USBハブとは?タイプCポートなどの選び方や使い方別におすすめを紹介!

更新日時 : 2022-09-23 15:50

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「ノートパソコンをモニターに接続するには、USBハブが必要って聞いたけど、USBハブってなに?」「USBハブを購入したいけど、種類が多くてどれを選べばいいのかわからない」など、USBハブの選び方がわからなくて困っている方は多くいるでしょう。

USBハブを利用することで接続数が増えるので、作業効率アップに繋がります。

しかし、正しい選び方を知っていないと、そもそも接続できない、なんてことにもなりかねません。

そこでこの記事では、USBハブの選び方を用途別に紹介します。USBハブの選び方がわからない方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

1分でわかる動画解説!

USBハブとは?機能を解説

USBハブとは?機能を解説

USBハブとは、パソコンのUSBポートの接続数を増やす機器のことです。USBポートの数を増やすことで、ノートパソコンをモニターに接続したり、有線マウスを接続したりできます。

ノートパソコンは接続ポートが少ないので、USBポートを活用することで作業効率がアップするのが最大のメリットです。

自宅でも外出先での作業をしている方でも、必須のアイテムです。

USBハブの給電方法2種類を紹介

USBハブの給電方法には、2つの種類があります。

それぞれの機能やメリットなどを解説します。

バスパワー

バスパワー

バスパワーは、パソコンに挿して給電するタイプのUSBハブです。

USBハブを端末に繋げるだけで利用できるので、カフェやレンタルオフィス、コワーキングスペースなど場所を選ばずに使えます。

サイズも小さいものが多いので、持ち運びに便利な点も大きなメリットです。

ただ、消費電力の大きい機器に接続すると、動作が不安定になるデメリットがあります。

バスパワータイプのUSBハブを使う際は、マウスやキーボードといった、消費電力が小さい機器との接続がおすすめです。

セルフパワー

セルフパワー

セルフパワーとは、USBハブをコンセントに接続して給電するタイプのUSBハブです。

コンセントを使える場所が限られ、利便性は劣ってしまいます。

ただ、コンセントから給電しているので、動作が安定するといった点がメリットです。

パソコンに繋がなくても安定してスマホやタブレットなどの充電もでき、USBの電源アダプタの代わりになるのもメリットです。

セルフパワーはACアダプターがあるので、自宅に固定して、かつ消費電力の大きいプリンターやスキャナーなどの接続に使用しましょう。

バスパワー・セルフパワー比較表

バスパワーとセルフパワーの比較を表にしました。

主にバスパワーは持ち運び用セルフパワーは自宅やオフィスに備え付け用です。

  コンセント不要 動作 持ち運び
バスパワー
セルフパワー ×

USBハブの選び方を用途別に紹介

USBハブはいくつかの種類があり、自分の目的にあったものを選ばないと不便に感じてしまいます。

USBハブは、自分の利用目的に合わせて購入しましょう。

タイプC対応などパソコン端子の形状に合わせて選ぶ
USBポートの数で選ぶ
負荷のかかる写真や動画のデータ転送をするならUSB規格や転送速度で選ぶ
外出先で使うなら小型タイプがおすすめ
自宅用として選ぶならサイズが大きいスイッチ付きがおすすめ
自宅用として選ぶならマグネットタイプがおすすめ
モニターに接続したいならHDMIポート付きUSBハブ
ゲーム用として使うならUSB3.0以上のUSBハブがおすすめ

上記8つの目的別に紹介するので、気になる項目をチェックしましょう。

タイプC対応などパソコン端子の形状に合わせて選ぶ

タイプC対応などパソコン端子の形状に合わせて選ぶ

USBハブを選ぶ際に最も重要になるのが、端子の形状です。

仮に、ノートパソコンにUSBハブを接続する場合、パソコンの端子とUSBハブの端子が同じでないと接続できません。

パソコンの端子は、USB Type-AかUSB Type-Cのどちらかになります。

どんなUSBハブを購入するかを考える前に、USBハブを接続したい機器の形状を把握しておきましょう

USBポートの数で選ぶ

USBポートの数で選ぶ

USBハブを選ぶうえで、どれくらい接続できるのか、USBポートの数は重要ポイントです

USBポートの数が少ないと足りなくなってしまい、買い直しをすることになってしまいます。

しかし、ポート数が多くなるとUSBハブのサイズも大きくなってしまうので、外出先で持ち運び用として購入を検討している方は、サイズも把握しておく必要があります。

また、USBポートの配置や間隔も種類によってさまざまであるため、商品画像をしっかりチェックしましょう。

負荷のかかる写真や動画のデータ転送をするならUSB規格や転送速度で選ぶ

負荷のかかる写真や動画のデータ転送をするならUSB規格や転送速度で選ぶ

写真や動画など、負荷のかかるデータ転送を行う場合、転送速度を重視しましょう。

USBハブの種類によって転送速度は異なります。

USBハブの規格と最大データ転送速度は、以下のとおりです。

規格 最大データ転送速度
USB1.0 12Mbps
USB1.1 12Mbps
USB2.0 480Mbps
USB3.0 5Gbps
USB3.1 10Gbps
USB3.2 20Gbps
USB4.0 40Gbps

