よくある質問
炊飯器の加熱方式の違いは何ですか?
更新日時 : 2021-06-18 14:32
この質問に対する回答
加熱方式の違い
お米をおいしく炊くには、十分な熱が必要です。
全体に均一に熱が行き渡らないと、炊き上がりにムラが出てしまいます。
そんな重要な加熱の方法には、いくつか種類があります。
マイコン炊飯器
釜の底のヒーターが熱を発し、加熱する方式です。
火力は他の方式に比べると弱く、量によっては炊きムラが出やすくなります。
また、保温性能もあまり高くありません。
他の方式に比べ安価ですので、お米を炊く量が少ない一人暮らしの方などにお勧めです。
IH炊飯器
電磁力により金属製の内釜と干渉させ、内釜自体を発熱させる方式です。
底のみでなく側面からも熱が伝わり、強い熱でムラなく炊くことが出来ます。
また素材や厚さに関わらず、内釜自体が発熱するため、様々な種類の内釜があります。
手軽においしいお米が食べたい方にお勧めです。
圧力IH炊飯器
IH炊飯器に圧力鍋の機能を加えた方式です。
圧力を加えることで水の沸点が100℃以上になり、さらに高い熱で炊くことができます。
お米の芯まで熱を通し、ふっくらとした甘みのある炊き上がりになります。
冷めてもモチモチ感が損なわれにくく、お弁当などにも適しています。
他の方式と比べ高価でお手入れが必要なので、それでもおいしいお米が食べたい方にお勧めです。