセルウォッチなら画面のスクロールやボリューム調節などの操作がリューズで直感的に行えます。
Googleピクセルウォッチでできること・できないことは?
Googleピクセルウォッチを使ってできることとできないことを紹介していきます。
Googleピクセルウォッチでできること
Suicaなどでタッチ決済できる
Googleピクセルウォッチは「Google Pay」に対応しており、Suicaが利用できます。あらかじめSuicaを登録しておけば、改札や買い物の際にタッチするだけでスマートに決済が可能です。
ただし、「モバイルSuica」アプリに対応していないため、Suicaの残高をチャージするときはGoogle Payから行う必要があるので注意しましょう。また、Suicaの定期券やグリーン券、おトクなきっぷなどの購入・利用機能などは使えません。
対応するクレジットカードをGoogle Payに追加すれば、VISAのタッチ決済が利用できます。
Google Playストアのアプリをインストールできる
アプリのインストールはAndroidでおなじみの「Google Playストア」から行います。
スマートウォッチに対応しているLINEやSpotifyなどのアプリをインストールすれば、Googleピクセルウォッチで利用可能です。
Googleのサービスが利用できる
GoogleピクセルウォッチはGoogleが提供するサービスに対応しているため、日ごろからGoogleマップ、Google Pay、Googleアシスタント、Gmail、Googleカレンダー、YouTube Musicなどのサービスを使っている方は重宝するでしょう。
たとえば、Googleマップを使えば現在地周辺にあるお店を調べたり、目的地までの経路案内などが使えて便利です。Googleアシスタントなら「OK Google」と呼びかけて、テキストメッセージを送信したり音楽を再生したりすることができます。
健康管理・フィットネス機能が利用できる
Googleピクセルウォッチには、2021年にGoogle社が買収したスマートウォッチブランド「Fitbit」にあった健康管理機能やフィットネス機能が搭載されています。
健康管理機能としては、心拍数や呼吸数を継続して測定することで身体の状態をチェックしたり、睡眠時のスコアを管理して睡眠の質をチェックすることができます。
フィットネス機能には、ランニングやサイクリング、ウエイトトレーニングといった40種類のエクササイズモードを搭載。行ったエクササイズのデータを記録してあとからチェックできるため、モチベーション維持につながります。また、心拍数や歩数、距離、カロリーなどのアクティビティも毎日記録可能です。
Googleピクセル端末と簡単に連携できる
ファストペアリング機能を使うと、GoogleピクセルウォッチとGoogleピクセルのスマホやイヤホンとスムーズに連携可能です。Googleピクセル端末で動画や音楽を視聴しているときに、一時停止や音量調整といった操作がほかのGoogleピクセル端末から行えます。
また、「デバイスを探す」機能を使えば、Googleピクセルウォッチでスマホから音を鳴らすように操作したり、スマホでGoogleピクセルウォッチから音を鳴らすように操作し、紛失した端末を探すことが可能です。
緊急SOS機能が利用できる
Googleピクセルウォッチには「緊急SOS」機能が搭載されており、緊急連絡先や通報番号に簡単に通知できるようになっています。
また、今冬には「転倒検出」機能が追加される予定です。転倒検出機能では、転倒を検知したときに救急サービスにすばやく連絡できます。
Googleピクセルウォッチでできないこと
iPhoneと連携できない
Googleピクセルウォッチは「Android 8.0」以降のOSをインストールしているスマホで利用可能です。
そのため、iPhoneとの連携には対応していません。現在iPhoneを使っていて、これからスマートウォッチの購入を考えている方にはApple Watchシリーズをおすすめします。
Suica以外の電子マネーやPayPayなどは利用できない
Googleピクセルウォッチは「Google Pay」に対応していますが、PASMOやQUICPayといったSuica以外の電子マネーでタッチ決済できません。
また、PayPayなどのQRコード決済サービスは専用アプリがリリースされておらず、利用できないので注意しましょう。
心電図を測定できない
Googleピクセルウォッチには心電図の測定機能が搭載されていますが、日本では認可待ちの状態になっているため利用することができません。
ただし、将来的には日本でも心電図測定機能に対応することが予定されています。
不規則な心拍リズムを通知できない
Googleピクセルウォッチには安静時の心拍数やトレーニング中の心拍数を測定する機能はありますが、不規則な心拍リズム(不整脈)になったときに通知する機能はありません。
不整脈を放置してしまうと、心筋梗塞や心不全といった心臓の病気が発症するリスクあるため、不整脈をいち早く察知したい方は注意が必要です。
健康管理用に血中酸素濃度を測定できない
Googleピクセルウォッチに搭載されている血中酸素センサーは、フィットネス機能に用いられます。
