シェーバーの選び方を解説!ブラウンやパナソニック、フィリップスなどの特徴もご紹介

更新日時 : 2022-09-23 15:48

シェーバーの選び方を解説!ブラウンやパナソニック、フィリップスなどの特徴もご紹介TOP画1200-600

手軽に髭剃りができる便利なアイテムがシェーバーです。シェーバーは肌にやさしく髭剃りできるタイプや、濃い髭を深剃りできるタイプなど、さまざまな機種がラインナップされています。

レディース用シェーバーなども展開されており、ムダ毛を処理したい女性からも人気が高いアイテムです。

そこで今回は、シェーバーの選び方を解説します。人気メーカーの特徴なども解説するので、シェーバーの購入を検討している方は参考にしてみてください。

1分でわかる動画解説!

シェーバーとは?カミソリとの違いは?

シェーバーとは?カミソリとの違いは?

シェーバーとは、シェービングフォームや洗顔不要で使える電動髭剃りのことです。女性のムダ毛を処理するためのレディース用シェーバーなどもあります。

シェーバーとカミソリの主な違いは、刃が直接肌に触れるかどうかです。

カミソリは刃が直接肌に触れるため、深剃りしやすく、使用後はすべすべとした仕上がりになります。

しかし、直接刃が当たるので摩擦が大きく、肌にあたえる負担が大きいです。肌トラブルにつながる恐れがあるため、使用する際に注意が必要になります。

一方のシェーバーは、刃が直接肌に触れません。そのため、肌が刺激に弱い方でも安心して使えるのが魅力です。

剃る部位にあわせてアタッチメントを使い分けたり、髭の長さを調節したりすることもできます。また、剃る際に肌を濡らす必要がないので生活空間の多くの場所で使用が可能です。

敏感肌の方や使いやすさを重視したい方は、シェーバーの購入を検討してみてください。

シェーバーの種類

シェーバーの駆動方式

シェーバーは駆動方式によって「往復式」「回転式」「ロータリー式」の3種類に分けられるので、髭の濃さや肌質にあったものを選びましょう。

往復式

往復式

外刃でたたせた髭を、左右に往復する内刃で剃るのが往復式シェーバーです。
最もポピュラーな駆動方式で、商品ラインナップが充実しています。

パワーが強くヘッド部分の面積が広いため、深剃りしやすく、広い範囲も素早く剃れるのが特徴です。パワーが強い分、回転式よりも肌への負担が大きく、使っているときの動作音が大きいというデメリットもあります。

往復式シェーバーは、髭の量が多い方や髭が濃い方におすすめです。

回転式

回転式

円形の刃を高速回転させて剃るのが回転式シェーバーです。
肌にフィットしてやさしく剃れるため、肌への負担は少なくなっています。また、動作音が静かなので、周囲への音が気になる時間帯や外出先でも気軽に使用可能です。

一方で、ほかの駆動方式よりはパワーが弱く、深剃りや早剃りには向きません。

回転式シェーバーは、敏感肌の方や動作音が気になる方におすすめです。

ロータリー式

ロータリー式

円筒状の刃を回転させ、髭を巻き込みながら剃るのがロータリー式シェーバーです。日立製品にのみ採用されている独自方式なので、商品ラインナップは限られます。

往復式と同じように、深剃りや早剃りをしやすいのが魅力です。肌に密着しやすいため、肌にやさしく髭を剃れます。ただし、ロータリーの正しい方向から髭を剃らなかったり、強く押し付けたりすると、肌荒れの原因になる恐れがあるので注意しましょう。

ロータリー式は、髭にあった剃りかたをすれば肌に優しく深剃りや早剃りをしたい方におすすめです。

【駆動方式の比較表】

※スマホの場合右にスライドできます。

  どんな方におすすめ? メリット デメリット
往復式 髭の量が多い方や髭が濃い方 ・深剃りしやすい
・広い範囲
・肌への負担が大きい
・動作音が大きい
回転式 敏感肌の方や動作音が気になる方 ・肌への負担が少ない
・動作音が静か
・パワーが弱い
・深剃りや早剃りには不向き
ロータリー式 肌に優しく深剃りや早剃りをしたい方 深剃りや早剃りに向いている 肌荒れの原因になる恐れあり

