テレビ録画するには?ブルーレイレコーダーや外付けHDDを比較
更新日時 : 2023-10-20 18:50
「テレビは持っているけど、録画する機器を持っていない」という方は意外に多いかもしれません。
ですが、野球やサッカーなどスポーツの感動の一瞬や、見逃したくシーンは録画しておきたいもの。
そこでこの記事では、テレビを録画する機器を持っていない方に向けて、テレビを録画する方法を詳しく解説していきます。
合わせて、テレビ録画する際のメリットや注意点も紹介するので、テレビを録画したいと考えている方は参考にしてみてください。
目次
テレビを録画する3つの方法
テレビを録画する方法は、大きく分けてブルーレイレコーダー、外付けHDD・SSD、録画機能が内蔵されたテレビを利用する3つの方法に分類されます。
また、それぞれの録画方法におけるメリット・注意点も紹介するので、自分に合った方法を探してみてください。
ブルーレイレコーダー
テレビを録画する方法の1つとして、ブルーレイレコーダーを利用する方法があります。
最近では、ブルーレイレコーダーが主流になっていますが、録画をする際にはDVDも利用できます。
そんなブルーレイレコーダーをテレビ録画に使うメリットと注意点も紹介するので参考にしてみてください。
メリット
ブルーレイレコーダーを利用するメリットは、まずは録画機能が充実している点です。
ブルーレイレコーダー自体にチューナーが内蔵されているので、同時録画や4K放送も録画することができ、スマホ連携ができる機種や録画し忘れがなくなる全録機能付きレコーダーなど便利な製品がそろっています。
また、ブルーレイレコーダーの容量が一杯になったら、ディスクに保存できるのも大きなメリットです。
ディスクに保存することができるので、保存した番組はブルーレイレコーダー本体の容量から消すなども可能ですね。
保存と同時にブルーレイディスクやDVDを再生できる事もメリットのひとつといえるでしょう。
注意点
DVD・ブルーレイレコーダーを利用する際に注意したいポイントは、様々な機能が搭載されているため、最初の操作や配線が複雑になりやすいことです。
そのため、録画機能のみを利用するのであれば、外付けHDD・外付けSSDや録画機能内蔵のテレビの方が簡単かもしれません。
外付けHDD・外付けSSD
テレビを録画する際には、データ・ファイルなどを保存できる外付けHDD・SSDも利用することができます。
HDDは安価ながら大容量のデータを保存できる特徴があり、SSDはデータ読み込みが速いことからストレスなく録画した番組を楽しむことが可能ですよ。
そんな外付けHDD・SSDを録画で利用するメリット・注意点も紹介するので、テレビ番組の録画をしたい場合は確認してみてください。
メリット
外付けHDD・SSDを利用するメリットは、比較的安く本体サイズやデータ容量など使い方に合わせてHDD・SSDを選べることです。
HDDでは、価格が安くデータ容量の多い据え置き型の機器、電源が不要でコンパクトサイズの機器があるので、テレビを置いている場所や録画する番組の数によって好きな機種を選べるでしょう。
また、SSDではテレビに差し込むだけで利用できるスティック型の機器も発売されているため、使い方に合わせて自由に選べることはメリットになりますね。
注意点
外付けHDD・SSDでテレビを録画する際には、テレビと外付けHDD・SSDをUSBで接続することになります。
そのため、テレビ側がUSB端子を利用できない場合は、外付けHDD・SSDを利用したテレビ録画を行うことができません。
USB接続が可能な場合でも、テレビ本体がUSB録画に対応していないこともあるので、外付けHDD・SSDでの録画が利用できるか事前に確認しておきましょう。
また大きなデメリットとして、外付けHDD・SSDは著作権保護の観点から一度テレビに接続してしまうと、他のテレビでは再生できない点があげられます。
しかし最近では、「SeeQVault」という例外もあるので、下部にて解説いたします。
録画機能内蔵のテレビ
現在使用しているテレビが録画できない場合は、種類は少ないですが録画機能が内蔵されたテレビへ乗り換える方法もあります。
録画機能が内蔵されたテレビは、本体にHDDが内蔵されているので、テレビを購入するだけで録画機能を利用できます。
そんな録画機能を内蔵したテレビのメリット・注意点も紹介していきますよ。
メリット
録画機能内蔵のテレビを利用するメリットは、テレビ1台で録画ができることです。
DVD・ブルーレイレコーダーや外付けHDD・SSDを利用した録画では、テレビ本体と別に機器の準備が必要ですが、録画機能内蔵のテレビでは録画機能がテレビ内部に組み込まれているため、省スペースな点がメリットになります。
また、配線がスムーズになるため、タコ足配線になりにくいことも嬉しいポイントの1つでしょう。
注意点
録画機能が内蔵されたテレビを利用する注意点は、テレビと録画の機能が1つになっているため、録画機能に問題がなくてもテレビが故障すると同時に修理しないといけない点です。
また、録画のHDDを内蔵しているため、テレビを買い替える場合は録画した番組を引き継ぐことができないのも注意したいポイントです。
録画を行う際にはチューナー数も確認しよう!