トレーニング中の最大酸素摂取量などを測定するためのものなので、健康管理機能には利用されていません。健康管理目的で血中酸素濃度の測定を行いたいという方は注意しましょう。
GoogleピクセルウォッチとApple Watchの違いを比較
Googleピクセルウォッチと、Apple Watchの最新モデル「Apple Watch Series 8」、低価格モデル「Apple Watch SE」を比較した表がこちらです。
Googleピクセルウォッチ |
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE |
|
---|---|---|---|
本体価格 Wi-Fi(GPS)モデル |
39,800円 | 41mmモデル:59,800円~ 45mmモデル:64,800円~ |
40mmモデル:37,800円~ 44mmモデル:42,800円~ |
本体価格 LTE(セルラー)モデル |
47,800円 | 41mmモデル:74,800円~ 45mmモデル:79,800円~ |
40mmモデル:45,800円~ 44mmモデル:50,800円~ |
取り扱いキャリア |
au ソフトバンク |
ドコモ au ソフトバンク 楽天モバイル |
ドコモ au ソフトバンク 楽天モバイル |
搭載OS |
WearOS 3.5 | watchOS 9 | watchOS 9 |
対応スマホOS |
Android 8.0以降 | iOS 16以降 | iOS 16以降 |
カラー |
マットブラック ポリッシュドシルバー シャンパンゴールド |
ミッドナイト スターライト シルバー (PRODUCT)RED グラファイト ゴールド |
ミッドナイト スターライト シルバー |
ケース素材 |
ステンレススチール | アルミニウム ステンレススチール |
アルミニウム |
ケースサイズ |
41mm | 41mm 45mm |
40mm 44mm |
重さ |
36g | 41mmモデル:32.0g~ 45mmモデル:38.8g~ |
40mmモデル:26.4g~ 44mmモデル:32.9g~ |
決済機能 |
Google Pay FeliCa NFC |
Apple Pay FeliCa NFC |
Apple Pay FeliCa NFC |
GPS機能 |
GPS GLONASS BeiDou Galileo |
GPS GLONASS Galileo BeiDou QZSS |
GPS GLONASS Galileo QZSS |
搭載センサー |
血中酸素センサー 多目的電気センサー 光学式心拍数センサー |
血中酸素ウェルネスセンサー 電気心拍センサー 光学式心拍センサー 皮膚温センサー |
光学式心拍センサー |
操作 |
サイドボタン リューズ |
サイドボタン Digital Crown |
サイドボタン Digital Crown |
バッテリー駆動時間 |
最大24時間 | 最大18時間 | 最大18時間 |
耐水性能 |
最大水深50メートルまで | 最大水深50メートルまで | 最大水深50メートルまで |
防塵性能 |
– | IP6X | – |
※表に記載されている値段はすべて税込です。
ここからは、いくつかの項目に分けて3機種の違いを見ていきます。
本体価格の違い
Googleピクセルウォッチ |
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE |
|
---|---|---|---|
本体価格 Wi-Fi(GPS)モデル |
39,800円 | 41mmモデル:59,800円~ 45mmモデル:64,800円~ |
40mmモデル:37,800円~ 44mmモデル:42,800円~ |
本体価格 LTE(セルラー)モデル |
47,800円 | 41mmモデル:74,800円~ 45mmモデル:79,800円~ |
40mmモデル:45,800円~ 44mmモデル:50,800円~ |
※表に記載されている値段はすべて税込です。
本体価格で比較すると、最も高性能なApple Watch Series 8が高く、Googleピクセルウォッチのほうが安いです。
低価格モデルのApple Watch SEの40mmモデルはGoogleピクセルウォッチよりも安いですが、44mmモデルになると少し高くなります。
値段重視でスマートウォッチを選ぶ場合は、GoogleピクセルウォッチかApple Watch SEの2択になるでしょう。
取り扱いキャリアの違い
Googleピクセルウォッチ |
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE |
|
---|---|---|---|
ドコモ |
– | ○ | ○ |
au |
○ | ○ | ○ |
ソフトバンク |
○ | ○ | ○ |
楽天モバイル |
– | ○ | ○ |
スマートウォッチの4G LTEモデル(セルラーモデル)はメーカー公式ストアのほかに、スマホキャリアでも購入することができます。Googleピクセルウォッチを取り扱っているのはソフトバンクとauの2社ですが、Apple Watchシリーズはドコモと楽天モバイルを含むスマホキャリア4社で購入可能です。