シェーバーの基本的な選び方

シェーバーの基本的な選び方

刃の枚数 替刃の交換頻度と価格 持ち運びやすさ 電源方式 自動洗浄機能 防水機能 本体価格

シェーバー選びで失敗しないために、注目したいポイントを解説します。

電源方式で選ぶ

電源方式で選ぶ

充電式 充電交流式 乾電池式

シェーバーの電源方式は「充電式」「充電交流式」「乾電池式」の3種類です。それぞれの特徴を踏まえ、自分の使い方にあったものを選びましょう。

充電式

充電式

充電式は、バッテリーを充電して使うタイプのシェーバーです。

充電している最中は使えないため、事前に充電しておく必要があります。防水機能に対応したモデルは充電式を採用していることが多いです。

充電交流式

充電交流式

充電交流式は、充電しながら使えるシェーバーです。

バッテリーが切れているときでも電源コードを挿すだけで使えます。また、バッテリーを充電しておけば充電式と同じように、外出先に持ち運んで使用可能です。

乾電池式

乾電池式

乾電池式は、乾電池を入れて使うシェーバーです。電池が切れたら新しい乾電池に交換するだけでまた使えるので、充電する手間がありません。軽量コンパクトなモデルが多いため、持ち運びに便利です。

【電源方式の比較表】

  メリット デメリット
充電式 防水機能に対応したモデルが多い 充電している最中は使えない
充電交流式 充電しながら使える お風呂剃りに対応していない場合が多い
乾電池式

コンセントがなくても電池が買えれば充電できる
充電する手間がない

乾電池のゴミが増える

刃の枚数で選ぶ

刃の枚数で選ぶ

シェーバーの刃は枚数が増えるほど剃れる髭の量が多くなり、効率よく髭が剃れるようになります。また、刃の枚数が多いシェーバーには、肌への負担が抑えられるといったメリットもあります。

なお、刃の枚数が多くなると本体価格も高くなるので、低予算でシェーバーを探している方は注意しましょう。

防水機能で選ぶ

防水機能で選ぶ

汚れた本体を水洗いしたい方や、お風呂で髭を剃りたい方は防水機能をチェックしてみてください。

水洗いできるモデルは、ブラシで汚れを落とす負担を減らせるためお手入れが簡単です。

お風呂に持ち込めるタイプなら肌が濡れている状態でも髭が剃れます。製品によっては、シェービングフォームやジェルを付けた髭剃りも可能です。

ただし、水洗い対応だからといってお風呂でも使えるというわけではありません。

お風呂でもシェーバーを使いたい場合は、購入する前にお風呂に対応しているかどうかを確認してください。

自動洗浄機能で選ぶ

自動洗浄機能で選ぶ

定期的なお手入れが面倒な方は、自動洗浄機能がおすすめです。自動洗浄機能に対応したモデルには洗浄器が付属されています。

使ったあとに洗浄器に本体をセットすれば、ボタン操作をするだけで本体の充電と洗浄~乾燥までを一括で行ってくれるため、お手入れの手間がかかりません(メーカーによっては乾燥機能がない場合があります)。