転送速度を重視する方は、USB3.0以上のものを選びましょう

5Gbpsの速度でデータを転送できるので、作業を効率化できます。

ただ、接続機器も同じ規格に対応していないと利用できないので注意しましょう。

大きさで選ぶなら直挿しの小型タイプがおすすめ

外出先で使うなら直挿しの小型タイプがおすすめ

大きさで選ぶなら、外出先でも接続機器に直接差し込みができる小型タイプがおすすめです。

コードがないのでパソコン周りをスッキリさせられます

ただ、USBポートが挿しにくくなってしまうのがデメリットです。

作業環境が狭い場合や外出先で使う場合は、直挿しの小型タイプを選びましょう。

自宅用として選ぶならサイズが大きいスイッチ付きがおすすめ

自宅用として選ぶならサイズが大きいスイッチ付きがおすすめ

自宅用としての購入を検討しているなら、サイズが大きくてスイッチ付きのUSBハブがおすすめです。

サイズが大きいタイプのUSBハブは、個別のスイッチが付いていたり、USBポート以外にもコンセント差込口がいくつかあったりします。

個別スイッチ付きのUSBハブは、電源オフにすれば電源供給を止めることができるので、節電にもなります。

ムダな電力を節約したい方や、大型タイプのUSBハブを求めている方におすすめです。

自宅用として選ぶならマグネットタイプもおすすめ

自宅用として選ぶならサイズが大きいスイッチ付きやマグネットタイプがおすすめ

USBハブの中には、マグネットタイプのものもあります。

マグネットタイプのUSBハブは、机の裏側に装着できるので、配線を隠せるのが特徴です。

机回りをスッキリ見せたい方は、マグネットタイプを検討しましょう。

モニターに接続したいならHDMIポート付きUSBハブ

モニターに接続したいならHDMIポート付きUSBハブ

ノートパソコンをモニターに接続したいなら、HDMIポート付きのUSBハブがおすすめです。

HDMIポート付きのUSBハブを使えば、ノートパソコンとモニターを接続したり、テレビと接続したりと、映像を出力できます

自宅での作業環境を快適にするためにモニターの購入を検討している方は、HDMIポート付きのUSBハブを購入しましょう。

ゲーム用として使うならUSB3.0以上のUSBハブがおすすめ

ゲーム用として使うならUSB3.0以上のUSBハブがおすすめ

ゲーミングパソコンを持っている方は、モニターやコントローラー、マウス、キーボードなど、さまざまな機器を接続したいと考えているでしょう。

その場合、USB3.0以上のUSBハブがおすすめです。

USB3.0以上であれば、転送速度が速いので、快適にゲームをプレイできます。

また、消費電力が大きくなるので、セルフパワータイプのUSBハブを選ぶのも重要です。

USBハブを購入できるおすすめメーカーを紹介

USBハブを販売している、代表的なメーカーを3つ紹介します。

どのメーカーから購入しようか迷ったら、上記3つのメーカーの中から選びましょう。

ANKER(アンカー)

企業ロゴ500_200 Anker アンカー

ANKER(アンカー)は、USBハブ以外にもモバイルバッテリーやケーブル、充電器などを販売しているメーカーです。

質が高く安い、豊富な種類を販売していることもあり、非常に人気が高く現在では世界100ヶ国以上で販売されています。

ANKER(アンカー)のUSBハブは小型タイプでUSB Type-Cに対応している製品が多くあります。

MacBookとの相性が良いので、MacBookを持っている方は、ANKER(アンカー)から選ぶと、好みのUSBハブが見つかりやすいでしょう。

エレコム(ELECOM)

企業ロゴ500_200 ELECOM エレコム

エレコム(ELECOM)は、パソコン機器を主に販売している大手メーカーです。

無線LANや有線LAN、マウス、キーボードなど、電子機器を購入するなら、エレコム(ELECOM)の公式サイトから探した方が早く見つかるでしょう。

エレコム(ELECOM)からは、小型タイプやスイッチ付き、マグネットタイプなどなど、豊富な種類が販売されています。

種類数ではANKER(アンカー)よりも多く販売されているので、エレコム(ELECOM)の製品もチェックしておきましょう。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY)

企業ロゴ500_200 SANWA SUPPLY サンワサプライ

サンワサプライ(SANWA SUPPLY)は、コンピューター・パソコン製品の製造・販売をしている大手メーカーです。

パソコン周辺機器やデスク、チェアなど、作業環境はサンワサプライ(SANWA SUPPLY)ですべて揃えることができます。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY)からは、コードが長いタイプのUSBハブが多く販売されています。

机が広い方や作業環境に余裕がある方は、サンワサプライ(SANWA SUPPLY)のUSBハブがおすすめです。

「USBハブ」はノジマでお買い求めください!

まとめ

この記事では、USBハブについて紹介しました。

USBハブは、パソコンのUSBポートの接続数を増やす機器のことです。USBポートの数が増えることで、接続できる機器が増えるため、作業効率が格段に上がります。

パソコンの接続端子と合っていないと接続できないので、まずは端子の確認をしてみてください。

USBハブの用途別の選び方はこちらです。(チェックマークをクリックすると項目に戻ります。)

【USBハブを選ぶ時にチェックすること】

USBハブの選び方を用途別に紹介

利用目的に合った選び方を紹介したので、利用シーンを考え、自分にピッタリなUSBハブを見つけましょう。

ノジマなら各メーカーごとの比較も可能です。お客様が気になる家電製品の違いや各メーカーの違いや、特徴を従業員がご案内いたします。

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※こちらの記事は2022年7月時点の内容です。

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