ソフトバンクユーザーとauユーザーであればGoogleピクセルウォッチで問題ありませんが、ドコモユーザーや楽天モバイルユーザーで4G LTEモデル(セルラーモデル)を使いたい場合は注意しましょう。
対応するスマホの違い
Googleピクセルウォッチ |
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE |
|
---|---|---|---|
対応スマホOS |
Android 8.0以降 | iOS 16以降 | iOS 16以降 |
Googleピクセルウォッチを使うには「Android 8.0」以降のOSがインストールされているAndroidスマホが必要です。そのため、iPhoneユーザーは利用できません。
一方、Apple Watchシリーズは「iOS 16」以降がインストール済みのiPhoneが必要になるので、Androidスマホは非対応です。
自分が使っているスマホの種類にあわせてスマートウォッチを選ぶことが重要になります。
カラーバリエーション・素材の違い
Googleピクセルウォッチ |
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE |
|
---|---|---|---|
カラー |
マットブラック ポリッシュドシルバー シャンパンゴールド |
ミッドナイト スターライト シルバー (PRODUCT)RED グラファイト ゴールド |
ミッドナイト スターライト シルバー |
ケース素材 |
ステンレススチール | アルミニウム ステンレススチール |
アルミニウム |
カラーバリエーションはGoogleピクセルウォッチとApple Watch SEが3色、Apple Watch Series 8は6色用意されています。自分好みの色を見つけやすいのは選択肢が多いApple Watch Series 8といえるでしょう。
ケース素材に関してはGoogleピクセルウォッチがステンレススチール、Apple Watch SEはアルミニウムを採用しています。Apple Watch Series 8はステンレススチールとアルミニウムの2種類から選択可能です。
ケースサイズ・重さの違い
Googleピクセルウォッチ |
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE |
|
---|---|---|---|
ケースサイズ |
41mm | 41mm 45mm |
40mm 44mm |
重さ |
36g | 41mmモデル:31.9g~(アルミニウム) 42.3g(ステンレススチール) 45mmモデル:38.8g~(アルミニウム) 51.5g(ステンレススチール) |
40mmモデル:26.4g~ 44mmモデル:32.9g~ |
Googleピクセルウォッチのケースサイズは41mmのみですが、Apple Watch Series 8は41mmと45mm、Apple Watch SEは40mmと44mmの2種類ずつ用意されています。
大きい画面でアプリを操作したりデータをチェックしたい場合は、45mmモデルや44mmモデルがあるApple Watchのほうが向いているでしょう。
本体の重さで比較すると、40mmモデルがあるApple Watch SEが最も軽いです。41mmモデルで比較した場合、36gのGoogleピクセルウォッチよりも32gのApple Watch Series 8のほうが軽くなっています。
しかし、32gはアルミニウム素材のときの重さで、ステンレススチール素材になると42.3gになるため、同じケースサイズ・素材で比較するとGoogleピクセルウォッチのほうが軽いです。
決済機能の違い
Googleピクセルウォッチ |
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE |
|
---|---|---|---|
決済機能 |
Google Pay FeliCa NFC |
Apple Pay FeliCa NFC |
Apple Pay FeliCa NFC |
3機種とも決済機能が搭載されていますが、Googleピクセルウォッチは機能が限られており、Suica以外の電子マネーでタッチ決済できません。
一方で、Apple Watchシリーズに搭載されている決済機能「Apple Pay」では、SuicaのほかにPASMOやQUICPay、iDなどを使ったタッチ決済が可能です。また、PayPayなどのQRコード決済にも対応しているので、専用アプリをインストールすればお店でキャッシュレス決済もできます。
GPS機能の違い
Googleピクセルウォッチ |
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE |
|
---|---|---|---|
GPS機能 |
GPS GLONASS BeiDou Galileo |
GPS GLONASS Galileo BeiDou QZSS |
GPS GLONASS Galileo QZSS |