自動洗浄機能は高性能モデルに搭載されていることが多いため、本体価格は高めです。予算に余裕がある方はチェックしてみてください。

持ち運びやすさで選ぶ

持ち運びやすさで選ぶ

出張や旅行などでシェーバーを持ち運ぶ機会が多い方は、携行性に注目してみましょう

本体サイズが小さくて軽いモデルなら、持ち運ぶ際の負担が少なくなります。ただし、コンパクトなモデルはパワーが弱い傾向にあるため、髭が濃い方は注意しましょう。

替刃の価格と交換頻度で選ぶ

替刃の価格と交換頻度で選ぶ

シェーバーの刃は消耗品なので、定期的に交換しなければいけません。

刃の交換頻度の目安はメーカーや製品ごとに異なりますが、1年~2年が一般的です。

目安の時期を過ぎても刃を交換せずに使い続けると剃り味が落ち、シェービング性能が悪くなったり、肌への負担が大きくなったりするので注意が必要です。

ランニングコストが気になる方は、替刃の価格も重要になります。

本体価格が安くても替刃が高いと出費が多くなるので、事前にチェックしておきましょう。刃の寿命が長く、替刃の価格が安いほどランニングコストを抑えられます

本体価格で選ぶ

シェーバーの本体価格は数千円~数万円と幅広く、価格帯によって性能が大きく変わってきます。

価格が高いモデルはシェービング能力が高く、肌にやさしい機能が搭載されていることが多いです。

また、価格が上がると防水機能や自動洗浄機能などの便利機能を搭載したモデルが増えてくるため、使い勝手も良くなります。

髭が薄くて利用頻度が低い方や必要最低限の機能だけあれば十分という方は、安いモデルでも十分です。

ただ、肌への負担や仕上がりが気になる方は、できるだけ高いモデルを選ぶことをおすすめします。

メンズ用シェーバーとレディース用シェーバーの違い

メンズ用シェーバーとレディース用シェーバーの違い

メンズ用シェーバーは髭剃りを目的に作られているものが多いです。男性の髭は、ほかの部位のムダ毛よりも太くて硬いため、パワーに優れています。

一方、レディース用シェーバーは体全体のムダ毛処理に使用されるため、メンズ用ほどのパワーはありません

フェイス用・ボディ用・デリケートゾーン用と部位別に製品が展開されているため、使用したい部位にあわせて選ぶことになります。

女性が使いやすいように本体が軽量コンパクトになっていたり、おしゃれでかわいいデザインになっているものが多いです。

シェーバーのおすすめメーカー

シェーバーのおすすめメーカー

シェーバー選びに困ったときは、メーカーの特徴も参考にしてみてください。ここでは人気メーカー3社の特徴を解説します。

フィリップス(Philips)

オランダ国旗PNG

フィリップスは、ヘルスケア製品などを展開するオランダのメーカーです。シェーバーには肌にやさしい回転式が採用されています。

フィリップス製シェーバーの特徴は、円形の3つのヘッドと自動研磨システムを搭載した刃です。

3つのヘッドは肌にやさしく密着し、肌への負担を最小限に抑えます。回転するたびに研磨される刃はパワフルな剃り味を保ち、深剃りを可能にしています。

パナソニック(Panasonic)

パナソニック株式会社のロゴ

日本国旗PNG

パナソニックは、さまざまな家電を取り扱う日本の大手電機メーカーです。往復式シェーバー「ラムダッシュ」シリーズでは、3枚刃・5枚刃・6枚刃モデルを展開しています。

高速リニアモーターを搭載したモデルは、最大14,000ストローク/分の高速駆動を実現。

パワーロスが少ないため、常にパワフルに髭を剃れます。また、ラムダッシュの高性能モデルには「ラブダッシュAI」技術を搭載。約220回/秒の精度で髭を検知し、髭の濃さにあわせてパワーを自動制御することで、肌への負担を抑えます。

ブラウン(BRAUN)

ブラウンのロゴ

ドイツ国旗PNG

ブラウンは、ドイツに本社を置く美容家電メーカーです。シェーバーには往復式を採用しており、安くてコスパの良いモデルから高性能モデルまで幅広くラインナップされています。

初心者や持ち運びやすさを重視する方用の「エントリー・コンパクトシリーズ」、肌が弱い方でも安心な「密着シリーズ」、髭が濃い方に適した「最高峰シリーズ」と用途別にシリーズ分けされているので、自分にあったシェーバーを選びやすいでしょう。

シェーバーのご相談はノジマまで!

ノジマはメーカー販売員のいない唯一の家電専門店です

今回は、シェーバーの基本的な選び方を解説しました。

シェーバーはカミソリよりも肌にやさしく、場所を選ばずに使えるのが魅力です。気軽に髭剃りをしたい方や肌荒れなどが気になる方は、以下のポイントに注目して自分にあったシェーバーを選んでみてください。

シェーバーは一度購入したら長く使うことになります。

価格優先で安いモデルを選んでしまうと肌への負担が大きかったり、剃ったあとの仕上がりが悪かったりするので注意が必要です。

シェーバー選びで後悔しないために、できるだけ色々なモデルをチェックするようにしましょう

もし、シェーバーの選び方がわからない場合は、お近くのノジマまでご相談ください。

メーカー販売員ではないノジマのスタッフがお客様に最適なご案内をさせていただきます。

ご来店された方には気持ちよく、安心してご利用いただけるように、従業員も検温や消毒など感染対策を徹底しておりますので、ぜひお近くのお店へお立ち寄りください。

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※こちらの記事は2022年7月時点の内容です。

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