WEBカメラとは?種類や失敗しない選び方を解説!広角や高画質など
更新日時 : 2022-11-01 11:50
オンライン会議が増えてきた昨今では、大画面モニターにWEBカメラを備え付けたいと考えている方も多くいるはずです。
ただ、WEBカメラと言っても種類が多いことから、どんな製品を選べばいいのか困ってしまいます。
WEBカメラがあれば、オンライン会議で手元の資料を映す際やオンライン面接、また配信活動をする際などに大変役立ちます。
そこでこの記事では、WEBカメラの選び方を6つ紹介します。
おすすめのメーカーも紹介しているので、この記事を最後まで読めば、自分に最適なWEBカメラの見つけ方がわかります。
ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
WEBカメラとは?
WEBカメラとは、主にパソコンと接続してリアルタイムで映像を流せる小型のカメラのことです。
ノートパソコンには元々インカメラが備わっている場合もあります。インカメラのないモニターやデスクトップPCを使っている方が、オンライン会議や配信などをする際にはWEBカメラは必須となります。
また、ノートパソコンに内蔵されているカメラは画質が悪かったり性能が低かったりするため、ノートパソコンにも備え付けることが可能です。
WEBカメラの利用シーン
WEBカメラはさまざまなシーンで役に立ちます。
主に活躍するのは、以下の3つのシーンが挙げられます。
それぞれのシーンを詳しく解説します。
ZoomなどのWEB会議をするとき
昨今では流行り病の影響から、在宅ワークをしている方が増えています。
在宅ワーク中に、上司や部下、取引先の企業と打ち合わせをすることもあるでしょう。
その際に高性能のWEBカメラがあれば、快適な環境下でミーティングができます。
また、画角の広いWEBカメラがあれば、多人数で打ち合わせをする際に全員の顔を画面に収めることが可能です。
頻繁にミーティングをする予定のある方は、画角が広く高性能なカメラの購入がおすすめです。
動画配信をするとき
YouTubeなどで動画配信をする際にも、WEBカメラは役立ちます。
画質が高くフレームレートの数値が高いWEBカメラを使えば見栄えが良くなるので、それだけで視聴者が増える可能性もあります。
WEBカメラで撮影した動画はパソコンに保存されるので、すぐに編集することも可能です。
ビデオカメラやデジタルカメラのように、撮影した動画をパソコンにアップロードしてといった時間がかかる手間を減らせます。
動画配信をしてみようかと考えている方は、パソコンと接続できるWEBカメラがおすすめです。
オンライン授業の参加やオンライン面接をするとき
最近では、オンライン授業やオンライン面接も増えていることから、WEBカメラの購入を検討している方も多くいます。
高性能なWEBカメラを使うことで、以下のようなメリットがあります。
- 顔映りが良くなるので、面接時には印象が良くなる
- フレームレートが高いWEBカメラなら、カクツキを防げる
コストは上がりますが、1つ高性能なWEBカメラを持っておくだけで大きなメリットがあります。
長期的に利用できるので、この際に性能の高いWEBカメラの購入を検討してもいいでしょう。
WEBカメラの選び方6つ
WEBカメラを選ぶ際には、以下の6つを基準にすると選びやすくなります。
- 画角の広さで選ぶ
- 顔映りを気にするならフルHD以上の解像度が必要
- マイクの性能もチェックしておく
- 動画配信をするならフレームレートも重要
- 会議で資料などを映すならオートフォーカス機能付きが便利
- 3種類の設置方法で選ぶ
順番に解説します。
画角の広さで選ぶ
画角とは、カメラで映し出せる範囲のことです。
多人数でのミーティングの際などに、画角の広いWEBカメラであれば全員の顔を画面に収めることができます。
画角の目安は、以下のとおりです。
- 1人~2人なら90°程度もしくは水平画角60°
- 3人以上なら100°以上
画角が広いと多くの人数を画面に収めることができますが、画面の両端がゆがみやすくなります。
また、画角が狭すぎるとアップした状態になってしまうので、圧迫感を与えてしまいます。
部屋の広さやカメラとの距離、映る人数に合った画角のWEBカメラを購入しましょう。
顔映りを気にするならフルHD以上の解像度が必要
解像度とは、映像の鮮明さのことを指します。
解像度はHD→フルHD→4K→8Kの順番で画像がよりきめ細かくキレイに表示され、価格も高くなります。
自分の顔や資料などが鮮明に映れば相手に与える印象が良くなるので好印象を持たれ、快適な環境下でオンライン会議などができます。
Zoomなどで会議を頻繁に行う社会人の方は、フルHDの解像度に対応したWEBカメラがおすすめです。
ただ、映像を映し出すモニターの解像度を、WEBカメラの解像度が上回ってしまう場合、画素数が足りないため効果を発揮しません。
また、オンライン授業やオンライン面接、オンライン会議において4Kや8Kの解像度は必要ないので、HDもしくはフルHDで十分でしょう。
マイクの性能もチェックしておく
一般的なWEBカメラには、マイクが内蔵されています。
そのため、仕事用で使うのであればわざわざヘッドセットを購入する必要はありません。
ただ、WEBカメラのマイクにはいくつかの種類があります。
- 単一指向性:前方からの音を拾いやすいので、1人や2人など少人数での会話に便利
- 全指向性:すべての方向から均一に音を拾えるので、多人数での会話に便利
- ステレオマイク:2つのマイクが備わっているので、立体感のある音を届けられる
指向性とは、音拾いやすさや聞こえやすさのことを指し、指向性によって音の伝わり方や広い方が変わります。
また、マイクによっては生活音を排除できるノイズキャンセリング機能付きのマイクもあります。
