よくある質問
ビデオカメラの選び方|運動会向けやスマホとの比較
更新日時 : 2021-06-17 18:01
この質問に対する回答
入学式、運動会、スポーツ観戦など、思い出をキレイに残したいですよね。
スマホがあるし、ビデオカメラまではいらないかなと思っていたら、思わぬ失敗をすることも。
そこで今回は、スマホとビデオカメラの違いから、オススメの選び方まで解説します。
目次
そもそもスマホ録画で十分では?
最近は画質が上昇したことや、機能が増えたことで写真と共に、動画もスマートフォンで録画される方も多いかと思います。
ですがスマートフォンでの録画で後から見直したら画質がイマイチだった、映像がブレてしまってよく分からなかったというご経験はありませんか?
そういう事も動画を撮ることに特化したビデオカメラであれば、失敗を防ぐことができます。
スマホ撮影とビデオカメラでの撮影の一番の違いは、どれだけキレイな画質のままで被写体に寄ることができるか、またズームした際に手ブレを防ぐことができるか、という事です。
スマホ:ズームしていない状態
↑綺麗な画質で撮影できています。
ビデオカメラ:ズームしていない状態
↑動画だけでなく、静止画も撮影できる機種が多いです。
スマホ:ズーム時
↑画像にノイズが表示され、粗さが目立ってしまいます。
ビデオカメラ:ズーム時
↑ズームしても綺麗な画像で手ブレも少なく撮影できています。
ビデオカメラにも様々な機種がありますので、使い方に合わせたビデオカメラの選び方のコツをご紹介いたします。
ビデオカメラの選び方 5つのステップ
1.画質
今まで主流だったフルHD画質のビデオカメラに加え、最近は4K画質で撮影することができるビデオカメラも多くなってきています。
フルHD画質に比べ4倍綺麗な画像で残すことができ、ズーム時や静止画でもよりきめ細かく、綺麗に撮影する事ができる機種が多く発売されています。
教えて、コンさる!
4Kって最近よく聞くけど、どういうものなの?
よりきめ細やかな映像が表現できる規格のことです。
詳しくは、下記FAQをご参照ください。
4Kテレビと普通のテレビの違いは何ですか?
4Kテレビを持っていないからビデオカメラも4Kじゃなくていいよね?
4Kテレビでない場合もお使いのテレビに対応した綺麗な画質で再生されます。
撮影された映像が今後ずっと残ることを考えると、4Kテレビを現在お使いになられてなくても、今の内にビデオカメラは4Kにして頂くことはおススメです。
2.ズーム機能
ビデオカメラの機種によってズームの最大倍率が異なります。
通常使いの撮影であれば10倍ほどで十分だと思われますが、運動会や入学式、スポーツ観戦など比較的に離れた場所から撮影することが多い場合は、高倍率の機種をお選びいただくと、顔のアップなどの映像が撮影できます。
また、ビデオカメラのズーム機能には「光学ズーム」と「デジタルズーム」の2種類があります。
光学ズームはレンズを移動させ焦点距離を変化ることによって映像を拡大するので、画質劣化が起きにくく、デジタルズームは画像処理によりズーム機能を再現するために画質が劣化しやすくなります。
一般的にはデジタルズームより光学ズームの方がおすすめですが、機種によっては併用できるタイプの機種もございます。
3.手振れ補正
ズームすればするほど問題になってくるのが手ブレです。
通常時ではさほど問題にならないのですが、高倍率にすればするほど手ブレは起こってしまいます。
三脚を活用するれば防ぐことは可能ですが、いつも持ち歩くのは大変ですので、手ブレ補正機能がしっかりしている機種がおすすめです。
手ブレ補正機能には「光学式」と「電子式」があり、撮影された映像を基に画像を修正する電子式よりも、レンズやセンサーが動くことで手ブレを防ぐ「光学式」の方がよりしっかり手ブレを抑制できるのでおススメです。
手ブレ補正あり
↑光学式手ブレ補正機能でかなりズームした場合でも安定して撮影できています。
手ブレ補正なし
↑手ブレ補正機能がしっかりしていないと特にテレビで再生した場合など、ブレてよく分かりません。
4.内蔵メモリ
内蔵メモリは容量によって撮った写真や映像の枚数を保管できる容量です。
撮影モードによって撮りためておける時間は異なりますが、下記は標準的な撮影モードでの例です。
容量 | 32GB | 64GB |
---|---|---|
撮影時間 | 約5時間 | 約10時間 |
※撮影するモードによって撮影時間は異なってきます。
教えて、コンさる!