GPS機能の測位衛星システムには、アメリカのGPS衛星のほかに以下のようなものがあります。
- GLONASS:ロシア
- Galileo:欧州
- BeiDou(北斗):中国
- QZSS(みちびき):日本
Apple Watchは日本の衛星QZSS(みちびき)に対応しているため、日本国内でGPS機能を使ったときの測位精度が安定しています。
健康管理機能の違い
Googleピクセルウォッチ |
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE |
|
---|---|---|---|
搭載センサー |
血中酸素センサー 多目的電気センサー 光学式心拍数センサー |
血中酸素ウェルネスセンサー 電気心拍センサー 光学式心拍センサー 皮膚温センサー |
光学式心拍センサー |
搭載されているセンサーはApple Watch Series 8が最も豊富で、健康管理機能が充実しています。
たとえば、血中酸素ウェルネスセンサーで血中酸素濃度を測定したり、電気心拍センサーで心電図アプリを測定することができます。また、皮膚温センサーが眠っている間の皮膚温を記録し、正確な月経を予測することも可能です。
健康管理目的でスマートウォッチを使いたい場合は、GoogleピクセルウォッチよりApple Watch Series 8のほうが適しているといえるでしょう。
バッテリー持ちの違い
Googleピクセルウォッチ |
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE |
|
---|---|---|---|
バッテリー駆動時間 |
最大24時間 | 最大18時間 | 最大18時間 |
充電ケーブル |
USB-Cマグネット充電ケーブル | USB-Cマグネット充電ケーブル | USB-Cマグネット充電ケーブル |
バッテリー駆動時間はApple Watch Series 8とApple Watch SEが最大18時間に対し、Googleピクセルウォッチは最大24時間です。
あくまで目安なので、使用環境や使い方によって変わる場合がありますが、数値だけで比較するとGoogleピクセルウォッチのほうがバッテリー持ちに優れています。
充電ケーブルは、3機種ともマグネット式のUSB-C充電ケーブルです。Googleピクセルウォッチでは、約30分で50%、約80分で100%充電できるようになっています。
耐久性の違い
Googleピクセルウォッチ |
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE |
|
---|---|---|---|
耐水性能 |
最大水深50メートルまで | 最大水深50メートルまで | 最大水深50メートルまで |
防塵性能 |
– | IP6X | – |
3機種とも耐水仕様になっており、最大水深50メートルまでの水圧に耐えられるようになっています。
トレーニング中にかいた汗や、雨天時のランニングなどで水没の心配がありません。ただし、完全防水ではないため、長時間水に浸けたりしないように注意が必要です。
防塵性能はApple Watch Series 8のみ対応しています。最高等級の防塵性能IP6Xなので、アウトドアシーンでも安心して利用できるでしょう。
そのため、耐久性を重視して選ぶなら耐水性能と防塵性能の両方に対応するApple Watch Series 8がおすすめです。
Googleピクセルウォッチのご相談はノジマまで!
今回は、Googleピクセルウォッチの価格やスペックなどを紹介しました。
GoogleピクセルウォッチはWi-Fiモデルなら39,800円(税込)、4G LTEモデルなら47,800円(税込)で購入可能です。スマホキャリアではソフトバンクとauが4G LTEモデルを取り扱っています。
Apple社が展開する大人気スマートウォッチシリーズ「Apple Watch」の最新モデルと比較すると、健康管理機能などの性能面で劣りますが、値段がリーズナブルです。
以下の表にまとめているメリットとデメリットを考慮して、Googleピクセルウォッチの購入を検討してみてください。
メリット |
デメリット |
---|---|
・Suicaのタッチ決済に対応 ・LINEや音楽配信アプリなどが使える ・Googleのサービスが使える ・運動やトレーニングのサポートに役立つ ・睡眠の質をチェックできる ・Googleピクセル端末との連携が簡単 ・緊急時にすぐ連絡できる |
・iPhoneでは使えない ・Suica以外の電子マネーやQRコード決済が使えない ・日本では心電図機能が非対応 ・不整脈を通知できない ・健康管理目的の血中酸素濃度測定機能がない |
なお、GoogleピクセルウォッチはAndroidスマホのみ対応しています。iPhoneを使っている方は注意して選びましょう。
ご来店された方には気持ちよく、安心してご利用いただけるように、従業員も検温や消毒など感染対策を徹底しておりますので、ぜひお近くのお店へお立ち寄りください。
\ 店舗の検索はこちら /
※こちらの記事は2023年1月時点の内容です。
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