家族と生活している方は、ノイズキャンセリング機能付きのWEBカメラがおすすめです。
動画配信をするならフレームレートも重要
動画配信をするならフレームレートも重要です。
フレームレート(fps)とは、1秒間に表示されるフレーム数のことを指します。
フレームレートの数値が大きくなるとカクツキが少なく、キレイに表示されます。
利用する目的に応じて、フレームレートを選びましょう。
- オンライン会議など仕事目的なら30fps
- 動画配信をするのであれば60fps
ただ、映し出すモニターがWEBカメラのフレームレートに対応していないと意味がありません。
たとえば、モニターが60fpsまでしか対応していないのに、120fpsまで映し出せるWEBカメラを購入しても、60fpsまでしか表示できないので注意する必要があります。
モニターとの相性も考慮し、WEBカメラのフレームレートを選びましょう。
会議で資料などを映すならオートフォーカス機能付きが便利
WEBカメラの中には、フォーカス機能付きのWEBカメラもあります。
フォーカス機能は主に3種類あり、中でも手元の資料を映したり、モノを映したりした際に自動でピントを合わせてくれるオートフォーカス機能が便利です。
- オートフォーカス:ピントを自動で合わせてくれる
- 手動フォーカス:ピントを手動で調節する
- 固定フォーカス:一定の距離になると自動でピントが合う
オートフォーカスであれば、カメラに向けてモノを映すだけで、自動でピントを合わせてくれます。
ただ、資料内の小さな文字などにピントを合わせるには、WEBカメラの精度が高くないとくっきり映し出せない点には注意しましょう。
3種類の設置方法で選ぶ
WEBカメラの設置方法はクリップ式が一般的ですが、他にも種類があります。
3種類の設置方法の特徴を紹介します。
- クリップ式:モニターの上部に挟んで設置するタイプ
- スタンド式:パソコンの横など、場所を問わず設置できるタイプ
- 三脚式:WEBカメラに三脚を付けて正面以外から撮影できるタイプ
クリップ式は場所を取られないので、デスクの上に設置できない方におすすめです。
スタンド式は、平らな場所であればどこでも設置できるので、場所を変えて作業する際にも利用できます。
三脚式はパソコンから離れた場所に設置でき、画角の調整などがしやすいので動画配信向けです。
利用目的に合わせて設置方法を選びましょう。
また、Macの最新OS「macOS Ventura」では、iPhoneをMacのWebカメラにする機能が搭載されました。
WEBカメラの購入におすすめのメーカー3つ
「WEBカメラはどのメーカーがおすすめ?」「どのメーカーなら安心?」など気になっている方もいるでしょう。
初めてWEBカメラを購入するなら、安心できる大手メーカーがいいですよね。
WEBカメラを購入するなら、以下の3つのメーカーがおすすめです。
それぞれのメーカーのおすすめポイントを紹介します。
Logicool(ロジクール)
Logicool(ロジクール)は、ゲーミングパソコンやマウス、キーボードなどもあるため、WEBカメラとの相性もいいでしょう。
そんなロジクールのおすすめポイントは、以下のとおりです。
- 種類が豊富であるため、好みのWEBカメラを見つけやすい
- ロジクール製品との相性がいい
- 価格帯も幅広く、2,000円台で購入できるWEBカメラもある
ロジクールからは、動画配信用や在宅ワーク用など、性能の高い製品が多く販売されています。
クリップ式のWEBカメラが多いので、モニターの上部に挟んで使いたい方は、ロジクールから探してみるといいでしょう。
エレコム(ELECOM)
エレコムは、パソコン関連やスマホ関連、イヤホンといった電子機器を販売しているメーカーです。
そんなエレコムからも、多くのWEBカメラが販売されています。
- 価格帯が安く性能が高い
- コストパフォーマンスに優れた製品が多い
- 大手メーカーであるため安心して購入できる
エレコムからは、価格が安くかつ性能が高い製品が多く販売されています。
そのため、コストを抑えたい方はエレコムから選ぶといいでしょう。
サンワサプライ(SANWASUPPLY)
サンワサプライは、パソコンやタブレット周辺機器を販売している大手メーカーです。
サンワサプライから販売されているWEBカメラの特徴を紹介します。
- 価格が安い製品が多い
- 在宅ワーカー向けのWEBカメラが多く販売されている
- 会議室などでも使えるビジネス向けの製品が多い
ロジクールと比べると、サンワサプライはビジネス向けのWEBカメラが多く販売されているのが特徴です。
在宅で仕事している方や仕事用での購入を考えている方は、サンワサプライから探してみるといいでしょう。
まとめ
この記事では、WEBカメラの選び方を紹介しました。
最後に、WEBカメラの選び方をまとめます。
- 画角の広さで選ぶ
- 顔映りを気にするならフルHD以上の解像度が必要
- マイクの性能もチェックしておく
- 動画配信をするならフレームレートも重要
- 会議で資料などを映すならオートフォーカス機能付きが便利
- 3種類の設置方法で選ぶ
WEBカメラを選ぶ際は、上記6つの選び方を基準に選びましょう。
WEBカメラは頻繁に買い替えるものではありません。
初めて購入する方は後悔のないよう、当記事で紹介した選び方を参考に、自分にピッタリなWEBカメラを見つけてくださいね。
また、それでもどのWEBカメラを選んでいいか迷った場合は是非ノジマのスタッフにご相談ください。
ノジマにはメーカーの販売員がいないので、メーカーに忖度することなく、お客様に最適な製品をおすすめします。
WEBカメラ選びはノジマにお任せください。
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