ビデオカメラの容量って追加することは可能なのかしら?
SDカードやmicroSDカード等で容量を増やすことができる機種が多いので、ご確認ください。
5.バッテリー
通常ビデオカメラにはバッテリー(電池)が付属している場合が多いですが、運動会や入学式など長時間のイベントの場合は、付属しているバッテリーのみだと心許ない場合があります。
メーカーの説明書やパンフレットに仮に2時間連続撮影が可能と記載されていても、実際にはズームや、撮影を止めたり始めたりなどで電池を消耗し、実際は1時間ほどしか撮影できなかったという場合がありえます。
予備のバッテリーがあると、使いまわすことで、どちらも長持ちしますので、付属のバッテリーの他に追加でお求いただく事がおすすめです。
ノジマ店頭ではビデオカメラの予備のバッテリーも取り扱っております。
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ビデオカメラのバッテリーを長持ちさせるコツ
撮影するにあたって気になってくる部分であるバッテリー。
バッテリーが長持ちして予備バッテリーを交換しなくても運動会を撮影できたり、バッテリーを充電して繰り返し使えるビデオカメラのバッテリーにも寿命があります。
そこでビデオカメラのバッテリーを少しでも長くご利用できる方法もご紹介いたします。
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撮影しない際は液晶画面を閉じる
ショーや観光名所を撮影される際に1つの撮影を終えて次の被写体を撮影する時にスタンバイ時間というのがあります。
しかし次に撮影したいものが出てこずにビデオカメラの液晶画面が開きぱなしの状態だと電池は消耗いたします。
もし、次に撮影したい被写体までのスタンバイ時間が長い場合は一旦、液晶画面を閉じていただくとバッテリー消耗の削減になります。 -
ズームの多用をおさえる
バッテリーの消耗だけではなく映像の場合だと鑑賞する側も目が疲れてしまうので、ズームを使用する際はこの瞬間はどうしてもズームしなければならないという際に使用することでバッテリー消耗の削減にも繋がります。
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低温環境下での撮影に気を付ける
周辺の温度が低い場合、バッテリーの性能が低下するので、バッテリーは撮影する事前までにポケットなどで温めておくことで長持ちさせることが可能です。
※スマートフォンも周辺の温度が低いとバッテリーの性能は低下いたします。 -
ビデオライトとフラッシュ
夜景などを撮影する際にビデオライトとフラッシュを使用しますが、この撮影方法は通常の撮影よりもバッテリーを消費します。
ビデオライトを使用して撮影されない時はビデオライトを消していただくのがバッテリーの節約になります。
ビデオカメラで撮影した動画を残す方法
ビデオカメラで撮影したデータをBDに保存する一般的な方法として、パソコンを使って動画データをに書き込む方法と、ブルーレイレコーダーを使用してBDにダビングする方法があります。
どちらが簡単に撮影した動画データをBDにダビングできるかというと、ブルーレイレコーダーを使用してブルーレイディスクに書き込む方が簡単です。
パソコンの場合は、まずはパソコンにブルーレイドライブが搭載されている必要があり、更に写真や動画を書き込む為の編集ソフトも必要です。
ブルーレイレコーダーでディスクに動画データを書き込む場合は、ビデオカメラとレコーダーのメーカーを揃えていただくとより簡単に連携が可能です。
教えて、コンさる!
BDとDVDって形は一緒だけど実際には何が違うの?
主に違うのは画質と容量です。
DVDの画質は35万画素に対してブルーレイは207万画素になっております。
つまり、ブルーレイの方が画素数が多いからブルーレイの方が映像が綺麗ってことかしら?
その通りです。ブルーレイの方が画素が高いのでDVDより綺麗な映像が再生できます。
ノジマではビデオカメラ、ブルーレイレコーダ、BDも取り扱っており更にビデオカメラの展示品やデモ機のご用意もございますので実際に撮影したり機能の確認も可能です。
ビデオカメラ、ブルーレイレコーダ、BDのことで気になる方はぜひお近くの店舗までご来店ください。
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