テレビ録画をする際には、ブルーレイレコーダーや外付けHDD・SSDを利用することもできますが、チューナー数も気をつけたいポイントです。
そこでチューナーの役割やチューナー数が重要となる理由を解説していくので、チューナーが必要となる理由が分からない方は確認してみてくださいね。
チューナーとは?
チューナーとは、テレビやレコーダーに搭載されている放送を受信するための機器で、番組を録画する際にもチューナーが1つ必要になります。
そのため、チューナーが2つ搭載されているテレビ・レコーダーであれば、同時に2番組を視聴、または録画できることになりますよ。
テレビやレコーダーに搭載されているチューナー数は、テレビの種類によって異なるので、よくチェックすることが重要なポイントです。
チューナー数が重要となる理由は?
テレビ・レコーダーに搭載されているチューナー数によって、視聴できる番組・録画数が異なることから、チューナー数はチェックするべき項目であることを解説しましたが、注意するべきポイントがもう1つあります。
それは、テレビやレコーダーにチューナーを後から増設できないことです。
そのため、現在利用しているテレビのチューナ数が1つであれば、同時に視聴と録画を行うことはできません。
また、2つしかチューナーが搭載されていないテレビ・レコーダーで、同時放映している3つの番組を同時に視聴・録画できないため、新しく購入する場合は、家族の人数やテレビを見る頻度などに応じて、搭載されているチューナー数を選ぶ必要がありますね。
外付けHDD・SSDにはチューナーが搭載されていないので注意!
テレビ・レコーダーでは搭載されているチューナー数が重要なことを解説しましたが、外付けHDD・SSDをテレビ録画に利用する場合はどうなるのか気になる方も少なくないでしょう。
結論から言うと、外付けHDD・SSDにはチューナーが搭載されていないため、テレビ側のチューナーを利用することになります。
そのため、1つしかチューナーが搭載されていないテレビでは、外付けHDD・SSDでの録画中に別の番組を視聴することができません。
同時視聴・録画を行いたい場合は、2つ以上のチューナーが搭載されているブルーレイレコーダーや録画機能内蔵されたテレビの利用も検討してみてください。
外付けHDD・SSDで番組を録画するなら「SeeQVault」に対応した機種もおすすめ!
DVD・ブルーレイレコーダーや録画機能が内蔵されたテレビより、手軽に用意できる外付けHDD・SSDをテレビ録画する機器として利用したいと考えている方は少なくないでしょう。
そんな時は、「SeeQVault」に対応した外付けHDD・SSDもおすすめになります。
しかし、SeeQVaultとはどんな仕組みなのか分からない方も多いと思うので、録画した番組を再生する際に便利なSeeQVaultについて解説していきますね。
SeeQVaultとは?
従来であれば、外付けHDD・SSDで録画した番組を再生する場合、録画に使用したテレビと外付けHDD・SSDが紐付けされるため、録画した番組を他のテレビで視聴することはできませんでした。
しかし、SeeQVaultに対応した外付けHDD・SSDで録画した番組は、他のテレビに接続しても視聴することが可能になります。
そのため、新しく購入したテレビや2台目以降のテレビでも録画した番組を楽しむことができますよ。
SeeQVaultを利用する注意点
SeeQVaultは、外付けHDD・SSDに録画した番組を新しく購入したテレビや2台目以降のテレビで視聴できる便利な機能ですが、利用する際に注意したいポイントもあります。
そこで、SeeQVaultを利用する際に注意したいポイントを解説するので、SeeQVaultに対応した外付けHDD・SSDを利用したいと考えている場合は確認してみてください。
SeeQVaultに対応したテレビが必要
SeeQVaultの機能を利用する場合は、テレビ側もSeeQVaultに対応している必要があることは注意したいポイントの1つです。
そのため、利用しているテレビによっては、SeeQVaultの機能を利用できないため、外付けHDD・SSDだけでなく、テレビ側の機能も確認しておきましょう。
異なるメーカーの製品と互換性を持たない
SeeQVaultは、異なるメーカーの製品と互換性を持たないため、テレビのメーカーを統一する必要があることも気をつけたいポイントになるでしょう。
そのため、利用できる機種が限られてくることはデメリットに感じるかもしれませんね。
4K放送の録画は非対応
最近では、フルハイビジョンより高画質な4K放送も視聴できますが、SeeQVaultは4K放送に対応していないため、録画した4K放送の番組は他のテレビで視聴することができません。
4K放送の録画に対応した外付けHDD・SSDは多く販売されていますが、SeeQVaultで録画した4K放送の番組を視聴できないことを覚えておきましょう。
テレビ録画に関する相談は、メーカー販売員のいないノジマへ
テレビ番組を録画するおすすめの方法を解説いたしました。
この様に、テレビを録画するといってもいろいろな注意点があり、実はメーカーによっても録画に関する機能は様々です。
どれが自分にとって最適なのか悩んだ際は、ぜひデジタル家電専門店ノジマでご相談ください。
ノジマ店頭では、メーカー派遣の販売員はいません。
つまり、さまざまな製品・メーカーの中からお客様の要望にピッタリの方法をご紹介させていただきます。
ぜひノジマに相談しにご来店くださいませ。
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